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【ディスガイア】レビュー/評価/攻略:史上最凶のやり込みSRPG

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PS2版発売当時、同級生に勧められて受験前にハマった。
プレイする横顔を見る母親の悲しそうな顔が忘れられない。
今回はPSP版でプレイ。

本作の特徴


システムはオーソドックスなシミュレーションRPG。
「ファイナルファンタジータクティクス」みたいなゲームが好きな人は楽しめるはず。


ドット絵のクオリティは高い。表情豊かなキャラ、躍動感あふれるモンスター。細かく緻密な動きがジワジワくる。


原田たけひとデザインの可愛らしいキャラ。モブキャラも味わい深い。
その後、日本一ソフトウェアの多くの作品でキャラデザを担当し、日本一退社後も同社の作品に関わり続けている。

佐藤天平による音楽も良い。
BGMの力の抜け具合が絶妙。長時間のやり込みにちょうどいい。
一方で挿入歌は泣かせてくれる。


「投げ」
キャラを複数使って投げ→投げ~と繰り返せば1ターンでどこまでも進める。
キャラを積み上げてトーテムポール状態にすることも可能。敵にも強さに関係なく使える。
厄介な敵を遠くに投げたり、持ち上げて行動不能にしたり、別の敵に投げて合体させたり、使い方の自由度が高すぎる画期的なシステム。


編成によっては詰む場所が裏ステージに2ヶ所だけある。


「ジオエフェクト」
特定のマスに様々な効果を与える。
エフェクト発生源のジオシンボルを破壊するか、投げてマスから移動すれば効果が消える。

初期配置は敵に有利な場合がほとんどだが、うまく利用すればこちらを有利にできる。
危険な配置だと1ターンで全滅もあり得るため、前述した投げで移動し速攻で配置を変える必要がある。


「暗黒議会」
「店売り装備の品揃えを増やす」「出現モンスターを強くする」「移動力をアップ」などの要望を、議会の多数決で決める。
・昇格試験を受けて議会レベルを上げると議題が増える。
・賄賂を使って寝返らせたり、否決されても反対派を戦闘で全滅させれば可決になる。
「~へのゲートを開く」のように何度やっても可決できない議題もある。そういう場合は力でねじ伏せるしかない。

史上最凶のやり込みSRPG


「史上最凶のやり込みSRPG」を自称。
本編クリア後がやり込みの本番。「史上最凶のやり込み」のための底なし沼のような育成、強敵が待ち受ける。
本編とやり込みで2度楽しめるお得感がある。

SFC時代に逆戻りしたような素朴なグラフィック。ひいき目に見てPS1並。
ロード時間は短いが、カーソルや移動速度を変更できず特殊技の演出もカット不可(通信対戦版のみ可能)。そのため1ターンにかかる時間が長め。
騙されたと思って買ってみて、1時間プレイしたときは面白さがわからず本当に騙されたと思った。
しかしプレイしているうちに底なし沼のような育成にどっぷりハマった。

電撃プレの記事や口コミで人気を広げ10万本以上の売上。
日本一ソフトウェアのヒット作となったことで「日本一=やり込み」のイメージが定着した。


ステージ1つ進むたびにレベルの桁が変わるほど敵の強さがインフレしていく。
対するこちらもLV9999、ステータス2000万まで育成可能。
可能なだけでなく、やってるうちに実際にそこまで育ってしまうのが恐ろしいところ。
装備も果てしなく強化できる。


裏ボスはいずれも初見で二度見してしまう桁違いのステータス。
「これはムリ!」と思ってからがやり込みの始まり。
最強の敵を倒したとき、「この世に不可能なんてないんだ!」とゲームから勇気をもらった。


数値が大きくなるとザックリとした表記になる。ちょっとシュール。


やり込みゲーらしく「稼ぎのための稼ぎ。準備のための準備」が必要。
アイテム界に潜ってアイテム集め→そのアイテム界に潜って~、が延々と続く。
そういうのが面倒なプレイヤーからは「作業ゲー」といわれる。

COOPで救済→【バイオハザード リベレーションズUE】


■PSP版の追加要素
・EXボス追加。

・クリア後にプレイ可能になる新シナリオ「エトナ編」
「もしエトナがラハールを誤って殺してしまったら」というifストーリー。全4話構成。

・一度聴いたBGMを買える「音楽屋」、集めたアイテムや与えたダメージなどを記録できる「記録屋」が追加。

・通信対戦版は通信対戦、戦闘演出のON/OFFが可能。

本編だけでも楽しめる


本編のボリュームは20時間程度。
難易度は低め。LV100程度でクリア可能なので作業的なやり込みは必要ない。
地形・配置もそれほど意地悪じゃないのでメンバー構成がテキトーでもゴリ押せる。面倒なら1人だけ集中して育てても良い。


善悪の価値観が逆な世界で繰り広げられる、心暖まる痛快ハチャメチャストーリー。
漫才のような軽快な掛け合いでテンポ良く進む。


本編はやり込み前のオマケみたいなものかと思いきや、ストーリーが良い。
一方的な正義・悪の決めつけに疑問を抱くというありがちな話だが、コミカルとシリアスのギャップが秀逸。最終話はぐっとくる。


悪魔がまともで、天使、人間側が悪に見えるのもどうかと思うが・・・


各話終わりの次回予告が本編無視でメチャクチャ。
しかし全く無関係というわけでもなく、ゴードン登場や最終話のフリになってる。


特定条件の特殊エンディング(バッドエンド)が多数。
サクサク進んでたのにいきなり囲まれて瞬殺されてしまう中ボス初戦は明らかにそっちに誘導してる。


■あらすじ
天界と魔界の交流が途絶え、天界で悪魔に対する偏見が広まっていた。
大天使ラミントンは天界と魔界の隔たりを憂い、ある企みのために天使見習いフロンを魔界へ行かせる。
ちょうどその頃、2年ぶり目を覚ました魔王クリチェフスコイの息子ラハール。父が死んだことを知り、家臣のエトナを連れて魔王の座を巡り争いが起こっている魔界へ乗り出す。
そこに天界から暗殺にやってきたフロンがなんだかんだで加入。「愛」を語るフロンを邪険に扱うラハールだが、行動を共にするうちに気持ちが変化し、王としての度量と優しさを身につけていく。


■キャラ紹介
ラハールとエトナ・フロンのWヒロイン。その他大勢。


「ラハール」
主人公。魔王と魔女見習いの人間の母親から生まれたハーフ悪魔。1313歳。
父の死後、反対勢力を蹴散らして魔王の座を目指す。
性格はオレ様。あることが理由で愛とか優しさが嫌い。根は優しいツンデレ。


「エトナ」
魔王の家来だが隙あらば魔王の命を狙うほどの野心の持ち主。
そういう性格だからこそ、ラハールはエトナを信頼している。


「フロン」
天界からやってきた天使見習い。暗殺のターゲットに「暗殺者のフロンです」と自己紹介するほどの天然。
3人の中では最年長の1509歳なのでババア呼ばわりされる。
魔王を暗殺するために魔界にやってきたが失敗。悪魔が本当に悪であるのかを判断するためラハールと行動を共にする。


「プリニー」
魔界の召使い。その後の日本一作品におけるマスコット的存在になった。
可愛い見た目だが、その正体は「罪を犯し魔界に落ちた人間の魂を、腐った牛の皮で作られた着ぐるみに封じた」というかなりグロテスクなもの。


「中ボス」(自称ビューティー男爵)
終始マヌケそうに振舞うがその正体は・・・


天使長「ブルカノ」
ラハールに「天使にしておくにはもったいない」と言われるほどの邪悪な心の持ち主。
絶対平和のため、自分が全世界の頂点に立とうと目論んでいる。

 

底なしの育成システム

ウェポンマスタリー(WM)

武器の熟練度。装備して攻撃する度に上がり、WMに応じて武器ステータスに補正がかかる。特殊技の習得条件でもある。

武器は8種類。剣がダントツで強い。
効率良いLv上げには3×3攻撃技が必須。その時点で、拳「魔拳ビッグバン」、剣「飛天無双斬」、魔法に絞られる。
さらに剣は準最強「宇宙銀河ブレード」、最強武器「魔剣良綱」がやたら強いので他と差がつく。魔剣良綱はAtk 4000(最強斧でも2500)&射程5の超性能。


3×3技で倒してくれと言わんばかりの、あからさまな稼ぎマップ。
敵全員がちょうど技範囲に収まるので1発撃って終了。同じステージをひたすら繰り返すことになる。
「練武の洞窟3」、練武の洞窟「魔鏡の間」あたりが稼ぎ所。

アイテム界


アイテム内部にあるランダムダンジョン。
1階クリアするとアイテムLVが1上がる。ダンジョンの深さはアイテムのレアリティによって異なる。最大100階。
アイテムLVを上げればパラメータがアップ。さらにWM補正がかかるので効果は絶大。キャラ自体のLV・ステータスより重要。

「イノセント」
アイテム界ではアイテムについた追加効果が敵キャラとして登場。撃破(服従)すると追加効果の数値が2倍になる。
さらに服従させたイノセントは他のアイテムへ移したり、同種のイノセント同士で合体可能。
これを繰り返すと驚くようなステータスの装備が出来上がる。やり込みに終わりが無い。一つの装備を強化するのに気が遠くなるほど周回することになる。

転生


特殊技やWMを引き継いでLv1に戻せる。転生と同時に職・種族・性別を変えることも可能。
転生前のステータスに応じて素質能力値が上乗せされる。
LV上限9999だが、LV上げと転生を交互に繰り返していくことで実質無限に成長可能。


魔物キャラは不遇。
・人間用武器が装備できないのでWMがない。杖が装備できないので魔法も使いづらい。
固有技スキルLVはWMと違い、転生するとリセットされてしまう。
・持ち上げ&投げが出来ない。
・作成費用が高い。撃破数に応じて値下がりし、30体倒すと基本値になる。プリニー神のようにレアな魔物を狩るのは苦行。

 

まとめ


本編だけでも楽しめるが、やはり100%遊び込むなら時間が有り余ってる学生向け。
「いやー昨日はゲームで徹夜しちゃったよ」とか堂々と言える人にオススメ。

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-★★★★☆, RPG, PSP, PS2, シュミレーション

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