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アクション ★★★★☆ PS4 RPG ニーア オートマタ

【ニーア オートマタ】攻略/感想/評価(10):ネタバレ無しレビュー 記憶に残る作品 秀逸なキャラデザとBGM 大胆な演出 ゲーム部分は雑

投稿日:2018-03-01 更新日:





ネタバレ無しでプレイしてほしい。

プレイ日記はネタバレあり→【ニーア オートマタ】(1)

良くも悪くも「オタク臭い」

正直、全体のノリは自分の肌に合わなかった。一周目でお腹いっぱい。

歳のせいにしてみる

歳をとって衰えたと思ったことは無いが(そもそも全盛期の力を発揮したことがない)、歳による趣味嗜好の変化は感じる。

オタク臭いといえば20代前半で初めて観た「トップをねらえ!」は自分の心にズキュンときたが、今見てもそこまで響かないだろう。心に耐性がついちゃってるから。
高校生のとき感動したFF10も今やったらたぶん心をスルーしていく。

もうね、新しい「最高」なんて滅多に出会えない。歳をとると。
最高だと思ってるクロノトリガー、AZEL、サクラ大戦3なども全部思い出補正といえる。

本作も10年以上前に出会っていれば心にズキュンと突き刺さったはず。
最高の作品になり得るってことはわかる。

 

記憶に残る作品

キャラデザとBGM


プレイする前は「眼帯美少女がワンピースで日本刀?これだから和ゲーは」と思っていた。
しかし2Bのビジュアル、声、華麗なモーションはそんな自分の心も解きほぐす力がある。

BGMは演出と完全にシンクロしており、曲が良いだけでなくゲーム音楽としても素晴らしい。

シナリオ

ゲームであることを利用した「メタフィクション」ネタがふんだんに盛り込まれており、小説や映画では味わえないような体験ができる。

周回(ループ)は本作のテーマでもある。
1周目は普通に遊ばせて、2周目で裏側を描いて物語に厚みをもたせ、3周目から怒涛の展開。
真エンドは「これは呪いか。それとも罰か。」というキャッチコピーに上手く収束し、他人に語りたくなるような余韻を残す。

ただ、シナリオから逆算したような背景設定になっており矛盾も感じる。ヨルハ計画なんて本当に必要か?
結局よくわからない部分も多い。アダムとイブとか、9Sの欲望とか。

 

ゲーム部分が雑

デモシーンや演出は凝ってるけどゲーム部分は雑。中盤以降はゲームがオマケのように感じるのでアクション要素が多めのRPGだと思うことにした。

アクション

ダンスのようなモーションでザクザク斬って、どこでも連続回避でキャンセルできるのが楽しい。

しかし目が悪くなりそうなエフェクトと点滅で疲れる。敵の攻撃に予備動作はあるが、画面が見づらく判定もよくわからないので被弾したときの納得感がない。

武器は多いがどれを使っても同じという印象。武器なんぞよりLV補正の影響が圧倒的に大きい。


敵の種類が少ない。小型、飛行、中型、大型ぐらいの違い。
ボスはだいたい玉。


横スクロールはカメラ引きすぎで何がなにやら。敵は全てスルーすれば良いというガバ仕様。


初見プレイヤーに容赦ない洗礼。
オープニングから最初のボス戦までノーセーブ20分、義体という設定を活かしたリトライシステム、唐突なバットエンド。


視覚・操作の快適さを犠牲にした演出が多く、コントローラーを投げたくなることも。

フィールド


独特の絵作りで美しいが、オブジェクトが少なくムダにだだっ広い。
特にやることがなく、アンドロイドの高速走りでズガガガガーと駆け抜けるのが楽しいだけ。
そのわりにイヤらしく配置された見えない壁&見える壁、絶妙に届かない段差。まるで迷路。簡素なミニマップの情報も少なくてイライラ。

お使いイベントで何度も往復したり、地形が途中で変わったり。とことん使い回す。
周回前提のシナリオは限られた制作リソースを誤魔化すのにも上手く機能している。

STG(シューティング)


縦、横、奥スクロールと視点をグルグル変えながら頻繁にやるハメになる。
これが全く面白くない。演出の一部として仕方なくやってる感じ。自分で状況を打破しているという実感がない。

背景と同化して見づらい&謎の当たり判定。斜めにパースがついている場面は非常に動かしづらい。

敵のパターンは最初から最後まで変化なし。凡作STGの1面だけずっとやってるような印象。スコアやアイテムも無い。

今の時代、STGは玄人好みのジャンルなので難易度を下げてシンプルにしたのだろう。


ハッキングもSTG。演出として重要かつ必須な要素となっている。
しかしゲームとしてはやはり面白くない。簡単すぎる消化試合が多く、パターンが限られているので飽きる。それでも敵が硬いから使わざるを得ないのがツラいところ。頻度も多すぎてテンポが悪い。

 

まとめ

ゲーム部分が雑なので爽快アクションゲーを期待した人はふるい落とされるかも。

しかしプレイ体験全体を大きく見れば短所より長所が際立つ。
演出やシナリオは話のネタにもなるし、やる価値はある。最後までプレイすれば時間を使ったことを後悔しない、記憶に残る作品になるのは間違いない。
和ゲーの今後を考える上でも重要な一作。

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-アクション, ★★★★☆, PS4, RPG, ニーア オートマタ

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