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アクション PS1

ボンバーマンワールド【評価/レビュー】斜めにズラしただけでこの遊びづらさ

投稿日:2019-04-29 更新日:






サターンにはサターンボンバーマンという傑作がある。
ではPSには何がある?
ボンバーマンワールドがある。



斜め視点の次世代型ボンバーマン

プレイステーション初のボンバーマン。
1998/1/29発売。サターンボンバーマン(以下、サタボン)が1996/7/19なので1年半遅れの登場。

2Dグラフィックのボンバーマンとして極限の完成度を達成したサタボン。
PSではサタボンに対抗するように、次世代型のボンバーマンを持ってきました。

 

なんと斜め(風)視点。

立体は2面より3面見せた方が立体感が出ます。
立体感が出るとモチーフの情報量が増えて表情豊かに見える。
視点を斜めにズラしたことで、真上視点より豪華なグラフィックを実現しました。

 

キャラ・背景は全てプリレンダCG。
ここでも立体感を強調し、次世代をアピール。

実質2Dなのでむしろサターンの得意分野という気もしますが、細かいことは気にしない。
PSは3Dに強い!だからCGだ!

 

オープニングとエンディングは、サタボンのアニメと対照的なCGムービー。

 

斜めにズラしただけでこの遊びづらさ

操作がもどかしい

いつもの真上視点ボンバーマンに慣れているので、斜め視点の違和感が凄い。

慣れの問題かもしれませんが、操作がもどかしいのでストレスが溜まります。

位置関係を把握しにくいので「ブロックの合間に爆弾を置く」という基本動作すらもたつく。
斜めに伸びる炎や敵の攻撃判定もわかりずらく、隠れたつもりが体がはみ出てしまう。
思うように動けません。

違和感に慣れた上で、斜め視点ならではの面白さがあるかというと何も無い。
やってることはいつものボンバーマンです。

 

1人用モードのボリューム・質が低い

1人用モードのボリュームが少ない

全5ステージ。1ステージ全5面。
これだけ見ると普通ですが「通常面3面+ボス戦2面」構成なので、通常面はたったの全15ステージ。

しかも過去シリーズと比べて単調なステージが多く、1ステージの遊びごたえが少ないです。

斜め視点だと簡単な地形でもややこしく見えるため、地形は簡略化されギミックも少なめ。
最終ステージまでたいしたひねりもなく、淡々と進んでいきます。

 

ステージ内のクリスタルを全部取れば出口が開き、入ればクリア。敵を全滅させる必要は無いです。
速攻でクリスタルだけ回収すると数秒でクリアできることも。
元々ステージ数が少ないのに、1つ1つのステージが歯ごたえ無く終わります。

 

ボスの行動パターンが卑怯。

長い無敵時間の逃げパターンを連発。特に中ボスの空中逃げは頭にきます。
着地したかと思ったらすぐ飛び上がり、やたらと間をとる攻撃で時間稼ぎ。

リスタートは長いボス登場デモから始まります。このデモが本当に長い。ロード中かと思うほど長い。
そしてボスはまた無敵時間で逃げ続ける。
あまりにもダルいのでプレイが雑になりミス連発→毎回長いデモからリスタート。

やってられません。

 

特に酷いのがラスボスのバクラー。

こちらが爆弾を置くだけですぐ空中に飛んで時間稼ぎ。
火力を計算したムダのない動きにワープと空中逃げを併用。全く隙が無いです。
リモコン爆弾でも爆風を当てるのは至難の業。

 

人形の中ボスを倒すとボス戦に移行。

ボス戦前に乗り物が手に入りますが、ボス戦専用。通常ステージでは使えません。
一度ボスに負けると再挑戦時は乗り物無し。乗り物の存在感が薄いです。

 

ムリヤリ画面に押し込んだ感

このムリヤリ画面に押し込んだ感。
バトルステージが平行四辺形になったせいで左下・右上をカットされています。

プリレンダCGはドット絵に比べて背景に溶け込みやすいため、何が起こっているのかわかりずらいです。

 

一部のバトルステージに2層構造を導入。

ご覧の通り、斜め視点と相まって非常に見づらい。

 

まとめ:ボンバーマンとして出来が悪い

斜め視点は新鮮ですが、インパクトは少ないです。
そのわりに視認性・操作性で犠牲にしたものが大きすぎる。

たしかに慣れたら遊べます。
でもプレイヤー側にとっては慣れる労力に見合う恩恵が無い。
グラフィックの雰囲気が変わっただけで、新しいゲーム性や魅力が無い。

1人用モードのやりごたえがないステージ構成。卑怯なボス。
斜め視点を棚に上げても、ボンバーマンとして出来が悪いです。

 

やはりサタボンこそ至高↓








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-アクション, PS1

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