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RPG ★★★☆☆ SFC

【ドラゴンクエストVI 幻の大地】攻略/感想/評価:ムドー ダークドレアム その他大勢 記憶に残らない自分探しの旅

投稿日:2018-04-05 更新日:





唯一、発売当時にプレイしたドラクエ。公式ガイドブック上下2冊は今も実家にある。
でもなぜか全く記憶に残ってない。5は売上280万本。6は320万本。売れたわりに存在感が薄いと思うのは自分だけ?

ドラクエシリーズのレビュー
【ドラゴンクエストIII そして伝説へ…】
【ドラゴンクエストIV 導かれし者たち】

ドラクエ6とは

リメイク版Ⅲを除くとSFC最後のナンバリング作品。
「発見」をテーマに現・夢世界を行き来する一風変わったストーリー。

Ⅳ、Ⅴと同じ「天空シリーズ」といわれているが、つながりはほぼ無い。伝説装備も天空の名がついてない。

 


「上世界は下世界の住人の見ている夢」という設定。もしかしてFF10の元ネタ?
不思議な井戸、大穴、階段で行き来する。寝て起きたらワープしてることも。


上・下・狭間の世界を合わせるとマップの広さはシリーズ屈指。町・村など入れる場所も多い。

 

グラフィック・サウンド

SFC最大の32MBロムを使用。
グラフィック・サウンドは前作を遥かに凌駕し、SFCでも最高峰。

■グラフィック

高所から見下ろす風景、上世界の大穴から見える下世界の表現などは過去作には無いスケール感。


戦闘画面は全画面表示。ウィンドウは半透明になった。
敵モンスターのアニメーションも本作から。


呪文特技エフェクトも強化。

とはいえ、1995年のラインナップを見れば特別凄いわけでもない。

03.11 クロノトリガー
09.30 聖剣伝説3
11.11 ロマサガ3
12.9 ドラクエ6

1995年、神がかってる。


細密になったがこなれてないというか、角が取れてない。

 

■サウンド
独自のサウンドドライバで制作。そのシンフォニーオーケストラに近い音質は海BGM「エーゲ海に船出して」で存分に味わえる。
夢フィールドBGM「もう一つの世界」のような木管楽器シンセ音が特徴。
ロック調の曲もある。


踊りたくなるような町BGM「木漏れ日の中で」。この曲だけは記憶に残ってる。

 

システム

過去作からのいいとこ取り。独自システムは特に無い。

■転職

Ⅲのシステム。
職業は下級9、上級6、モンスター2、勇者1の計18種類。
勇者も職業になった。「誰でも勇者になれる」という希望があるが、資質のある主人公以外は非常に厳しい道のり。

・職業についた状態で戦闘に勝利すると熟練度が増えて職業レベルが上がる。段階に応じて新しい呪文・特技を覚える。
・職業はステータス補正がある。上級職はさらに特殊効果つき
・覚えた特技・呪文は転職しても引き継ぐ
・上級職になるには下級職を複数マスターする必要がある
・「熟練度上昇限界レベル」があるので序盤から上級職をマスターすることはできない
・モンスター職に転職するには「~のさとり」が必要

 


職業ごとのステータス補正がキツい。
魔法使いは「MP+10%。力、身の守り、HP-40%」。

キャラの能力や装備品はキャラ依存。キャラ個性に反する育て方はしにくい。
女キャラはキャラ個性に合わせるとより打たれ弱くなってしまう。ボスの攻撃はほぼワンパン。攻撃呪文の相対的な弱体化も相まって使いづらい。

ちなみに「賢さ」は死にステータス。呪文の威力・成功率は固定。

 

■仲間モンスター
Ⅴのシステム。
職業「魔物使い」をパーティーに入れて倒すと18種類のモンスターが一定確率で仲間になる。モンスターも転職可能。

魔物使いの能力が低い。上級職も使いづらいレンジャーなのでモンスターを狙うとキャラ育成が遅れる。その分モンスターは強い。
・くさったしたい、ホイミスライム :序盤の強力な助っ人
・キラーマシン2、ランプのまおう :AI行動にすると2回行動

 

■その他
・アイテム整理
「ふくろ」初登場。「どうぐせいり」で装備品・貴重品以外をふくろに一括収納できる。
当たり前になった今では特にありがたみを感じないけど画期的。

・主人公の特技「おもいだす」でメモ不要。
これまた攻略サイトを見れる現在では何のありがたみもない。しかし当時は非常に重宝したという。

・コマンドのカーソル記憶

・エンカウントがランダムから歩数制に。
モンスターの出現頻度が安定するようになった。それでも後発の作品に比べるとダンジョン内のエンカ率は高い。「しのびあし」を使わないとなかなか先に進めない。

 

ダークドレアムを倒すまでの道のり

~ムドー


最初からクライマックス。

 


難易度が高い。特に序盤はドラクエ史上最難関といわれるほど。
ザコの引きが悪いとあっという間に教会送り。

ロト三部作のように苦労して乗り越える喜びや仲間内の情報交換を楽しんでもらうことを意図しているらしい。

前半から異常状態で攻めてくる。まずバブルスライムの毒で苦しみ、その後も混乱、眠り、ルナカン重ねからの全体物理など。対策がないと一気にピンチ。

 


序盤は物理で殴るゲー。レベルを上げて装備を揃えるしかない。


ハッサンだけ頭身おかしくね?


犬エサ毒混入事件を目撃。


デデーン!
現実と夢の対比とか細かい設定は面白いが、ややこしい。

・上下の世界が似てる
・下レイドック王は下ムドーによって上ムドーになる
・下レイドック王妃は上レイドック王になって上ムドーを倒そうとする
・主人公は下レイドック王子だが下ムドー討伐に失敗して魂の片割れが上に飛ばされ、もう片方は下でターニアと一緒に住んでる。

うーん、30歳超えてもよくわからん。

 


バーバラが特に理由もなく強制加入→特に理由もなくムドーの島突入時に強制離脱。HPが低く使いにくい。嫌われる要素しかない。
イベントで最強魔法「マダンテ」を覚えてからはMP爆弾と化す。

 


vs ムドー(本物)
「きりさきピエロ」2体を引き連れて登場。ルカナン→ピエロの打撃で後衛がワンパン。ミレーユ(Lv18)のスクルトが欲しいところ。毎ターン自然回復20が厄介。


第一形態を倒した後の本気ムドー。戦闘BGM「敢然と立ち向かう」は名曲。
2回行動[こおりのいき・いなずま]で全体100ダメージ。全滅してから負けイベントじゃないことを知って絶望。
「炎の爪」「ゲントのつえ」「せいれいのよろい」の3点セット必須。

 

転職

ムドーを倒した後、ダーマ神殿で転職できる。

■特技
敵HPに応じて特技性能がインフレ気味。消費MP0なのに攻撃呪文より強力。

下級職
武闘家
「まわしげり」(☆2)
グループ攻撃。武器の攻撃力が加算。素の攻撃力が高い前衛キャラが使うと強い。


「せいけんづき」(☆5)
「ばくれつけん」(☆8)
ダメージ2倍。正拳突きは耐性持ちに対して命中率が落ちる。

上級職
バトルマスター :「がんせきおとし」
パラディン :「しんくうは」
ドラゴン :「しゃくねつ」「かがやくいき」

 

■呪文
特技に対して攻撃呪文は習得時期、消費のわりに威力不足。
最強呪文のイオナズン、メラゾーマ、ギガデインすらほとんど出番なし。全て特技のブレス技、ジゴスパーク、ギガスラッシュ、ビッグバンに食われる。

さらに一部の補助魔法は特技の下位互換。
・「メダパニ」→「メダパニダンス」
・「ラリホー」→「甘い息」
・「フバーハ」→「おいかぜ」

回復だけは呪文が強い。
完全回復の「ベホマ」を代用できる特技はない。


「メラミ」
習得直後は最強。単体80ダメージ、消費MP4。
魔法使いにして1回戦闘するだけで覚える。すぐ全員に覚えさせてみんなでメラミを連発する「火攻め」が強力。

 

~ゼニスの城


ムドー以降の目的は「自分探し」。
Ⅲのオーブ集め以上に冒険の目的を忘れがち。

遊びやすい反面、縛りがキツいⅣ、Ⅴ。
再びⅢの自由度を取り入れようとしたⅥだが、実際には地形、関所、水門などで緻密に行動範囲をガード。育成も熟練度上限で制限。
本当に自由度が高くなるのはだいぶ後半になってから。


乗り物が無駄に多くて混乱。
・神の船
・ひょうたん島
・空飛ぶベッド
・魔法のじゅうたん
・あわあわ船
・天馬

とにかく目的と目的地がわからなくなる。
上下世界で使える乗り物が異なったり、自分がどっちの世界にいるか忘れたり。ダーマ神殿がボロい方が下!

 




上下、右往左往して面倒くさいイベントをこなしていく。


ムドー戦後、三魔王の存在感が薄い。ムドーがあまりにも強すぎた。


デュラン戦後に仲間になるテリー。
バトルマスターなのに武闘家をマスターしてない。ステータス成長率が低い。推奨LV30の時期にLV23で入ってくる。ドランゴを仲間にしてから装備外して酒場送り。


狭間の世界~クリア

ペガサスに乗ってラスボス「デスタムーア」が作った第三の世界「狭間の世界」へ。


来たとたんに無気力状態でHP1&MP0に。町にいってもみんな無気力で何も出来ず、じゅうたん、ペガサスが使えないので帰る手段もわからない。


雰囲気が暗い。もう嫌だこんな世界。早くクリアせねば。


この辺でメタルキングが出る。
当時、こたつに入って一日中経験値稼ぎしてた。LV99まで上げた同級生がいたようないなかったような。


ひたすら頑張ること4時間。数百回エンカして一通りの職業をマスター。LV40まで上げた。
熟練度は勝利回数で上がるので近道がない。偏った編成でクリアまで突き進むと後で苦労する。

 


ラスダンへ。


vs デスタムーア
歴代ラスボスの中でもかなり強い。演出的にもシリーズ中では存在感がある方。
しかし裏ボスによってネタ扱いされてしまう。


いかにも強そうなデザインだが、前作のデスピサロに比べるとインパクトが薄い。


最大4回行動。[バイキルト&ルカナン→まわしげり]などの全体攻撃で大ダメージ。
第3形態は左手がザオリクを使うので倒す順番を間違えると右手・本体が完全復活してしまう。

 


やっぱりFF10を思い出すなー。

 

クリア後


エンディングに場所のヒントがあり、最終セーブからそこへ行くと最後の転職アイテムが見つかる。

隠しダンジョンに行く条件は全職業☆5以上。
またラスボス前で稼いで熟練度稼ぎ&LV上げ。せっかくなのではぐれメタル職をマスター。必要な戦闘回数は300回。3時間近くかかった。

 

 


vs ダークドレアム
「破壊と殺戮の神」。シリーズ通して最強候補のボス。
見た目はデュランのコンパチだがその強さは圧倒的。ダメージ軽減できない全体攻撃を連発してくる。

対策
・やまびこのぼうし&ベホマラーで全体回復
・「ミラーアーマー」装備のはぐれメタル職で「におうだち」

有効な攻撃
・ギガスラッシュ、ビッグバン :350ダメージ
・やまびこ&メラゾーマ :380
・やまびこ&ミナデイン :1300
・マダンテ :1500(MP500×3)


最速を狙うなら馬車組込みのマダンテラッシュ。

 


20ターン以内にダークドレアムを倒すと特殊イベント発生。
味方になってラスボスを倒してくれる。この演出が凄まじい。


攻撃が全く通じず完全にナメプ。


敵が必死すぎて応援したくなる。


本気を出したダークドレアムの必殺技ラッシュでダメージ表示すら無く昇天。
これによりデスタムーアはシリーズ中最も情けないラスボスとなった。

 

まとめ

記憶に残らない作品。

夢と現実が交錯するという一風変わったストーリー。設定や展開がなんだか曖昧でぼんやりしてるように感じる。プレイヤーの想像にお任せ、というより説明不足。

主人公の「自分探し」が長い。ハッサンはムドー城ですぐ合体したのに。
主人公以外のキャラの存在感が薄い。ほとんどイベントに絡まない。アモスが汎用グラ。
Ⅲと違い固定キャラなのに職業システムなので元々薄いキャラが更に薄れる。

敵は手応えがあるし、職業や仲間モンスターはやり込みがいがある。
「パーティーを育てて敵を倒していく」という基本的な面白さは抜群。バトル好きにはおすすめ。

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