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スーパーマリオRPG【攻略/評価】夢のコラボ作品は期待を裏切らない傑作

投稿日:2018-04-16 更新日:






任天堂とスクウェア。
スーファミでヒット作を連発する2大メーカーの、夢のコラボで実現した作品。

任天堂の親しみやすさと、スクウェアのシリアスで骨太なファンタジー世界が融合。

FFやドラクエのような大作感はないけど、
双方の持ち味が上手く活かされた傑作。

発売当時は小学生。
パックンフラワーが歌い踊るCMをなんとなく覚えてる。

そんな思い出の名作の魅力を紹介。



夢のコラボ作品

スクウェアならでは美しいファンタジー世界と、マリオならではのほのぼのとした雰囲気とアクション性を併せ持つ。

両メーカーの持ち味を活かした、
ハイブリッドな作品に仕上がっている。

 

完全オリジナルのファンタジー世界

グラフィックは「スーパードンキーコング」のようなプリレンダCG。
間違いなくSFC最高峰のクオリティ

演出も豪華。
序盤、巨大な剣がクッパ城に突き刺さってタイトルが現れるシーンは、スーファミとは思えない美しさ。
ついじっくり見てしまう。

 

サウンドもSFC最高クラス。
質の高いオリジナル曲、マリオシリーズのアレンジが揃う。
サントラはプレミア化。Amazonで中古5万円!

作曲は「スト2」「聖剣伝説 LEGEND OF MANA」「キングダム ハーツ」などでおなじみの下村陽子さん。

個人的に好きな曲は「森のキノコにご用心」。
聖剣LOMのような幻想的な雰囲気でワクワクが止まらない名曲。

 

グラフィックはスクウェアっぽいシリアス調。
でもマリオシリーズのパロディーのようなギャグがあったりで、楽しげでほのぼのとした雰囲気。

 

武器はパンチ、シンバル、おもちゃの銃、ワンワン、フライパンなど、普通のRPGに比べるとコミカル。
マリオシリーズらしい親しみやすさがある。

 

一方、ボス敵は得体が知れず不気味。
そのギャップに引きつけられる。

 

斜め見下ろし型のクォータービュー視点
立体感を演出するため、斜め方向が軸になっている。

マリオシリーズらしく、フィールドでダッシュ・ジャンプなどのアクションが可能。
普通のRPGと違い、キャラが生き生きと跳び回る。

 

アクションを楽しめるように、ちょっとやりすぎなほどフィールドに配置された高低差と、シンボルエンカウント方式。

立体的なフィールドとシンボルエンカウントの組み合わせは、当時の最先端技術。

動き回る敵シンボルの下をくぐったりジャンプですり抜ければ戦闘を回避できる。
毎回アクションの腕が試されるので、何度やっても飽きない。

 

フィールドのアクションはお世辞にも快適とはいえない。

斜め方向が軸なので、斜め移動が必要な場所が多い。
スーファミの十字キーで常に斜め移動するため、左手親指が痛くなる。

位置関係を把握しにくいので、精密なジャンプを要求される場所ではイライラ。

 

どちら寄りでもない魅力的なキャラ

新キャラはマリオ風でもなければ、スクウェア寄りでもない。
独特の魅力があり人気が高い。

 

「マリオ」

頭より体が先に動くような熱血漢として描かれている。
一切喋らないかわりにリアクションが豊富。

この世界では、マリオは有名人。
ジャンプを見せるだけで「おー!」となるぐらい世界中で有名。

 

「マロ」

熱血漢のマリオを支える癒し系の相棒。

自称カエルだがどう見てもカエルじゃない。
カエル要素が一切ない。

 

「ジーノ」

「スターロード」を修理するためなるべく強そうな体、ヒーロー人形「ジーノ」に宿った夜空の世界の住人。

パーティーメンバーの中で異色な、知的でキザな二枚目キャラ。

 

「クッパ」

ラスボスに居城を奪われて少々ヘタレになってる。

部下の面倒見がよく、マリオにもなんだかんだで協力するジャイアン的ポジション。

マリオRPGで描かれるクッパの性格が、後のマリオシリーズに受け継がれている。

 

「ピーチ」

今まではさらわれるだけのピーチ姫が、おてんばキャラとして描かれている。
この性格も、後のマリオシリーズに受け継がれる。

 

「ブッキー」

ピーチ姫と結婚しようとする謎のヒゲ男。

性格が天然ボケを超えたぶっ壊れキャラ。
その壊れっぷりは狂気すら感じる。

 

「カジオー」

最終決戦まで一切登場しないラスボス。
倒しても結局何者なのかよくわからない。
不気味。

ラスボスだけあって、強力な全体攻撃と即死マグナムでパーティーを壊滅に追いやる強敵。

第二形態は強さと見た目だけでなく、
「ハンマーで自分の顔を叩いて変形する」という常軌を逸した行動が恐ろしい。

 

中身は本格アクションRPG

目押しが重要なバトル

コマンド選択式ターン制バトル。

タイミング良くボタンを押す「目押し」でクリティカル、防御(完全防御)が発生するのが最大の特徴。

目押しが安定すれば有利だが、逆に安定しないと厳しい戦闘バランス。

 

武器や技などによって目押しのタイミングが異なるのが絶妙の味付け。
武器を変えたり、新しい敵に合わせてコツをつかむ楽しさがある。

 

しかし、バトルの多くを占めるザコ戦で毎回目押しするのは面倒くさくてテンポが悪い。
そのため後に目押しシステムを導入したRPG作品は少ない。
(FF8のガンブレードなど)

 

スペシャル技で消費するMPはパーティーで共用。
目押しバトルに集中できるように、システムが上手く簡略化されてる。

 

レベルアップ時に「HP、物理、魔法」の3種類からボーナスを選ぶ。
育成の自由度が高いが、やり直しが効かない。

 

マリオのイメージどおり、RPG初心者にもプレイしやすい難易度。

とはいえ、ヤリドヴィッヒ、オノレンジャー のような強敵もいるので油断はできない。

 

■親切な仕様の数々

・全滅すると最終セーブに戻されるが、経験値・ステータス・コインなどは全滅時のまま。
さらにフィールドのアイテムが復活するので無限増殖できる。

エンカウントなしで敵を倒せるスターも復活する。
体当たりを繰り返すだけで経験値を荒稼ぎ。
レベル上げは簡単。

 

・戦闘不能は戦闘後HP1で自動復活。

・レベルアップ時HP全回復。

・消費アイテムを使うと、一定確率で「LUCKY!」とオマケがついて消費無しになる。

 

■強力なアイテムの数々

「ふっかつドリンク」
蘇生+全回復。しかも復活したターンに行動できる。
序盤から5コインで購入可能。

 

「レッドヨッシーエキス」
無敵になる。増殖可能。

 

「パタパタ勲章」
攻撃1、5倍+素早さ20。

 

「セーフティーリング」
説明には「一撃死をふせぐ」と書かれているが、実際は全ステータス異常&属性魔法を無効化。

基本的に装備品の説明がテキトー。
抽象的な感想で具体的な効果が一切わからない装備がある。

 

「こんぺいとう」
無属性200ダメージの全体攻撃。

 

「ひまんパタこうら」
当時、攻略情報なしで見つけた最強武器。そして防具。
「ひまんパタこうら」&「ゆうれいくんしょう」(ダメージ半減)を魔法防御の高いピーチに持たせると、どんな攻撃の被ダメも1になる。

 

豊富なやり込み要素

「やったことない人もやりつくした人も満足させます」

CMの売り文句に偽りなし。

 

1回取り逃すと終了のカエルコイン、ノーヒントのアイテム、世界中に散らばる隠し宝箱など、やり込み要素が多い。

アイテムコンプの最難関「スーパージャンパー」は目押しを100回連続で成功させる必要がある。

当時、一番できる同級生でも30回が限界だった。

 

バトルのやり込み要素は少なめ。
レベル30が上限で、レベル20超えたら強敵がほとんどいない。

隠しダンジョン的なものはない。
隠しボス「クリスタラー」を倒したら終わり。

 

「クリスタラー」

隠し最強ボス。

当時FFモンスターグラフィックを担当していた野村哲也氏のデザインのドット絵。
FF4ボス戦BGMが流れる。

1人だけ違和感が凄い。
戦闘前「我は知りたし、立体世界のひみつを!」と言うあたり、本人も場違いなことを自覚している模様。

 

好みが分かれるミニゲーム

ストーリー進行中、強制的にミニゲームをプレイ。

バリエーション豊富で一つ一つがしっかり作り込まれてる。
成績はストーリー進行と関係ないので、やり込みを気にしなければ気軽に遊べる。

ただ、やり込むなら前述の通り、1回取り逃すと終了のカエルコインがあったりして、自力攻略は修羅の道。

 

クッパ城は当時のトラウマ。

バトル、アクション、クイズ面が各2つ。
先に進むには4つクリアする必要がある。

 

アクションが苦手な自分としてはクイズ面は避けて通れない。

大人になってからこういうことで頭使わなくなったからツラい。

うう、頭が……

 

推理ゲーム。

うう、頭使いたくない……

 

 

まとめ

夢のコラボは期待を裏切らない出来。

クオータビュー視点とザコ戦の目押しは少々面倒くさいものの、
あの手この手で楽しませるアクション要素、手ごろなボリュームとサクサク進める難易度で今プレイしても楽しめる。

本作発売後、「FF7」「ニンテンドー64」発売を期に、スクウェアと任天堂の距離は離れていくのだった……

Wii・ WiiUのVC、ミニスーファミで遊べるのでぜひ。







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