ヤギゲームブログ

30代自称在宅イラストレーター男がちょっと深掘りして紹介する最新ゲーム&思い出のレトロゲーム

RPG SFC

ロマンシングサガ3【レビュー/評価/攻略】いくらやってもやり足りない!周回したくなる底なしの魅力

投稿日:2018-08-15 更新日:






どうも!何度プレイしてもハリードを主人公にしてしまうヤギです。

小学生だった発売当時、友達にアラケスマラソンさせて、フラグも立ててもらって…自分で何かやった記憶がありません。

でも大人になってからプレイすると、底なしの魅力がわかってハマりました。

本記事では、そんなロマサガ3の魅力をできる限りお伝えします。



ロマサガ3、底なしの魅力とは

SFC最高峰のグラフィック&サウンド

SFC後期ならではの美しいグラフィック。

特に敵のドット絵が凄いです。
アニメーションしない分、圧倒的な描き込み。緻密で芸術的。1枚絵として最高に格好いい!

 

この拡大に耐えるドット絵!
1ドットへの執念を感じます。

 

BGMは伊藤賢治さん作曲。

独特な音源で楽器で奏でているような味があり、耳に残る名曲揃いです。
中でもロック調の「四魔貴族バトル1、2」「ラストバトル」が人気。

主人公ごとに専用のBGMがあり、大半の街でその曲が流れるという凝った作りになっています。

 

フリーシナリオ

今でいうオープンワールドのような作りです。

・進行順が自由なメインイベント
・豊富なサブイベント
という構成になっており、自由度が高い。

オープニングイベントが終わった後、具体的な目的が曖昧なまま広大な世界に放り出されます。

メイン以外は全くこなす必要がないし、リターンが薄いイベントが多いので攻略のために強制されることもない。なんだかとっても自由な気分。

ちなみに、着手したイベントはメニュー画面で確認できます。

 

「四魔貴族を倒し、アビスゲートを閉じる」というザックリとした大目的があるだけです。

背景になっている、聖王と魔王の話も全然押し付けがましくない。「興味があったら考察してね」ぐらいのさり気なさ。

ちなみに、制作者いわく四魔貴族は「よんまきぞくでも、しまきぞくでも、どっちの読み方でもいい」らしい。

 

とりあえず世界各地を回って地図を埋めつつ仲間を探しましょう。

ピドナから船に乗るだけで序盤からほとんどの地域に行けます。
各地にフラグを持つ人が散らばっていて、話を聞くと行ける場所が増える仕組み。

 

マップの移動は地図で行き先を指定するだけ。

ワンボタンで屋内→街→フィールドマップへ画面が移ります。
画期的すぎて最初は戸惑いました。城内でメニュー開いたつもりが外に出ちゃったり。

 

主人公8人から1人を選択。

・誰を選んでも中盤以降~エンディングの展開はほぼ同じ
・主人公8人は非常に狭い範囲に住む人達。誰を選んでも序盤に合流できる

というわけで、主人公キャラに初心者向け・上級者向けとかは無いのでテキトーに好みで選べばOK(サラ以外)。

 

パーティーは5人+控え1人。
仲間になるキャラは30人。

ステータス固定、閃きやすい技に違いがあるためキャラの個性が濃い。
その個性を活かしたパーティー編成でいろんな戦術を組めるので、周回するたびに違う攻略が楽しめます。

キャラの加入離脱は自由(例外あり)。
離脱させるとキャラごとの固定場所に戻るので、話しかければ再加入も可能。

 

とはいえ初プレイでは、
「キャラが多すぎて誰を仲間にすればいいのかわからない」
と戸惑うかもしれません。

そこで、序盤から仲間になる強キャラを紹介。
下記のキャラを加入させれば、攻略が楽になることを保証します。

「ハリード」
主人公の中で初期HP最大、HP成長も良い。
武器レベル、腕力、素早さが高い。剣技が得意で体術にも向く。

「エレン」
見た目、能力値ともに強キャラ。斧、閃き適正を持つ体術、どちらも強い。

「ようせい」
腕力、素早さ、器用さが高い最強クラスの攻撃要員。
陣形「スペキュレイション」を習得できる。

「ロビン(本物)」
腕力、素早さが高いので体術にも向く。
蒼龍の術持ち+JP30で回復もこなせる。

 

クセが強い、コツがわかるほど楽しい戦闘システム

本作の特徴的なシステムを紹介します。
シリーズ未経験だと画期的に感じるものばかり。最初は全体的に意味不明ですが、徐々に慣れていきましょう。

・シンボルエンカウント

こちらが走ってる間はシンボルの姿が見えません。

適度にムラある動きで、上手ければ避けられる絶妙な調整。
囲まれながらスルスルと抜けたときが気持ちいい。脳汁出ます。

 

・閃き

技は戦闘中に電球マークで「ピコン」と閃きます。

技を閃く確率がかなり高いので作業的なプレイはありません。
序盤に戦える強敵で終盤まで通用する技を閃くことも可能。

技枠が全部埋まっていると閃かないので、何も閃かないときは枠を見直します。

 

「極意」

戦闘終了時ランダムに使用した技の極意をゲット。
極意を習得するとその技は黒字になり、封印しても消えません。
再び閃くこともないので技枠を節約できます。

 

・回復

初心者はまず回復の仕方がわからないです。
持ち物の傷薬だけでは回復量が足りません。

術を買うか、武器で閃く技を使います。適正のあるキャラなら効果アップ。
全体回復が無いので回復役は2人以上欲しいところ。

 

具体的な回復技はこちら

・パワーヒール (棍棒「生命の杖」)
小回復。3本入手できるのでこれだけでもクリア可能

・ナースヒール (小剣「ナイチンゲール」)
回復(小)+毒・混乱回復

・生命の水(玄武)
回復(小) +眠り・マヒ

・ムーンシャイン (月)
回復(中) +暗闇

・再生光 (太陽)
回復(中)+ステータス異常(石化以外)

・リヴァイヴァ (朱)
気絶時にHP全快復活

・陣形「玄武陣」
毎ターン8%自然回復

 

・「勝利の歌」 (槍「聖王の槍」)
回復技ではありませんが、補助として非常に強力。
WP消費たった3で仲間全員の腕力・魔力・素早さを一時的にアップ。
重ねがけ可能で、2~3回使えば9999ダメージ出せるほど効果大。

 

・攻撃技

術は仕様を理解している上級者向け。基本的に物理で殴る方が楽です。

分身技について

分身技カテゴリは
・技能レベルが15上がるたびに攻撃回数が増える
・直前の行動で依存したステータスに依存
という特別な性質があります。

詳しい計算は省きますが、
「技能レベルが高い、敵モンスターが強いほどダメージが跳ね上がる」
ことになります。

ボスが強くて困ったときは分身技を活用してみましょう。

 

「分身剣」(剣技)

・武器レベル30ぐらいで簡単に閃く
・使用制限が少ない。消費WP少なめ
・最強特技並の威力
と最強クラス。
「七星剣」(固有技で攻撃力60)を併用すればさらに凶悪です。

 

サガシリーズ初心者にオススメといわれる作品。

とはいえ、一般的なRPGと比べればクセが強い。
そのため難易度はコツを知ってるかどうかに大きく左右されます。

・勝利回数によってザコの強さが変わる
・戦闘終了後、HP全快で戦闘不能も復活

このような独自仕様なので、どのダンジョンも奥に進むことはできます。
しかし調子に乗ってズンズン進むと、前触れもなくケタ違いに強い固定敵に出会って瞬殺されてしまう。

何度もやられながら攻略可能な場所を覚え、自分なりの攻略チャートを作っていくのが本作の醍醐味です。

 

わからん殺しの多いゲームですが、どこでもセーブ可能
こまめにセーブできるので、理不尽にゲームオーバーになってもストレスは無いです。

また、一部の固定敵を利用すれば効率的に育成ができます。

 

「ロアリング道場」

ランス「聖王廟」の「つらい試練」に登場する固定敵ロアリングナイト。

高レベルですがLP攻撃しかないので序盤のキャラでも倒せます。
さらに戦闘後に回復してくれる上、何度も戦うことが可能。

そのため育成の相手に最適。
ここで数時間粘って育成すれば終盤まで苦労しません。

また、すぐ隣にはさらにレベルの高いレッドドラゴンがいます。

育成は「ロアリング先生で底上げ&回復→ドラゴン師匠で仕上げ」が鉄板。

 

荒削りの魅力

構想から色々削ったあげく残った豊富なシステム
なので、未完成な印象を残します。

マスコンバットやトレードは、バトルなしでラスボスに勝てるシステムを入れようとした名残らしい。

他にも練り込みきれずに残ったシステム・設定がちらほら。
具体的には下記のようなものです。

 

「コマンダーモード」

主人公を控えにすると、主人公が画面外から指示を出す形式で戦えます。

・「陣形技」という複数人技が使える
・HP・状態異常が自動回復
・「バックパック」コマンドでアイテムを自由に使用可能

守りが固くなりますが、各キャラのコマンド選択ができないのでダメージ効率は落ちます。
結局、自分で操作する方が楽しいからあまり使わないシステム。

 

四魔貴族を倒す動機付けがほぼ無い。

世界の危機が描かれる事は少なく、みんなのんびり暮らしています。

主人公達も四魔貴族の存在を知ってるだけで倒そうなんて考えていません。
そのため、いざ打倒に乗り出すイベントが唐突に感じます。

四魔貴族もやってることがバラバラで関係性が見えない。

 

魔王殿をテキトーに探索しているとアラケスに遭遇。
初見では意味不明です。

 

東方のように、大きいけどほとんど何もなかったりイベントが少ない地域も気になります。

終盤、東方のストーリー展開も唐突。
そのため当時から「未完」と言われていました。

 

期間限定だったり、進行がややこしいイベントがあります。

フラグを逃すと土地自体がキャラ・アイテムもろとも消滅して取り返しがつかないことも。

この粗削り感が良い!と思うようになったらあなたも立派なロマサガ3プレイヤー。

 

まとめ

いくらやってもやり足りない。
周回したくなる底なしの魅力を持つ名作。

自由度が高く、豊富な要素がありながら押し付けがましくない。
想像の余地があって不思議とキャラが立っている。
美しいグラフィック・BGMなどあらゆる要素が魅力的。
未完成感すらプレイヤーを引きつける。

正直、この時代のゲームって今は思い出補正で味わっていることが多いです。
でも本作はそういうの抜きで楽しめました。

発売当時はスルーして大人になった方に、ぜひプレイして欲しい作品。

 

以上です。

本作が気になった方へ次にオススメするのは、さらに荒削りな魅力でフロンティアを目指したこの作品↓







スポンサーリンク




スポンサーリンク

スポンサーリンク




-RPG, SFC
-

執筆者:

関連記事

MOTHER2 ギーグの逆襲【攻略/評価】とにかくオススメするしかない!

グラフィックばかりで中身スカスカなゲームにうんざりし、反動でレトロゲームを遊びたい気分。 そんな方に送る、スーパーファミコン(SFC)史上最高のRPGの1つ。 個人的にSFC最高のRPGは「マザー2」 …

RDR2 レッドデッドリデンプション2【レビュー/評価】圧倒的な作り込みで魅せるどんな一本道RPGよりも不自由な移動ゲー

賛否両論の超大作をプレイ。 結論から言うと、自分には合わなかった。 もくじ1 RDR2ってどんなゲーム?1.1 無法な時代の最後を描く1.2 広大なマップ&大ボリューム2 人を選ぶ作品2.1 「~につ …

クロノトリガー【評価/攻略】RPGにおけるひとつの時代の締めくくり

当時小学生の自分に、 「神が創りたもうた別世界がテレビ画面の中にある」 ことを教えてくれた作品。 今の時代「名前やBGMは知ってるけどゲームを遊んだことはない」みたいな人も多いかもしれない。 そこで、 …

新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL【評価/感想】キャラゲーの域を超えた傑作2D格ゲー

丹念に描かれたガンダムのドット絵が大暴れする格ゲーなんて、今でもこの作品だけなのでは? ガンダムバトルマスターでおなじみ、キャラゲーの域を超えた作り込みで有名なナツメ開発の2D格ゲーを紹介します。 P …

【ワイルドトラックス】攻略/感想/評価:SFC初の3Dレースゲー

もくじ1 はじめに1.1 本作の思い出2 凝った設計のコース3 ワイルドなマシン4 ゲームモード4.1 SPEED TRAX4.2 STUNT TRAX4.3 BATTLE TRAX5 おわりに はじ …