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Steam PS4 レース

【redout】レビュー/評価/攻略:スピード表現に特化した史上最速レースゲーム

投稿日:2019-01-10 更新日:




「Race Faster Than Ever」

衝撃的なスピード表現


「Race Faster Than Ever」(これまでのどんなレースゲームより速く)を謳う超ハイスピードレースゲーム。
制作陣自らが「WipEout」「F-Zero」の後継者を自負している。

steam版の方が安いけど自分のPCではデモ版がカックカクなのでPS4版を購入。ダウンロード専用。

反重力レース:【ワイプアウト オメガコレクション】



このグラフィックは【Rez】以来の衝撃。
未来的なデザイン、派手でゴージャスなエフェクト、光と影のコントラストでバキバキ。コーナーを曲がるだけで色味が変わったり極端なエフェクト、強烈なモーションブラーが掛かる。

耳に残るテクノ系BGM。各ロケーションに2~3曲の専用BGMを用意。
ケイブ弾幕STG、鉄拳5~みたいな一昔前のアーケードゲームのに近い雰囲気がある。かと思ったら「ライアーゲーム」の旋律をそのままパクったような中田ヤスタカ風だったり。ちょい古なテイストがカッコ良い。

ライバルやオブジェクトやすれ違ったとき「フィーン」と気持ち良いSEが鳴る。凄いスピードを出してる感があってスリル満点。

姿勢、スピードに合わせて画面だけでなくBGMの調子も変わる。
操作とグラフィック・BGM・SEがシンクロしてかつてない陶酔感を生み出す。


フラットでカクカクな造形。あえてポリゴン数を少なく見せることでSFC・PS時代を彷彿とさせるレトロな味わいを表現。

SFCでポリゴン:【ワイルドトラックス】


気分はジェットコースター。
常に集中線が出てるようなスピードと上下左右へ立体的にうねるコース。
360°グルングルン回り、過激な演出で眼の負担も半端じゃない。1時間以上プレイしたらクタクタ。休憩には全く向いてないゲーム。
とはいえ、こう見えて絵作りが配慮されてるので見通しが悪くても流れに合わせて気持ち良く走れる。


機体は浮遊状態。「走る」というより飛行機が地面に吸い付けられてるような感じ。実際、ちょっと地面を離れるとはるか彼方へ飛んでいってしまう。
グリップもへったくれもない挙動だけど、かえってライン取りの重要さが際立つ。


壁やライバルにぶつかっときの減速は緩い。多少のミスは常時ガンガン溜まるブーストでリカバリー可能。けっこうラフに走れるのが嬉しい。
かといって大味ではなく、むしろ今まで味わったことが無いほどの繊細さと緊張感がある。やはり1時間もプレイするとクタクタ。

実は適度に壁にぶつけた方が速かったりする。頭文字Dのガムテープデスマッチのようにケツを軽く壁に当てて余った慣性を消すと良い感じ。
ただ張り付いてしまうとロスが大きいので壁走りでクリアできるほど甘くはない。

おそらく何度もリスタートすることになるが、ロードを挟まないのでテンポが良い。


コース上には宙返り、ジャンプ、チューブトンネル、ブーストステップなどのギミックがある。
マリカーのようなレース中のアイテム取得は無い。妨害系装備は目くらまし程度の効果なので弱い。そのためバトル要素は薄い、というか速すぎてライバルと絡んでるヒマがない。


日本語がだいぶ変だけど気にしない。
日本語とは無関係にUIがスタイリッシュすぎてわかりにくい。レースイベントが任意選択できることにも気づかないほど。
機体の基本性能アップグレード、色変更ができることに気づいたのはLV18までプレイした頃。

豊富なコース・機体


DLC込みで12ロケーション。1つのロケーションに5種類のコース。計60コースの大ボリューム。
レースイベントの種類も豊富。同じコースでも異なるルールによって全く違う印象になる。


砂漠、雪原地帯、ジャングル、海底、宇宙空間、VR空間まで。ロケーションは様々。


どの瞬間を切り取っても絵になる美しい背景。端々まで作り込まれてる。


機体は4クラス各7種類。凝った造形でどれもカッコイイので全機体欲しくなる。クラスが上がるとイカつくなるので燃える。


カラーとパターンの組み合わせは驚きの22×48=1056通り。
しかも機体それぞれの形状に合わせてパターンが入るという凝りよう。
ランダムでいじくり回すだけで楽しい。

いい感じに仕上がった!→レース中は意外と映えないな・・・作り直そう→いい感じに仕上がった!
この繰り返しで勝敗関係なく延々遊べる。

 

システム


壁にぶつかったりするとダメージが蓄積、限界を超えると機体が大破。コースアウトは1発大破。
復帰時間のロスは大きい。トップを走っていても1ミスでごぼう抜きされる。
耐久力は時間経過で回復。大破ギリギリになってもリスクを抑えて走れば挽回可能。

操作方法


・ステアリング:Lスティック
・スライド、ピッチ:Rスティック
・アクセル:R2
・ブレーキ:L2
・ターボ:L1
・パワーアップ:R1

右スティックをフル活用するのが最大の特徴。
スライド操作で飛行機のように機首を左右に平行移動。細かいテクについてはよくわからないけど、とりあえず両スティックを使うことで旋回力が上がる。


右スティックはスライドだけでなくピッチ操作(機首の上下操作)にも使う。
上り坂は下に入れて機首を上げてダメージ回避。上下に激しく動くコースでは縦軸も合わせた立体的な操作が求められる。


ジャンプ中はピッチ操作で飛距離を調節。これ重要。


制御次第ではターボブーストでかっ飛ばしながら強引に着地するような力技が可能。失敗すれば1発大破だが上手くいけばライバルに大きな差がつく。

武装


アクティブ・パッシブのパワーアップパーツ2種類をレース前に購入・装備。
それぞれ6種類。最大3回アップグレード可能。


シールド、リペア、ブーストなど補助系が多い。妨害系はCPUが使うのでウザい。


アクティブは「ターボブースト」ほぼ1択。
ブーストエネルギー最大時に使える強化ブースト。コントロール困難だが通常のブーストとは比べ物にならない圧倒的な加速。パッシブで回転率を上げ、長い直線が続くような場所を覚えて効果的に使えばコーナリングをサボったゴリ押しも可能。


機体は何でも良いけど装備は重要。
リーダーボードでランキングを確認して上位の構成をパクれば間違いない。

 

「Carrer」モード


シングルプレイのメインモード。
レースイベントをクリア(3位入賞)してポイントと賞金を稼ぎ、機体や装備をアンロックしていく。

レースは全7種。ライバルと競う普通のレースの他、最後尾の機体が脱落していく「アリーナ」「ラストマンスタンディング」、パワーアップで誤魔化せない「ピュア」、被ダメージ増大&回復無しのタイムアタック「インスタギブ」などルールが幅広い。
「ボス」は1ロケーション全5コースを通しで数周。4分を超える長丁場。ここまでくると集中力の限界、自分との戦い。

難しい


チュートリアルがわりのクラス1すら1位のペースがぶっちぎりで速いのでシルバー・ブロンズメダルの連続。
それでも3位入賞は初見でも可能。サクサク進むので「俺ってもしかして上手い?」と勘違い。


クラス2で早くも雲行きが怪しい。
いくら走り込んでベストを尽くしても先頭集団が遠ざかる。

しかし難しいからといって詰むことはない。
イベントは自由に選択できるので、クリアできるイベントを先に進めて貯めた資金で機体を強化、その後難イベントに挑めば楽に戦える。
ポイントを溜めるだけなら苦手なイベントはスルーして得意なイベントだけ回すのもアリ。(2回目以降、報酬半減)

途中リアイアでも報酬とポイントが入る。クラス4なら1回$7000も貰えるため、「ラストマンスタンディング」「インスタギブ」のようにリアイアが早いレースは何度もやってるうちにモリモリ溜まる。


本作がいよいよ本領を発揮するクラス3。
スピード域が上がり制御困難な上、ライバルが速すぎ。それ以上に目立つのがコースレイアウトの凶悪化。完走すら困難。


ノーマル難易度「レッドアウト」がキツいのでクラス3から難易度「ルーキー」に下げた。
しかしこれでも鬼のように難しい。ライバルのペース以外何も変わらないのでタイムアタックのような自分だけ走るイベントでは無意味。
あまりにもキツいので一通りやった後またクラス2に戻して遊んだ。


クラス4はライバル・周回数が増加。
DLCイベントが多いけどDLCは現時点で購入不可


ライバルが速すぎてレース系はほぼノーチャンス。
規定タイムが緩い「スピード」イベントが狙い目。すぐ終わるから稼ぎ効率も良い。

理不尽レイアウト


「これヤバくね?」と思うような場所がちらほら。


・ガードレールが無い
道のうねりが見えない、超スピードで眼が追いつかないのにアウト側にガードレールが無い。滑るように為す術もなく落ちていく。


・ジャンプ
ジャンプした時点で終わってることが多い。
軌道が悪いと飛んだ時点でコースアウト確定。空中でどうあがいても手遅れ。
コースに沿ってジャンプしたのに空中に配置されたオブジェクトにぶつかったりする。
中でも着地点が見えない・正面からズレた場所にあるパターンがヤバい。


・チューブトンネル
いきなり謎の筒状空間に放り込まれて方向感覚を失い、グルングルンと目が回るような回転が止まらない。そのまま出口であらぬ方向に飛ばされてコースアウト。初見で意味不明、てか何度やっても意味不明。

ガードレール、ジャンプに関してはコースを知らなきゃどうしようもない。チューブに関しては覚えてもどうしようもない。
それでも「スピードを抑えて修正の際ハンドルの戻しを小さくすれば安定するかも」とプレイヤーに対策を考えさせるなんともマゾい仕掛け。

 

おわりに


クラス3からの難度に全くついていけない。クラス4に到達した辺りでゲーム自体にヘトヘトでお腹いっぱい。
それでも買って良かった、遊んで良かったと思える作品。
新しいゲーム体験を求めている方にオススメ。

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-Steam, PS4, レース

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