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アクション ★★★★☆ PSP PS2 シュミレーション

【ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮】レビュー/評価/攻略:「僕の考えた最強艦」を操りトンデモ兵器を撃ち合う楽しいバカゲー

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はじめに


プラモデルに追加で砲塔をくっつけたり大口径砲に載せ替えて遊んだことはないだろうか。
そんな男の願望を叶える作品。

ミッションクリア型の海戦アクション。プレイヤーは軍艦のデザイナー兼艦長となり数々の任務を遂行する。

PS2版は2006/2/23発売。
発売当時、本作を知ったきっかけはゲーム誌ではなく親父が買ってきた週刊誌。
たった1ページの粗い白黒ゲーム記事を読んで居ても立ってもいられずゲーム屋へ駆け込んだ。

今回はPSP版でプレイ。画像もPSP版のもの。
変更点はパーツ増加、兵器のバランス調整、ボス戦の難易度アップ、UI改善、イラスト追加など。グラフィックはPS2版と比べるとやはりペラい。

カスタム好きにはこちらもオススメ
ロボット:【アーマードコア】
戦車:【コンバットチョロQ】

海戦アクション


自分で設計した艦で戦闘に出撃。
海戦をモチーフにしたゲームは他にもあるが、設計の自由度とトンデモ兵器のぶっ飛び具合、一騎当千の無双感は唯一無二。

計80ステージを超える大ボリューム。
クリア後、クリアデータを引き継いで敵が強化された高難度の次周へ挑める。
一周クリアに20時間ぐらいかかる上、4周目「ultrahard」まである。
レア設計図や落とすパーツは難易度別。ステージごとの高ランク報酬パーツもある。やり込みの終わりが見えない。


戦艦や空母を擁する敵艦隊をミサイルやら何やらの圧倒的火力で撃滅。
コーエーらしく無双シリーズのような爽快感を味わえる。


ガンナーはTPS。俯瞰視点のコマンダーより飛び交う砲弾やレーザー、迫りくる超兵器の迫力がある。
カメラは引き気味、揺れオン・オフを選べるので船酔いの心配はない。


リアルタイムで時間帯、天候が変化するので臨場感がある。
昼~夕~夜と色味が変わっていく様は雰囲気抜群。
夜はもちろん、霧が出たり雨が降ると視界に影響する。

■あらすじ

アジアの極東小国家「ウィルキア王国」。
ヴァイセンベルガー将軍率いる国防軍が軍事クーデターを起こす。
近衛艦隊の艦長に就任してすぐのシュルツ少佐は国王派として同盟国日本へ脱出。
ヴァイセンベルガーはウィルキア帝国を興し、世界へ侵略戦争を宣言。
シュルツ少佐は仲間と共にウィルキア奪還と世界平和を目指して戦う。


はたして主人公達は超兵器の謎を解明し帝国の野望をうち砕くことができるのだろうか?


PSP版は申し訳程度のイラストが挿入される。
キャラを立たせないのかそうでもないのか、よくわからない。

バカゲー要素


あらすじだけ読むとハードルが高い作品に見えるかもしれないが、堅苦しい話は実はどうでもいい。
真面目なようでオカルト、バカゲー要素が強いぶっ飛んだ作品。


最初こそ大砲、魚雷、機銃などWW2時代の通常兵器で戦うが、中盤からフリゲート艦にミサイル、速射砲、ヘリコプター、ジェット機など現代兵器へシフト。
後半はレールガン、レーザーといった近未来兵器が登場。


波動砲で前面の敵を一掃。


垂直に撃ち出す160cm砲みたいな明らかに実用的ではないロマン兵器も。
だたしゲーム中では超長射程、高威力のガチ兵器。隕石のような砲弾でマップ全域を爆撃。


その他、ねこビーム、カニ光線、あひる戦艦のようなおバカ兵器も沢山。こちらも性能はガチ。

ちなみに弾数99999になってるのはチートではなく補助兵装の効果。本作がバカゲー化してるのは強力な補助兵装によるところが大きい。
移動系の「謎の装置」をフル装備すれば150kt(約280km/h)という新幹線並の超高速移動が可能。


ドリル戦艦のドリルを喰らえ!グリグリー


動きが生々しすぎてもはや艦といえるのかも怪しいサメ型潜水艦。


敵のボスはさらにぶっ飛んでる。
謎技術を利用した「超兵器」。とにかく並外れてデカいのが特徴。
PSP版で強化されたので元々硬いのにさらに硬い。


最初はデカいだけの高速戦艦だが、二隻の戦艦をくっつけた双胴戦艦、ドリル戦艦、氷で自己修復する空母など目を疑うたくなるような兵器が続々登場。


天候を変えたり天変地異まで引き起こす。


潜水艦や飛行機の超兵器もある。


油田基地を改造した姿はまるでコロニーレーザー。

 

設計

親切なUI


軍艦の設計というと難しそうだが、実際やってみると簡単。
艦橋など最低限の設備さえ確保すればあとは何を載せるのも自由。


船の全体図にパーツを配置。「配置、コピー、削除」でポチポチとパーツを並べるだけ。
シンプル操作で駆逐艦から巡洋艦、戦艦、空母、航空戦艦、潜水艦、フリゲート艦まで艦と呼べるものはなんでも作れる。

かゆい所に手がとどく親切なUI。
エラーパーツを自動的に撤去してくれたり、「兵装入れ替え機能」で配置はそのままで兵器の種類を入れ替えることが可能。


武装を積みすぎれば速度は遅くなり装甲が減る。
速度を上げるためにボイラーを増やすと、必要な煙突が増えて置く場所に困る。
制限の中であれこれ試行錯誤するのが楽しい。
いざ出撃してみると想定通りにいかなくて、設計に戻ってここを変えてあーしてこうして・・・ああ楽しい。

パーツの種類が多いので全体の関係を理解するにはそれなりの慣れが必要だが、細かいことはあえてガバガバなので最低限のセオリーだけ押さえればテキトーに組める。
例えば前・後艦橋がくっついてたり、砲の前に同じ高さの砲があるとか、明らかな欠陥設計でも問題なく動く。


設計・開発の余裕が少ないストーリー序盤はマジメな艦船アクションといった感じ。
ゲームを進めてパーツが充実するほど設計の幅が広がりどんどん面白くなる。


長大な技術ツリーに資金を投入してパーツを開発。
開発には数日間の期間が必要。資金を追加すると短縮可能。
ストーリーの進行、勲章やレアパーツ入手などの開発条件つきパーツもある。


パーツが完成したら自慢の艦に乗っけてうっとりと眺める。至福の時。

大和、長門、アイオワなどの現実の名軍艦を再現することもできる。
しかしなんせ現実の制限の中で作られた艦。せっかく作ってもハンデ戦になるのが残念なところ。
1周目中盤以降でも50kt以上が実用レベル。現実の艦にそんなトンデモ性能は無い。
しかも設計図が手に入るのはほとんど2周目なのでコレクター要素。

船体・兵装


船体・兵装にはそれぞれ長所・短所がある。
出撃を強制されるのは潜水艦ぐらいで、基本的に何を作るのも自由。
複数登録すればステージごとに使い分けることが出来る。

■船体
「戦艦」
火力、耐久が高いかわりに補助兵装が少ない(6個)。

「駆逐艦」
火力、耐久は戦艦に劣るが補助兵装9個で火力、耐久不足を大幅に補える

「巡洋艦」
なんでもできる反面、器用貧乏になりがち。

「フリゲート艦」
現代的な小型艦。
補助スロット10。サイズ比で制限重量が多いので兵装が充実。ヘリ、VTOL機を運用可能。

「潜水艦」
原子力潜水艦以外も無限潜行できる。
ステージ限定。超兵器戦は出撃不可。

「空母」
PS2版は航空機が火力が低すぎて使い物にならない。しかしPSP版で超強化。

「航空戦艦」
戦艦の大砲と空母の航空機運用能力を合体。
現実では間に合わせか互いの長所を相殺する欠陥品扱い。
兵装スペースの制限が厳しかったりでゲーム中でも扱いが難しい。

■兵装
「砲」

やはり大和の45口径46cm3連装砲塔のような大砲こそ戦艦の華。
連装数、基数、口径に応じて火力アップ。
15.5cm以下の砲は自動兵装可。副砲や駆逐艦の主砲として活躍する。

「速射砲」は小型・高火力・自動兵装可。
2周目で頼りになる高性能兵器。対艦対地用AGSが活躍。

「特殊機銃」は砲扱いの大口径機銃。
57mmバルカン砲、88mm連装バルカン砲が強力。
88mm連装バルカン砲を載せるだけ載せた通称「アハトアハト」はシリーズ定番のお手軽戦艦。自動化して突き進むだけで敵艦隊をなぎ倒せる。

「魚雷」
小型艦の主兵装。同攻撃力の砲と比べて数倍~十数倍の威力がある。
立ち回りの上手さに応じて強さを発揮する兵装。
1門当たりの弾数が少なめで攻撃方向制限つき。弾速が遅いので当てるのも難しく、迎撃されやすい。偏差射撃っぽく進行方向に置くように撃つのがコツ。

「ミサイル」
砲や魚雷と違い全方向に攻撃可能。
サイズが小さいので沢山載る。複数の種類を揃えれば大量ザコから対艦地空潜まで全対応。
命中率は高いが弾速が遅く迎撃に弱い。ECMで無効化される弱点もある。
何基載せても1つの目標に1発撃つだけだが、補助兵装「イージスシステム」装備で同時に複数目標を攻撃可能。

 

アクション


簡単操作でド派手な海戦を楽しめる。
ただ、舞台は広大な海。普通のアクションゲーと比べると移動や接敵までに時間がかかる海戦ならではのテンポがダルく感じるかもしれない。
このテンポが醍醐味なんだけども。


基本は派手にドンパチだが工夫が必要なステージもある。
一直線で護衛対象に向かっても追いつく前に壊滅して唖然としたり。
ステージ内容に合わせた設計と、それを上手く運用する操作が必要。


精密射撃モード(ロックオン)があるのでエイムを頑張る必要はない。
一部の武装は自動化可能※。艦によっては片手でもプレイできる。

※「自動兵装」
攻撃範囲に入った敵を自動で攻撃。
迎撃ボタン(PS2:L2、PSP:セレクト)を押すと動作する。
兵器の詳細で[自動]項目が点灯している兵器が該当。15.5cm以下の砲や機銃・AGSなど。
(補助兵装「謎の装置」で全兵装を自動化できる)


敵艦を倒すとパーツの他、弾薬や回復アイテムが出るので回収。漂流兵を回収すると報酬アップ。
弾切れすると弾薬が出やすいのが嬉しい。

 

おわりに


難しそうな見た目とシリアスなシナリオで敬遠するのはもったいない。
爽快なアクション操作で自慢の「僕の考えた最強艦」を操りトンデモ兵器を撃ち合う楽しいバカゲー。

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