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【ダイナマイト刑事2】レビュー/評価/攻略:遊びやすく万人向けになった刑事(デカ)

投稿日:2018-11-06 更新日:




はじめに

帰ってきた「Mr.ダイナマイト」


AC、サターンで発売された3Dベルトスクロールアクション「ダイナマイト刑事」の続編。

前作:【ダイナマイト刑事】


今度は豪華客船「BERMUDA」が前作のラスボス、ウルフ・ホンゴウ率いる海賊に占拠された!
前作の英雄ブルーノと米海軍特殊部隊SEALs隊員がテロリスト殲滅に向かう。


AC版の基盤は「MODEL2」。前作のセガサターン互換基盤「ST-V」からグラフィックが大幅に進化。
DC版はハード性能に合わせてMODEL2基盤にはない陰影効果や半透明描写を導入。


GD-ROMの大容量を活かした、ウルフ本郷がドアップになる誰得ムービーを追加。


家庭用ならではの充実のオマケ要素。
通常モードの「カリブの海賊編」に加え、高難度モード「激闘編」。さらに「百人組み手」「対戦刑事」「イラストギャラリー」「オンラインコミック」を追加。


今作でもラスボスを務めるウルフ・ホンゴウ。
古代バミューダの秘術による肉体改造でこんな姿に。額からエクトプラズム弾を連射。
肉体は変わったが頭の方は相変わらずで、今回もすぐ傍に大統領令嬢が隠れているのに気付かない。


なぜかまた人質になってしまった大統領令嬢、キャロライン・ヨーコ・パウエル (12歳)。
違うタイプのブサイクに進化。前作がお笑いブスなら今作はリアルブス。
多くのプレイヤーに「助けたくない」と思わせた性格は相変わらず。


(前作)

パロディを超えた独自の世界観


前作は完全に映画「ダイ・ハード」のパロディだったが、その雰囲気を払拭。
なぜか「カリブの海賊編」。パロディ路線から外れたことでデザイン・設定の自由度が上がり、おバカ要素がいい意味で悪化。


進化したグラフィックは前作のガビガビ・バキバキな絵に比べるとインパクトに欠ける。
しかしその分はデザインでカバー。テロリストとして、とかではなく単純に「変なキャラ」が出てくる。


海賊ということで口ひげ率が高い。サメ男、カニ男などコスプレしてる敵はもはや意味不明。
倒すと分身する「バミューダ族」なる謎部族も登場。


ボスは大半がデブキャラ。
近づきたくないので箱入り手榴弾で遠距離攻撃。卑怯に見えるが敵もニンジン(爆発物)を投げてくるので条件は五分。


3面ボスにいたっては巨大ダコ。一体何と戦ってるんだ。

爽快感を重視した難易度


前作はバカゲー要素と高すぎる難易度のギャップが激しいためプレイヤーがふるいにかけられた。
今作は爽快感重視の調整。とりあえずプレイするだけで楽しいゲームになった。


敵は硬いだけで攻撃頻度が低いため一方的にボコれる。
判定が緩いため攻撃を当てやすくアイテムも拾いやすい。
アイテムがゴロゴロ落ちてるので武器使い放題。後述する「パワーアップ」も頻繁に可能。

 

システム


「MISSION」選択で突入方法とステージの順番・構成が変わる。2・1・3の順で簡単。


ステージ内容も変化する。
同じシチュエーションでもギミック・敵・アイテム配置・背景が違うので面白い。


ステージの合間に入るQTE「CAUTION」は健在。


前作はステージが進むごとに服がボロボロになっていく演出だったが、今作はライフ量により脱げていく。

操作


基本システムは前作とほぼ同じ。
1レバー+3ボタン(パンチ、キック、ジャンプ)。

前作の移動は4方向、攻撃は横の2方向のみで動きが硬かった。
今作は斜めが追加されて全8方向。これによりステージをグリグリと自由に移動できる。
全方向にダッシュ可能、ショートステップ(ジャンプ2回押し)追加。
攻撃時は敵の方向に向いてくれるので攻撃を当てやすい。


テーブルやベッド等、高低差を追加。上ってきた敵に触れると自動で投げ状態になる。

・パワーアップ
新システム。「P」アイテム5つか「S」を1つ取ると30秒間プレイヤーキャラ強化。自動発動。
全攻撃の威力・攻撃回数強化。各キャラの得意技を強化した必殺技が使える。

・アイテム奪い
ハンドガンを持ってザコ組んだときキックボタンで敵にアイテムを計4回催促できる。
パンチボタンで「逮捕」して即撃破できるのは前作同様。

・回復アイテム
要所の敵を倒すとほぼ確実に出る。前作では雀の涙ほどだった回復量も増加。


前作では次エリアに持ち越し可能な武器はハンドガンのみだったが、
今作ではマシンガン・斧も可能。難所の対策が楽になった。

ハンドガン・マシンガン用マガジンは1種共用に統一。
「アイテム奪い」によって弾入手が容易。

操作キャラ


前作から「Mr.ダイナマイト」ことブルーノ警部が続投。シンディは抜けた。
新キャラのNavy SEALs隊員ジーン・エディーの2人追加で、計3人から選択可能。


ブルーノ・デリンジャー警部
帰ってきた「Mr.ダイナマイト」。バランス型で使いやすい。
武器取り扱いが得意で武器の威力・攻撃回数が多い。


ジーン・アイビー軍曹
スピード型だが攻撃速度が遅い。組み技が得意で投げコンボの威力・攻撃回数が多いが、組み技が有効なのは一部のザコのみ。
総じて扱いづらい上級者向けキャラ。


エディー・ブラウン伍長
バイ(ゲイ)らしい。ムエタイを用いた蹴り技が高威力・ダウンを取れる・攻撃速度が速い・回し蹴り系の範囲が広い・攻撃回数が多い、と何拍子も揃った強キャラ。
とりあえず初クリアにオススメ。

 

おわりに


遊びやすく万人向けになった刑事(デカ)。
ぶっ飛んだおバカ要素とちょうど良い難易度。何周でもプレイしたくなる良作。

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