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【ソニックアドベンチャー】攻略/感想/評価:ドリキャスのパワーを感じる作品 最大の敵はカメラワーク

投稿日:2018-01-12 更新日:





発売当時の中学2年。スターフルコンプという偉業を達成するほどハマった作品。19年ぶりにプレイ。

ソニックシリーズのレビュー
【ソニックフォース】
【ソニックアドベンチャー2】

ソニックアドベンチャーとは

ドリキャス本体発売の一ヶ月後、満を持してリリースされた目玉ソフト。なんとドリキャス史上最高売上。国内44万、全世界200万本以上。



シリーズ初、3Dアクション。
フル3Dの長大なステージを駆け抜け、新世代機のマシンパワーを見せつける。
「アドベンチャーパート&複数主人公のクロスオーバー」も特徴。

 

アドベンチャーパート


箱庭のようなフィールドを探索。フラグを立て、ステージ入口を見つけてストーリーを進める。


大きく分けると街、自然の2種類。電車で移動。
ソニック達が電車に乗り込むのはなんだか新鮮で楽しい。


一般人も暮らしてる。会話すると進行のヒント、サブストーリーっぽい話が聞ける。


モブがあまりにもマネキン。これが次世代機の力?

箱庭というアイデアは「スーパーマリオ64 」の影響がありそう。マリオはステージ間もテンポを損ねないが、本作は石を運んでステージを解放するような「おつかい」を強いられる。

進行の流れがわかりづらい。フラグ立てでムダにウロウロ。爽快なアクションゲーがやりたいのにもどかしい。
ハイスピード前提のステージと挙動が同じなので操作性が悪い。

不満の声が多かったのか、アドベンチャーパートは続編で綺麗に無くなった。


ストーリーに力が入っている。しかし子供向けな印象でイマイチ。
「エッグマンにカオスエメラルドをまんまと取られる→次のを取りに行く」の繰り返し。


ステージをクリアするたびデモシーン。カット不可。
その場立ちで喋るだけ。ほとんど動きがなく退屈。ムダに長くてテンポが悪い。違うキャラでも同じ状況で同じデモを繰り返し見るハメに。

 

クロスオーバー

1つの舞台と大きなストーリーを軸にして、6人の主人公がそれぞれの事情と目的を持って絡んでいく。


最初に選べるのはソニックのみ。ストーリーを進めると「なぜそういう状況になったのか」が気になるタイミングで他のキャラが解禁される。
6人全てクリアすると全体が理解できるという仕組み。

ソニック以外はオマケに近い。1ステージのボリューム、作り込みが比べ物にならないほど少ない。ステージ数も少ない。ソニック10ステージに対し、エミー3ステージ。

ネタバレになるが、6人全員クリアすると、7人目にスーパーソニック登場。ファイナルカオスと最後の決戦へ。
当時、攻略情報なしで真エンドにたどり着いたときは感動した。

■ソニック・ザ・ヘッジホッグ

おなじみ音速ハリネズミ。今回もいちいちセリフがカッケー。
ジャンプ中に敵やカプセルに向かって体当たりする「ホーミングアタック」、リングに突進する「ライトスピードダッシュ」、敵に突進する「ライトスピンアタック」が使える。
しかし突進技はいちいち溜めが必要な上、制御困難なので使うのは必要なときだけ。(2以降はワンボタン)。

■マイルス “テイルス” パウワー

ソニックの相棒。
尻尾飛行の機動力が凄い。地形を完全無視してショートカット。飛びすぎるとなぜか「うわぁー」と言って落ちてしまう。
これ大丈夫か?と思うぐらい棒セリフ。「うわぁ、やられた~」「うわぁぁぁぁぁ~」

■ナックルズ・ザ・エキドゥナ

ソニックのライバル。
滑空、壁つかみ移動、パンチ攻撃、地面掘りを駆使して360°どこでも移動できる自由度が売り。
レーダーを頼りに「マスターエメラルドのかけら」を3つ探し出す。

■エミー・ローズ

ソニックのガールフレンド。
いかにもアニメっぽいおてんば娘。可愛い。
巨大ハンマーを武器にして小鳥を狙うエッグマンロボから逃げる。

■E-102 “γ”

エッグマンが作った量産型戦闘ロボ。
ロックオンレーザーで制限時間を増やしながら進む。

■ビッグ・ザ・キャット

謎の太った猫。
尻尾つきカエルを釣り上げるのが目標。6人の中で最も異色な「釣りゲー」を強いられる。釣りゲーを求めてない上、釣りゲーとしての出来も悪いという二重苦。

 

ハイスピードアクション



シリーズの特徴である圧倒的なスピード感を3Dで表現。
目が追いつかないスピードでジェットコースターのようにかっ飛んでいく。スピードが乗っていれば壁はもちろん、天地が逆になっても走り続けることが可能。
ステージには3Dを活かした立体的なショートカットがある。

最大の敵=カメラワーク


爽快なのはエメラルドコースト、ウィンディーバレー、スピードハイウェイぐらい。他は2Dアクションと同じ「タイミング&ジャンプ」が基本。
アクション自体は簡単だが、「本作最大の敵=カメラワーク」によって難易度がハネ上がる。

コーナーやジャンプしたタイミングで突然回り込むようにカメラが90~180°グルンっと回転。見にくいどころの話じゃない。
アナログスティック操作も難しく、真っ直ぐ走るのも至難の業。


自キャラと進行方向をちゃんと映してくれない。距離感が把握しにくい。
さらに着地する直前にカメラがグルン。落ちると大きく戻されるか即死。戻されるぐらいなら死んだ方がマシだったり。


ピーキーな挙動なのに手すりがない狭い足場。オブジェクトや敵で立体的に弾かれて落ちるのがツラい。

謎のコースアウトでミスになることも多い。
順路を進んで風にのったらコース外に飛んでいって落下。ダッシュプレートにのったら〃。


順路がわからん。


後半ステージは面倒な仕掛けばかり。ストレスが尋常ではない。「このゲーム、キツいなぁー」と心の声が漏れてしまった。


特にヒドいのが「スカイデッキ」。画面が傾いて重力まで変化し、方向感覚がマヒ。スクショだけで酔う。


足場が落ちる「わからん殺し」。気づいてからジャンプしても間に合わない。ハイスピードで進むとまず落ちる。ここで何度ゲームオーバーになったか。

豊富なミニゲーム



スノーボード、カートレース、シューティング、など多数のミニゲームが組み込まれている。
まあソニック以外の主人公は丸ごとミニゲームみたいなもんだけど。


セガらしい、パンツァードラグーンを彷彿とするシューティング。カメラワーク、敵編隊と出現のリズム、ホーミングミサイルがそっくり。ツヴァイのEPISODE 6を思い出す。

関連記事→【パンツァードラグーンツヴァイ】

単調なボス戦



どいつもコイツもホーミングアタック×3で終了。逆にどうやったら負けるのか知りたい。


ソニック編ラスボスは硬い上、ムダに間をとるのでテンポが悪い。失敗すると最初のパターンからやり直し。面倒くさい。
倒した後の足場落としを食らってやり直しになったとき、さすがの自分もキレかけた。

 

まとめ

ドリキャスのパワーを感じる作品。
長大なステージをロードを挟まずハイスピードで駆け抜ける。これに当時は感動したし、今プレイしても見応えがある。

BGMも良い。スピード感があり、雰囲気も◯。ボーカルBGMが印象的。ED曲は今もしっかり覚えてた。

「面白さ」については凄まじい思い出補正があったらしい。
当時はスターをフルコンプするほどやり込んだ。しかし今の自分としては本作にハマることなど考えられない。「若いって素敵やん」

当時、中学校内でドリキャス持ってるのは自分以外で1人だけ。
その人はソニアド持ってたけどあまりやってない様子で、電車で通えるのに寮に入るような進学校の高校にいったのでゲーム自体やめてしまった。
だからゲーム仲間はひとりもいない、孤独な時代が数年続いた。ドリキャスとソニアドは自分にとって寂しい思春期の象徴。

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