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PS3 FPS TPS

【バイオショック インフィニット 】レビュー/評価/感想:アメリカ例外主義をテーマにした考察しがいのある作品・・・で?面白いの?

投稿日:2018-07-01 更新日:





うーん、なにが面白いのかさっぱりわからなかった。

バイオショック インフィニットとは


独特なアートが魅力のFPS・RPGシリーズ3作目。
1960年台の海底都市「ラプチャー」が舞台の前2作から設定を一新。


舞台は1912年のアメリカ、謎技術で空中に浮かぶ都市「コロンビア」。
「アメリカだけが優れている」というアメリカ例外主義の理想を実現した街。人々は同じ人種、宗教、政治思想を持つ。
真ん中の彫像はコロンビアの支配者、謎の「預言者」カムストック。


フック船長のようなかぎ爪を空中を走るレールに引っ掛けて高速移動。美しいアートが見どころ。


主人公、ブッカー・デュイットは「エリザベスを連れ出してニューヨークまで届ければ借金を帳消しにする」という依頼を受けてコロンビアへ潜入。
不器用な男と世間知らずな少女が出会い、なんやかんやで絆を深めていく。

テーマはアメリカ例外主義

政治、宗教、人種差別、資本主義を風刺的に描く。


初代大統領、ワシントン。アメリカ独立宣言、ジェファーソン大統領。建国の父、ベンジャミン・フランクリン。神のように崇められてる。


わけもわからずお祭りのイベントに参加してみると、黒人女性とその恋人の白人男性に硬球をぶつけるゲームが始まった。


「ウンデッド・ニーの虐殺」
米軍第7騎兵隊が行った民族浄化。宗教儀式に熱中するスー族を「白人に対する反乱を企んでいる」と一方的な疑惑をかけて300人を虐殺した。
ところが英雄ホールの展示は邪悪なインディアンが白人を襲撃する内容に改変。


「義和団事件」
1900年に北京で起きた反乱。列強国との不平等条約に不満を持つ中国民衆の間で秘密結社「義和団」が勢力を拡大し、北京になだれ込んで外国人排斥運動を行う。列強国に宣戦布告まで行うが、約2カ月に渡る攻防の末鎮圧。
史実ではアメリカはそれほど関与していないが、ゲーム中ではコロンビアが中国まで飛んでいって大活躍。やりすぎたせいで合衆国政府とカムストックの関係が悪化し独立することになったという。

 

テーマが奥深い・・・で?


アメリカの歴史や思想を知るほど意味がわかる奥深い作品との評価を聞く。
ふむふむ、で?何が面白いの?

途中から何やってるのかマジでわからん


序盤こそ「エリザベスを助けに行く」というわかりやすい目的があるが、救出してからは状況に振り回されるだけ。並行世界や謎のキャラが絡んでどんどん話が複雑に。


平行世界を改変したあたりからマジで何やってるのかわからん。
やれって言われたことをやらないまま話が進む。
「反乱のための武器を調達してこい→武器屋が死んでる→生きてる平行世界へ」ここまではわかる。
「武器屋の様子がだけど工具があれば正気を取り戻すはず→工具入手→武器屋が死んでる→ファーストレディ号を取り戻せ」・・・武器の話はどこにいった?


そのうち人種差別や宗教の話なんてどこかへ飛んでいってしまう。後半は平行世界のSF話がプレイヤーそっちのけで展開。


ラストはこれまた急展開で唐突に終わる。

ヒロインが可愛くない


自分のような汚れた眼には40歳ぐらいのおばさんにしか見えない。その顔に子供の体がくっついてるので不気味。上から目線で意味深なことばかり言ってるしついていけない。


動きもディズニー風のバタ臭さ。


走り方が男前すぎて引く。


しいていうならショートカットの方が好き。

FPSとしてもイマイチ


一本道の典型的なレールシューター。「会話→次の場所に進んで戦闘→次へ」の繰り返しで単調。敵の種類も少ないのでウンザリしてくる。


空中都市は確かに美しい。しかし場所ごとの特徴に乏しく、場所自体の使い回しが多いので同じ所をウロウロしてる印象。けっこう早めに飽きる。


敵・地形に面白味がない。
銃を持った警官がなだれ込んできて、たまに人形やデカい奴が出てくるだけ。やたら固いので爽快感もない。


超能力「ビガー」は範囲攻撃ばかり。手榴弾の代用でしかない。


武器は種類が多いだけで似たり寄ったり。
敵は固くて鬼エイム、こちらは紙防御で自動回復がない。結局は遠くから顔をだして撃ち合うだけの凡庸なFPS。

 

まとめ

アメリカ例外主義は「つかみ」として取ってつけたようなテーマ。
化けの皮をはぎ取れば、ややこしいだけで何も心に残らないストーリーの凡庸なFPS。

傑作と評価してる人の大半は「知的な話もできるんだぜ」的なカッコつけじゃないかと思ってしまう。
そりゃそういうテーマに踏み込めば話題は広がるけど、ゲームの出来とはあまり関係ないのでは。

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