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★★★★★ シュミレーション SS アドベンチャー

【サクラ大戦1&2】レビュー/評価/攻略:太正ロマンから現実に戻れない戻りたくない

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画像はPSP版。
パケ版はロードが鬼長いのでDL版がオススメ。

はじめに


シリーズで一番思い入れ深いのは最初にプレイした「2」。
「2」は設定資料集を買った唯一のゲームでもある。

小学生だった当時、「2」がサターンのゲーム誌で大きく取り上げられてた。
内容はよくわからないけど注目作っぽいのでとりあえず購入。

ギャルゲー耐性のない小学生にこのゲームの魅力はあまりにも強烈。現実に現実感が無くなるほどハマった。


妹がゲーム画面を見て「兄ちゃんがエッチなゲームやってる」と母に報告。
母は母で「まあ・・・兄ちゃんもそういう歳だから」と全く違う方向のフォローで恥ずかしさ倍増したのが苦い思い出。


一体このゲームのどこにエロい要素があるというのか。理解に苦しむわ。


主題歌「檄!帝国華撃団」(通称ゲキテイ)
圧倒的な熱さと懐かしさ。サクラ大戦の世界観を一瞬で理解できる名曲。
シングルCD発売当時、オリコン15位の快挙を達成。ゲームを知らない人も一度は聞いたことがあるはず。

高校生のとき昼休みにゲキテイが流れて、当時唯一のサクラ大戦仲間の同級生と共に密かに赤面したのもほろ苦い思い出。

ハマってた当時、登校中も頭の中でゲキテイのリピートが止まらなかった。
昔はMP3プレイヤーなんてなかったし、通学中に音楽を聞いてる人もいなかったなー。田舎だから?

 

サクラ大戦とは

SS待望のオリジナルタイトル

セガサターンはアーケードで人気のあるアクションゲーは強い一方、RPGやアドベンチャーが弱いと言われていた。
そこを補うべくキャラの魅力に焦点を当てて立ち上げた作品。

総合プロデューサーに広井王子氏を起用。
魅力的なキャラや物語作りで「天外魔境」「北へ。」「魔神英雄伝ワタル」などを手がけて成功させたマルチクリエイター。
さらに藤島康介氏、あかほりさとる氏、田中公平氏など実力派クリエイターが参加。

SSの天外魔境:【天外魔境 第四の黙示録】

1996年9月、第1作「サクラ大戦」発売。
プレイヤーを選びそうな新規タイトルにも関わらず売上35万本。
これは当時、SSオリジナルタイトルで1位。


「はいからさんが通る」のような大正浪漫。
蒸気を動力にしたオーバーテクノロジーのスチームパンク。
宝塚歌劇やスーパー戦隊シリーズ、特撮モノなど様々な要素を詰め込んだ独特の世界。


「1」のムービーは昔のセルアニメ感がたまらん。

キャラクター、楽曲のハマり具合も完璧。
当代きっての豪華クリエイターが揃ったから生まれた作品。

「太正」ロマン

■「1」のあらすじ

舞台は架空の年号「太正」十二年の日本。
士官学校を首席で卒業したエリート新任少尉、大神一郎は詳しい情報を知らされないまま秘密部隊「帝国華撃団」隊長の任を受けて待ち合わせ場所の上野公園へ。


そこで待っていたのは若い女性。戸惑いながらも一緒に銀座の本部へ。


案内されたのは「帝国歌劇団」が舞台に立つ劇場「大帝国劇場」だった。
何かの間違いで秘密部隊ならぬ秘密「舞台」の雑用になってしまったと落胆する大神。


突然鳴り響く警報音で状況は一変。


「帝国歌劇団」は平時の姿。この劇場こそ帝国華撃団の本部。
そして舞台で歌い踊る女の子達は、帝都の平和を乱す魔に立ち向かう秘密部隊「帝国華撃団・花組」隊員だったのだ!


悪の組織「黒之巣会(くろのすかい)」との戦いが幕を開ける。


新参者としてなんだかよくわからないまま秘密部隊に配属される主人公の分身、大神一郎。
「1」では帝国華撃団の組織自体もまだ出来上がってないので様々な苦労を体験する。
いざこざや衝突を乗り越え、個性豊かなメンバーをまとめ上げてチームワークを作り上げていく。

「サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜」

1998年4月4日の春。前作のヒット受けて満を持して発売された続編。
前作ファンの期待を裏切らないどころか上回る完璧な出来栄え。
ムービーや絵の美しさ、演出、システムの改良、ボリュームアップ、練り込まれたシナリオなど全ての面でパワーアップ。
売上は前作を大きく上回る50万本。SS全体でも5位の大ヒット。

■「2」のあらすじ

太正14年春。黒之巣会との戦いから1年。
海軍の演習を終えて帰国した大神一郎は、再び帝国華撃団隊長の任を命じられる。


久しぶりの帝劇だが花組メンバーの多くは出張で不在。
前作で色々あった後の話なので隊長は最初から信頼を得ているが、
新隊員には嫌われてしまうなど前作同様に前途多難な滑り出し。


そんな中、緊急警報が鳴り響く。
久々に出撃した大神たちの前に現れたのは、前作で倒したはずの宿敵。
新たなる敵「黒鬼会 (こっきかい)」との戦いの幕が開ける。


ムービーや1枚絵、背景が格段に美しくなった。


顔グラも一新。全体的に前作より安定した作画で丁寧に描き込まれてる。相変わらず肌ツヤツヤ。
個人的にさくらの通常正面顔だけはあまり好きじゃない。


主題歌は前作の「檄!帝国華撃団」(通称「ゲキテイ」)から「檄!帝国華撃団(改)」にアレンジ。
真宮寺さくら(横山智佐)に加え帝国歌劇団の面々が合唱する形になり豪華。
歌詞に3番を追加。物語の進行に合わせてOPの内容も3種類用意。


前作のメンバー6名に加え、ソレッタ・織姫とレニ・ミルヒシュトラーセが加わり計8名になった。


新メンバーはこれまたクセの強いキャラ。
特に織姫の印象の悪さは強烈。中盤まで大神(日本の男)への当たりが強い理由がわからないのでなおさら。


レニはそもそも男なのか女なのかもわからない。


既存の6人のイベントも前作以上に濃厚。
特別な境遇や生まれ育ちの描写があり、より深くそのキャラを知ることができる。


大神の親友「加山雄一」、三者三様のオカマが揃う薔薇組、ヒロインの家族、海軍大臣も登場。
サブキャラ大量増加で世界観が大きく広がる。


サブキャラも含めキャラが増えたことでイベントも増加。
周回プレイで新たな発見があるので何周でも楽しめる。


誰だテメェ!俺のさくらに馴れ馴れしくするんじゃねぇ!


既存のサブキャラのイベントも充実。
風組の椿ちゃんが好きだけど、花組メンバーじゃないので親密にはなれない。
しかし当時はなんとか落とせないものかと、自由行動で毎回売店に通いつめて欲しくもないブロマイドを買ってた。


新ミニゲームも盛り沢山。

 

キャラ


攻略対象の花組メンバーは個性豊か。どんな好みの持ち主も満足させるラインナップ。
アクが強すぎて一般的なギャルゲーのようにどの娘を選ぶか迷うことは少ない。


「1」のオープニングでメインヒロインが生身で謎のメカを一刀両断!
隊員はみな戦闘のエキスパートか並外れた能力の持ち主。敵のメカ「脇侍」と生身で戦えるぐらい強い。


霊子甲冑「光武」の動力は蒸気とパイロットの霊力。
強い霊力を持っている者が若い女性に多いため操縦者は女性が多い。
現時点で操縦できる男性は大神だけ。ハーレムになるのは必然(?)

俺の嫁、真宮寺さくら


あえて言おう、初恋の相手は「真宮寺さくら」であると。


この絵だけで今日も頑張れる。


普段はゆったりめの和服姿だけど戦闘服はピッチリスーツ。
このギャップがたまらん!


ヤキモチの沸点が低すぎて可愛いんだわ。
ヤキモチ顔だけ急にブス。


初対面からすぐ目隠しのスキンシップ。
最初からデレデレ。さすがメインヒロイン。

「1」の前半をプレイした友人(女)が「この娘出会ってすぐデレデレでヤキモチ焼きだしたよ!ヤバい女だよ!恐いよ~」って言ってたのを思い出す。
冷静に見たらたしかにそうかも。


夏はかなり大胆なサマードレス。


はわわぁ~眩しすぎて直視できない。
初めて水着姿を見たときの衝撃といったら。夏バンザイ!
エンディングでは全身姿を拝める。


カメラ仕事しろ!

大神一郎


いわゆるハーレム物なのに男主人公の人気が高いのも特徴。


普段はモギリのような雑用をしながら個性的なメンバーに振り回される。
たまに軟派な選択肢が混じっており、それを選ぶと普段と違うノリを見せてくれる。


さっきその服装を褒めた男が、脱いだ服を確認した上で覗き中。


日常の二枚目キャラと、隊長として決めるときはしっかり決める姿のギャップが素敵。

 

システム

TVアニメ風の1話区切り


恋愛アドベンチャーと戦略シミュレーションの融合。
相反するようなジャンルの合体。

霊力の強さは気持ちに大きく左右される。そのため女の子の機嫌が戦闘に直で影響。
女の子とのふれあいはあくまでも戦力アップのため!

学園生活と戦闘みたいな組み合わせは今でこそありがちだが、当時としては珍しい。


TVアニメのような1話区切りの構成。
1話=1ヶ月。物語の進行とともに季節が移り変わる。
1話ごとにメインヒロインが変わり、1話内でも前後編でパートが切り替わるので中だるみしにくい。

後半のある時点で最も好感度が高いヒロインがグランドヒロインとなり、その後の展開やエンディング内容が変化するマルチエンド。


勝利後、エピローグから次回予告が入るTVアニメ風スタイル。当時としては斬新。

アドベンチャーパート


帝劇中を自由に移動。各所で発生するイベントで隊員と交流を深める。
移動する毎に時間経過、特定の時刻になると移動パート終了。


「LIPS」
時間制限つきの選択肢。選択次第で隊員の好感度が上下。
実際に女の子と会話するときのあのドキドキ感を味わえる。

答えるまでの時間で大神の言い方や相手のリアクションが変わることがある。時間切れは返事をしなかった扱い。
ときには間を置いたり、何も言わないのがベストだったりする。

ミニゲームもある。成績によってヒロインの好感度が変化。

■「2」の新要素

・「タイミングLIPS」
時間が半分経過すると選択肢が増加・消滅・変化。
ちょうど良い感じの台詞が現れることもあれば、せっかく待ったのにロクでもないのが現れることも。


・「ダブルLIPS」
制限時間内で複数のLIPSが連鎖的に発生。


・時刻表示
画面右上に時計が表示される。予定を立てやすくなった。

・大神性格ゲージ
大神の行動によって性格が変動。性格によって一部のLIPSの内容や周囲のリアクションが変化する。
チャラい選択肢を選んだりすると軟派に傾く。

戦闘パート


俯瞰視点のターン制SLG。メンバーは各話ごとに固定。
シンプルなシステムで難易度は低め。「かばう」×8はさすがにヌルゲー。
よほど変なことをしない限り簡単にクリアできる。


攻撃を受けるか「ため」コマンドで最大まで気力が溜まると「必殺技」が使える。
各機ごとに攻撃範囲など性能が違う。

条件を満たした上で、気力最大の主人公とヒロインが隣接すると「合体攻撃」が使える。ダメージ・範囲ともに強力。

■「2」の新要素

ユニットが2体増えて計9体になったのでけっこう大変。
難しくはないけど特殊条件下で戦うことが増えたので緊張感がある。


「かばう」が8回から3回に減った。


・隊長コマンド
隊員に作戦を指示。「風・林・火・山」の4種類。
内容に応じて能力値に補正がかかる。


・作戦
戦闘パートの前、2種類の作戦のうちどちらかを選択。
内容によって勝利条件や敵の配置が変化する。
防衛戦、護衛ミッション、特定の目標の破壊といった特別な勝利条件のマップが増えたことで戦闘のバリエーションが増加。

・協力攻撃
味方と攻撃範囲が重なっていると「協力攻撃」が発生。カットイン挿入&高威力。


・真ヒロイン合体攻撃
前作では合体攻撃はヒロイン1人につき1つだったが、グランドヒロイン専用の合体攻撃を追加。

グランドヒロインだけあって内容がぶっ飛んでる。
戦闘そっちのけで2人の世界へ。そして敵はなぜか大ダメージを受ける。

 

おわりに


「2」のED曲は「夢のつづき」。
この曲を聞くとまさに夢が続きっぱなしでしばらく現実に戻れない。


夢は終わりがあるから美しい。
平和を取り戻した後すぐ帝劇を離れることになった大神。

続編「3」でまた前途多難で楽しいハーレム生活が待っているのだが、それはまた別の話。

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-★★★★★, シュミレーション, SS, アドベンチャー

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