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PS4 FPS TPS

【ウォッチドッグス2】レビュー/評価/攻略:ハッキング×ガジェット=最強 「街全てが俺のもの」感

投稿日:2018-12-31 更新日:




ハッキングで遊ぶオープンワールド


広いマップに点在するクエストを進めていくオープンワールド形式のTPSアクション。

タイトルが紛らわしい:【スリーピングドッグス】


最大の特徴はハッキングシステム。
監視カメラで見えない範囲の情報も手中に収め、設備をハッキングしてやりたい放題。さらに前作には無かったガジェット(ラジコン、ドローン)を投入して自分の手を汚さず敵拠点を制圧可能。


舞台は太陽が降り注ぐサンフランシスコ。西海岸らしい開放的な街並み。
シカゴを舞台にした前作のシリアス調から一転、明るくポップな作風。


ゴールデンゲートブリッジや、世界トップクラスの理系大学であるスタンフォード大もある。


最先端企業が立ち並ぶシリコンバレー。ハッカーの活動を描くにはうってつけのロケーション。


マップは密度が高く精巧な作り。オープンワールドといってもGTAのようなだだっ広い場所は無い。
オンラインで他プレイヤーと協力・対戦を前提にしているため、隠れる・追いかけるといったプレイが楽しめるように細部まで作り込まれてる。

ハッカーは自由を守る最後の砦


今や世界はビッグデータによる監視社会と化している。


それを利用して甘い汁をすすってる奴らをぶっ潰し、自由を取り戻そうとしてるのがハッカー組織「デッドセック」。

行動の結果、他人にどんな危害や悪影響が及ぼうと知ったことではない。ただ自分が信じる正義を貫くのみ。個人的には全く共感できないが、まあゲームだから。

「ミッションクリアでデッドセックのフォロワーが増える→リサーチポイント入手→スキルをアンロック」という流れ。フォロワーが増えるほどできることが増えて自由度が上がる。
メンバーいわく、カリスマハッカーと荒らしの違いはフォロワーの数なんだとか。


主人公であるマーカス・ホロウがデッドセックに入るところからゲームが始まる。
主人公の背景が全く描かれないためややこしいストーリーは無い。ただハッカーが活躍するだけの話。


驚異の新人マーカス。24歳の黒人男性。
ハッキングはもちろん、アメリカンクラッカーっぽい武器を使った近接戦闘、銃撃戦、高い身体能力を活かしたパルクールまで何でもこなす。3階ぐらいの高さから飛び降りても平気。


24歳・・・

「街全てが俺のもの」感


常にL1ボタンで何かに不正アクセスしてる状態。ヒマな時間が無い。

L1ボタンを押すと近くの人や車をオートロックしてひし形のアイコンが出る。その内のどれかを選ぶだけでハッキング完了。
バッテリーを盗んだり、強制的に送金させたり、個人情報やメールを閲覧してプライバシーを侵害。
乗り物の遠隔操作も可能。ハンドルを乗っ取り事故らせる。
街のいたる所に配置された信号やガス管などのギミックにもアクセス可能。


ただ見える範囲をハッキングするだけでなく、どこまでも連鎖していくのが特徴。
監視カメラを乗っ取り、見える範囲をサーチ、そしてまた乗っ取る。


ワンボタンで7000円送金させられるNPC。かわいそう。


NPCは1人1人が独自の背景と行動パターンを持つ。
個人情報を覗くと不正コピーの常習犯だったり、変な趣味持ってたり。
観察してると小競り合いやちょっとした事件が起きたりする。
こちらの行動に対するリアクションも豊富。眼の前に立つと煽り、肩がぶつかれば抗議。危害を加えれば警察に連絡、中には殴り返してくる人もいる。


駆けつけた救急隊員が前科持ち。しかも悪質。

ステルス&パズル


ドンパチしたいなら別のゲームをやった方が良い。
銃で全滅させるランボープレイも不可能ではないが、増援を呼ばれると一帯が戦場と化す。
主人公は本当に生身の防御力なので2人に囲まれるとあっという間に終わる。後半に出てくる重装兵は硬すぎていくら撃ち込んでも効かない。
なにより延々と戦い続けるハメになるので面倒。武器の強化カスタムがないのでやり甲斐も無い。
せっかく色々な潜入手段があるのでスマートに攻略したい。


警戒エリア外なら警備兵は理由無しでは発砲できないため無力。倒した奴をエサにしておびき寄せればこの通り。


ジャンパー(ラジコン)&クアッドコプター(ドローン)に2種類のボムを搭載して突入。
自分は警戒エリアに足を踏み入れることなく制圧できる。

ただ色々できるのはスキルをアンロックした後。
最優先はガジェットの戦闘力が上がる「遠隔操作」ツリー。戦闘スキルにあたる「射撃技術」は無視して良い。


パズルを解いてハッキング。これ自体は楽しいけど、なんせ敵地のど真ん中だから焦る。

オンライン要素

・協力プレイ
シングルモードのミッションでも自動マッチングで他プレイヤーと共闘できる。
序盤、ゲームに不慣れでモタモタしてるうち他プレイヤーの力で何もせずにメインミッションをクリア。これはマズイと思ってすぐオフにした。


車両を突っ込ませてムチャやってる他プレイヤー。
一方その頃、自分は警戒エリア外から監視カメラで様子を観察中。

・オンラインハッキング
他プレイヤーのシングルプレイに侵入してハッキングする1vs1。
侵入された側はハッキングが100%に達するまでにハッカーを見つけて倒す。

・バウンティハンター
反社会的行為が著しいプレイヤーはバウンティ(賞金首)となり、最大3人の他プレイヤーの標的となる。ハンター側がバウンティを倒すと報酬ゲット、バウンティ側のプレイヤーがハンターを倒してもなぜか大量の報酬ゲット。

 

出来は良いけど・・・

結論から言うと、ハマれなかった。それどころか欠片も面白いと思わない。
「面白いゲームのはずなのになんでだろ、体調が悪いせいかな」なんて考えながら時間を空けてプレイしたけどやっぱりダメ。

欲張りなゲーム


オープンワールド、ハッキング、オンライン要素を1つにパッケージした所が本作の凄い所だが、例えて言うならお子様ランチ。
エビフライ、ハンバーグ、スパゲッティなど好きなものを乗るだけ乗っけた感じ。
自分はハンバーグの気分ならハンバーグだけ食べたい派なので、こんなに色々盛られると食欲が無くなる。

これだけ自由度の高いシステムを上手くまとめてるのは凄いが、なんというか・・・全部の要素が7、80点に感じる。
ステルスをやってるときはメタルギアやヒットマンが思い浮かぶ。気ままに自由行動してるときはGTAを思い出すし、PVPなら別のゲームがやりたくなる。


ハッキングを活用したスニーキングには面白味を感じたが、どうせ狭いエリアでやるんだからマップの移動を挟まずミッション選択型でサクサク遊びたいと思ってしまう。


サンフランシスコ景色は美しく、街並みの変化もあり作り込みを感じるが、オープンワールドの舞台として新鮮なものではない。


ファストトラベルのロードは20秒強と長め。
ミッション開始地点が広いマップに散ってるので多用するだけにテンポが悪い。


スマホのメールや会話を盗聴できるが、他人のプライベートを覗く趣味はないので面白くはない。


メンバーからの連絡やニュースが頻繁に大音量で流れてくる。これがしんどい。
会話の内容がパリピっぽいノリで聞いてられない。ニュースは大量の情報を早口でまくし立てるので疲れる。どちらも即スキップ。

何をするにも面倒くさい


何かの間違いで他人を殴る、発砲、車で轢いたりすると通報されて大量の警察がすぐに駆けつける。車強盗も即バレ。
スキル「ハイジャッカー (車のロック解除)」「陽動 (通信妨害)」を取るまで窮屈。


「自分の手を汚さず敵拠点を制圧可能」といっても、ラジコン&ドローンで敵をおびきよせては爆弾投下で潰す作業。ガジェットとボムは復活するので撃ち落とされるたびエリア外から交互に投入。この作業、面白いか?


結局、何もかも面倒くさくなり「ドンパチしたいなら別のゲームをやった方が良い」と言ってる自分が中盤からランボープレイになってしまった。


スキルのアップグレードすら条件つき。マップの特定ポイントで入手する「重要データ」が必要。
ややこしい場所に隠されてるので謎解き要素あり。取り方がわからない場合は泣く泣くその場を去る。


カーチェイスの追跡が異様にしつこい。
こちらに対抗手段が多いため敵も本気。延々と前方に湧き続ける。
車から降りて物陰に隠れても360°赤外線センサー装備かと思うほど簡単に見つかる、というより常に見つかってる。車を乗り換えようが何をしようが無駄。
潜入後のカーチェイスでゲームオーバーになると潜入の最初からやり直しだったりしてツラい。

3D酔い

走る、カバー、撃つ、全ての動きがグニャグニャ。その挙動のせいか3D酔いがキツい。
作り手としてはグニャグニャ=リアルという認識なんだろうか。


アクセス可能な場所をわかりやすく表示する「ネットハックモード」はさらにめちゃ酔う。画面の情報量は減ってるはずなのに。
それでも便利なので使わざるを得ないのがツラいところ。


モーションブラーが強烈。
早く動いたときにブレるのは表現として有りだと思うけど、少しカメラを動かしただけでブレるのは意味がわからない。しかも効き具合のオプション設定不可。

 

おわりに


 【ファークライ5】 【the crew2 】に続き「Ubisoft製のゲーム向いてないかも・・・」と思った一作。
一番ダメだったのは3D酔い。クラクラしてアクビが止まらない。
UbisoftのTPSはもうやりたくない。

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