yagiのゲームブログ

最新ゲームからレトロゲーまで 攻略/レビュー/プレイ日記

★★★★★ RPG PS2

【真女神転生III マニアクスクロニクル】レビュー/評価/攻略:全てが画期的な新しいメガテン

投稿日:2018-11-03 更新日:




はじめに


PS2の傑作RPGといえばまず本作が思い浮かぶ。


退廃的でスタイリッシュな雰囲気。
従来のシリーズ特有のおどろおどろしいマニアックなイメージを払拭。
画期的な戦闘システム「プレスターンバトル」、自由度が高い悪魔合体・育成の面白さ。

このグラフィック、システムは以降の女神転生・ペルソナシリーズのベースになってる。
RPGの新たなスタンダードを一代で築いた名作。

マニアクス版は死亡ムービースキップ可、読み込み速度アップ、ロード機能追加など細かい配慮が嬉しい。


テーマは「混沌からの創造」。
ゲーム開始すぐに世界が崩壊。混沌となった大地でそれぞれの理念「コトワリ」を持つ勢力が新世界の創造を目指して覇を競う。

コトワリを持たない主人公は「人修羅」という半人半魔の姿。
各勢力から協力を求められ、選択肢によって展開が変わるマルチエンド。


演出は押しつけがましさがないアッサリ風味。
それにより、混沌としていながら渇いた異質な雰囲気が出てる。
グラフィックの魅力だけで十分伝わるものがある。


マニアクス版ではコトワリを超えて「神と堕天使との戦い」を描くルートを追加。

あらすじ


主人公は寝癖(?)が特徴的なごく普通の高校生。


最近、物騒なテロ事件があったらしい。
ちなみに普通の東京を堪能できるのは今だけ。この作り込まれた景色も数分後に吹き飛んでしまう。


同級生とともに担任の先生の見舞いへ行くが病院の様子がなんか変。人がいない。


地下に謎の施設。明らかにヤバい臭いがする。


「悪魔」に襲われかけたそのとき、先生が登場して難を逃れる。
ようやく出会えた先生だが言ってることが意味不明。


急に始まった「東京受胎」に巻き込まれる。


目が覚めると病院のベットの上。
こんな姿になったが、無言主人公だから特に気にする様子はない。


人修羅となった主人公は廃墟と化した東京で何を感じ、何を目指すのか。

人修羅の末路?:【DDSAT アバタール・チューナー】

シンプルで濃密なグラフィック


トゥーンレンダリングを活かしたグラフィック。
本作が登場した当時、この美しさと格好良さに衝撃を受けた。


それまで一枚絵だった悪魔が3Dモデルに超進化。
悪魔絵師こと金子一馬氏のデザインそのままに3D化。
個性あふれるモーションも素晴らしい。一体一体しっかり作り込まれてる。


戦闘画面で味方パーティーが表示されるのも画期的。
頑張ってる姿が見れるので仲魔への愛着が湧く。


数は「2」の300体から160体に半減。
全て1から3Dモデルを作っているので仕方ない。むしろよく150体も用意したなと思う。


ウィザードリィ風の一人称視点ダンジョンから、自由にフィールド歩きまわる三人称視点に大転換。
ダンジョンの構造はシリーズ中では簡単な方。

 

システム

プレスターンバトル


クリティカルを出す・弱点を突くと行動回数(アイコン)が増える。
逆に吸収・反射されると減る。敵の攻撃も同様。
上手くいけば一方的に攻撃して圧勝できるが、逆もしかり。

相性の把握を前提にしたバランスなので初見では理不尽にボコられることが多い。
初見殺しの要素が強めだが、敵の相性を把握して戦略性に勝ったときの「してやったり」感は格別。

初出にしてターン制バトルの一つの頂点といえる完成度。
後のメガテン系RPGにはもこの派生システムが採用されてる。

マガタマ


主人公専用の装備品。
装備することで様々な耐性・スキル・ステータス補正がつく。
強み・弱点は表裏一体。装備できるマガタマは1個だけなので敵に合わせた選択が重要。


レベルアップ時、装備中のマガタマからスキルを習得する。
習得に必要なレベルは上位スキルほど高い。
スキルは一度上書きすると再習得不可。習得する順番を工夫すると効率良く揃う。

オススメ育成方法:【主人公育成】

合体


「悪魔全書」
導入は本作が初。
仲魔にしたことのある悪魔を育成した状態で呼び出せる。
この機能により「合体素材のための合体素材を集めて~」の繰り返しが不要になった。


「ランダムスキル継承」

継承枠のスキルがランダム選定になった。結果は合体予想を見る度に変わる。

法則と結果が固定だった過去作に比べて育成の自由度が高い。
悪魔ごとに継承しやすい・しにくいスキルの傾向がある。見た目的に明らかに無理なスキルは継承不可能。

理想の組み合わせするため、決定(○ボタン)・キャンセル(×)をひたすら交互に繰り返す吟味作業は「○×ゲーム」といわれてる。
ランダム継承はペルソナ3・4にも導入されたが、それ以降は廃止。任意で継承スキルを選べるようになった。

 

序盤をプレイしながらゲーム内容を紹介

■難易度について
「ノーマル」
・被ダメージは無印版ノーマルの3割減
・バックアタックの物理攻撃がクリティカルにならない
無印版に比べて簡単になってる。これぐらいがちょうど遊びやすい。

「ハード」
・被ダメ2倍
・あらゆる物の価格3倍
・即死、状態異常確率アップ
・逃走不可
・毒・トラップダメージ3倍
ご覧の通り修羅の道だが、レベル上げと金策&こまめなセーブでなんとかなる。
敵の耐久力は変わらないので速攻が有効。


ハードの「バックアッタック食らったらクリティカル連発されて壊滅」「主人公が即死技を高確率で食らって終了」なバランスもメガテン3の醍醐味。
1周目はチュートリアルのつもりで攻略し、2週目でハードに挑戦、がオススメ。

ただ最初からハードに挑むのはオススメできない。
自分は慣れないうちにハード・ニューゲームで始めたら、アマラ経路でセーブ上書き後、レベルを上げてもボスに勝てず、外に出れないので悪魔の準備もできず、で詰みかけた。

vs トロール


最初の初見殺し。
それまでスイスイ進んできた上にいきなり戦闘になるため、対策も何も無いまま戦うハメに。
このゲーム、基本的に初見でボスに勝てると思わない方がいい。


主人公のマガタマを利用して氷結無効。これで相手のターンが切れる。
いつのまにか仲間になってたモウリョウのプリンパで弱点を突いて楽勝。

このように戦い方ひとつで天と地の差が出る。
「相手を知り己を知れば百危うからず」がメガテン3の戦い。


ピクシーがレベル6でハイピクシーに変化。
変化した仲魔は主人公のレベルを超えることもある。

一覧はこちら:【仲魔変化一覧】

モウリョウなどの外道は「吸魔」を覚える。これを継承しておくと後々便利。
最初はぱっとしなくてもじっくり育てればレアなスキルを覚えたり強力な悪魔に化ける奴がいるからやり込むと奥が深い。

vs マタドール


マニアクスで追加された「魔人」
ザコ戦から逃げているとレベル11ぐらいでぶつかる。
ところがこの人、対策込みでレベル19推奨の序盤最強ボス。


・マハザンをマガタマ「ヒフミ」で衝撃対策。
・挑発→気合い→「血のアンダルシア」のコンボを補助魔法、全体回復で耐える。
これを前提にして仲魔を用意。
とりあえず回復・補助を継承し、耐性の相性を合わせればOK。

■オススメ悪魔
・イヌガミ (Lv13)
「ファイアブレス」「メディア」「フォグブレス」を覚える。
衝撃弱点なのでマタドール戦には不向き。

・ノズチ (14)
衝撃吸収、反撃、ラクカジャが重宝。

・タケミカナタ (17)
ジオンガで痺れたらチャンス。スクカジャも使える。

・アメノウズメ (18)
衝撃無効。メディア、チャクラの具足で回復要員。


同レベル帯なら育成した仲魔より基礎レベルの高い仲魔の方が明らかに強い。
強敵を倒したメンバーには愛着が湧くが、たいてい次のボス戦では2軍落ちか合体素材になるのが残念なところ。
しかし育成した状態で悪魔全書に登録すれば、周回プレイで呼び出せるのでまた活躍できる。


魔人は特殊な合体で仲魔になる。
強耐性&専用スキルで同レベル帯の仲魔とは一線を画す強さを持つ。
・マタドール  (30):赤のカポーテ、デクンダ
・だいそうじょう (37):瞑想+常世の祈りが強すぎる
・レッドライダー (55):物理、魔法
・ブラックライダー (61):専用スキル
・マザーハーロット (69):強すぎる耐性、噛み付きスキル

イケブクロ3連戦


仲魔の頭数を用意し、役割分担して全員使い切るつもりで。


vs オルトロス
マガタマ「シラヌイ」で火炎対策。ブフ系で弱点を突く。
「モムノフ気合→ブフ凍結→2倍クリティカル」が決まると爽快。

モムノフはアタッカーとして今後も大活躍。
しかも物理無効のアラハバキに変化するので中盤もスタメンから外せない逸材。こういう奴には愛着が湧く。


vs ヤクシニー
マタドール戦の耐衝撃パーティーを流用。ジオ系で弱点を突く。


vs トール
弱点がない上、この時点ではマガタマで電撃対策できないので強敵。
ブフーラで凍らせるか、主人公の「竜巻」多段ヒットを期待してやられる前にやる。

この辺から主人公の役割に悩む。物理、魔法、回復、補助、どれを担当するか。
仲魔で代用できない序盤の最強魔法の「竜巻」、中盤から覚える強力な物理スキルを考えればアタッカーに育てるのが定石。

オススメ育成方法:【主人公育成】

vs ライドウ


即死級のクリティカルを連発するマタドール並の強敵。


物理対策でマガタマはカムド。仲魔はモムノフ、オニ。


ラクカジャ重ねがけで守りを固める。
ボスのHP半減後は挑発で防御力を下げてくるので、こちらも負けじとまたラクカジャを重ね直し。

あえて「~ンダ」を解除させてターンを削るのも有効。

強烈な物理攻撃を耐えたと思ったら混乱攻撃で一気にピンチに陥るので、耐性のある仲魔とメパトラを用意。キクリヒメは耐性もあり回復役に最適。
メパトラはハイピクシーから継承か、ユニコーンをレベル24まで上げて習得。

 

おわりに

中盤以降、主人公の育成や悪魔合体の自由度がさらに広がり、趣向を凝らしたダンジョンがプレイヤーを待ち受ける。

マニアクス追加分のボリュームが膨大なので一周クリアで満腹。さらに何周でも遊べる魅力と攻略の自由度、やり込み要素。
間違いなくオススメの作品。

スポンサーリンク




スポンサーリンク

スポンサーリンク




-★★★★★, RPG, PS2

執筆者:

関連記事

【アーマードコア3 サイレントライン】攻略/感想/評価:パーツ大増量 一気に2倍!よりハードになった雰囲気/BGM/やり込み要素

この頃にはACやってるのは自分だけになってた。 当時、同級生の誰もSL買ってないので新パーツ情報を交換することもできず、孤独にプレイ。そのため本作にはあまり良い印象ががない。 制服を脱ぐのを忘れるぐら …

【サンライズ英雄譚】攻略/感想/評価:カードゲーRPG 夢のクロスオーバー ドリキャスの苦い思い出

スパロボだと勘違いして定価で買った作品。 もくじ1 サンライズ英雄譚とは1.1 夢のクロスオーバー?1.2 カードゲー戦闘1.3 RPG、カードゲーの悪とこ取り1.4 キャラゲーとしてもキツい2 まと …

【モンハン:ワールド】攻略/感想/評価(7):ゼノジーヴァ戦→大剣でソロクリア! 苦戦した敵TOP5

前回、必勝法に気づいて3古龍を撃破。ついにラスボス戦へ。 もくじ1 ラスボス戦→大剣でソロクリア1.1 任務★9「収束の地」2 クリアまでに苦戦した敵TOP53 クリア後の感想 ラスボス戦→大剣でソロ …

【アドバンスド ワールド ウォー 千年帝国の興亡】レビュー/評価/攻略:ナチスドイツ版スパロボ 遊びやすさと濃さを両立した傑作

当時、なぜこんな渋いゲームに手を出したのか全く覚えてない。 小学生の夏休みに家に引きこもって極寒のソ連を攻めていた。 もくじ1 千年帝国の興亡とは2 システム2.1 将軍システム2.2 デュアルマップ …

【頭文字D Special Stage】攻略/感想/評価:家でじっくり遊ぶと粗が目立つ

もくじ1 頭文字D Special Stageとは2 充実のストーリーモード2.1 歯ごたえのある「真」コース3 あくまでもキャラゲー3.1 変な挙動3.2 変なブースト・ペナルティ3.3 偏ったコー …