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★★★★☆ RPG PS2

【ドラゴンクエスト8】攻略/感想/評価:親しみやすく遊びやすいドラクエ

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発売当時にプレイ。面白かった思い出しかない。
総売上355万本。プレイステーション2ソフトで国内1位、唯一のトリプルミリオン。

【シリーズ別リンク】

ドラクエ8の特徴

シリーズ初の完全3D


PS2の性能を完全に引き出した美しいグラフィック。
トゥーンレンダリングによってキャラデザに忠実なリアル等身のアニメ絵調が実現。ジェスチャーや表情まで読み取れる。身に付けるアイテムが反映されるのも嬉しい。


シームレスに移動できる広大なフィールド。
14年前、最初にプレイしたときは本当に冒険してる気分になった。

基本的にだだっ広い平原と山が続くが、地形や木の生え方で風景に微妙な変化をつけて地域性を出してるのが上手い。やたら広いので遠回りして時間を食うが、関所などで区切られてるから迷うことは無い。


マップ自体はシリーズ最小クラス。縮尺の関係で広大なフィールドに感じる。


リアルタイムで時間帯が朝・昼・夕・夜に変化。朝日や夕日が美しい。


町の華やかさやダンジョンの怪しげな雰囲気を感じさせる、いかにもドラクエらしいBGM。まさに王道。


町は隅々まで作り込まれてる。最初の町「トラペッタ」から地形が複雑。3D酔いしやすい。あえて3Dに慣れさせるためにこうしたんだとか。
右スティック視点移動が反転操作なのがツラい。LR1で視点を左右に動かせることはクリア後に気づいた。


ダンジョンは単調。広いだけで何があるわけでもない。最初の洞窟からけっこうな長さ。


後半のダンジョンは1時間以上かかる長丁場。


3D視点を活かしたややこしい地形。

迫力の戦闘シーン


カメラが引いて味方側のメンバーも表示されるようになった。過去作に比べ表現力が格段にアップ。


コマンド入力画面と戦闘画面が行動の度に切り替わり、いちいちアニメが挿入されるのでモッサリ。「ドラクエらしさ」を残すためにあえてこうしてるらしい。
一部の敵はモーションが長く、多数出現するのでずっと敵のターン。

気を抜くとピンチに陥る、絶妙なバランス&エンカウント率。
ゲームに慣れさせるために前半をあえて難しく、というのは開発側が意図したものらしい。全滅で所持金が半分になるのは旧作同様だが、死んだ仲間も全員生き返るので蘇生費用は必要ない。

シナリオは薄味


わかりやすいおつかい形式。「町→ダンジョン」の一対一対応の繰り返し。


最初からなんのために冒険してるのかイマイチよくわからない。馬姫様に特別な思い入れも無いし。主人公はただの元一般兵(実は違うけど)。


宿敵ドルマゲスを倒した後はただ状況に振り回されるだけ。
杖の危険性は知ってるはずなのにほったらかし。そのせいで次々と使い手を変えて大惨事が続く。


主人公達に命がけの必死さは感じられないのに、他のキャラは次々と命を落とす。


よくわからないまま城に入ってラプソーン倒したら城が崩壊→何事もなくラプソーン復活。後半の流れは意味がわからん。

 

印象に残るボス

ドルマゲス


トラウマボス 。中盤の壁。憎たらしいキャラ&圧倒的な強さ。
こいつの印象が強すぎてその後のボスが薄い。DQ6のムドーと同じ。

中盤の壁→【ドラクエ6】


変身前すら分身を放置するとめちゃ強い。変身後の強さは初見で敗北イベントと勘違いするほど。


60ダメージを超える全体攻撃の数々。下手すると2ターンで終わる。テンションを上げても異常状態と波動で消される。
ククールLV30のベホマラーがないとツラい。ちなみにLV30未満で倒せば公式で低LVクリアなんだとか。LV25ぐらいで到達するのに。


久しぶりに戦っても思い出と違わぬ強さ。トラウマキャンセルとはいかなかった。何度も全滅。スキル次第では本気で詰みそう。


一方、ラスボスの格好悪さよ。メタボのおっさん。
しかも弱い。全体回復手段が豊富に揃ってるのでこの程度の攻撃で大勢は崩れない。
当然、スマートな第二形態を期待するが、なんとこのまま終わり。当時はコイツが弾けて中からドルマゲスが出てくると思ってた。

竜神王


裏ボス。戦うたびに色違いのドラゴンに姿を変える。
当時はいつまで続くのかワクワクした。黄金が最後だと思ったらまだまだ続く。


痛恨の一撃で即死の物理攻撃、テンション溜めからの全体攻撃が強烈。

 

システム

テンション


ちからを溜める→消費して次の行動をパワーアップ。一度使うと元に戻る。
攻撃、回復、補助、防御、それぞれ効果が増幅。固定倍率のバイキルトやベホマなどは効果が無く、テンションは消費されずに残る。


1回ごとに5→20→50。3回重ねてようやく消費ターンの割に合う。
50からもう一度溜めると一定確率で100になり「スーパーハイテンション」化。補正7.5倍&被ダメ30%軽減。

テンションよりストレスが溜まりがち。
手強いザコにもテンション上げが必須でテンポが悪い。ボス戦ではせっかく溜めたテンションを「凍てつく波動」でゼロにされる。また、補助呪文・テンション値が視覚的に分からないので4人分の重ねがけ回数を暗記する必要がある。

スキル


レベルアップ時に取得する「スキルポイント」を各キャラ固有の5スキルに振り分ける。
序盤からポイントを使えるので育成の自由度が高い。しかしLV制限があるので一点集中型で育てても最大値に達するのはクリアする頃のLV40前後。極端な特化はできない。

スキル格差は大きい。キャラ固定・振り直し不可なので上げ方次第では後半ほどツラくなる。
敵の経験値が全体的に少ないのでメタル狩りで稼ぐことになるが、効率よく狩るにはスキルが必要。スキルの選択次第ではレベル上げまでツラくなる。

特技は過去シリーズから威力弱体化、さらにMP消費。とはいえまだまだ強い。
呪文は威力に「かしこさ」が反映されるが上昇量が控えめな上、素の威力が低い。
さらに呪文はダメージ限界値が低く、最強クラスでも1000前後。マダンテが5000。一方、物理系特技は限界値9999。テンションやステータスが反映されるのでクリア前後はルカニ・バイキルト・ハイテンションで4桁ダメージは当たり前。

錬金釜

材料アイテムを釜に入れて一定時間移動すると新アイテムができる。
これがなかなか面倒くさい。出来上がりの遅さにイライラ。長いときは15分ほど。ちなみに「ふしぎなタンバリン」「竜神王のつるぎ」が最長。

立ち止まっていると時間は停止する。「神鳥のたましい」で空を飛んでる間も停止。
クリア後に「竜の試練」の褒美で「錬金釜をパワーアップ」を選ぶと錬金が即完成するようになる。


装備の値段が高すぎ。錬金釜でいろいろ作成しながら進めていくのが前提なので金が貯まらない。終盤の敵でも200G。

 

育て方

全スキルを均等に上げるのは悪手。強力な効果・特技を覚えることがでず器用貧乏になる。1、2種類に絞った方が良い。

地雷は主人公のブーメラン、ヤンガスの打撃、ゼシカの短剣スキルなど。素手になる必要がある格闘スキルは総じて微妙。

主人公


剣・槍の二択&ゆうき。消費MP減少で終盤はベホマズン連発。


「チーム呼び」
バトルロードEランクで優勝すると使える主人公専用特技。消費MP10でも圧倒的コスパの反則技。
モンスターチームを一定ターンの間代わりに戦わせる。モンスターのHPは主人公の2倍近い。攻撃性能も高く、チーム次第ではボスのHPも半分以上削る。生きてれば次の戦闘でHP完全回復。しかも2チーム持てる。


モンスターが出ている間、主人公達はダメージを負わない。FF10の召喚獣みたいに厄介な攻撃を受けてくれる。特定チームの補助・回復系必殺技は主人公達まで回復。


使いこなすまでの敷居は高め。強さは主人公のLVに比例するので、序盤は弱すぎてまともに戦えない。終盤加入モンスターにも地雷がいる。必殺技の格差も大きいので知識が必要。昔は情弱だからこんなの使わず頑張ってたなー。

ヤンガス


オノ1択。後はなんでも。

「かぶとわり」(オノ6pt)
追加効果で7~10ターン守備力を半分にする。耐性はルカニと同じ。
「ダメージ+ルカニ」が消費MP0なので完全に撃ち得。

「大まじん斬り」(オノ66pt)
50%の確率で当たり、必ず会心の一撃になる。テンションの影響を受けない。
レティス、黒鉄の巨竜のような防御力の高いボス、メタル狩りに有効。

ゼシカ


攻守の要。杖・ムチを伸ばす。グリンガムのムチで「双竜打ち」が強烈。素で有用な補助呪文を覚えるため、バイキルト・ルカニ・ピオリム・フバーハ・マジックバリアを担当。補助係でも忙しい。

「ピオリム」
すばやさが簡単に999まで上がる。すばやさは行動順以外に物理回避率が上がる効果が追加されたので重要。特に強力な物理攻撃を連発するボスに必須。

「双竜打ち」 (ムチ23pt)
グループ内にランダムで攻撃力1.5倍×2回。たったの消費MP3で火力3倍。スーパーハイテンションだと22.5倍。


PS2版はスロットの設定が甘い。全体で260%というギャンブルでありえない回収率。ある程度突っ込めば絶対に儲かる。なんて良心的なカジノ。
中盤に最強の鞭「グリンガムのムチ」、最強の鎧「メタルキングの鎧」が手に入ってしまう。

ククール


剣か弓。補助重視なら杖・カリスマ。素で覚えるLv30のベホマラーが貴重。
中盤までスキルポイントの伸びが悪く、伸びる頃には器用貧乏になる。終盤のザコ戦はジゴスパークで活躍できるが、ボス戦はタンバリンとザオリク係。


「不思議なタンバリン」
味方全員のテンションを1段階上げる道具。2個作成可能。
2個揃えて順番を調整すれば、溜め時間1ターンでアタッカーがスーパーハイテンションで攻撃できる。
「太陽のかんむり、まじゅうの皮、怒りのタトゥー」を錬金。材料は最速で「神鳥のたましい」入手後に揃う。

 

まとめ

6→7と肥大化したシリーズをシンプルにまとめ直し、「ドラクエ」を求める大勢の期待に答えた良作。親しみやすく遊びやすい以外に特徴はない。でもそれこそⅧ最大の特徴なのかも。

今回も裏ボスを倒すまでダレることなく遊べた。永遠の巨竜を倒してもう先が無いことを知ったときの「ああ、もう終わってしまったんだ」感が良作の証。

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-★★★★☆, RPG, PS2

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