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レース ★☆☆☆☆ SS

【ゲイルレーサー】レビュー/評価/攻略:誰も得しない改悪移植 これでリッジに対抗するのはムリ

投稿日:2018-11-30 更新日:




はじめに


1994/12/2発売。本体発売(11/22)から2週間で登場した記念すべきセガサターン初のレースゲー。
翌日発売のPSロンチタイトル「リッジレーサー」とよく比較される。

リッジシリーズ:【シリーズ別リンク】


アーケードゲー「ラッドモービル」の移植。
セガの十八番、大陸横断レース。ロサンゼルスからスタート、ラスベガスやシカゴを経由してニューヨークまでアメリカ横断。

全18コース。時間内にゴールを通過すればクリア。
1コース50秒で全クリまで15分程度。

ライバル車と順位争いの要素もあるけど完全に出来レース。
制限時間をクリアすれば勝手に1位になるのでライバルはただの障害物。

挙動は典型的な昔のアーケードゲー。
SS版はデジタル入力のコントローラー操作なのでアンダーステアに調整されてる。
自分の場合、クリアまで一度もブレーキを踏まなかった。
壁走りとブレーキングでちゃんと曲がる場合の速さの違いがわからない。
車にぶつかっても角度によってはすり抜ける。この判定が謎。


基本的に背景が違うだけで変化のない1本道が続く。


夜はライト、豪雨ではワイパーを手動でスイッチオン。
ただそれだけ。


「カリオストロの城」のように崖と大型トラックに挟まれるコース。


いつの間にか線路に進入。他車がいないので楽。


最後はタイムオーバー後の余力でクリア。セガのレースゲームではよくあること。

 

AC版から大幅劣化


見通しが悪い。
暗い、見づらいとかじゃなく、50mほど先が表示されてない。
反応できないような近距離に急に突然カーブや一般車が現れるため、遠くまで見通せるAC版とは別ゲーと化してる。
ガッツリぶつかったりクラッシュするとロスが大きいので、この見通しの悪さは致命的。反射神経の勝負&運ゲー。


オブジェクト・背景を簡略化。
最初はバグで何も表示されてないのかと思ったほど何も無い。
マリオカートのスターロードみたいに道だけ伸びてるような感じ。
インディアナポリスなんて本当に何も無い。真っ暗。

さらにAC版60fpsから30fpsにフレームレート低下。


激しく波打つ道路。ライバルが波に飲まれてる。
一応、AC版も波打ってはいたが、波は穏やかで地面に埋まるようなことは無かった。
白線も斜めに変形。道路を走ってる気がしない。

SFCの方が滑らか:【ワイルドトラックス】


AC版はアウトラン、アフターバーナーなどと同じスプライトの拡大縮小を駆使し、他車を細部まで丹念に描いた2Dで表示していた。
SS版は他車を無理矢理ポリゴンで表示。恐ろしく粗いため車の魅力が皆無。
「サターンはポリゴンいけるぜ!」ってことを見せつけるためか、サターンのメモリでは足りないのか。


演出も劣化。
AC版のコース・エリア移動は完全シームレスで格好良かった。
SS版はコースクリア後に暗転・タイム表示でロードが入り、エリアクリア毎にムービー付きのリザルト表示。ぶつ切りなので大陸横断感が無い。

音楽は全て似た曲調の別の曲に差し替え。おおむね不評。


ライバル数はAC版から増加したが動作は簡略化。
一般車を避ける動きが無くなり真後ろから不自然にすり抜けていく。クラッシュも無し。
パトカーに追いつかれると警官にボンネットを叩きつぶされるイベントも削除。


EDムービーで熾烈な戦いを繰り広げる2台のマシン。
これをゲームで表現してくれ!


ゲーム中ではコレ。

 

おわりに


これでリッジに対抗するのはムリ。
どうせなら2D表現が得意なサターンの強みを生かしてアーケードの忠実再現を目指して欲しかった。

サターン待望の3Dレースゲー:【デイトナUSA】

クソゲーと評判の作品だが、これでも同時期のSSソフトの中では遊べる方だったりする。

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-レース, ★☆☆☆☆, SS

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