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【龍が如く0 誓いの場所】攻略/感想/レビュー:シリーズ最高傑作 原点にして至高 作り込みに隙がない

投稿日:2017-11-05 更新日:




PS4版がオススメ。店の出入りなどのロード時間が短い。

龍が如く0とは


一作目「龍が如く」の前日譚。
バブル絶頂の1988年。新宿歌舞伎町がモチーフの「神室町」、大阪道頓堀がモチーフの「蒼天堀」を舞台に、「龍」の原点を描く。

想像をはるかに超える出来

個人的に「龍が如く」シリーズは3作目から駄作。
どんでん返しがしたいだけのシナリオ。特殊部隊がヘリで重要キャラを撃ち殺すような超展開。

特に5が酷かった。まず主人公がタクシー運転手。
街を歩くだけで「ちょっとまてゴラァ!」「殺したたろか!」「アホンダラ!」と罵声を浴び続け、エンカウントの長いロードから逃げ惑う日々。
色んな意味でシリーズは終わったと感じた。

「0?どうせまたダメなんだろ・・・」と思ったら何だこれ。


本作でもやる(殺る)けど「殺しはやってません!」。
演出はド派手だが、大きく見るとムリな展開はない。


今まで以上にアダルト。

渋いストーリー


神室町の「カラの一坪」で起きた殺人事件。
桐生一馬は極道と大手不動産会社がうごめく欲望と陰謀の渦へ巻き込まれていく。


真島吾朗は目玉をえぐり出される凄まじい監禁生活の後、蒼天堀のキャバレー支配人として飼い殺し状態。

そんな2人の主人公がそれぞれの目的のために行動し、物語はやがて1つにつながる。

桐生、真島パートが交互に進む。
先が気になるところで章が終わるので止め時を見失う。

主人公が切り替わったタイミングで「あらすじ」流れる。久しぶりのプレイでも安心。
本編そっちのけでミニゲームに熱中してるとけっこう忘れる。


ラストは龍が如く1へキレイにつながる。
経緯の説明ではなく心情を描写しているので納得感がある。

若いってやっぱ素敵

■桐生一馬、20歳

すでに圧倒的な強さと風格があるけどまだ下っ端。

若い桐生を使うのは楽しい。やっぱ若いっていいな。
シリーズ3作目以降は養護施設を運営したり、タクシー運転手になったりでなんか違うんだよなー。


下っ端だから住んでるアパートはこんな感じ。

■真島吾朗、24歳

修羅場をくぐっただけあり、24歳でこの完成度。


今までのシリーズでは「嶋野の狂犬」と呼ばれるぶっとんだキャラだが、「0」ではシリアス。バブルの雰囲気と対照的でカッコイイ。
5につながっていくと思うとゲンナリするが。

 


錦山彰にも注目。第1作のラスボスも「0」では20歳。
命がけの「男の友情」が暑苦しいほど描かれる。本作をプレイすれば1への思い入れも深まる。


堂島組長。なんとなく小物臭く、うさんくさい。
1の冒頭で早々に退場するのも納得。これも1のフラグになっている。

堂島組・若頭補佐3人


桐生の育ての親、風間新太郎のポストを狙う。
この怖すぎる3人が作品にとんでもない重厚感を与えている。

■久瀬大作(小沢仁志)

あまりの迫力にポリゴンキャラということを忘れてビビる。


一戦目は回復アイテムを持ってなかったのでリトライ10回超え。
スウェイできないように角に誘ったり色々頑張ったのが良い思い出。



指を落としてからのキレっぷりも必見。指サック、バイク、鉄パイプ、もうなんでもあり。



なんど負けても立ち上がり、拳で勝負。3人の中で一番真っ直ぐな極道。

■阿波野大樹(竹内力)

とらえどころのない不気味さ。紫スーツがまぶしい。


女は使い捨て。地味にこのシーンが一番ショック。

■渋澤啓司(中野英雄)

最後までどっしりと構える中野さん。体型が違うからしばらく誰かわからなかった。

■その他にも怖い人達が多数登場。

近江連合直参佐川組組長、佐川司(鶴見辰吾)。
一見軽いノリのおっさんだが、言動の端々に狂気がにじみ出る。
顔の演技に力が入っている本作の中でも特に表情豊か。


大活躍の柏木さん。


若かりし頃の嶋野太。何も変わってない。

 

バブルを体感

リアルを超えた街



バブル絶頂、1988年を表現。ネオン、看板、ゴミだらけ。

海外のオープンワールドとは違う方向の作り込み。
GTAの街はハリボテにしか見えないが本作は違う。

街は広くない。話しかけられる人は限られてるし、車で走り回るとか、通行人を撃ち殺すみたいな自由度は無い。
しかし限られた空間の密度、ネタ数が尋常ではない。看板や雑誌まで当時のネタ。隅々まで観察したくなる。


ド派手なパチンコ。
パチンコって今はビジネスビルやマンションに溶け込むような外観になってるよなー。ドア開いたらめちゃウルサイ。


ディスコ「マハラジャ」。ミニゲームで遊べる。
バブル世代にとっては伝説らしい。京都、祇園にもあったそうな。


ファッションも当時を忠実再現。
男は高級ブランドスーツ。女はボディコン、肩パッド。


連絡手段は公衆電話とポケベル。


ネオン輝く中心部から外れると、昭和らしいさびれた街並みが広がる。
リアルすぎて引く。


ホームレスも完全再現。

札束がすべての世界


敵を倒すとやたら大金が手に入る。
殴ってるときから札束が舞い散り、ザコを倒すだけで100万超え。

コンビニ、薬局で売ってる回復アイテムの値段は据え置き。ほぼ無限に買える。そういう意味ではゲームバランスが破綻してる。


現金でレベルアップ。最終的には数百億が必要。

ネタ満載のサブストーリー






街の作り込みを見てウロウロしてるとサブストーリーに遭遇するという仕掛け。
個性的なキャラと、当時の社会情勢ネタが満載。1988年らしさを存分に感じることができる。

(例)
ミラクル・ジョンソン →マイケル・ジャクソン
たっちゃん、ミナちゃん →タッチ
マルサ・丸井 →マルサの女
真島吾郎がカラオケで歌う「24時間シンデレラ」 →光ゲンジ
アラクレクエスト3 →ドラクエ3


女性キャラがほぼAV女優。ユーザー層にピッタリのサービス。
投票で選ばれた30人が登場。上原亜衣、白石茉莉奈など。
交流を深めるとオリジナルムービーを見ることができる。


ビデオ鑑賞が可能。街中で拾えるコレクションアイテム、AV女優のテレカは全90種類。

時代を反映したプレイスポット


シリーズおなじみのカラオケ、キャバクラ、釣り、カジノ、ダーツ、ビリヤード、ボウリング。


ディスコ「マハラジャ」で踊るリズムゲー。



テレクラ、キャットファイトまで。

■ミニ四駆風カーレース「ポケサー」

パーツを組んで最速を目指す。パーツの種類も多く、コースエディットもできるようになる。

■ゲーセン
UFOキャッチャー、セガのレトロゲー「アウトラン」「スペースハリアー」「スーパーハングオン」「ファンタジーゾーン」がプレイ可能。

■武具探索
真島編のミニゲーム。エージェントを派遣して新しい武具やレシピ、財宝をゲット。

2大ミニゲーム

それぞれDLCとして売ってもいいようなボリューム。関連したサブストーリーも多い。
独立したやり込み要素なので、本編のテンポに影響しないのも◯。

時間はかかるがその分見返りは大きく、バトルとは比較にならない大金が手に入る。
サブシナリオクリアすると戦闘スタイルの封印を解放できる。

■神室町マネーアイランド

不動産経営シミュレーション。
不動産会社の社長になった桐生が、億万長者「神室町ファイブビリオネア」と物件を巡って争う。

本作で最も稼ぎ効率が良い。(カツアゲ君を除く)
放置して利益を回収するだけで大金を稼げる。これぞ不労収入。
サブストーリーのキャラを「神室町マネーアイランド」の人材としてスカウト。
やり込めば5分10億稼ぐ億万長者システムが完成する。

■蒼天堀水商売アイランド

閉店寸前のキャバクラを任された真島。
ライバル店「蒼天堀ファイブスター」と対決し、NO.1キャバクラを目指す。

サブストーリーで女の子をスカウト。出勤するキャバ嬢を選び、客に合わせて席につける。接客中もキャバ嬢のジェスチャーを見て、おしぼりやグラスなど適切な選択肢を選ぶ。
マネーアイランドと違い自分で操作するのでかなり手間。

 

バトル

5に比べてロードが格段に早い。ほぼシームレスでストレス無し。
エンカウント率も低めで快適。


窓から落とす、拳銃を撃つ、刃物で刺す。
それでも「殺しはやってません!」。

戦闘スタイルはそれぞれ3種類。
自由度は高く、なんでもあり。逆に言うとどうやっても勝てるので大味。


むしろ特訓のミニゲームが本番。



桐生は看板や自転車などオブジェクトがあれば「壊し屋」が強い。
真島は「ダンサー」で□□□□△。

 

まとめ

とにかくド派手で楽しい。それでいて話はずっしり重い。
その相反する要素が薄汚れた80年代にハマってる。

ボリュームも凄い。紹介できていないやり込み要素が多々ある。
こんなの出しちゃったら続編作るの大変だろうなーと心配になるほど。

3作目以降にウンザリし、5で見限った人にこそプレイして欲しい傑作。

「龍が如く」自体がダメな人にはオススメしない。
基本的におつかい→ムービー、ムービー、ムービーの繰り返し。
あいかわらず酒やら菓子折り買ってこいみたいなガチのおつかい。
戦闘はヌルい。

ただ、そういう人もちょっと待ってほしい。
自分も最初は「ムービーとおつかいばかりで退屈だなー」と思ってたけど、
酒とか飲んで別の動画見たり作業しながら片手間にプレイするとこんなに面白いゲームはない。

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