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RPG PS1

【るろうに剣心 十勇士陰謀編】レビュー/評価/攻略:遊べるけど過度な期待は禁物

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いかにもキャラゲーな格ゲー「維新激闘編」から1年。今度はなんとRPG。不安が膨らむ。

3D格ゲー→【るろうに剣心-維新激闘編】

本作の特徴

SFC水準のグラフィック


グラフィックはSFC水準。SFC後期には負けそう。


赤べこの奥行き!


谷間の底に広がる謎の空間。


背景が荒すぎて何を描いてるのかわからない。


RPGらしくて良い感じのワールドマップ。
9マスのエリアに分かれており、ストーリー進行で「割符」を入手することで行動範囲が広がる。

原作と同じようで違う雰囲気


主人公はオリジナルキャラ。台詞が一切ない無言系。エンディングまで一切喋らない。
最初に性別を選択。性別によるストーリーの変化はないが、男主人公なら一時加入キャラが斎藤一、女なら四乃森青紫になる。


完全オリジナルストーリー。謎の集団「今十勇士」の陰謀に立ち向かう。
今十勇士は明治政府を恨むヤカラの集まり。真田十勇士を名乗っているが無関係。様々な分野の達人で個性派揃い。
いかにもはぐれものという感じでどこか哀れなのは御庭番衆、違う思惑でバラバラに動いてるあたりは十本刀っぽい。


大ボスは真田幸村を名乗る謎の男。2回の負けイベントでムリヤリ圧倒的な強さを見せつける。


「おろー」など原作初期っぽいギャグシーンが目立つ。全体のノリは東京の蒼紫編に近い。


原作の世界観を再現しているようで、かなり違う。


幻覚を見せる、人を操る、若返るぐらいなら鵜堂刃衛を思い出す範囲。
しかし幻獣が出てくると話は別。オカルト色が強い。


斎藤さんにRPGらしいお使いを頼まれて戸惑う。


仲間になるけどあっさり強制離脱。この後二度と復帰しない。
あの斎藤さんのことだからきっと何か企んでるに違いない!

剣術バトル


「六連撃システム」
タイマン勝負。1ターン6回行動。上中下の通常技・必殺技を行動予約。
要するにジャンケンを6回繰り返す。
「上>中>下>上」の3すくみ。必殺技にも相性がある。
武器によって上中下の使用回数が異なり、こちらが素早いほど敵の技を多く読める。このキャラ性能と読みで勝率が上がる。


さすがに剣心、佐ノ助、斎藤、蒼紫は必殺技を全て習得済。
時期は京都編の初期っぽいけど九頭竜閃・天翔龍閃、二重の極み・三重の極みを覚える。
キャラ性能はイメージ通り。全体的に高性能な剣心、遅いがタフな左之助。主人公、薫、弥彦は最初は技が少なくて未熟。

弥彦達も訓練やイベントをこなすと戦力になるが、経験値が入るのは敵を倒したキャラのみなのでレベル差がつきやすい。勝ち抜き戦が多いのでエースキャラばかり育ってしまう。ラスボス戦で使う主人公はともかく、薫、弥彦はベンチ組になりがち。


イベント戦は総当たり戦と勝ち抜き戦。
・勝ち抜き戦
負けた側が交代し勝った側は続投。人がいなくなった方の負け。
1対1の場合は負けた時点でゲームオーバー。

・総当たり戦
1回戦毎に敵味方が入れ替わり勝ち数で勝敗が決まる。
かなり変な仕様。勝敗が決まった後は消化試合なのでやる意味が無い。
敵が後続の弥彦達をボコボコにしてるのに「負けたぜ~なんでも話すから許して~」とか言ってて不自然。


後の先を取り合う剣術の雰囲気を表現しているが、見えてる行動に合わせるのは誰でもできるので慣れると作業。
RPGで毎回言ってる気がするけど、凝った戦闘システムはザコ戦が面倒くさい。
どんな弱い相手でも○ボタン連打ではダメージが通らないのがダルい。
モーションが遅いキャラは時間がかかる。男主人公、弥彦、左之助などは戦闘開始時の前置きも長い。毎回数秒待たされる。


ボスは攻撃力・体力がケタ違い。結局はレベリングとアイテムの量が物を言う。
逆にいうとレベルさえ十分なら負ける要素がない。

フィールドに飽きる


ダンジョンは山道、洞窟、変な屋敷の3種類しかない。見た目がどこも同しで飽きやすい。RPGとしては致命的に地味。

ダッシュ移動の速さは快適だが、地形が全て直角で構成されてるので動きが硬い。気持ちよく動けない。
地形が見づらく、立体感の魅せ方が下手。判定がどこにあるのかわからない。


エンカウント率の高さがツラい。
迷路マップ×ランダムエンカ×時間のかかる戦闘の組み合わせは相当な忍耐力を要する。
そして最初から最後までこれが延々と続く。

 

まとめ


独自の戦闘システム、そこそこ原作っぽいオリジナルストーリー、デートイベントなど豊富なサブイベントで意外と遊べる。
とはいえキャラゲーなので過度な期待は禁物。

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