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★★★☆☆ 対戦格闘 PS1

【ブシドーブレード弐】攻略/感想/評価:システムが整理されてゲームらしくなった反面、コンセプトがボケた

投稿日:2018-01-16 更新日:




前作→【ブシドーブレード】

ブシドーブレード弐とは

前作は39万本売り上げた。今の時代なら大ヒット。
しかし当時はミリオン(100万本)売ってなんぼの時代。PS全盛期でノリに乗ってたスクウェアにとってこの数字は足切りライン。
そのため、おそらく少ないリソースで開発した続編。

その「弐」の売上は・・・22万本。減った。
PSゲーの売上は1996~7年がピークで、98年以降発売の続編はどれも売上が半分に減ってる。本作はまだ頑張ってる方なのだが見事に足切りされてしまった。

リソース不足


(弐)


(前作)

グラフィックの進化がない。むしろ劣化。背景は明らかに前作の方が見応えがある。
多少の起伏はあるが、箱庭のような凝ったステージがなくなった。周囲を闇に囲まれ、中・遠景描写がほぼ無い。


「ナルカガミのために」「シャインのために」と妙に滑舌悪いセリフで繰り返し出てくるザコ。水増し感がハンパない。


ステージ間のロードが長い。しかも先に進むほど長くなる。


ラスボス1。正面の攻撃は無敵鎧で無効。背後の模様をピンポイントで斬る。ただのミニゲーム。何が楽しいんだコレ。


ラスボス2。正面から攻撃すると「ピシュン!」とワープ。武士道もへったくれもない。段々ワープ距離が短くなるので繰り返し攻撃。
コイツは無敵鎧と違い素で強い。日によっては何十回やっても倒せない。

「弐」の思い出

発売当時のファミ通は今も実家にある。ブシドーブレード弐の見開き広告がデカデカと掲載されている。

当時、サターンしか持ってない自分にはPSゲーはどれも面白そうに見えた。「隣の芝生は青い」的な。
そういう記憶もあって大人になってからプレイ。数年前、大学時代に毎日100戦やった。彼女とダッシュ斬りを撃ち合う日々。
大学の食堂で「弾かれたあとの重ねには返しが勝って~」とか話し合ってた。同回生は就活やらなんやらで忙しいときに。おかげで在宅ワーカーになってしまった。

勝率はほぼ五分だったような。駿河屋で攻略本を買ったけど内容はほとんど実践できず、結局コツがよくわからないのでやめた。その後、相手はPSPアーカイブ版を買って「対戦できないからつまんないよー」とか言ってた。
その彼女には最近、誕生日にPS4買ってやったぜ。

 

前作からの変更点

ストーリーをザックリまとめると、
「妖刀「夕霧」を手にした鳴鏡館の師範代ハンザキが暴走。その機に乗じて捨陰党は総攻撃を開始。800年の因縁が今、最後の決着のとき!」てな感じ。


「鳴鏡館」「捨陰党」という2流派が登場。キャラはどちらかに属しており、同じ武器でも流派によって構えが変わる。

マイルドになった

全体的に前作のトガッた部分がマイルドになり、システムが整理されて格ゲっぽくなった印象。


・武器が前作9種類から6種類に減った。
キャラ性能は武器に依存するので、キャラ数は3倍に増えたが実質は減ったようなもの。

・前作はR1・2で重心を上げ下げし構えを変えたが、本作は□ワンボタン。
・前作は脚を斬られると這いずり状態になり致命的だったが、本作は足が遅くなる程度。


一度部位ダメージを与えた後、そこに攻撃がヒットしても意味がない。ダウンしてる敵を何度斬ってもトドメをさせない。まるでゾンビ。出血ダメージがほしいところ。

・前作は武士道に反する行動でゲームオーバーだったが、そういう要素は無くなった。敵の口上がないのでテンポが良くなったが少し寂しい。


セレクトを押すとなぜか介錯される。悪いことしてないのに。

防御・弾き

■防御
前作は△○×ボタンでそれぞれ上中下段だったが、本作は○が表攻撃(縦斬り・突き)、Xが裏(横斬り)と大きく仕様が変わった。

前作は□ボタンで一瞬防御の構えになり攻撃を弾く。一方、本作には防御ボタンがない。攻撃に攻撃をぶつけると遅い方が防御状態になる。


表裏が異なると「有利防御」(青エフェクト)、同じなら「不利防御」(緑)。
不利防御は体勢を崩してスキをさらす。

前作は見てから反応できないほどタイミングがシビアだが、本作は合わせるだけなら簡単。表裏を見切るのは難しいので2択ジャンケン。CPUの有利精度の高さが卑怯。

■弾き

攻撃していない刀に攻撃をぶつけると発生。弾いた側は○で「重ね」。弾かれた側は×で「返し」が撃てる。
「スカ確>返し>重ね」という3すくみ。引き出しが多い分、弾いた側が若干有利。

武器の食らい判定がデカく、硬直中や棒立ちでも常に判定があるので発生頻度が非常に高い。
スカ確、はては背中を斬ってるのに弾かれる。何度斬ってもキンキン弾くだけでダルい。のれんに腕押しのようなもどかしさ。
むしろ防御のために技を振ってくれたときがチャンス。

攻め側の姿勢まで崩れて攻撃が途切れるためテンポが悪い。「武器で斬る」という最も単純にして重要な気持ち良さが台無し。


アサルトライフルの防御力が高いのは納得いかない。


攻撃していない武器が重なると「鍔迫り合い」に。
演出が長くこれまたテンポ悪い。その独特の間を楽しむゲームなのだが・・・。

新技

■からみ技

いわゆる「投げ」。掴んだり、蹴ったり殴ったりで相手は死ぬ。コマンドは密着(←×)。投げ抜け(○)受付時間がシビア。
食らったら終わりだが、密着すると弾きや鍔迫り合いが発生しやすいので簡単には入らない。

■二刀流・居合い

打刀、ロングソードが得意なキャラ専用構え。鳴鏡館は二刀流、捨陰党は居合い。
・二刀流:サブウェポンと武器を両手に構える。素早い連続攻撃。
・居合い:一撃必殺の抜刀術。強力だが技後のスキが大きい。

■サブウェポン(R2から○)

前作では軽い牽制程度の存在だが、本作のサブは危険。前作から削除された武器や斧を投げたりと殺る気マンマン。一試合一発だけ使える。
中でもガード不可の2種類が危険。

「喝!」(五十八)

怯んで武器を落とす。ガードもできないので場合によっては勝ち確。3回以上使うと咳き込むだけ。

「カエル」(尋)

女キャラと一部男キャラを無防備にする。キャラ限だがほぼ勝ち確。

 

攻略

■対人テク
開幕、起き上がり時はデフォ構えに戻る。切り替えの隙は大きいのでクセを読んで攻撃を合わせると良い。

走り斬り野郎には□で軸合わせしながら気長に近づいてくるのを待って置き◯◯。まず相手と話し合ってフリーラン禁止にすべし。

強キャラ

あいかわらずパワーキャラ・重い武器が強い。
不利防御しても崩れないし、有利不利に関わらず防御させれば崩せる。

風閂、空蝉、墨流、サザンカ、源五郎、本郷の6人はどんな武器でも使いこなす。他キャラの存在意義が薄い。
パワー・重い武器、寒雲・槍、御門・薙刀は、不利防御から走り○追撃が入る。

■正眼

懐が深く弾きやすい。弾きからの重ねも強い。反面スカしにくい。頭防御が弱め。

→○、→→○:踏み込んで頭を狙う
→×、××:頼れる横。空振るとヤバい

■上段・上八相

リーチ長めの攻撃特化。中でも空蝉・上八相の縦斬りは最強。
弾きにくいがスカしやすい。

→○、→→○:弾きを押しつけ(→○)で返しを狩る
→×:正眼に比べ硬直が短いので反撃を受けにくい

唐竹割り(源五郎・五十八・ハイウェイマン・←×○)

「フンフンフンフン、ドリャ!」

拝み手(→←×)

まず見切れない。スカ確を入れるのも困難。ガードさせて、強制ふらつき→ダッシュ○。

 

■薙刀・中段・御門
御門が持てば鬼に金棒。

〇〇〇:
3連撃。早い・超リーチ・隙少ない。突くたびに軸ズレを修正。これだけで終わってるぐらい強い。

×:ただの横斬りも凶悪。近づけない。
→○:頭の防御が弱いと刺さる。
逆十字落とし(→→×○):足払い→縦斬り。下段は防ぎづらく、倒れたら2撃目が確定。

■寒雲・槍

薙刀に比べると決定力に欠けるが、懐が深いので守りが堅い。

上段→→○:突きの連撃。近距離でガードさせれば追撃が入る。
正眼・下段 →→×:長い得物でブンブン。

■本郷(風閂)・ブロード・引手右車
 空蝉・野太刀・八相

縦横にブンブンするだけで恐ろしい強さ。→○、走り◯でゴリ押す。

兜割り(→R2○)

大きく踏み込む突き。当てれば有利。

胴切り乱舞(××→×)

発生早く、割り込み不可、リーチ長い。派生を盾にして1、2発止め→からみ技(←×)も狙える。×は常に(←)を仕込んでおくと良い。

→×:さらにリーチが長いので×の間合いに慣れた相手を狩る。

■霞斬り(ナイトストーカー、トニー・走り×)

特殊モーションで鬼のような早さ。トニーはパワーもあるので野太刀を持つとさらに強い。

再び、百人斬りノーコンクリアへ


前作と違いコンティニュー可(ペナルティで秒数追加)。
15分以内クリアで自勢力の銃使い(ツバメ、カッツェ)。ノーコンで殿(紫、赤)が使える。


まず「百斬の間」(百人斬り)モードを出現させるのが面倒。

条件:全サポートキャラ(計12人)を出す。
「決戦の間」で初期6キャラを選択 →それぞれ2人のサポートキャラが出現。そのキャラを死なせずに進み、最後までクリア。


難易度「易」で6人クリアすればOK。


前作と同じく打刀限定なので得意なキャラを使う。
右半身を当てるように走り×。不利防御させて走り○追撃。これで80人までのザコを処理。


その後の相手は防御が固く、時間稼ぎ感が半端じゃない。じっくり追い詰めて縦斬りで押す。


13分でクリア。15分はけっこうシビア。

 

まとめ

防御システムが整理されてゲームらしくなった。対人は前作より楽しめるかも。
しかしシステムの型にはめられてしまった感がある。遊びやすい反面「一撃必殺の潔さ」というコンセプトがボケてしまった。

ステージに見所がなく、ザコ戦は水増し、ラスボスはミニゲーム。1人で遊ぶとつまらない。
前作の正統進化を期待すると肩透かしを食らう。

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-★★★☆☆, 対戦格闘, PS1

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