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【SS 名作】AZEL パンツァードラグーンRPG【評価/攻略】ただのRPGではない、唯一無二の「パンツァードラグーンRPG」

投稿日:2018-09-24 更新日:






サターンで1本選べと言われたら迷わずコレ!

発売前は「RPGにする意味があるのか?」「世界観を引き継いだだけの凡作じゃないか?」と不安でした。

でもいざプレイしてみると、当時中学生だった自分は「AZEL」に圧倒されました。
あのパンドラの世界がさらに輝きを増して広がっている!

なのに売上たったの11万本(前作は30万本)。
SS末期なので敗けハードムードが漂ってる上、せがた三四郎CMのせいで内容が伝わらないのが痛かった。

 

シリーズ4作全て名作なのに、現行ハードで遊べません。
でも「AZEL」は時代に埋もれるにはあまりにも勿体ない作品です。

なので、このサターン最後の輝き。セガが最後に放つ元気玉のような大作RPGの魅力を紹介します。

 

前作のレビューはこちら↓





AZELってどんなゲーム?

あの名作シューティングがRPGになった!

奥スクロールシューティングの名作、「パンツァードラグーン」シリーズ第3作。
シリーズ唯一のRPG作品。
1998/1/29発売。

 

オープニングから格好良すぎる!

何度見ても鳥肌が立つオープニングムービー。
とりあえずゲーム開始する前に3回見ましょう。

オープニングの段階で、本作がとんでもない仕上がりであることがわかります。
オープニングとアトルム戦BGMは前作の「遺跡」と並ぶ名曲。
他にもEDテーマ、各種戦闘BGMなど印象に残る曲をあげるとキリがないです。

 

パンドラの名を冠するだけあって、
ただのRPGではない、唯一無二の「パンツァードラグーンRPG」

独自システムの数々で、奥スクロールSTGのフィーリングをRPGで実現。

ドラゴンで飛ぶ浮遊感、スピード感、ロックオンの気持ちよさ、めまぐるしく展開する映像美。
独特のUIデザインやSEもパンドラの雰囲気そのもの。

RPGにありがちなフラグ立てや謎解きのもたつきも無い。とにかくスイスイ進行。
奥スクロールSTGの気持ち良さそのままに、ドラゴンで飛ぶ気持ち良さを維持してゲームが進みます。

 

そんな本作の特徴を大きく分けると以下の4つです。

・シリーズを完結させる壮大なストーリー
・圧倒的な映像美
・画期的な戦闘システム
・快適な移動システム

それぞれ詳しく説明します。

 

シリーズを完結させる壮大なストーリー

あらすじ

高度な文明が滅び、残されたわずかな人類が、自らの生み出した攻性生物たちにおびやかされながら暮らしていた時代。

帝国は攻性生物を駆逐するため旧世紀のロストテクノロジーを発掘。さらなる領土拡大のため諸国との戦争を続けていた。

そんな中、
帝国の警備傭兵、エッジは遺跡発掘現場で退屈な日々を過ごす。

 

ある日、発掘所内部で攻性生物が暴走。
エッジは手持ちの武器で応戦するが「血統書付き」といわれる純血種の手強い奴なので傷一つつけることができない。

敵の攻撃が頭をかすめて絶体絶命。
そのとき、エッジは崩れた壁面から衝撃的な物を目にする。

それは石版の中に埋め込まれ眠りに付く、攻性生物のような白と黒の外殻とドラゴンの尾のような髪を持つ少女。

 

一瞬少女に見とれたエッジだが、隊長の呼びかけで我に返る。
ランチャーを敵の足下に撃ち込み足場ごと落下させて攻性生物を撃退。
なんとか生き残った仲間達と遺跡の外へ。

そこに待ち受けていたのは友軍であるはずの帝国軍クレイメン艦隊。
その中の仮面の男ツァスタバが傭兵たちを問答無用で射殺。

銃で殴られ気絶したエッジは目を覚まし、石盤ごと少女を奪い去るクレイメン艦隊を追おうとする。しかしツァスタバに銃撃されて谷底へ転落。

一方、帝國の中心都市「帝都」でクレイメンの仕掛けが作動し帝都は壊滅。
しかし皇帝は特に気にする様子もなく、旗艦グリグオリグでクレイメン艦隊の追撃を開始する。

 

何百mも垂直落下したエッジだが、深い水に落ちたのと不思議な光で回復したことで一命を取り留めた。

谷底の先で出会ったのは伝説のドラゴンに似た攻性生物。
エッジは復讐を誓い、ドラゴンに乗ってクレイメンを追う。

復讐の念から長い旅を続けるうち、エッジはドラゴンの乗り手として旧世紀の遺跡「塔」に関わっていく。

 

クレイメンを追う展開が少々ムリヤリです。
隊長はエッジがドラゴン持ってることを知らないのに「クレイメン艦隊を追ってアゼルを取り返せ」とか。無茶言うぜ。

 

仲間を殺した宿敵ツァスタバはクレイメン艦隊の切り込み隊長。
ドラゴンのホーミングレーザーを回避する神がかり的な操縦テクを持つ。
この後もたびたび登場してゲスい笑いを聞かせてくれます。

 

外伝ではなく完結編

ジャンルを変えてみただけの外伝ではなく前2作直系の完結編。
前作「ツヴァイ」と本作は同時に開発が始まったらしい。

パンドラ世界の時系列は「2→1→Azel」。
時系列の最後ということで、過去作の謎が明らかになります。

 

中学生だった当時、メタフィクションネタが理解できずエンディングを見てもポカーンでした。

オープニングの最初は架空言語「パンツァー語」で話してるのに途中で日本語になる。そしてエンディングではまたパンツァー語に戻る。
これが「プレイヤーの介入」の表現だと知ったときの感動といったら。

 

メインストーリーだけでなく会話や書物に設定・謎のヒントがあります。
それらに触れることで余計な説明を省いてた前2作の理解も深まるのが嬉しい。

 

前2作を彷彿とさせる要素も。
ボロボロな姿で登場するガーディアンドラゴンや、前作のシェルクーフである「ゲオルギウス」が登場。

自分のドラゴンは、条件を満たせばブルー、プロト、スカイダートなど見覚えのある形態に進化できます。

 

ハヌマンもいるよ!(ツヴァイ3面のボス)

 

圧倒的な映像美

粗さを活かした油絵のような質感

サターンの画の粗さを逆手に取ったグラフィック。
まるで油絵のような質感で、粗さの中に想像力が膨らみます。

 

いまだに続編やリメイクを望むファンが絶えない作品。
ですが、オリジナルを超えるのはムリだと思います。
今どきのリアルなグラフィックだとこの味は絶対に出ない。たぶんHD化するだけで油絵のような質感が失われてしまう。

 

徒歩エリアは朝・昼・夜の概念があります。
独特の色味が良い雰囲気。

同じ昼間でも場面によって雲と光の具合が変化。
朝は徐々に明るくなっていくなど凝った演出が美しいです。

 

ワクワクが止まらないスケール感

旧世紀の巨大戦艦「メル=カヴァ」に接近するときのワクワク感。

シリーズならではのスケール感はさらにパワーアップ。
印象的な光景の連続で、映像美に圧倒されます。

 

少年が乗るドラゴンと戦艦クラスの巨大な敵が壮絶な戦いを繰り広げる!

前2作で培った映像作りのノウハウを存分に活かしたスケール感。

帝国軍やクレイメン艦隊が見せる、兵器運用の連携プレーも見どころ。
軍人達が必死の覚悟でドラゴンに挑むも、為す術なく落とされていく。
そんな敵側のドラマもこちらの気分を盛り上げます。

 

戦闘シーンはカメラがグルグルと回り込み背景が高速で流れる。
同じ攻撃でもカメラアングルが毎回変化。
ザコからボス戦までずっとこのテンションが続きます。

けっこう長めの攻撃モーションはスキップ不可。
敵が複数いると何度も同じ攻撃を見ることになるので面倒。
でもザコ戦の戦闘機会が少なく、レベル上げの必要も無いので気になるほどではないです。ダレる前に次のエリアに移行してる感じ。

 

リアルタイム描写のイベントデモ

とんでもなく密度が高い、太く短い作品。
10時間でクリアできるのにディスク4枚組。
ディスク1枚が2時間で終わります。

リアルタイム描写のイベントデモと、ムービーを併用。
粗いポリゴンですが、細かい仕草とボイスでちゃんと演技してるのでキャラの性格が伝わってきます。
会話はイベント以外もフルボイス。

「メタルギアソリッド」(1998/9/3)で浸透する前に、イベントデモを本格的に導入しました。
当時は「FF8」(1999/2/11)のようにまだムービー全盛の時代。時代を先どった演出です。

ちなみにイベント・会話ともにスキップ可能。押しつけがましくない所がパンドラらしくて素敵。

 

画期的な戦闘システム

シンクロナスゲージ&位置取り

「シンクロナスゲージ」

リアルタイムで自分と敵の行動ゲージが溜まる。
FFシリーズの「アクティブタイムバトル」に近いシステム。

最大でゲージ3本までストック。ストックすると、複数ゲージを消費する強力な技が使用可能。

メニューを開いているときは時間が停止するので、ゆっくり考えることもできます。

 

「位置取り」

目まぐるしくカメラが動く奥スクロールSTGの醍醐味を、RPGの戦闘へ見事に落とし込んだシステム。
ドラゴンと敵は、相手を中心にいつでも前後左右に場所を移動できます。

画面下中央の円形レーダーは4方向別の危険度を表示。赤・透明・緑の順に危険、緑は安全地帯。

向きによって敵の防御力が変化。特に大ダメージが入る弱点は見える位置で「WEAK」マーカーが表示されます。

弱点と危険エリアは同じことが多いので、赤色ゾーンは避けたいが攻撃するなら打って出るしかない。
安全地帯でゲージを溜め、隙を見て弱点に回り込み、一気に攻撃を撃ち込んだら急いで安全地帯に戻る。
このリスクリターンの駆け引きがリアルタイムバトルと噛み合っていて面白いです。

 

移動中はゲージが止まるので移動する側が不利。

こちらを赤ゾーンに入れようとする相手の移動を利用すれば、周り込む手間が省けるのでより多く攻撃可能。
相手のパターンを覚えるほど効率良く攻撃できるので上達を感じられます。

 

戦闘評価があり、評価が高いと経験値が増えたりアイテムをゲット。
ファイルに成績が残るのでやり甲斐があります。

ファイルは全ての敵・ドラゴンのモデルと細かい解説つき。
コメントに主人公の主観が入ってて面白いです。自分のドラゴンの解説は完全に思い出話だったり。

 

攻撃の使い分け

攻撃手段はドラゴンのレーザーと、エッジが持つハンドガン。
どちらかに耐性を持つ敵がいるので使い分けが重要です。

 

シリーズおなじみのホーミングレーザーは複数箇所への高威力攻撃。
近い敵から自動ロックするので任意の敵を集中攻撃できないのが弱点です。
複数敵はバーサクで一掃できるし、弱点にはショットを使うので活躍する場面は意外と少ないかも。

 

ハンドガンは1点にズババババ!と集中攻撃。
弱点に撃ち込むと効果音がめっちゃ気持ちいい。
合計火力はレーザーに劣りますが、弱点特効や攻撃力2倍の銃ならレーザー以上の威力になります。

 

「バーサーク」

いわゆる必殺技。
ゲージ2本とBP消費(MPに相当)。位置、敵の耐性・防御力に関係なく効果を発揮します。

一部のバーサークが非常に強力で、安全地帯からバーサク撃つだけでザコからボスまで安定。
BP回復手段が多く、戦闘回数が少ないので燃費を気にする必要も無いです。

「ツァーノス」という一定時間無敵という反則すぎる技もあります。
同様の効果を持つアイテムは1ゲージで使えるのでさらに強力。

 

タイプモーフィングで自分好みのドラゴンを育成

タイプは通常、攻撃、防御、機動、心技型の5種類。

5種類から選ぶのではなく、バランスを自由に配分します。

「防御力で耐えながら心技のバーサクをぶっ放すタンク型」「高い機動力で華麗に攻撃を避けながらレーザーを叩き込む戦闘機型」など、自由に戦闘スタイルを選ぶことが可能。
自分好みのドラゴンを育成できます。

カーソルを動かしてパラメータを増減させると、ドラゴンの形状がモーフィングで無限段に変化。見た目の変化も楽しい。

 

「攻撃・心技」「防御・機動」は対極関係。
片方を上げれば片方が下がる。

例えば、攻撃・機動に寄せればレーザー・ショット両方強くて移動が早いけど、脆くて低BPなのでバーサクで誤魔化しが効かないドラゴンになります。

タイプはレベルアップ時のステータス上昇やバーサーク習得順にも影響するので、最初に育成方針を決めておいた方が良さそう。

 

■タイプ別の特徴

・攻撃
特徴:レーザー威力が上がり、バーサク威力が下がる
レベルアップ:レーザー威力が大幅に上がる

・心技
特徴:バーサク威力が上がり、レーザー威力が下がる
レベルアップ:BP

・防御
特徴:防御力が上がり、移動速度が下がる
レベルアップ:HP

・機動
特徴:移動速度が上がり、防御力が下がる
レベルアップ:ショット威力

 

自分はいつも攻撃・機動全振り。
素早く周り込んで攻撃を叩き込むスタイル。

心技全振りでバーサクメインが一番楽だけど、やっぱり位置取りを楽しみたいのでレーザー攻撃を使います。

防御力は捨てていますが正直、ツァーノスで常時無敵にできるので防御力の意味がないです。中盤までも要所でツァーノスチップ使えば良いし。

ちなみに、BPは攻撃タイプでも終盤カンストするので心技タイプでレベルアップすると損。


ストーリー進行に応じてドラゴンが進化。
だんだん強そうな見た目になっていくので、次はどんな姿になるのかとワクワク。

その他、以下2種類の隠し形態が存在します。

 

Dユニット12個集めると進化する究極形態「ライトウイング」。

 

シェルクーフのレリーフからなんか可愛いの出てきたよ!

 

ライトウイングからラギと合体して進化する最終形態「ソロウイング」。
この形態を自力で見つけたときの喜びといったら。

中学生だった当時、ここからもっと進化できるんじゃないかとゲーム内の資料を読み込んだり、マップの端々まで探索したのはいい思い出。

 

快適な移動システム

飛行の浮遊感が気持ちいい

ワールドマップで地域を選択→探索ゾーンに入る形式。
行ける場所は進行度に応じた数カ所と少ないのですが、ちょっとしたサブイべが40近くあります。

 

フィールド移動は、
Bボタンで前進、方向キー上下で高度、左右で旋回。

動かすだけでフワフワと進む浮遊感が気持ちいい。
広大な開所が多いので自由に飛び回れます。

 

ランダムエンカウントで、右上のレーダーの色が赤・黄・青の順に危険。

全体を通して普通のRPGに比べて戦闘回数は少なめ。ボス戦の勝敗は立ち回り次第なのでレベル上げも必要ないです。

エンカウントが全く無い場所も多く、浮遊感を損なうことなくスイスイ進めます。
終盤なのにゾアの森下層はエンカウント無し。ラスダンでもほとんどザコ戦がない。
一方、やたらエンカ率の高い場所があったりしてメリハリが凄い。

 

早く地上に出て大空を飛びたい…

ゾア地下遺跡は変な機械に乗るので飛べない。ここの閉塞感がトラウマ。
やっぱドラゴンで飛ぶ気持ち良さが重要ってことに気付かされます。

 

複雑な場所もマップが親切なので迷う心配は無いです。
全体マップが入手できる上、通った場所を勝手に色づけしてくれる。

 

街は徒歩で探索。
視点が低すぎて見づらく、操作性が良くないので簡単な構造なのに迷子になります。

おそらく、ドラゴンの浮遊感と対比するために、地面から空を見上げるような視点にしているのだと思います。

 

ロックオンで快適アクセス

ロックオンカーソルでロックするとリアクションが発生します。

宝箱を空ける、仕掛けを動かす、NPCと会話するなど、主人公・ドラゴン共通で全てのアクションがこれ1本でこなせる。
簡単操作でパンドラらしさも表現してるのが素晴らしい。

 

主人公のロックオンは距離の判定があり、遠くと近くではリアクションが変化します。
近くでロックすると詳細な解説やイベントが発生したりと、異常なまでの作り込み。

部屋の装飾品や小物などロックできるものが多く、リアルな生活感が出ています。

 

ドラゴンはレーザー発射でオブジェクトを破壊。
ドゴッ!と破壊してアイテムを取る行動がいちいち気持ちいい。

進化してロックオン数が増えると壊せるオブジェクトもあります。
一度クリアしたエリアも、進化後に訪れると新たな発見があるのが楽しい。

 

ドラゴン・主人公ともに移動速度は遅め。
でもドアなどエリア移動ポイントにロックすれば瞬時に次エリアへ移動可能。
移動距離を短縮できるのでテンポ良くスイスイ移動できます。

 

物語の鍵になるキーワード解説

最後に、パンドラ世界の謎を紐解くキーワードを解説します。

 

「攻性生物」

旧世紀が遺伝子改造技術で生み出した生物兵器。
動物のようなものから、生物とはかけ離れたような奴まで種類は様々。
強靭な外殻や特殊な攻撃能力を持つ。

旧世紀が滅んでから数千年。長い時を経て攻性生物の多くは野生化した攻性生物は「変異種」と呼ばれる。
能力が低下してるので、人間にとっては普通の動物と大差ない。家畜化や狩猟の対象。

エッジが発掘現場で出会った個体のように、生物兵器としての能力を維持した攻性生物は「純血種」と呼ばれる。
機械的で洗練された姿で非常に高い戦闘能力を持つ。

 

「ドラゴン」

最強の攻性生物。
「人間は人間として生きる道を決めるべき」とした旧世紀の破壊派が仕組んだドラゴンプログラムによって発現した個体。
人間を管理する「塔」の活動停止を最終目標とする。

乗り手とシンクロし、成長を繰り返することで圧倒的な戦闘能力を持つ。
最大の特徴はホーミングレーザー。
他にもレーザーを使う生物はいるが、百発百中の誘導レーザーはドラゴンだけ。そのためドラゴンと互角に闘えるのはドラゴンのみ。

 

キャンプでドラゴンとコミュニケーション。
仲良くなるとバーサク(必殺技)が貰えます。

笑いかけたり撫でると「クォー」と鳴いて喜ぶ。
可愛いすぎるので、コイツが最強の攻性生物ってことを忘れます。

 

「調停者」

ドラゴンに選ばれた乗り手は調停者と呼ばれる。
エッジは後述する「絶対の客人」を内部に有していたため調停者になる。

調停者は超人的な能力を得る。射撃の腕前が正確無比になり、どんなに不安定な体勢でもハンドガンは百発百中。
ドラゴンの防御シールドがあるとはいえ、街ひとつ吹き飛ぶような攻撃を受けても平気。

 

ドラゴンの乗り手は知覚も強化される模様。
遠くから人物同士の会話を遠くから盗み聞きしたり。

 

「セストレン」

「人間を塔によって管理するべき」とした旧世紀の維持派が構築したプログラム。
塔や攻生生物、汚染された環境浄化を統括する。「世界のどこでもなく世界のどこにでもある」場所にある。

 

「絶対の客人」

世界管理の意志を無に帰す存在として語られているが、その正体は不明。
ゲーム開始時に名前を入力するけど主人公はエッジで固定だし、一体誰の名前なのか。

取説に「プレイヤー本人の名前を入力することをお勧めします」と書いてある…つまりそういうこと。

 

「アゼル」

旧世紀が生み出した人型攻性生物(ドローン)。
ある重要な役割を持っている。

髪型というか頭の形が特徴的。
棒読みだけどそれがドローンぽくて良い。(CV:坂本真綾)

最初はクレイメンの操り人形のようだったが、徐々に感情に目覚め始める。

 

アゼルといえば「ねらえ」。

掛け声の後にホーミングレーザーを乱射する「ビクシオマ」を撃ってくる。
このエフェクトとSEには衝撃を受けること間違いなし。

アゼルともに目覚めた「アトルムドラゴン」。
巨大な漆黒の姿はこちらのドラゴンより強そうで羨ましい。毎回アトルムばっかり新兵装積んできてズルい。

 

「K.F.クレイメン」

民間人でありながら帝国アカデミーを首席で卒業し軍内部の高官に上り詰めたカリスマ。塔やドラゴンの並外れた知識を持つ。
アゼルを遺跡から強奪し、帝国軍本部の帝都を吹き飛ばすが目的は不明。

正体は一作目の主人公「カイル・フリューゲ」説が有力。
時系列上の年齢、イニシャルが一致。

 

まとめ:セガサターン本体を買ってでもプレイする価値がある

端々まで作り込んだ壮大な世界と、しっかり噛み合った数々の斬新なシステム。
それにより、大空を飛び回る奥スクロールSTGのフィーリングをRPGで実現しました。

ジャンルは変わっても間違いなくパンツァードラグーン。
ただのRPGではない、唯一無二の「パンツァードラグーンRPG」

いつの時代も、何度やっても、良いものは良い。
セガサターン本体を買ってでもプレイする価値がある不朽の名作です。






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