yagiのゲームブログ

最新ゲームからレトロゲーまで 攻略/レビュー/プレイ日記

★★★★☆ PS4 レース

【Need for Speed (2015)】レビュー/評価/攻略:親戚の家に連れて行かれたときの気分

投稿日:2018-05-06 更新日:




はじめに


PS4など次世代機向けのリブート作品。
ド派手なカーチェイスというよりは、堅実・確実に進化したNFSを体験できる。

ド派手な次作:【Need for Speed Payback】
nfsシリーズ:【シリーズ別リンク】


もはや実写と見分けがつかないフォトリアルなグラフィック。
ムービーからシームレスにゲーム画面へ移行したとき、リアルすぎて操作できることに気づかないほど。


舞台はロサンゼルスがモデルの架空都市「ベンチュラ・ベイ」。
市街地、峠、港、高速。色んなロケーションが揃う。

夕方~夜~朝まで時間帯が変化して景色が変わっていく。夜しかないだろうと甘く見てると驚き。
ただ変化は場所に依存しているらしく、場所によっては常に夜、あるいは朝。水滴のグラフィックを見せつけるためか妙に雨が多い。

せっかくの広大なマップだが、シナリオを進めるだけなら全体マップからファストトラベルを繰り返すだけなのであまり意味がない。

また、便利なファストトラベルの弊害でロードが多い。
ガレージから表に出る(1回目)→ファストトラベル(2回)→レース前デモ(3回)。
ガレージ→即レースできれば1回で済むのに。


ロード中だろうがレース中だろうがお構いなしに仲間からの通話が入る。
レース中は「今それどころじゃねぇから!」と叫びたくなる臨場感。
応答がL1なので運転操作の邪魔にならないのが◯。

相変わらず車内視点はない。走り屋の雰囲気を味わうゲームなだけに勿体無いところ。
視界が狭まると危険なゲーム性なのであえての仕様か。

 

車のカスタム


ラインナップは計51車種。
ハイスペック車が薄い。ヴェイロン、ゾンダ、エンツォなど乗りたい車が無い。
ランボルギーニを抜いたらほとんど何も残らないような印象。
チューンすればどの車もモンスターになるので選択肢は多いが、購入画面を右端まで移動した時「ここで終わり?」と寂しい気持ちになる。


どの車もユーザーが投稿したカラーを使用できる。格好良いものからネタ系まで揃う。
手軽に色々試せて格好良くできるのが嬉しい。


カスタマイズを弄ると「ガチャガチャ」みたいなSEが鳴って楽しい。
しかし一覧が無いので使い勝手は悪い。並び順もわかりずらいので左右に繰り返しスクロールするハメに。


常勝してカスタムするうちに600馬力超えのモンスターシビックになった。


貯めたお金でノーマルのスペック最強、アヴェンタドールを購入。さっそくカスタム。
ところがノーマルが速い車ほど伸びしろが無い。伸びないどころか弄ると加速が落ちて逆効果になることも。
それでもパワーだけはグングン伸びて1000馬力超え、100m2秒切りの現実離れした車が完成。


大迫力すぎて音量を下げるほどの甲高いエンジン音。
1000馬力のせいかセッティングで足回りを固めたはずなのにグニャグニャ滑りまくる。アクセル踏むだけでスピンモード。
開き直って滑らせることにした。するとドリフトからレースまで、どんなイベントも対応できる神マシンに仕上がっていることが判明。


後で気づいたが、硬くしたつもりがリアを最大まで柔らかくしてた。どうりで滑るわけだ。
このUIが紛らわしすぎる。なんでフロント・リアの調整方向が逆になってるんだ。

 

実写ムービー


ゲーム開始、さっそく実写ムービー。nsfらしくて良いですな。


主観視点の実写ムービーでシナリオが進行。
ゲームの実写ムービーは本編から浮いて安っぽくなりがち。しかし本作のムービーは力作で、じっくり観れるクオリティがある。珍しくカットせずに全部観た。


どうやら主人公(自分)はこの人達の仲間になったみたい。
まるで親戚の家に連れて行かれたときのような気分。
ちなみに自分は仲の良い親戚が1人もいないコミュ障。


3台の中から最初の車を選ぶ。BRZと迷ったけどシビックを選択。
ムービーに自分の車が反映される。つまり車はリアルタイムCGで合成されてる。
実写と混ざっても全く違和感が無いのが凄い。

 

5種類のレースイベント


レースイベントは5種類。
各々の求めるものは違うが、やることは大差ない。スピードかドリフト、あるいはその両立。

・アウトロー:警察ともめ事
・スタイル:ドリフト、ジムカーナ
・ビルド:車のチューン
・スピード:速さを求める
・クルー:仲間とつるんで走る


どうも納得いかないクラッシュ判定。
高速だと側面をぶつけただけでアウトだったり。「えっ?今ので?」みたいなことが多い。
ダントツでトップだったのに疑惑の1ミスでごぼう抜きされて最下位。

レースやスプリントの難易度は緩いがリスタートでレース選択前に戻されるのがツラい。クラッシュで即やり直しなることが多いだけにリスタートのテンポは重要。

コースは覚えれば良いが、対向車はランダムなタイミングで走ってる。
見通しの悪いカーブから飛び出してくる対向車、急な右折は避けようがないので自分のミスとは思えないクラッシュがたびたび発生。
まあnfsをプレイするからにはそういう不確定要素も受け入れるしかない。
ちなみに自分は大学生のとき、右折してくる車と原付で事故ってから運転をやめた。

他のプレイヤーとも何回か正面衝突したけど、これって相手も吹っ飛んでるんだろうか。だとしたら申し訳ないことをした。


道を間違うと最悪。復帰するまでのタイムロスがクラッシュの比じゃない。


ドリフトの得点は「スピード×キレ角」。
全開からのスピンで高得点が入る 。スピン→スピンで得点2回もらえたりもうめちゃくちゃ。逆に綺麗なラインで決めても得点にならない。
2台の車で行う「連結ドリフト」も判定が甘く、ちょっと近くで単独スピンするだけでがっつり得点が入る。

ドリフトがシビアだとクソゲーになりかねないのでこれで良いのかも。


「アウトロー」は警察絡みのイベントが面倒。
「200馬力以下の車で5分逃走しろ」という面倒なミッションでシビックを再び購入。

しかしいくら走っても警察が出ない。わざわざ警察署の前で違反行為を繰り返したけどダメ。40分ぐらい街を破壊したり記念撮影しながらウロウロ。危うく寝落ちするところだった。
新車だからマークされてないってことだろうか。


5分間ずっと分離帯をグルグルしてようやく警察が登場。
本作の警察はバカすぎ。逃げ切るのも簡単で、ちょっと本気で走るとあっという間に消える。

ボス戦へ


イベントをクリアするとそれぞれのシナリオが進み、最後は各分野の実在するカリスマが登場。
「ビルダー」ボスはなぜか「さん」づけの中井さん。棒読みが気になる。
ケン・ブロックと並んでボス扱いだからあちらでは有名な方?
※中井啓さんはポルシェのカリスマビルダー


中井さんとのバトルに勝利して「ビルダー」クリア。
スタイルごとに複数のシナリオが展開するが、ゴールがさっぱりわからん。
最後らしい所まで進めても特に事件もなく、盛り上がりもなく。
どのスタイルも「俺たちの走りはこれからだ!」みたいな感じで終わる。


「スピード」ボスは究極のボルシェコレクター、マグナス・ウォーカー。


「スタイル」のボスはあのケン・ブロック。


ジムカーナはわかりにくい道でドリフトの得点とタイムを両立する必要がある。
ケンとの最終戦は何回かやり直してようやくクリア。前半の峠道でドリフトを稼いで、その後はタイム重視で流すと良い。


「クルー」最終戦はドリフト界の有名ドライバー集団、リスキーデビル。


連結ドリフトは相手のスピードが速いのでペースが遅いと置いていかれる。
そのため今回ばかりはいんちきスピンで稼げない。
今まで無双してきたドリフト仕様アヴェンタドールでギリ。


「アウトロー」最終戦もクリア。
ボスの諸星さんに走りを認められた。これまた棒読みが気になる。
※諸星伸一さんはランボルギーニのカリスマビルダー


全シナリオクリア後、最終イベント「ドリーム・チーム」出現。
ボス勢揃いの長距離バトル。楽勝ムードだったが、クラッシュで順位を落としてそのまま終わってしまった。


まま、さっきのはドリフト仕様だから。
グリップ全振りのGTRで再戦。しかし走りにキレがない。安定感はあるけど曲がらない。
それにしても、この1000馬力超えのモンスターマシンについてこれるとは。自信があっただけに少なからずショックだぜ。

このゲーム最初で最後の苦戦、初めてガチで戦ってる気がする。
てかハンデターボが効きすぎ。こちらのペースに合わせて異様なスピードで追ってくる。


ドリフト仕様アヴェンタドールに戻して再び挑戦。
毎回惜しいところまで行くが、ゴール前でクラッシュしたり道を間違えたりの凡ミスで台無し。集中力の限界か。
5回目、いよいよトリガーを押す握力も無くなってきた。ここで決めないともう無理かもしれない。


うおー!やったどー!
また道を間違え、何度もクラッシュしながらも最後まで諦めず走りきって1位フィニッシュ。
今回は相手のペースが遅かったような。運ゲー?


大きな事件も展開もなく、なんだかよくわからないままエンディング。
「今までの頑張りは一体何だったんだ」感が凄い。

個性的な登場人物それぞれが背景やフラグを匂わせるが、シナリオに絡むことは一切ない。
ムービーをカットせずに観たことを少し後悔。

 

おわりに


実写と見間違うようなグラフィックは体験する価値あり。

リアルタイムに飛び込んでくる通話も臨場感たっぷりで最後まで楽しめた。
実写ムービーも面白いのでついやめ時を見失う。でもシナリオにはあまり期待しない方が良い。

本作最大の売りであるオンライン要素は全くやってない。
てかnfsで殺伐としたオンライン対戦なんてやりたいか?

スポンサーリンク




スポンサーリンク

スポンサーリンク




-★★★★☆, PS4, レース

執筆者:

関連記事

【ガンダム戦記(PS2)】攻略/感想/評価:ボタンを押すと伝わる「本物」の感触

単調さとボリュームの少なさで当初は凡ゲー評価。しかし素性が良いのでやりこみ派プレイヤーに再評価された作品。 もくじ1 ガンダム戦記とは1.1 挙動1.2 グラフィック2 基本テク ガンダム戦記とは 自 …

【GOD OF WAR III Remastered】攻略/感想/評価:「よくぞヘリオスの頭をもぎとりましたね」プレイヤーの倫理観をぶち壊すクレイトスさんの復讐劇

久しぶりにプレイ。はたしてPS3で体験した感動はよみがえるのか。 続編:【GoW ゴッドオブウォー (PS4)】 もくじ1 GOD OF WAR IIIとは1.1 ギリシャ神話1.2 復讐の鬼、クレイ …

【デッドオアアライブ】攻略/感想/評価:お色気3Dの開拓者 中身は本格派格ゲー

AC、SS、PS版それぞれに特徴があるので個別にレビュー。 次作→【デッドオアアライブ2】 もくじ1 AC版1.1 システム2 SS版3 PS版 AC版 初めてセガ以外の会社がMODEL2基板を使用。 …

【SC6 ソウルキャリバー6】(1)レビュー/評価/攻略:これぞ求めてたキャリバー 文句なしの良作

youtubeチャンネルに対戦動画上げてます:【yagi game】 【シリーズ別リンク】 もくじ1 はじめに1.1 これぞ俺の求めてたキャリバー2 システム2.1 新システム2.2 簡略化3 おわり …

【ゲイルレーサー】レビュー/評価/攻略:誰も得しない改悪移植 これでリッジに対抗するのはムリ

もくじ1 はじめに2 AC版から大幅劣化3 おわりに はじめに 1994/12/2発売。本体発売(11/22)から2週間で登場した記念すべきセガサターン初のレースゲー。 翌日発売のPSロンチタイトル「 …