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アクション PS1

ロックマンX5【攻略/評価】低予算のファンディスク? 1歩進めばエイリア通信

投稿日:2018-03-06 更新日:






前作「X4」は傑作なのに、なぜか黒歴史扱いの「X5」。
その理由はプレイすれば身にしみてわかる。

おすすめステージ攻略順とアイテム入手方法を紹介しながら、「X5」のどこが悪いのか、逆に良い部分はあるのか、という部分に迫っていきたい。

 





ロックマンX5とは

低予算臭

低予算の影響が前面に出ちゃってるOPデモ。
アニメムービーは当然無い。

これでも前作「X4」並に売り上げたらしい。
本作で会社が味をしめて、後の駄作2連発が生まれたのかもしれない。

 

会話デモはボイス無しの一枚絵。

ボイスはエックス(ダイナモとの1人2役)とゼロのみ。つまり声優は実質2名。
ボスの声がないのが寂しい。

 

BGMだけは良い。
特にユーロビートっぽい零空間ステージ3が耳に残る。

 

悪名高い「X5~7」を開発した第三開発部。
シリーズファンには「駄遺産開発部」と呼ばれている。

「駄遺産テキスト」
日本語が全体的におかしい。
幼稚園児向けの絵本のような、ひらがなの多さも気になる。

 

1歩進めばエイリア通信



ステージの各ポイントでステージ攻略のヒントを教えてくれる。
てか先のギミックのネタバレをさらっと言う。

内容は見ればわかることばかり。
過去作ではプレイヤーの「気づき」で達成感を得ていたようなことを、ご丁寧に説明してくれる。

初見で強制表示。
ノリノリで攻略中も問答無用で動きを止められ、チャージや特殊武器は効果終了。
配置が悪く、数歩進むたび表示されるような場所が多い。

 

特殊なストーリー進行

8ステージを選ぶだけの従来作とは違う。

 

目的は地球に落下するコロニーの撃墜。
撃墜する手段である「エニグマ(砲台)」と「シャトル」の二種類を完成させるために、各ステージボスが持つ部品を回収しにいく。

 

コロニー落下まで一刻の猶予もない状況。
そのため「制限時間」の概念がある。
開始時は残り16時間。ステージに入る毎に1時間消費。(コンティニューでは消費しない)

「制限時間」によって自由度が低く感じる。
1度攻略したステージに入っても時間が経過するため、アイテムを回収しにくい。
ストーリー的に前半がエニグマ、後半がシャトルという流れなので、エニグマ作戦中にシャトル部品を持つボスステージに行くと軽く怒られる。シャトル作戦中にエニグマ部品を持つボスに行っても同様。

 

エニグマ・シャトル発射は各1回のみ。
両方失敗するか16時間以内に撃墜できないと作戦失敗。

どちらも、いつでも発射可能。
成功率は完成度次第。一応、ゲーム開始直後でも低い確率で撃破できる。
ちなみに全部品を回収しても100%にならないので運任せ。
発射直前でセーブすればリセマラも可能というガバガバ仕様。

 

コロニー撃墜に成功・失敗した時点で特殊ステージが出現する。
よって8ボスステージ攻略は必須ではない。

作戦の成否やゼロの覚醒で展開が変化し、3種類のマルチエンディングに分岐。

失敗すると「コロニー落とし」ルートへ。
この場合、バッドエンドルート確定。ゼロが使用不可能になり、終盤「覚醒ゼロ」と戦う。

 

ダメな部分を突っ込みながらテキトー攻略

色々めんどくさいのでパーツ回収はスルー。

フォースアーマーで取れるアイテムだけ回収してさっさとクリアする方針で攻略


■ダブルヒーロー制

おなじみエックスとゼロの2人から選択。
前作は最初にキャラを選んでから最後まで変更できないが、本作は1ステージ毎に選ぶ。

ゲーム開始時、最初に選択した方のキャラは追加装備が使える。
エックスが使い勝手の良い「フォースアーマー」なのに対し、ゼロは「ゼットバスター」。

せっかく復活したゼットバスターだが、低威力、チャージ不可。撃てるのは接地時のみ。さらに展開によってはゼロが使用不能になるので使いどころがない。そのためゼロを選ぶ理由がない。

 

ライフアップが適用されるのは入手したキャラのみ。
両キャラ平等に使うより、どちらか1人だけ使った方が楽。
普通に遊ぶと、最初に選んだエックスをずっと使うことになりがち。

 

■複数のアーマー

前作までは頭体腕脚の4パーツで個別強化するシステムだった。

本作ではプログラムデータを1つずつ受け取り、4つ全て集めて初めてアーマーとして使える。(ゼロでも入手可能)

おそらく、低予算によるドットパターン削減の影響。
(個別強化の組み合わせより完成版1パターンの方が手間が省ける)

シリーズの醍醐味だった、段階的に能力を獲得していく楽しみがない。

 

「ファルコンアーマー」
空中を自由に動けるフリームーブはフリーすぎて地形を無視。簡単というより虚しい。
攻撃は迫力に欠ける「スピアチャージショット」と通常の特殊武器のみ。

「ガイアアーマー」
移動速度・ジャンプ力が低い。
チャージショットはプラズマショット並の威力。チャージが早い(中間チャージがない)ので連射可能。火力が凄い。
特殊武器は使えない。
入手に移動強化系パーツかファルコンアーマーが必要なので、使えるのは終盤。

 

2種のアーマーは個性を活かせばそれなりに強いが、結局は初期装備のフォースが使いやすいためアーマー入手の手間のわりに報われない。
フォースのグラは前作の使い回しなので余計萎える。
(本作の反省か、続編X6の初期アーマーは大きく弱体化した)

一応、ノーマルエックスも選べるがただの縛りプレイ。
ステージ選択時、ノーマルにカーソル合ってるのが腹立つ。



ホバー暴発するのホンマやめてほしい。

オープニングステージからいきなり難しいが、コンティニューは中間ポイントからリスタートなので安心。というか、残機の意味がない。

 

■テンポを損ねる新アクション

・ロープつかまり
つかみ中も攻撃可能。
ダメージを受けると落下するが、上おしっぱでつかみ直せる。

・しゃがみ
高めの攻撃を避け、地面沿いの敵に攻撃しやすいが、そんな状況はめったにない。
しゃがみながらの移動は不可。ダメージを受けると一時的に解除。

エックスのダッシュ、ロックマンのスライディングはしゃがみと移動を兼ねた攻防一体のアクションだから面白いのに……
シリーズの本質を忘れて迷走してるのでは。

 

クレッセント・グリズリー

ステージの順番はボスの弱点順。

最弱ボスのグリズリーからスタート。

 

・サブタンク
後半、爆発中のトラック先頭。
最速で前進して壊れる前に取る。

 

vs クレッセント・グリズリー

ボスの演出が酷い。
ボイス無し。ドット絵が粗い。アニメパターンが少ないのでぎこちなく、迫力もない。

しかし攻撃パターンの出来は良い。
豊富な動きにほどよいランダム性。
でもレベルが上がると……


■ボスレベル
ボスにはレベルの概念がある。
ハンターランクの高さ、攻略時間の長さに応じて上がる。高レベルボスを倒すと強化パーツを入手できる。

レベルの影響はボスの体力が増えるだけという手抜きっぷり。
ステージ攻略中は特に気にならない程度だが、終盤の8ボスラッシュ時はレベル最大固定でめちゃ硬い。

 

■ミッションレポート

プレイ内容によってステージクリア時にハンターランクを評価される。

エックスは「X2」の時点で特A級のはずだが初期ランクはなぜかB。

基準は全ステージ共通。
[クリアタイム、倒した敵数、被ダメージ値、ウイルスに接触回数]。

つまり「イレギュラーハンター」なのに敵を倒すほどマイナス評価
敵をスルーして一刻も早くクリアするというタイムアタックのようなプレイを求められる。

 

■DNAセレクト

ボスから手に入れた「DNAプログラム」で特殊武器やパーツを作る。
ライフ、エナジーの2種類から選択。ボスレベルに応じてアイテムが変化する。

残り8時間にしてから倒せば全ボスのアイテムを入手可能。

 

・エックス用おすすめパーツ

ショックアブソーバー [グリズリー・ライフ]
ダメージ半減

エナジーセイバー [マッコイーン・エナジー]
特殊武器の消費半減

ハイパーチャージ [クラーケン・ライフ]
チャージ時間短縮

スピードムーブ [ペガシオン・エナジー]
移動速度アップ

バスタープラス [ディノ・エナジー]
バスターのダメージアップ

アルティメットバスター [ローズ・ライフ]
バスターがチャージショット専用に
(特殊武器も)

 

タイダル・マッコイーン

ひたすらダルい。

ステージ全体が中ボス戦。
ずっと強制スクロール。これが眠くなるほど遅い。恐ろしくテンポが悪い。
中継ポイントまでダメージを与えることができないため、道中は逃げるだけ。

アイテムを取るには本ステージボスの特殊武器が必要なので2回クリア必須。
さらにエックスでライフアップを入手するにはファルコンかガイアアーマーが必要なので3回。

ここまでくると、もはやただの嫌がらせ。

 

BGMは名作「X2」クラブロスステージのアレンジというのも腹が立つ。
本作は過去作のオマージュが多い。
しかし低予算による使い回しに感じてしまうので全く嬉しくない。

 

マジでビックリするぐらい面白くない。

本作からエックスバスターが地形を貫通しなくなったので爽快感が無い。
敵弾だけ地形を貫通するのが理不尽。

 

vs タイダル・マッコイーン

ボス戦の最後は氷押し出しからトゲ即死。初見殺し。

 

vs ダイナモ

ここで新キャラ「ダイナモ」乱入。
実は今回の事件の実行犯。

かなりの重要人物なのに扱いが軽い。
次回作にも登場するが、新キャラのせいでさらに存在感が薄い。
X7以降、存在自体なかったことにされた。

なんだったんだこのチャラ男。

 

ボルト・クラーケン

前作の「ジェット・スティングレン」ステージのトラウマが蘇るバイクエリア。

 

開幕「READY」表示が消える前に穴。

地形がシビアすぎて攻略の遊びがない。
バイクの反応が悪いのも難しい要因。

中間ポイントが無いため1ミスで最初から。
最後の障害物ゾーンはストレスでハゲそう。

 

後半はギミック地獄。
プラズマショットが地形で消えるのもダルい。

 

vs ボルト・クラーケン

 

シャイニング・ホタルニクス

「どう見てもそれしかないだろ」
と言いたくなるエイリア通信。



■ウイルスゲージ

ステージ各所に出現する「シグマウイルス(ゼロウイルス)」に触れることでゲージが上昇する。

ウイルスに冒されるとエックスはライフエネルギーが徐々に減少。
ゼロはライフ全回復&一定時間無敵。

ストーリーの分岐にも影響するが、ウイルス出現数が少ないのであまり意識することはない。冒されても一定時間で解除されるので影響も少ない。
あまり機能していないシステム。

 

vs シャイニング・ホタルニクス


ボス4体倒してエニグマを発射するが失敗。

 

最後の手段、シャトル作戦の成功率を上げるために残りのボス4体を倒す。

 

ダーク・ネクロバット

プラネタリウムの処理落ちが欠陥品レベル。

・サブタンク
前半エリアの最後。リフト上からダッシュジャンプ。

 

・ライフ
後半の重力反転ゾーン。被ダメージ時の無敵時間を使って取る。
トゲ判定の納得感の無さよ。

 

vs ダーク・ネクロバット

弱点武器の食らいモーションが長くて退屈。
しかもボイスが無いので無音。

威力が低いのでバスターを使った方が早く倒せる場合もあるほど。

 

スパイラル・ペガシオン

・武器タンク
中盤の下がるエレベーター。足場が壊れる前に先に降りて取る。

 

・ライフ
後半の上りエレベーター。2段目の奥。

 

■レプリロイド救出

傷ついたレプリロイドに触れることで残機1アップ&ライフ回復。

前述の通り残機に意味がないのでありがたみが薄い。

 

vs スパイラル・ペガシオン

突進を食らって吹っ飛ぶとステージ端の穴に落ちて即死。

 

またダイナモ乱入。大技追加。

 

バーン・ディノレックス

・ライフ
マグマ噴出地帯、最初の穴の下。

 

頭出てるけど大丈夫?
下ルートはクリアできた試しがない。

 

vs バーン・ディノレックス

 

スパイク・ローズレッド

もはやハイスピードアクションの面影すらない。

 

とにかく初見殺しが多い。
普通にロープを伝っていくといきなりトゲが出てきたり。

 

vs スパイク・ローズレッド

 

8ボスを倒し、コロニー破壊せいこう!

 

謎のBL要素。

 

零空間

ここから難易度が急上昇。

硬派な高めの難易度が売りのXシリーズ。
しかし本作は難しさの意味を間違えている。


■ステージ1「起源」

トラウマ即死レーザー地帯。
(モチーフはロックマン2のクイックマンステージ)

少し引っかかるだけでアウト。初見ではまずクリアできない。というか何回やってもクリアできるか怪しい。

なるべく先の方でダークホールドを使い、途中の武器エネルギーを補給すれば最後まで安全にいける。

 

vs シャドーデビル

いやいや、強すぎるだろこれ。
見た目も音楽もトラウマ。

1ターンでサンダー1~2発しか攻撃できないので長期戦になる。

体が出現する前に上か下をダッシュで抜ける。
分裂攻撃、挟み込みは破片が集まっているほうの隅でひたすら壁蹴り。連射が甘いと食らう。体に当たると3割近い大ダメージ。

ワイリー戦車になったらまず突進をダッシュジャンプで避ける。後はチャンスタイム。


■ステージ2「哀愁」

道中はキツいというか、もう面倒くさい。
食らい抜けでテキトーに進む。

絶えず点滅する背景エフェクトで目が悪くなりそう。
背景グラフィックを作る手間を省いたせい。

 

vs ランダ・バンダW

赤目玉以外は溜めクレッセントショット。

「X1」のランダ・バンダよりのっぺりしてないか?

 

(X1のランダ・バンダ)


■ステージ3「覚醒」

見づらいワイヤーフレームのトゲ。

 

vs「ゼロ」

攻撃は地味だが火力が高い。
「X2」「X3」でフラグが立っていたエックスとゼロの対決が実現。
しかしあまりにも展開が唐突で燃えない。

元々は本作がシリーズ最終作になる予定だったらしい。だから終末っぽい雰囲気になってる。

 

付き合ってんのか。


■ステージ4「生誕」

前述の通り、8ボスがレベル最大なので非常に硬い。

 

「アルティメットバスター」が大活躍。
ボスの無敵時間が短いので火力がヤバい。
レベル最大ボスの体力もがっつり減る。

 

vs シグマ

初代を彷彿とさせる三角飛び。
後半撃ってくる衝撃波のダメージも大きい。

 

まともに日本語を使えなくなった(?)シグマは最終形態へ。

 

vs ファイナルシグマW

まず両腕を破壊。本体に当たり判定がないので、後はやりたい放題。

後半出してくる紫正方形は回避困難。自機の位置を追いかけてくるので左右に振る感じで。

ちなみに名前のWはワイリーのW。
この究極ボディを作ったのはワイリーらしい。
そのため外見がロックマン3のラスボス「ガンマ」に似てる。

 

死に際、シグマにトドメを刺したゼロ。
次作で何事もなかったように復活するのだが、それはまた別の話。

 

まとめ

良く言えば伝統のシリーズに新たな試みを多数取り入れた意欲的な作品。

ギミック要素の強いアクションはそれはそれで楽しめる。
面白いかどうか別にしてアーマー集めや開発パーツなどやり込み要素が多い。

低予算臭を受け入れてファンディスクだと思えばけっこう遊べるかも。
しかしエイリア通信のせいで二度とやりたくない。

さらに迷走する次作↓








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