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★★★☆☆ 対戦格闘 dc

【バーチャファイター3tb】攻略/感想/評価:シリーズの異端児 先駆的なシステム DC移植の出来が残念

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VF3tbとは


テクスチャマッピング、シェーディングが進化してカクカクだった表面が滑らかに。
当時、新キャラ「葵」の演舞デモを見た人は驚愕したという。


(VF2)


申し訳程度の残像エフェクトがついた。


正直、前作より格好悪いと思う。マネキンみたい。

BGMは風の音のようなアンビエント(環境音楽)を取り入れたオシャレ系。落ち着いているというかダルい。耳に残る曲は少ない。

 



さすがにこの時代になるとCPUがおとなしい。中段連携や下段キック連発で最後まで進める。

 

新システム


アンジュレーション
通称「アンジュ」。ステージが4角形から起伏のある変化に富んだ形状に。高低差によって有利不利、ダメージが変わる。リングアウトの演出も様々。


とりあえず四角いリングを置いただけのVF2とは違う変化に富んだ力作ステージ。見た目は非常に豪華。
しかしアンジェは次作VF4で廃止。同じように起伏を取り入れた鉄拳4は開発者からも失敗作の烙印を押されてしまった。

 


エスケープボタン
軸移動の導入。ボタンガードの時点で難しいと言われてるのに、防御行動でボタン2つはとっつきにくい。
軸移動システム自体は後にレバー操作が主流になり、3D格ゲーには欠かせない要素になる。

 

シリーズ経験者と初心者の差を埋めて敷居を下げるはずだった新システムだが、とりあえず3ボタンでシンプルに動けるVF2から要素が増えたことでプレイヤーはふるいにかけられた。

VF2から全体的に動きがモッサリになりステップも遅い。ダメージが全体的に減少し、ジャッキーの膝サマーでも3割しか減らない。ゲームスピードが落ちたことでVF2の熟練プレイヤーも離れた。

またゲームバランス調整のための度重なるバージョンアップのせいでABCDの4バージョンが混在しゲーセンとプレイヤーは混乱。


そんな状況を打開するべくリリースされたのが3tb。3の1年後、1997年9月稼働。
tbはチームバトルの略で、3on3の団体戦が特徴。同キャラ×3も有り。CPU戦では元のキャラが少ないため同キャラが何度も出てきてウンザリ。

強引というか安直なアレンジだが、1回3キャラが使えるお得さとチームプレイが盛り上がる仕様が功を奏して都市部のゲーセンでは2後期に匹敵する人気になった。

 


キャラランクはカゲが最強で、初心者向けのジャッキーと上級者向けのアキラが続くらしい。


葵、シュンは最弱候補。


3の新キャラ「鷹嵐」。関西弁でガラが悪い。勝利画面で「このボケェがぁ」と怒鳴る姿に嫌悪感を抱く。
力士の表現はグラフィック的にもモーション的にもこの時代の技術では厳しかったのか。まるで肉塊のモンスター。妙に頭部が小さくてプロポーションがおかしい。

中国まで取材に行った中国拳法と違い、相撲の取材は甘い。
相撲のことを知らない人が作ったとしか思えないモーション。体の軸がないようで力感が無い。
そもそもなぜ土俵入りで使う「化粧まわし」で戦ってるんだ。

力士の表現は特別難しいのかもしれない。5fsの鷹嵐でもまだ違和感が凄い。しかも1人だけ最重量扱いでシステムが若干異なるため対戦相手に「つまらない」と言われて踏んだり蹴ったり。

 

DC移植


tb稼働1年後の1998年11月27日、ドリームキャスト本体(DC)と同時発売。
移植は「元気」に外注。看板タイトルなんだから自社で作ってほしい。

家庭用の追加モードがないどころか対戦モードが無い。2P対戦は乱入のみ。メニューが無い。キャラ交代時のロードが長い。勝利画面の文字がキャラの顔に被る。ロンチに合わせて無理に作ったのが丸出し。


(AC)


(DC)
体の凹凸が変。特にパーツのつながり、関節周りが不自然。
AC版からモデリング見直し、ポリゴン数減少。背景のテクスチャが粗い。色味が浅い。一言でいうとキレが無い絵。当時のゲーム誌では「アケ版より発色が良い!」とか言って誤魔化してたような。

DCのパワーを見せつける役割は果たしたが完全移植とは言い難く、対戦モードが無かったり長いロードのなど単純に家庭用ゲームとして出来が悪い。本作でDCの信用が最初から怪しくなった。

 

バーチャ3の思い出

中3とき家族で行った姫路セントラルパークのゲーセンコーナーにバーチャ3があった。1クレ200円で手が出ないから後ろでベガ立ち。
当時、ひそかにジャッキーの膝サマーで天下取れると思ってた。無知だから。

数年前にセントラルパークに行ったらビデオゲームは跡形もなく姿を消していた。
まあ当然といえば当然。何が悲しくて高い入場料払って格ゲーせにゃならんのかって話。
てか今どき格ゲーを置いてるゲーセンが少ない。イオン程度のゲーセンだとガンダムvsが置いてるぐらい。では格ゲーはどこにいったかというと、パチンコやスロットに進出。たった20年でこの有様は悲しい。

 

まとめ

先駆的なシステムは今になって再評価されてる。
家庭用移植は出来の悪いDC版しか無いのがツラいところ。

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-★★★☆☆, 対戦格闘, dc

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