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★★★☆☆ 対戦格闘 dc

【FV2 ファイティングバイパーズ2】レビュー/評価/攻略:バーチャとの差別化を狙ったはずが結局バーチャになった残念感

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はじめに

ストリートを騒がすアイツらが帰ってきた


近未来の架空の町「アームストンシティ」のストリートファイトを描く3D格闘ゲーム。
イカついキャラデザ、物理法則を無視した大げさで豪快な挙動、アーマー破壊、柵の外まで吹っ飛ぶフィニッシュ演出が特徴。

前作:【ファイティングバイパーズ】


さようなら~


アーケード基盤が前作のmodel2から当時最新のmodel3になったので、グラフィックは綺麗で滑らか。
4人の新キャラ追加。前作のキャラもハード性能に合わせて格好良くディティールアップ。
ちなみに前作で登場したペプシマンは削除。これにガッカリした人は多いらしい。


キャラデザを手がけたのはイラストレーターの今井トゥーンズ。
スピード感と迫力あふれる絵は本作と相性抜群。ただしゲーム中ではエンディング以外で見ることがない。せめてキャラセレの顔ぐらいイラストにすりゃ良いのに。


■あらすじ
前作から2年、自分が開いたストリートファイト「ナッツクラック」の大会で敗けた市長「B.M.」は態度を一変。
市長の権力を振りかざしてナッツクラック禁止条例を施行し、市警を使ってバイパー達を逮捕。
逮捕されたバイパーはシティの沖合、B.M.の豪邸がある島「監獄島」に収監され強制労働の刑。
生き残ったバイパー達は「バイパー狩り」を恐れてバイパーを辞めていった。
弾圧に負けずわずかに残ったバイパーは、B.M.に最後の戦いを挑む。


話だけ聞くとストリートファイトを取り締まる市長がどう考えても正しいように思えるが・・・

新キャラ


エミ (Emi)
まさかのJS参戦。シリーズ最年少、12歳の女子小学生。モチーフは当時流行ってたシノラー。
B.M.によって監獄島にさらわれたロボット工学者の祖父を助けるために戦う。


背負ったクマのぬいぐるみ「TEDDY MECH」は手足にバーニアが仕込んである。


チャーリー (CHARLIE)
BMXの達人。なぜか愛機の自転車を背負い、ときにはブン回して戦う。


カーン (Kahn)
隠しキャラその1。ムキムキのデュラル。
見た目以上に性能がぶっ飛んでる。モーション早さが1人だけ別ゲー。初見でバグってると思ったほど。
ボタン連打でバーチャキャラのいいとこ取りのような鬼連携が出る。
コンボニー、前掃腿、躍歩頂肘などなんでもアリ。

開放条件:
アーケードモードでマーラーまで全戦、
・5分50秒以内&体力半分以上残し
・スーパーKO勝利
のいずれかでボーナスステージでカーンが出るので倒す。


「カーンが出るので倒す」と簡単そうに言うが、ここが一番の難関。
ベリーイージーでもコイツとBMはめちゃ強い。開幕から鬼コンボ食らって瞬殺される。
ボーナスステージはリトライできないので敗けるとそれまでの苦労が水の泡。


デルソル (DEL-SOL)
隠しキャラその2。バーチャ5のエル・ブレイズを先取りしたようなルチャ使い。しかしマーラーっぽい技も使うので中途半端。
技を出すたびに「上段」「下段」「投げ」など技の属性を叫ぶ。

開放条件:ランダムモードに稀に出現するので倒す


ちなみにラスボス、BMも使える。
デフォルトキャラのマーラー様が最強クラスなので、デカ○ラが弱いわけがない。
身体のデカさに応じたリーチの長さで圧倒。
技数は少ないが1つ1つの技が強力。特に3KKKが鬼。初段アーマーつきで中下に振り分ける高速3連キック。中距離でこれを撃ってるだけでどうしようもない強さ。カーンに対抗できる唯一の技。

開放条件:アーケードかランダムモードでBMにスーパーKO勝利

新システム



・スーパーKO
アーマー全破壊時に一度だけ出せる特定の技でKOすると2ラウンド取れる。決まれば試合終了。
ステージごとのド派手演出が楽しい。


使用条件が厳しすぎる。
普通にやってればアーマー全破壊なんて滅多になるもんじゃない。
しかも使えるのは試合中1発のみ。ガードされたら終わり。
専用技は一撃必殺でも何でもない。隙が大きくダメージが低いただの産廃技。そのためトドメを刺すにはダメージ調整が必要。
リスクリターンが全く釣り合わない。

アーケードモードのルート分岐や隠しキャラの出現条件に影響するため、使わされてる感が凄い。


自ら脱衣して狙う。6464[PKG]で自爆してから6[PKG]。
まずドリキャスのコントローラーで6464を入れるのが至難の業。モタモタしてるうちにやられてしまう。


・テックガード
地上でPKG同時押し。アーマー耐久値を減らさずガード、さらに連携を強制的に止める。
テックガード成功後にP・Kでガード&アタックっぽい反撃、PKG同時押しで側面に回り込む。

・下段用の「ガード&アタック」が全キャラ共通システムに

 

なんだかとっても「普通」

バーチャ2もどきの域を出ない


バーチャとの差別化を狙ったはずが、結局バーチャになってしまった。
バーチャが「3」になってアンジェや横移動を導入して新しくなった一方、本作はまだバーチャ2を追いかけてるようで垢抜けない。
(アーケードのバーチャ3稼働開始は1996年9月、本作の稼動開始は1998年3月)

【バーチャファイター3tb】


ギターやぬいぐるみ、BMX(モトクロス用チャリ)など特徴的な物を背負ってるけど全然使わない。
一応、ぬいぐるみの仕込み武器や自転車を使った攻撃もあるが素手で殴ってるのとあまり変わらないフィーリング。


ギターをバットのように振り回す。もうバット持てばいいやん。


グラフィックは綺麗だが前作の荒削りで豪快な迫力が無い。
もっちゃりしたBGMも印象に残らない。


元がMODEL3基盤なのでマネキンっぽいモデル、整った顔、滑らになったモーションでおとなしい優等生な印象。
個人的にソリッド感があって格好良いmodel2のカクカクポリゴンの方が好き。
model3でグラフィック的に成功してるのはレースゲーやロボゲーのオラタンだけだと思う。


(前作)

今の技術なら「GUILTY GEAR Xrd」のように、イラストがそのまま動いてるようなグラフィックを実現できそう。「3」出ないかなー出ないだろうなー

移植しただけ


発売したタイミングも悪い。アーケード版稼動開始から約3年後の2001/1/18発売。
待たせたわりにストーリー演出の追加や目新しいモードが一切ない。
移植度は高いが、もうそういう時代じゃない。サターンでVF2が出た頃とは違う。

家庭用オリジナル要素をこれでもかと盛った名作「ソウルキャリバー」が1999/8/5発売。それと比べればあまりにも厳しい内容。

ファミ通クロスレビュー満点:【ソウルキャリバー】

当然話題にならず、売上たったの約3万本。
前作の36万本に対して10分の1以下になってしまった。


イラストを背景にしただけの手抜きスタッフロールはカット不可。

 

おわりに


単体で見ると普通に手堅く遊べる作品。
しかし時代には合わずシリーズの人気は凋落。続編が出ることはなかった。

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-★★★☆☆, 対戦格闘, dc

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