はじめに
「チョロQ」がモチーフのレースゲーム第2弾。
開発は前作に引き続きタムソフト。
様々な要素追加、ボリュームアップ、コースレイアウトの改良で正当進化。
BGMの出来は前作以上。神曲とまで呼ばれてる。
チョロQシリーズ:【シリーズ別リンク】
正当進化
ボリュームアップ
パーツの種類、カテゴリ増加。
ボディは前作の3倍近い80種以上。バリエーションも増えてる。
ペイントはRGB値による変更が可能になった。
カラーパターンは4種類に増加。4種類目はレーシングカー風で格好良い。
前作よりレース賞金が増えたので資金稼ぎが楽。色んな物を気軽に購入できる。
チョロQタウン
オープンワールド風の街が登場。
気ままに走って探索。新たな要素を解放していく。
ひたすらレースを繰り返すのみだった前作から遊びの幅が広がった。
パーツ・ペイント・ボディなどのショップ、ジムカーナやゼロヨン等のミニゲーム施設などが点在。
開店してるショップはゲーム進行に伴って開店する。
一度行けばメニューから選択可能。
コース
道幅が広くなった。
前作の狭すぎてイライラ棒のようだった道幅に比べて1、5~2倍ぐらい広い。
伸び伸びと気持ちよく走れる。ライン取りでパスできるのでレースしてる感が出た。
バリエーション増加。階段を登ったり、海中や線路上を走るコースも登場。
さらに前作コースのほとんどが遊べる。
挙動に関しては妥協せず同じ路線を引き継いだ。
ちょっと油断するとすぐスピンするシビアでガチな挙動は相変わらず。
引き継いだどころか高速域の挙動がよりシビアになった気がする。アクセルを抜いてステアを切るのがコツ。
道幅が広くなった関係か、ドリフトが有効な場所は少ない。滑るとスピードロスが大きい。
グランプリを目指す
■スーパーグランプリ出現条件
ワールドグランプリ開催中に、変化する季節に対応して出現するスプリントレース「~の山」全入賞。
春はクリアしてるはずなので夏・秋・冬を忘れずこなせばOK。
■旧コース出現条件
ストレートで加速し駅前の工事中の黄色い柵に突っ込むとなぜか大ジャンプ。時計台まで届くと旧コース復活。
旧コースの最速ライバルは前作で登場したブラックマリア。その速さは圧倒的。スーパーグランプリを制した車でも勝つのは至難の業。
コース紹介
「ショートサーキット」
最初らしい簡単なオンロード。
本作のサーキットショート・ミドル・ロングコースは1つのコースを分割した構成。
「ミドルサーキット」
シケインなどテクニカルなコーナーで構成されたサーキットらしいレイアウト。
「ロングサーキット」
グランプリ最終戦で走る長距離サーキット。グランプリ専用。
前半はショート、中盤からミドルの一部を走り、大きな橋に飛び込む。
「春の山」
桜が綺麗なオフロード。
前作の高原・冬山のような季節変化コースは四季に対応した4コースになった。
「夏の山」
滝つぼに入ったり連続ジャンプ地帯があったりでアップダウン多め。
「秋の山」
春の山の逆走。
「冬の山」
道幅は広いのでスタッドレスを履けば問題ない。
「海」
海辺を走るオフロード。水中を走る区間もある。
水中から陸地に出る部分の上り坂&直角コーナーの処理がポイント。
「夜の海」
海コースの夜版。グランプリ専用。
中盤で海コースから分岐し、曲がりくねったトンネルへ。難易度が大幅に上がってるので美しい背景に見惚れていると事故る。
「フリーウェイ」
街中を駆け抜ける市街地コース。
いやらしく配置された水たまりに足を取られるとスピンしてしまう。
「スタジアム」
前作のビッグドームっぽいアトラクションコース。処理落ちが激しい。
このコースに限らず可変フレームレートなので場所によってヌルヌル・ガタガタの差が激しい。
「クネクネ峠」
峠&市街地コース。気分はモナコ。
「地下鉄」
チョロQタウンの地下鉄駅入り口に入ると解禁されるコース。
地下鉄駅のホームから改札に飛び込み、線路の上を走ってまた改札からホームへ。
「サイバー」
四季コース全入賞&グランプリ優勝で出現。
その名の通りサイバーな見た目のコース。タイヤスモークがスパークに変わる。
難易度は最高レベルだがテクニカルすぎてCPUが遅い。
最速ライバル、ブルーペガサスはオフロードが得意で特に山系に強い。フリーウェイ、サイバーのようなテクニカルなオンロードでは弱い。
スーパーグランプリをクリアしてもまだ最速を目指す戦いは終わらない。
「アクマ」シリーズのパーツ購入を目指す。
「アクマのエンジン」66600円まではなんとか手が届くが「アクマのタイヤ」は666000円。
カジノのスリーセブン67回分。ちなみに1時間回してもスリーセブンは1回も来なかった。
「アクマのエンジン」「アクマのブレーキ」に「さいこうのタイヤ」ではグリップ力が足りないので常にタイヤが空回り、ブレーキですぐタイヤロックしてしまう。やっぱりタイヤ欲しい・・・
おわりに
前作から正当進化。
20万本を売り上げてチョロQゲームブランドを確立した名作。
開発したタムソフトの評価も爆発上がり。