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【Dの食卓】攻略/感想/レビュー:奇才、飯野賢治が生み出した「インタラクティブ・シネマ」

投稿日:2017-08-22 更新日:


世界累計100万本セールスを記録した大ヒット作。
「マルチメディアグランプリ’95通商産業大臣賞」というゲームの枠を超えた賞を受賞。

「Dの食卓 コンプリートグラフィックス」がPSで発売されている。何がコンプリートなのか不明。
現在、Steam版が発売中。なぜか日本語は無し。

「BCXYZボタンは使用しません」


洋館の気持ち悪い雰囲気は初代バイオハザードっぽい。トゲ壁など見たことあるトラップも多数。


本を差し込むと本棚が動いて隠し扉が出現。謎解きの手順もどことなく似てる。
銀、金の鍵、ハンドル(六角クランク)にも見覚えが。

定位置で小物などチェックして移動ムービーで次の位置に行く方式はデスピリアを思い出す。多くの作品が本作にインスパイアされたに違いない。

説明書2ページ目に「BCXYZボタンは使用しません」。もうパッドでやる意味ない。

120%楽しむためには、
「部屋を真っ暗にして大音量でガールフレンドと一緒に、できればローラのコスプレ推奨。」とのこと。
てか画面が暗すぎて周りを暗くしないとまともにプレイできない。
コスプレとガールフレンドが用意できなかったのが残念。

パッケージにはメッセージつきのCGポートレートが6枚封入。
メッセージの内容は主に自画自賛。少々気持ち悪い。

(painより)
このような瞬間的恐怖の演出に
登場するモノは特に、細部にこだわった
作り込みがされています。
ディティールの細やかさがあって
初めて、恐怖の演出が出来ると思うんです。
(fearより)
この鎧との戦闘シーンは、本作品中
一番、演出に神経を使いましたね。
迫力も必要なんだけど、熱くなくちゃいけない
どこか、「冷たさ」を出さなければという
狙いが、映像に良く出ていると思います。

 

画期的なシステム

時間制限(2時間)

初見では理不尽にタイムオーバーになると思われる。後述の操作性が原因。
謎解きはなんの脈絡も無いパズル的なもの。変化もないので2回目からは完全に作業。行ける場所も調べる物も少ない。さっさとやれば30分ぐらいでクリアできる。

セーブ機能がない

「このゲームにはセーブ機能はついていません」
ヒントが表示されるコンパクトは、一回使用するたびにヒビが入り最後は砕け散る。毎回新しいヒントを得ることができるので、プレイするたび先に進めるというリプレイ性はある。
エンディングが最後の最後で分岐する。両方見るには最初からやり直さないといけない。

シネマティックな操作性

振り向きも移動も遅すぎて笑う。一回の移動に10秒前後かかる。
実際こんな状況に陥ったらこれぐらいの速度になるだろうけど。

移動ルートが限られているため、つねに「なんでそっち行くねん」状態。
横押しただけで180℃グルンと回っちゃったり、移動中に勝手に旋回して逆向いちゃったり。

引き出し開けるのも一苦労。前に進む→Aでチェックの二段階。

 

いざ親父の精神世界へ

前半


どんな車乗ってんねん。

「病院で院長をしている父親が凶変して、娘のローラが父を止めるために単身で病院に乗り込むと、なんとそこは父の精神世界だった!」
本当の目的は「玉虫」を集める事でローラの母親に関する閉ざされた記憶を解放し、真エンディングに辿り着くこと。


「Dの食卓」のDとは何を意味するのか?
Dark.Danger.Dead.Dream.Death.Dad. Dracu・・・ゴホンゴホン。
オープニングでいきなりコウモリが出て来る時点でお察し。


水面みたいなのが出てきた。モワモワーっと異次元へ放り出されて行動開始。
当時はムービー終わりからそのまま操作できるっていう衝撃があったんだろうなー。



基本は骸骨とトゲ。トゲ壁が迫ってきたらそりゃこんな顔になるわ。


「ジャーン!」
鍵で扉を開けるとまた骸骨。入るたびにSE流すのやめんかい。
このゲーム、音量でビビらせにくる。


ヒント通り棚を開けるとなぜかハンドル(6角クランク)出現。精神世界だからなんでもアリ。
タルの栓を締めたらトゲが引っ込んだ。脈絡無さすぎて笑う。


単純に目押しが難しい。番号知ってるのに。


丸く磨かれた「コスタリカの石球」みたいなのが転がってきた。
無表情で逃げて前半パートは早くも終了。

後半



いかにも怪しい石膏像、絵、暖炉。だが何も無い。


エレベーターはノーヒント。何がどうなってるのかまったく分からない。
心が折れたので詰まったら攻略を見ることにした。
今の自分にはこのゲームと2時間向き合う精神力は無い。




入力できてるはずなんだけどな!チョン押しがコツみたい。
銀騎士に斬られて5mぐらい下へ落とされるが、何事もなかったように再挑戦。ローラどんだけタフやねん。


7回ゴロゴローとハンドルを回して庭へ。3回目ぐらいで眠くなってきた。
剣ぶっ刺して星の色を確認。沢山色がある中でわざわざ紛らわしい緑と水色ってのがまた。

また10回ゴロゴローで宝箱へ。頼むから回転数を指定させてくれ。



頻繁に現れる親父。
ん、ん?今ドラキュラって言っちゃたよね?我々って、ローラもドラキュラなんかい!


最後の仕掛け。これまたガチで難しい。


ついに父親のもとにたどり着いた。
「全てを聴いたらすぐに帰れ」って、それができたら苦労しない。

凄く丁寧に説明してくれるけど、口の動きと声が合ってない。
我が家系の呪われた運命?母さんを私が食った?嘘だー!


おや、様子が・・・


キモすぎ!!!
こんなキモい表現があったとは。
暴走した父親に近づいたらバッドエンド。撃ったらベストエンド。


結局なんだったんだ。ローラもドラキュラだったら何も解決してないじゃないか。


スタッフロールが開発スタッフの写真で引く。なぜかロック調の音楽。
ちなみにバッドエンドは暗転でクチャクチャ音。後味悪っ。

 

おわりに

本作は「インタラクティヴ・シネマ」
目指したのは「映画のような体験」そのもの。ムービーとゲームが交互に挟み込まれる、いわゆる「ムービーゲー」ではない。

だから「ゲーム」としてプレイして、あーだこーだ文句を言うのはそもそもズレているのかもしれない。

ということを踏まえた上で、
じゃあシネマとして面白かったかと言われると全く面白くない。
リアルタイムでプレイした人しかわからない何かがあるんだろう。

やっぱりゲームは面白くてナンボだと思うんだよなー。
こんなの1人だからかろうじてクリアしたけど、カップルでやったら開始10分で「じゃあ私マベツムしとくから何かあったら呼んでねー」って言われそう。

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