ヤギ雑記ブログ

30代在宅イラストレーター男がゲーム・映画・本を語ります

【仕事術】30代独身男が教養をつけるための読書【書評】

投稿日:2019-12-19 更新日:

もくじ

仕事術

 勝者の思考回路 成功率100%のブランド・プロデューサーの秘密

勝者の思考回路 成功率100%のブランド・プロデューサーの秘密
柴田 陽子
幻冬舎 (2020-02-20)
売り上げランキング: 12

 

▼紹介

「なぜ柴田陽子は「指名」されるのか?」というオビにつられて、「柴田陽子って誰なんだ?」と思いつつ本を手に取りました。

「プロフェッショナル仕事の流儀」(2018/09/11)にも出た、大人気ブランド・プロデューサーだそうです。

 

▼メモ

■「勝者の思考回路」を持つ

思考回路とは、その道筋で考えれば成功に向かう「仕組み」。
ポジティブシンキングのような「考え方」や「気の持ちよう」的な抽象的な話ではない。

感情に関係なく事象を回路に放り込めば出口に出て、勝手に成功する。

出口は細かく定義する。勝ち負けのように相対的なものではない、自分の絶対的出口を作る。
私の回路には諦め・失敗・腐る出口はない。

思考回路=自分ブランド。
時代が変わっても不変。絶対的な強みになる。

 

■回路の部品を作る

回路は部品の組み合わせ。
だから良い部品を沢山持てば良い回路が作れる。

どんな小さなことでも全てに感想を持つ。
世の中の全ての理由があるから「なぜ」を問う。

まずは量。それから質を考えて「良い感想」を持つ。

良い感想=他人の目線を入れる。他人と共有できる

部品が増えるほど「あ、そういえば」が増えて、高い抽象度で理解できる。
そこから考えを抽出すると部品になる。

その部品を組み合わせて回路にする。出口(成功条件)に応じて組み合わせ方を変える。

こうして、小さな習慣(ミクロ)とビジョン(マクロ)はつながる。

 

理由から出発した感想を部品にし、それを組み合わせて作った回路から出た答えだから全て理由がある。
だからクライアントに何を聞かれても答えられる。

 

感想のない経験は経験ではない。
新しい場所に行けばいいってもんじゃない
日常の些細なこと全てに感想が持てるはず。大事なことは細部に宿る。

 

■ツラいときに逃げると「逃げグセ」がつく

クシインスティテュートでは初日から日本に帰ろうと思った。

でも、
・他人が面倒くさがることを全部やる
・「ちょっと5分だけいい?」の5分ルールで意思疎通を重ねる。嫌がられてもやる

こうして取り組むことで、最終的には「成功したのはヨーコのおかげよ」まで信頼を得た。

 

当事者意識を持つ。他人事は自分事。
「私ならどうする?」を考え、なんでも自分事にして担当領域を増やす。
「ノーと言わない」と決めるだけで仕事は楽しくなる。
領域を増やそうと思えないなら、そこは自分の居場所じゃない。

 

■話しの聞き方

言葉には方向がある。同じ言葉でも話す人、状況によって意味が違う。
だから背景・価値観を踏まえてストーリーとして聞く。そして自分の言葉に変換して繰り返す。

 

▼感想

率直な感想を言うと「ガツガツしてるなぁ…」と思いました。
なぜか勝間和代さんを思い出した。

「知らないのは罪、知ろうとしないのも罪」
など、もう全編どこを読んでもしんどい。

クシインスティテュートの体験談は聞くだけでしんどい。
目の前で「ヤギが足引っ張るから外してくれ」なんて言われたらどんな顔すりゃいいのやら。

 

僕は「逃げグセ」ついちゃってますね…

でもたまには逃げるのもアリだとは思いますよ。
「逃げるは恥だが役に立つ」って言うし。

ちなみに「逃げるは恥だが役に立つ」はハンガリーのことわざで、「自分の戦う場所を選べ」という意味らしいです。決して逃げを推奨しているわけではない。

柴田さんは「ここは戦う場所。踏ん張りどころ」だと思ったから踏ん張れたのだと思います。

何事に対しても踏ん張るだけでは折れるので、メリハリをつけると良いのかなと。

 

柴田さんの迫力に圧倒される中、ヒントは色々見つけました。

特に「感想が回路の部品になる」という点。

僕が手当たり次第に書いているブログやツイッターの感想にも意味はあるんだなと嬉しくなった。
感想を沢山出して、考えを抽出して良い部品を作り、組み合わせて回路にすれば良いわけだ。

ただ、僕には肝心の出口がないのが問題です。出口を考えないと回路が組めない。

 

あと、「自分ならどうするか」の視点を映画観るときに使うと、感情移入度が高まって3倍楽しめるようになりました。

 

人も仕事もお金も引き寄せる すごい自己紹介

人も仕事もお金も引き寄せる すごい自己紹介[完全版]
横川裕之
日本実業出版社
売り上げランキング: 315

 

▼紹介

自己紹介を上手く使えば人生が変わる、という話。
「この本を読み終えた後、あなたの人生に革命が必ず起こる」とのこと。

 

▼メモ

大前提「誰も自分には興味がない」

「自分(聞き手)の未来がどうなるか」に興味がある。
だから自分と絡むベネフィットを提示。

「ランチェスター戦略」でいく。
自分の強みに集中し、1点突破からの全面展開。

(型)
・ベネフィット
・証明(理由・実績)
・行動を案内

 

■自己紹介の作り方

まずゴール「自己紹介することでどうなりたいか」を決める。

料理を作るには素材(強み)が必要。
素材を探すテンプレート「マンダラート」(オープンウィンドウ64)

5種類の「強み」
・ベネフィット
・ビジョン:めぞしている共感
・パフォーマンス:実績、権威
・インフォメーション:驚き、希少価値
・ウィーク:弱みは見せ方によっては強さになる

過去は唯一無二の資産になる。
才能には2つある。
・地の才能=興味持てる、熱中できる素質
・天の才能=出来事、過去の経験

「客観的に見て背景が読み取れるか=自分と他人のイメージが一致するか」
を考えて描写にこだわる。

 

▼感想

なんかピンときました。
つまり、自分を商品として考えれば良いんだなと。

商品を他人に売り込むのと同じように、あの手この手で広告を打つ感じ。
だから広告やアフィ記事の型がそのまま使える。

対して、僕の自己紹介はベネフィットを提示していないことに気づきました。
「仲良くしてね」ぐらいのニュアンスしかない。
ブログ、ツイッターの自己紹介を練り直してみます。

高1で完璧なマンダラートを作成、かつ実践している大谷翔平さんの凄さもわかりました。
普通こんなテンプレの存在自体知らないし、知ってもこんなにガッツリ作らないし、作っても実践しないでしょう。

 

こんな方におすすめ:自己紹介が苦手だ。何のためにやってんのか意味わからん。恥ずかしいだけ。

 

「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義

「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義
水野 学
誠文堂新光社 (2016-05-07)
売り上げランキング: 13,301

 

▼紹介

今の時代にどうすれば「長く売れつづける」のかを、著名なクリエイティブディレクターの水野学さんが解説します。

 

▼メモ

■「世の中をあっと驚かせてはいけない」

売れる方法といえば発明orブームだが、今の時代これは無理筋。
なぜなら、

・発明
「ウォークマン」のような発明で、飛び抜けた商品を作るのはもはや無理。
現代では質が全体的に上がり横一線。「いいものをつくれば売れる」時代は終わった。

発明による進化ではなく、差別化を目的にして世の中をあっと驚かすような商品を作ろうとすると、誰にも求められていないものを作ってしまう。(例:座れないイス)
みんなが差別化を目的にした結果、本当に求められているものが無い、商品の「ドーナツ化」現象が起きている。

・ブーム
運ゲー&一過性。長くは売れない。

 

■ブランドとは、見え方をコントロールして「らしさ」を伝えたもの

上記のように質による差別化がムリなので、持っている価値を「伝える」ことが重要。

持っている価値とは「らしさ」であり、それがブランド。
見え方をコントロールして「らしさ」を伝えるのがブランディング。

例えば、アップルは他に比べて高性能でも安くもない。でも売れる。
それはブランドに従って全てのアウトプットをコントロールしているから。「アップルらしさ」の価値が伝わっている。

「らしさ」は自分の「なか」にある。
らしさを探るときは、アイデアの量を出して質を生む。

全てのアウトプット=ロゴ、社屋、段ボール、商品タグまで、全てをコントロールする。
小さな石を積み上げる感じ。ブランドは細部に宿る。

 

■デザインが必要

アウトプット全てをコントロールするために、ブランドをデザインする必要がある。
「デザインは苦手、わからない」はもう通用しない。

「センスコンプレックス」を超える。
美大出身とかクリエイティブ系じゃないからといってビビらない。

誰でもセンスは鍛えられる。
なぜなら、センスとは「集積した知識の最適化」だから。

・知識を集めるのは努力
・最適化は知識
によって可能。

知識を集めるときは次の3つに注目。
・王道、定石
・流行:王道と対になる
・共通点

 

センスは「良い・悪い」の問題ではない。

ブランドは手段であり、目的は売上。よって「説明できないデザイン」はない。
全てに理由が必要。コンセプトとは目的地(売上)への地図。

「カッケー」デザインを出す奴なら沢山いるが、売上を目的にできる人は少ない。

 

売れるデザインを生み出せる会社の共通点は次の3つ。

・クリエイティブなトップ
・経営者の右脳となるクリエイティブディレクターがいる
・経営と直結した特区のようなデザイン部署がある

 

▼感想

著者の実績・具体例があるだけに説得力があります。

ブログ作りでいえば、
自分の「ブランド=らしさ」を練り込み、タイトルや文体の細部までこだわる。
そして、ブログだけでなくツイッターの発信内容などもデザインし、アウトプット全てをコントロールして自分のブランドを伝える。
って感じかな。

僕のブランド伝わってます?(汗

 

こんな方におすすめ:ブランドとデザインの意味を見直したい

 

最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク

最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク
三枝 元
ぱる出版
売り上げランキング: 28,030

 

▼紹介

自分と同じ程度の年齢・経験値なのに、ステ全振りでカンストしてるチートキャラみたいな人がいるのはなぜなのか。それはフレームワークを知っているから。
みたいなオビで始まります。

本書の内容はまさにフレームワーク辞典。
こんなの使いこなしてる奴がいたら、そりゃ勝てるわけねぇー。

以下、気になった部分のメモ。

 

▼メモ

■思考と意思決定

・マトリクス:緊急性・重要度で優先順位をつける

・MECE(ミッシー)

・帰納法で一般論を作り、それを使って演繹で考える。

・ピラミッドストラクチャー:抽象具体の往復

・仮説検証サイクルを回す
「仮説を立てる→学ぶ→やってみる→結果を検証」の繰り返し

・人の判断は「直感・論理」2つのシステムを持つ
直感には多種のバイアスが働く。

 

・6つの影響力
マーケティングに必須。

「返報性」
受けた恩は、返したくなる。
相手の想定を超えるギブ&ギブで恩を感じさせる。

「希少性」
限られたものほど、欲しくなる。
モノ自体に希少性が無くても、売り方次第(時間限定、特典など)で生み出せる。

「権威」

「コミットメントと一貫性」
人は約束(一貫性)を守ろうとする。
小さい申し出を受けさせて徐々に拡大。
(例:アンケート→無料登録→有料登録)

「好意」
好きな人に同意したくなる。SNSのメイン要素となる。
(例:「自分に似ている」「自分を褒めてくれる」「同じゴールを目指す仲間である」)

「社会的証明」
人は周囲に同調したくなる。多数の支持をアピール。
(例:「売上No.1」)

 

■問題解決

・ECRS(イクルス)の法則

Eliminate:除去する
Combine:まとめる
Rearrange:整理する
Simplify:簡単にする

改善効果は「S < R < C < E」。
よって「E → C → R → S 」の順に試すと良い。

 

・ダラリの法則
「ムダ・ムラ・ムリ」(3M)をなくす。

 

・因果関係の三原則 (ミルの3原則)

従属変数:原因は結果より時間的に先であること
共変関係の確認:原因と結果が関連していること
他の変数の統制:他の因果的説明が排除されること

因果関係を証明するには上記3つ全てを満たす必要がある。

 

■アイデア

・SCAMPER (スキャンパー)
最速で量を出すことができる。

Substitute :代える
Combine :組み合わせる
Adapt :適応させる
Modify:修正する
Put to other uses :ほかの使い道
Eliminate :削減
Reverse・Rearrange:逆転・再編成

 

・類比 (アナロジー)
他の情報(既存の要素)を類似に基づいて適用する。
アイデアとは「既存の要素の新しい組み合わせ」(「アイデアのつくり方」)である。

 

■コミュニケーション

・SUCCESSの法則

Simple:シンプル
Unexpected:意外性
Concrete:具体的
Credible:信頼性
Emotional:感情に訴える
Story:物語性

 

・almの法則

Audience(聴衆):相手の属性
Intent(目的):相手に何をしてほしいのか
Message(メッセージ):何を伝えれば相手は行動するのか

 

■キャリア形成

・7:2:1の法則
7:2:1=経験:陶酔:勉強。
ようするに、経験の量が大部分であり、陶酔による自信は読書などの勉強より2倍比重が高い。それほど座学は比重少なめ。

 

▼感想

知らないノウハウばかりでした。
知っていても使ってないことも多いし、実際使ってるのはPREPぐらいかな。

著者の経歴を見るとまず「フレームワーク収集家」と書いてあります。実業家というよりコンサル専門みたい。
それを見てノウハウコレクターな本書の内容もうなずけました。だってノウハウコレクターを自称してるんだもの。

正直、フレームワークを集めただけの本なら僕にも書けそうだと思っちゃいました。

「Amazonで目次を見て、気になった部分だけネットで調べたらいい」
って気もするけど、それは半分正解で、半分違うんですよね。

本は、読み始めたら一応最後までちゃんと読もうというモチベーションが働くのです。
僕だって本書の内容がネットのまとめ記事だったらこんなにちゃんと読みません。というか、すぐブラウザ閉じるでしょう。

だから本にするだけで価値はある。出版すること自体に意味があるといえます。

本書をザックリ読むと、フレームワークのラインナップがザックリとわかりました。
あとは使えそうなのを選ぶだけ。

フレームワークの全体像を捉えるのには良い本だと思います。

 

こんな方におすすめ:フレームワークを一通り知りたい
あわせて読みたい:「ゼロからつくるビジネスモデル」

 

岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。

岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。
ほぼ日刊イトイ新聞
株式会社ほぼ日 (2019-07-30)
売り上げランキング: 222

 

▼紹介

任天堂の元社長であり天才プログラマー、岩田聡さんのことばをまとめた本。

岩田聡さんから見た宮本茂さんや糸井重里さん。また、宮本茂さんや糸井重里さんから見た岩田聡さんを知ることができます。

本書にはものづくりのヒントが沢山詰まっていました。
才能、アイデアなど、今までぼんやりと考えていたことが定義できた気がします。

 

▼メモ

■岩田さんとは

「プログラムできる電卓」から始まったのがHAL研。
HAL研が15億の負債を抱えたとき、33歳で社長に就任。
自分がやるのが合理的だと思ったら、自分の感情とか関係なくやる。

十何万円もするパソコンよりファミコンでゲームした方が良い、という確信はあった。

会社は常に利益を出し続ける必要があるので、会社の再建は飛行機を飛ばしながら修理するようなもの。

ボトルネックに向き合う。
人は手を動かすと安心するから作業量を増やして足し算しようとする。
でもそれでは本当の問題点が後回しなるからダメ。

 

点ではなく線で人に届ける。
だから点でみるとリモコン、2画面みたいな一見変なことやっている。
でも線がつながると意味がわかる。それがスタンダードになる。

「肩書きは社長、頭のなかは開発者、心はゲーマー。」

「プログラマーはノーと言ってはいけない」
は「プログラマーしだいでできる・できないが決まるのだから可能性を閉ざすな」という意味。無理強いや社畜ではない。

 

■才能とは

「なぜそうなるのか」のかをわかりたい。考えるのが好き。
そのために「こうだからじゃないか?」という仮説を立てる。それを積み重ねると力がつく。
ゴール見えたら解決策を考えてしまう。一種の病気みたいなもの。

天才とは、人が嫌がる・疲れることを延々と続けられる人。
苦行だと思わない人に、苦行だと思う人は絶対勝てない。

いくら苦労しても、反応=ご褒美がその苦労を上回ればやる。
「なんかやってしまうゲーム」はそうなっている。
つまり才能がある人=「ご褒美発見回路」を持っている人。

 

「たいしてエネルギーを使っていないのになぜか結果が出てしまう」
のが得意なこと。才能の在り方。

創作物とはエゴの表明。
自分が誰よりも上手いというエゴ・自惚れ・勘違いが創作のエネルギーになる。

 

■アイデアとは

複数の問題を一気に解決するのが「アイデア」。一発で3、4個の問題がすっきりする。
(例:マザー2の作り直し)

 

■宮本茂さんとは

機能から考える。インダストリアルデザイン出身ならではの発想。

人気キャラに囲まれている人に見えるが、ゲームの作り方は「人気のキャラを出せば良い」的なキャラゲーと真逆。

石ころひとつにも「なんで置いたか」という理由が必要。
「何となく」が一番ダメ。だから本質は不必要なものを削ること。足すことではない。

例えば、ヨッシーはスプライト都合であの形になった。
動物の可愛いキャラを出したい、みたいな理由ではない。

 

■制約がクリエイティブを生む

エンターテイメントは「他とどう違うか」を一言で説明できないと興味を失われる。
その制約がクリエイティブを生む。
回転寿司で沢山流れてくる様々な新要素から「これだ!」と一個掴み取る感じ。

アップルと任天堂の共通点は「シンプルさ」。その1点につきる。

 

▼感想

僕は岩田さんについて何も知りません。加えてN64以降の任天堂ハードはほとんど触っていません。
Wiiのリモコンコントローラーなんて「ふざけんな」と思ってこれまで生きてきました。

でも任天堂の区分だと僕はヘビーユーザーですからね。最初から任天堂のターゲットじゃない。
「ソニーみたいな強者と張り合わない。常にブルーオーシャン戦略。コンセプトのためならヘビーユーザー受けを切り捨てる。」
それこそが任天堂の強さなんだなと思いました。
そして置いた点をつなぐ線は伸びていき、そのうち僕のようなヘビーユーザーにも届く。

 

「創作物とはエゴの表明であり、自分が誰よりもできるという自惚れ・エゴが創作のエネルギーになる」という部分を読んでハッとしました。

なるほど、歳をとって創作意欲が減ったのはこれのせいかと。
「できない」経験値ばかりを貯めたせいで、自惚れなんて消えちゃったもんな~。

僕も昔は「僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだ。」みたいな自惚れがありました。(アムロの場合は事実)
たしかにそれがエネルギーになって、今考えると「なんでそんなに頑張ってるの?」と不思議に思うようなことをやっていた。

若いときの自惚れはどうやったら戻ってくるんでしょうね…

 

こんな方におすすめ:ものづくり、クリエイティブに行き詰まっているから「気づき」がほしい
あわせて読みたい:「「ついやってしまう」体験のつくりかた」

 

ビジネスで勝つ方法はゲームから学びなさい

ビジネスで勝つ方法はゲームから学びなさい
中山 長盛
セルバ出版 (2017-10-27)
売り上げランキング: 1,182,308

 

▼紹介

ゲームといっても僕には馴染みのないボードゲームの話です。
でも凄く面白かった。なにが面白いって、最初こそビジネスの話をしてるけど読めば読むほどビジネスの話は建前であることが明らかになっていく(笑
最終的にあとがきで「本書を機にボードゲームが広まってほしい」という旨が語られています。著者はボードゲームが大好きなんだなぁ~

 

▼メモ

■ゲームでビジネスが学べる

自分が見てきた限り、ゲームが強い人は勉強ができる、仕事もできる。
実際、孫正義は経営ゲーム「マネジメントMG」がめちゃ強い。引くほど強い。

ゲームの強さ自体が問題なのではなく、強くなる方法を考える姿勢に差がある。
強さ以外にも、自分の適性がわかるので適材適所がうまくいく。

 

ゲームをプレイすれば、ビジネスにも共通する勝ち方がわかる。
そこらのセミナーなんぞより実践的なトレーニングになる。しかも無料。

起業家が参加するゲーム会がある。参加費2万円だが希望者が跡を絶たない。
ゲームを通じてビジネスマンと対話するのは、それほどの価値がある。

自分の会社でも多いときは週一でゲーム会をやっている。
たった1時間の対戦で大きなメリットがある。例えば、

・部下の適正がわかる
・ゲームで例えて仕事のノウハウを教えることができる
・立場超えてコミュニケーションできる
・全体の人間が関係わかる

 

■勝てない人の特徴3つ

・自分流に固執する
素直に学ばないから伸びない。
マネ=吸収力。

・視野が狭い
自分のことしか見ていない。ときには他人を勝たせることも必要。

・思考停止が早い
すぐ運ゲーにしてしまう。

 

■3つのゲームでビジネスを学ぶ

・「カタン」
ビジネス全般の勝ち方を学ぶ。交渉術を駆使した「攻め」のプレイが必要。
実力とランダム性・運要素のバランスが絶妙。臨機応変な対応力を磨くことができる。

・「モノポリー」
投資の仕方、金持ちになる方法学ぶ。

・「関ヶ原」
限られた戦力の運用方法を学ぶ。

 

▼感想

本で語られているのはボードゲームの話。つまり全て対人戦の話です。だからTVゲームのCPU相手では意味がない。

よって対戦相手が必要なのがネックですね。
今ならTVゲームのオンライン対戦でも良いかもしれないけど、やはり面と向かって知り合いと対戦する場合とは一味違うでしょう。

「ゲームが強い=勉強・仕事ができる」
は因果関係が逆な気もするけど、もうどっちでもいいや。
ようするに、目標と向上心があれば何からでも学べるってことだろう。

とにかく、本書を読めばボードゲームが欲しくなること間違いなし!

 

おすすめ度:★★
こんな人におすすめ:勉強やビジネスにこじつけて正々堂々とゲームがしたい

 

学校の「当たり前」をやめた。

 

▼紹介

学校の「当たり前」を疑い、常識破りの学校を作った麹町中学校長・工藤勇一さんの著書。

そんな改革者の工藤さんは意外にも民間出身ではなく、教諭、副校長、指導課長と公職を歴任した生粋の教職畑の方なんだとか。

内容は自分の中学時代の思い出と照らし合わせても理にかなっているものでした。

 

▼メモ

学校の「当たり前」は目的と手段が逆転している。
ようするに成績をつける側にとって管理がしやすく都合が良いシステム。

目的にそってシステムを見直し、以下を廃止した。
もちろん、これらを廃止するだけでなく、目的にそった手段を新しく充実させる。

 

■宿題の廃止

やらせている側の自己満足。
自ら取り組む姿勢、自律の邪魔になり、むしろ悪癖となる。

 

■固定担任制の廃止

固定担任により「自分が伸びないのは担任が外れたせいだ」という何でも他人のせいにするクセがつく。

チーム医療のように教師をチームにすることで、生徒は担任の当たり外れという問題から開放される。患者(生徒)にとってベストな選択ができる。
クラス担任の負担は凄いので、教師の負担も減る。

 

■中間・期末テストの廃止

定期テストの点数は学力と全く関係ない。教師が成績をつけやすいだけ。
子供は一夜漬けの悪癖がつく。

定期テストを廃止するかわりに単元テストを増やす(負担にならない程度)

 

■運動会のクラス対抗を廃止

どうやったら楽しめるかを生徒自身が考えて運動会を作る。

 

▼感想

僕も「担任・宿題・定期テスト」は3大害悪だと思っていたんです。

写経のような意味のない宿題は時間のムダ。

一夜漬けの定期テストでいくら良い点をとっても偏差値は上がりません。
先生や親に褒められて間違った自己肯定感が上がり、「自分はちゃんとやっている」という間違った自信がついちゃう。
で、高3で模試を受けたとき手も足も出なくて愕然とするわけです。

担任は、外れ教師に当たったら大事な1年をウンザリな気持ちで過ごすことになってしまう。
生徒にとっては選ぶ権利もない酷いギャンブルですよ。

よって本書の取り組みは納得できる。
「僕の中学でもこうしてほしかったな~」とうらやましい。

 

問題はどうやって全国に広めるか。
調べたところ麹町中学校はそもそもレベル高い生徒が集まる名門校だそうで。
ってことはその家庭、地域も環境が良いわけで。

生徒が優秀だし学校外の環境が支えているから、学校で下手なことをやっても学力は落ちないし荒れることもないでしょう。
そんな場所で学校改革といっても「負けないゲーム」をやっているように見えます。

例えば僕が今住んでいる地域のような、大阪のド底辺で実現できるのかは疑問です。
運動会を自主的にやれと言っても、「じゃあ後はのび太が全部考えとけよな!」「ドラえも~ん」みたいなことになりそう。

しかし、著書も「学習指導要領にそって全国一律にする必要はない」といっているとおり、レベル高い学校だから参考にならないと切って捨てるのは違う。
要は「当たり前」と思考停止せずに考え続ける。学校それぞれのベストを探すのが重要ってことでしょう。
麹町中学を参考にしつつ、大阪のド底辺なりのベストを探せば良いわけです。

 

おすすめ度:★★
こんな人におすすめ:学校の「当たり前」を見直したい

 

3日で変わるディズニー流の育て方

3日で変わるディズニー流の育て方
櫻井恵里子
サンクチュアリ出版
売り上げランキング: 51,040

 

▼紹介

10万人のキャストを育てたカリスマトレーナーが伝授する究極の人材育成術。

 

▼メモ

■マニュアルが無い

ゴールは「ゲストにハピネスを届ける」

マニュアルはない。行動規範「SCSE」で動いている。
ゴールへの道のりは自分次第。これが自主性を高める。

S:安全(Safety)
C:礼儀正しさ(Courtesy)
S:ショー(Show)
E:効率(Efficiency)

短期記憶に収まるマジックナンバー4なので暗記いらず。

 

■採用

書類審査はない。普段着でリラックスした面接のみ。

・挫折体験を聞く
失敗からどう立ち直ったか、問題解決力と人柄がわかる

 

■キャスト同士のコミュニケーション

・感動を繰り返しキャストに体験させる

新人は涙を流す。
エビングハウスの忘却曲線では、適度な間隔で6回繰り返せば定着する。

 

・やるべきことは無い。NGだけ決める

やり方人それぞれだから自分のやり方を押し付けない。一緒に考える。
まず感謝伝えてから意見。
深いレベルの会話(信条、感情)をする。

 

・奉仕型のリーダー

「あなたのために働きたい」を目指す。

ミスしても個人を攻めない。責任を背負い、感謝を伝え、部下の自己肯定感を高める。

ストレス管理。ストレスチェック表で「見える化」。
ストレス溜まってそうな仲間には最優先で時間を使ってケア。

まず1対1で褒める。翌日みんなのまえで褒める。
お世辞だと思われないために具体的に。

 

・組織のタコツボ化を防ぐため、丸一日他業務を体験する。

 

▼感想

働きがい、横のつながり、縦のつながりでトリプルに固め、ディズニー色に染め上げる。
そりゃバイトも時給以上に働くわ。

キャストは感謝が貰えるだけでお金はもらえない。でもそれが幸せだと思い込ませる。
マニュアルが無くても全力で動いてくれるんだから実に効率がいい。

ディズニー教を作って信者を動かしてるイメージ。

いや、全然悪い意味じゃないですよ。
宗教は古来から最強のビジネスモデルってことがわかるんです。
今流行りのインフルエンサービジネスも宗教みたいなもんだし。

でも僕は正直、ディズニーで働きたくねーと思いました。
客が喜ぼうが、ディズニーが潰れようが知ったこっちゃない。積極的に働いたから給料くれ給料、みたいな。

そんな奴はまず面接で落ちるけど。

 

おすすめ度:★★
こんな人におすすめ:ディズニーのキャストが活き活きしている理由を知りたい

 

数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。

数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。
日本実業出版社 (2013-07-25)
売り上げランキング: 45,813

 

▼紹介

コンサル理系女子の智香が、マーケッターのイケイケ木村に辛辣な突っ込みを浴びせまくる!

木村ばかり矢面に立たされ、自分が言われてるようでツラいです。
しかし木村も悪い奴ではなく素直だから数字を使う本質を吸収していく。

そんな、TVドラマになりそうなストーリー仕立てで「仕事で数字を使う」意味がわかります。

 

▼メモ

■数字=思考

ノリで通用するのは20代の若手だけ。
上に立ってもその仕事やり方だと低迷したときすぐ潰れる。

数字を使う=具体的に考えるってこと。
思考するために数字を使う。
難しい理論、計算は道具にすぎない。

「ビッグデータの活用」といわれる時代だが、データは使ってなんぼ。
重要なのはイチローの道具(=データ)ではなく、イチローというプレイヤー。

日常会話で数字を使う訓練をする
例:
・頑張って成長します→成長率5%を目指す
・腹へった~→満腹度を10段階でいうと2

 

■予測と予想

・予想は「想う」。当たることもあるが、その結果から何もわからないので次は当たらない。

・予測は「測る」。予測を線にし、相関関係を知れば因果関係がわかる。だから精度を上げることができる。

 

■分析

平均値で平均はわからない。標準偏差を見る。
さらに、
標準偏差から数字の裏を見て、因果関係を考え、ABテストで比較して…
ここまでやるからデータを見る意味がある。

実数と割合、分子と分母は片方だけ見ても意味ない。両方を把握して全体の状況とらえる。

 

▼感想

ドラマのようなストーリーにより数字という文明の力を使うことの大事さが見に染みます。

ノウハウ自体は軽め。
標準偏差、相関係数など、統計学の入門中の入門編を200ページに引き伸ばしてる感じです。

しかし本書において重要なのはそんなことではありません。
「数字を使う」ことへの抵抗感をなくすのが重要なんです。

自分を含め、数字を使うことに抵抗を感じる人は多い。
ファッション業界に染まった木村と同じく、僕がいた美術系大学(絵画)では数字で測ること自体がダサいって感じのノリでした。
「なんでそんなに数字ではっきりさせる必要があるの?」「そんな風に考えて楽しい?」
みたいな。

本書はそのレベル、0から慣らしていこうって趣旨だから、内容が薄いなどと批判するのは違うでしょう。具体的なノウハウは後で学べばいいんです。

 

プレゼンの項も面白かった。

形だけとりあえずエクセル使うとか、なんとなくグラフ載せるとかありがち。
でもそんな自己中心的なプレゼンでは相手に伝わらない。伝わらないのは相手ではなく自分が悪い。

相手目線で作ったグラフはたしかに全然違う。
見せたい情報以外は大胆にカットされています。

都合いい編集ともいえるけど嘘ではないんです。
他も見ようによっては重要かもしれないけど今はそこじゃないよって話。

全部載せるのは手抜きであり、主張をボカす逃げでもあるんですね。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★★

 

PDCAは、4割回せばうまくいく!

 

▼紹介

僕は意識高い系っぽくPDCA、PDCAと言ってるわりに実際やってないので「4割でいいならできるかも…」ってノリで読みました。

計画の時点で挫折する、ガッツリ計画作ってもサイクルが回らない、いつの間にかPDCAの存在自体を忘れちゃう。
そんな方にオススメの一冊。

 

▼メモ

■PDCAは4割回せば機能する

最大の敵は完璧主義。
計画は見積書のようなもの。変更が前提。

期限を切る。とりあえずやってみる。
「拙速は巧遅に勝る」。早くやれば考えと現実の差を知れる→確度が上がる。

 

■3つの「やすい」

・作りやすい
早さが最優先。

・始めやすい
ムリなくできるのが重要。自分のやり方でいい。
凄い事例をそのままマネしないように。メディア経由の成功例には注意。盛られてる。

・続けやすい
PDCAを忘れるのはいい。忘れ去られるのが問題→計画を見える化。

 

■3の「きる」

・立てきる
PDCAを年3つやれば会社が変わる。
「できるけどやってないこと」に注目。

・見つめきる
結果が見えるまで1年は継続する必要がある。
自分を主語にして考える。上手く行き過ぎたときは外部要因に左右されているのでアテにしないように。

・やりきる
やりきる習慣をつけるのが最重要。
これなしにノウハウを積んでも定着しないから意味ない。
やりきるのが一番難しいので、まずは「立てきる→見つめきる」を目標に。

 

▼感想

とりあえず「今年遊ぶゲーム」でも決めようかなと思いました。

無計画に手を出してるせいで去年の新作は
「エースコンバット7」
「バイオハザード RE:2」
「Devil May Cry 5」
の3本しかやってないからな~

計画すれば少なくともこんな有様にはなりません。

計画して購入したゲームがプレイに耐えない、レビューするに値しない出来だったら投げて臨機応変に計画を変更すればいい。
これが「4割回せばうまくいく!」ってことなのです。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★

 

投資家みたいに生きろ

投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略
藤野 英人
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 775

 

タイトルが全て。内容を一言で表現している。
投資家は特別な職業ではなく、誰でも投資家になれる。

つまり「自分の力で生きる」ってこと。
目先にぶら下げられた報酬に囚われず、自分でリスクをとってエネルギーを集中投入しリターンに賭ける。
そんな考え方。

日本人は「報酬=ストレスを耐えた対価」だと捉える傾向が異様に強い。
本では「日本人は本当に勤勉か?」と問いかけている。

たしかにストレスを我慢することを勤勉と言い換えて思考停止するのは、使う人間にとって都合いいだけだよなー。今すぐやめよう。

 

いわれてみればブロガーって投資家みたいなもの。
時流を読み、時間とエネルギーを使い、コンテンツを作って投げ込む。

だから投資家思考を知るためにまずはSNSやブログやってみたら?
とインフルエンサーは言ってるわけだ。資金が必要ないから。

「ヤギゲームブログ」への投資は今のところ大赤字(笑

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★★

 

「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ

「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ
玉樹 真一郎
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 765

 

▼紹介

この本の表紙を見てつい手にとってしまった。
まさにそんな体験がテーマ。

てかビジネス本コーナーにゲームを題材にした本があれば、そりゃ読みますよ。
本を開けば、いきなり挿し絵つきでマリオの話からスタート。面白い。

 

▼メモ

①「直感のデサイン」

仮説→試行→歓喜

・なぜマリオのドットは右を向いているのがすぐわかるのか
・なぜ開始地点の左側に大きな山があり、少し右に進んだらクリボーが出てくるのか
・なぜクッパは斧で倒せるのか

全てに意味がある。

「おもしろいゲーム」はない。「おもしろい体験」があるのみ。
押し付けではなく、自転車の乗り方のような自発的体験が一番強い。

 

②「驚きのデザイン」

誤解→試行→驚愕

ぱふぱふ、カジノにも重要な意味がある。

ドラクエは教科書的といわれるが、たからこそ裏切りが生きる。
→ドラクエ3に仕組まれた3つの裏切り

そのための丁寧にデザインされた20時間。

 

③「物語のデザイン」

翻弄→成長→意志

物語とは「何を語るか」+「どうやって語るか」
ゲームの本質は「どうやって~」の方。

 

■まとめ

プレイヤーは情報の断片をつなぎあわせて物語を作る。
=環境型ストーリーテーリング

①②を組み合わせ、適度な情報を置いていく。

①②③、3つのデザインの組み合わせ・方向を変えると、飽きないプレゼンが作れる、企画作りにも使える。

面白いゲームには心理学が詰まっている。

 

▼感想

特に最初の、マリオの章が抜群に面白い。なにげない画に何一つムダがないことがわかります。
タメになるだけでなく、みんなが知ってるゲームが題材だから話のネタとしても実用的。

プレイヤーは「絵がキレイ」「テンポが良い」みたいな表面的な良し悪ししか意識しません。
でも本当は意識しない部分にこそ差がある。

それは作り手じゃないと気づくのは難しい。
ただゲームの感想をまとめているだけの、自分のブログの限界を悟ります。

教養が必要だな…と痛感して書評記事を書くきっかけになりました。

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★★★

 

史上最強のCEO

史上最強のCEO

史上最強のCEO

posted with amazlet at 19.12.27

売り上げランキング: 2,098

 

▼紹介

「国内で初日に100万部突破!!!」と書いてあって、え!?マジ?と驚いて読んでみました。
後で調べたら「初版100万部で発行することに決定した」ってことらしいです。確かに「100万部売れた」とは言ってない。

 

▼メモ

・ビジネス=世界のニーズを満たす

・イノベーターの思考
世界を「自分より頭の悪い奴が作った出来の悪いもの」として見る。不満の目で見る。

例:電車は混むし、グーグルも使いづらい、何もかも何でこんなに出来が悪いんだ!

 

・競争から協力の時代へ
自社で全部やるのはもはや非効率的。
協力で成長しているのが中国。ブランドなんて無くても外注で成長できる。それで良い。

 

・普通は悲惨
「普通」は見えてる地雷。
普通だと生活習慣病で死ぬし、低収入。会社の8割は倒産する。
だから普通ではなく最強を考える。

 

・経済は1位が1人占め
スポーツと同じ。1位は金メダル、わずかな差でも4位はドーナツしか貰えない。
なので1位をとるのが必須。
グタグタ競争してる場合じゃない。軸を変えてすぐ1位を取りに行く。

 

・偉大な経営者は無能
無能だから謙虚でいられる。自分が担当する範囲をわきまえており、他人に仕事を任せられる。

・未来を予測するための唯一確実なデータは人口ピラミッド


ここ100年で人口もマーケット規模は爆発的に増加。時間が圧縮されたように加速している。
だから過去のスピード感では通用しない。
客もニーズも増えているからチャンスはあるに決まってる。

 

▼感想

抽象的でレベルの高い話でした。
タメになった感はあるけど、実用的って感じではないです。
これ本当に100万冊刷ったの?

社会の出来の悪さは「そういうもの」として誤魔化しがち。そこを誤魔化さずに見るのがイノベーションのコツ。
不満を持つのはいいけど、一歩間違えるとイノベーターどころか文句をたれ流すだけの害悪な人間になりそうです。行動するのが大事ですね。

社会を直視するのは難しくても、自分の制作物は常に不満の目で見ていたい。現状に満足したら進化がないので。

人口ピラミッドを見ると日本の伸びしろ最悪だぁ~。
高齢者向けのマーケットを狙うしかない。

4位といえば、最近観た映画「アイ、トーニャ」のトーニャも、オリンピック4位なのにパートで働いてたなー。
でも悪名ではダントツ1位だから映画化されて、今はどんな選手より有名。
スポーツもビジネスも、軸をズラす、カテゴリーを作るなどしてとにかく1位を取りにく必要があるようです。

 

実用性:★
オススメ度:★

 

ビジネスエリートが実践している 異文化理解の全テクニック

ビジネスエリートが実践している 異文化理解の全テクニック
KADOKAWA (2019-11-30)
売り上げランキング: 5,703

 

▼紹介

国によって異なるビジネスマナー・常識を、地域や文化ごとに分けて紹介した本。
日本と全然違うので、世界は広いことがわかります。
外国人と仕事する機会がある方はもちろん、機会がなくても一読しておけば将来の何かしらのリスクを回避できるはず。

中でも気になった部分は以下。

 

▼メモ

■アメリカ

フェア=機会平等を重視。
「フェアじゃない」は最大の侮辱。

職務分掌を厳守。
自分の仕事以外はむしろ「やってはいけない」。

なぜなら、
・仕事範囲が重なるとモレ・被りが生まれる
・追加報酬を請求する必要がある
・相手の仕事奪うことになる

例えば「清掃は清掃業者がやるもの」という意識。
各々が片付けを徹底する日本とは違う。

 

■ヨーロッパ

休むために働く。働くために休む日本と逆。

ドイツ人には、ナチスの話は思い出したくない汚点なのでタブー。

 

■中国

身内で団結し、外は外。
一方、中国人同士では出身地域によっていがみあっている。
仕事はプライベートの延長で、公私関係なく個人のコネが重要。
一人っ子政策の影響で大人になってもわがまま。

 

■インド

左手は不浄の手。左手で相手に触れてはいけない。
頭は子どもであっても絶対さわってはいけない。
パキスタンの話題はNG。

 

▼感想

「完璧主義をやめる」など、ビジネス書でいわれてることはだいたいアメリカ式ですね。

「ドイツ人はナチスの話は思い出したくない」って、いやいや思い出せよと。
あんたらが選挙で選んだナチスに責任押しつけるなよ。日本は政権や天皇に責任をなすりつけず戦争責任と向き合ってきたというのに。
と言いたくなるけど、ビジネスではそういうことを言わない方がいいってことですな。

 

中国人が身内以外に排他的なのは、いわゆる「中華思想」ってやつ。
海外に出てもチャイナタウンを作って団結し、その国に馴染まない。国籍をとっても中国人が身内。
これは厄介だ。

僕は正直、中国人が嫌いです。
以下、大学時代の苦い思い出について話します。

大学院の制作室で1年間、中国人の留学生が隣り合わせでした。
そりゃもう独自の生活様式でストレス溜まりましたよ。
とにかく臭い食べ物を持ち込む。で、制作しないのに制作室に居座りずっとネットサーフィンしてる。

僕らが受けた通常試験とは別枠で入って何やってんだと。
そして入れた教授は何考えてんだと。

僕は当時「大学院でバリバリやるぞー」って意気込みだったので集中を乱されて毎日イライラ。
最終的には衝突して「ファックユー!私は軍隊で訓練した。私が本気になればyagiさんすぐ倒せるヨ」と言われました。
コミュニケーションする努力を怠った僕も悪いんですけどね。

なんでこんな中国人を大学院に入れたんだ!と中国人留学生の担当教授とも衝突したけど、
「でもまあ異文化交流の貴重な経験ができて良かったよね」と丸め込まれてしまいました。ふがいないっす。

その中国人は結局何も作らないため留年し、別の制作室になってから姿を消したと聞きました。
そんなこともあり、僕は中国人留学生はみんなスパイだと思ってます。

 

以上のような経験があるので、僕は中国人が嫌い。

これ言うと「ヘイトスピーチだ!」つって怒る人もいるけど、個人でも合わない人っているでしょ?食べ物でも好き嫌いあるでしょ?
それを好きになれというのは押しつけですよ。
嫌いなら嫌いでいい。嫌いな人といかに衝突しないかを考えるべきだと思います。

日本にくる移民の大半は中国人なので、国内を出る気のない方も本書を読んで覚悟を決めましょう。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★★

 

ユダヤの商法

ユダヤの商法(新装版)

ユダヤの商法(新装版)

posted with amazlet at 19.12.18
藤田 田
ベストセラーズ
売り上げランキング: 2,030

 

▼紹介

著者はあのマクドナルド創業者、藤田田。
本ってノウハウより「誰が書いているか」が重要。著者が超大物だけにこの本、刺激強すぎ。

本書によると、とにかく自力で金稼げない奴は問答無用でクズ!
「ハンバーガーでみんな金髪になれば日本人は世界で通用する」
まで言っちゃう。

 

▼メモ

ユダヤ人は迫害され続けてきた。
国家も何も頼りにできなくても、お金だけは力がある。
差別する相手も金の力を使えば裏で支配できる。
だから稼ぐことに対するシビアさがまるで違う。

金を稼げない奴はどんな思想・能力をもっていようがクズ。
「偉い人=金儲けできる人」が唯一絶対の指針。

 

政治に期待するだけムダ。権力持つと腐敗するのは当然。
稼ぐチャンスはいくらでも転がってるから、稼げない奴自身がクズ。

金に綺麗も汚いもない。イデオロギーは不要。
儲かるなら共産党にだって金を出す。

 

ユダヤ人は「食うために働く」
日本人は「働くために食う」

だから食事中に仕事の話はしない。
仕事のために早飯なんて本末転倒。
働くために食ってる日本人に基本的人権なんてない。

 

東大→公務員なんて死ぬまでずっと税金で飯食ってる。国に寄生するだけのクズ。
そんな奴と結婚したい女の気が知れないし、そいつらが有能な政治家になるわけがない。

累進課税は不平等。だから稼ぐ意欲が減る。
努力した人がリターンを得るのは当然。

 

▼感想

正直、僕なんぞにはすんなりとは受け入れ難い内容。

ユダヤの商法が世の中を悪くしてるのか、
誰にでも、あるいは今後も通用するのか。
それはわかりません。

でも良し悪しはともかく面白さは抜群。
自分がこの考えを実行する必要はないかもしれないけど、単純に面白いです。

拝金主義みたいなことを言ってるビジネス系インフルエンサーが思いあたりませんか?
そのルーツは間違いなく本書です。

金持ちを目指すなら経済学の本とか読む前に必読の書。

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★★★

 

もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術

もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術
MB
集英社
売り上げランキング: 4,714

 

▼紹介

何もない状態からのしあがったというMBさん。
150万PVで年商億達成という収益性の高さが凄い。

ブロガーにとっては目からウロコ、というか眼が覚めるような話が沢山。

 

▼メモ

まず「ブログで稼ぐ」のではなく「ブログを使って~で稼ぐ」という意識が必要。

儲かる場はすぐ飽和するのが市場経済。だから結局、中身が問題になる。
これを勘違いしてブログやSNSといった「ツール」に踊らされると何をやっても稼げない。

ブログでセールスするなら、リアルセールスマンと戦う意識が必要ってことか。

 

一番響いたのは「同じコンテンツを出し続ける」って部分。
「ずっと同じこと言ってるな」と思われるぐらい手を変え品を変え、同じコンテンツを連打。

世の中に浸透するにはそれぐらいのしつこさが必要。「常に新しいものを出さなければ」ってのは作り手のエゴ。
MBさんは「ドレスとカジュアルのバランス」を何年も押し続けた。

たしかにホリエモン本とかよく見たら同じこと言ってるもんな~
僕も色々描けますアピールでイラストの絵柄コロコロかえてる場合じゃなかった。自分の得意な土俵に特化しよう。

 

あと耳が痛くなったのは「いい流れに身をおくのが近道。だから独学はやめろ」って部分。

僕からするとこれが一番難しい。他人と関わるのが嫌で今の生活になってるわけだし。
例えば格ゲーなら強いコミュニティ入らないと強くなれないってのはすんなり理解できる。
でもつい心地良い独学に引きこもっちゃうんだよなー。とりあえず何かの有料サロン入ってみるか。

 

本の活かし方についても言及されている。
良書ほど誰にでも通用するため内容は抽象的。抽象を具体化するのは自分の仕事。

つまり具体化=役に立てることができない人にとってはどんな本も無価値。
「自己啓発・ビジネス本なんて役に立たない」と言うのは自分の無能をさらしてるようなものなんですな。

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★★

 

肩書き「オレ」で生きていけ!

肩書き「オレ」で生きていけ!
唐土 新市郎
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2019-09-27)
売り上げランキング: 22,732

 

▼紹介

環境に飲まれて可能性を潰さないために、なるべく若いうちに読んでおきたい。

 

▼メモ

■他者に頼らない方法=自分を価値あるコンテンツにする

・一次情報である「体験」が価値だからメモ魔になって記録する

・常に自分をアップデートするため素直であること
勧められたらとにかくやる、感想を言う。

わからなければ素直に「わかりませんでした」。

・本を読む
何を読んでも良い。読むことが自己肯定感になる。
読んだ記憶が熟成し、3年後に一冊が一行でも血肉になってればOK。

 

■自分が属する場所の外に目を向ける。
内:外は入社したてで5:5、3年後に3:7

■クオリティの基準は曖昧だから、スピードで他と差をつける

■数字フェチになる
数字を使うのが、具体性=説得力を高める最も簡単で効果的な方法

 

▼感想

「属してる環境の外に目を向ける」のは案外難しいんですよ。普通に働いてたら9:1とか10:0になるのでは。

僕は大学ですら気がついたら大学内の評価や傾向に飲まれてました。
それに何の意味もない、ってことは外に出て気づくんです。

 

「スピードで他と差をつける」のも耳が痛い。
フリーランスだと、
「早く出しすぎたら暇だと思われるんじゃないか」
とかバカみたいなことを考えてしまうから納期ギリギリになりがち(笑

これからはクライアントが驚くぐらい早く提出して脅かせ、印象づけます。

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★★

 

3万5000人を指導してわかった 質問型営業でトップセールスになる絶対法則

 

▼メモ

セールスマンは医者、お客様は神様ではなく患者。
「買ってもらうのではなく、売ってあげる」が理想。

トップセールスは客を選ぶ。
患者ではないと「見極め」たら相手にしても時間の無駄なので自ら身を引く。

ベネフィットを想像できるほど商品を研究する。
だから客の役に立つ自信が持てる。
自信があるから下手に出る必要はない。

売り込むのは物ではなく自分。
「この人が紹介するなら」と思わせたら勝ち。
紹介と口コミだけで営業が成り立つ。ガツガツ新規開拓しなくていい。

 

▼感想

質問されて初めて深く考えることってあるよな~
質問は客を分析する他にも、客自身も気づいていない問題点や欲求をあらわにする意味もあるのかなと思いました。

ひとつ疑問に思ったのは、
自信がない商品を担当した場合はどうすんの?ってこと。
クソゲーを営業しろと言われたら辞めるしかない?(笑

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★★

 

 

ロジカルシンキング

ぺヤングソースやきそばで学ぶ問題解決力

ぺヤングソースやきそばで学ぶ問題解決力  論理力・実行力・独創力を鍛える!
谷藤 賢一
日本能率協会マネジメントセンター
売り上げランキング: 131,619

 

▼紹介

表紙とタイトルが気になりすぎて手に取りました。

性格が違う3人のキャラクターが昼飯について話し合う様子を交えながら、

・論理的思考
・プログラミング的思考
・イノベーション的思考

の3項目について書かれています。

中でも論理の項が抜群に面白い。
残り2つは正直オマケみたいなもんです。

 

▼メモ

・論理的思考

論理的思考は「そもそも論」。(=なぜを5回繰り返すトヨタ式)
方法より何よりこの根本を押さえる。

論理的思考は「常識でしょ」「当たり前でしょ」といった思考停止を突き破るために必要。

旧態依然とした会社では話の蒸し返しが嫌われる。
そもそも論を時間の無駄とし、会社の都合などで強引に押し通す。すると枝葉末節でゴタゴタしたあげく失敗する。(毒蛇の例え)

 

そもそも論を繰り返すと「ステージ」が並列から上下、どこまでも分解できる。(=MECE)

ステージを混同すると不毛な議論になる。
意見が対立したときはまずステージを確認。

そもそも論を繰り返すとヤキソバを選ぶだけで話がどこまでも広がる。宇宙。

どこまで広げればいい?→どこまでも広ければいい。
行き過ぎたら引き返せばいいから。そのタイミングは自ずとわかる。
(作中ではヤキソバを生麺にするとか、お好み焼きに話が脱線して引き返している)

好み以外の要素が入り込む隙間が無くなるまで掘り下げる。

 

・プログラミング思考

問題解決の手順を段階化。
イエスノーだけで進行できるフローチャートにする。
曖昧な判断は必要ない。ただチャート通りやればいい状態。

普段の生活で無意識にやっている。

 

▼感想

例えがヤキソバである必要性は薄い、ペヤングである必要性はさらに薄いように思えます。
しかし、コンビニに行ってカップヤキソバを見るたびに3人の細かいやりとりを連想し、本書の内容を芋づる式に思い出しちゃうことに気づく。

意味がないようで、実に効果的な例えだと思いました。

あと、僕はUFO派です。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★★

 

イノベーション

アマゾンのように考える 仕事を無敵にする思考と行動50のアイデア

アマゾンのように考える 仕事を無敵にする思考と行動50のアイデア
John Rossman
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 15,594

 

▼紹介

特に目的もなく、表紙と帯が気になったので読みました。
そういう体験も、自分が作る側になるとき糧になります。

 

▼メモ

・マネジメント2割

イーロンマスクは今でもマネジメント2割、デザイン(企画) 8割。
隅々まで知りつくし前線に立つ。

部下を管理するのではなく、リーダーも前線に立つことでイノベーションが生まれる。
だからマネジメント2割がGAFA時代のリーダー像。
常に前線に立つリーダーこそ生涯学習が必要。

 

・まず参入して学ぶ

「失敗するのにアマゾンほど良い企業はない」
大企業になってもカントリークラブ症候群にはならず、挑戦し続ける。失敗を学ぶ機会と捉える。
例えば「Fire Phone」は失敗したけどOK。

 

・パワポは捨てろ

メモ(ナラティブ)を6枚作る。
大学のレポートのように主語述語がしっかりした文章。
重要な会議はまずこの文章読み込むことから始め、その後も文章を使う。

 

▼感想

社員個人が能力を発揮し、社長が誰よりも前線で企画・デザインする。
そんなベンチャーのノリを、アマゾンぐらい大企業でも色んなアイデアによって実現し、続けている。
GAFAはこれが強いんですね。

だからすぐ「新人なので学ばせてください」みたいに参入して貪欲に学び、学んだらイノベーションを起こして他社を突き放しトップになる。
これをやられると、他社にとってはたまったもんじゃない(笑

 

「パワポは捨てろ」ついては、パワポは装飾だからそこに凝ると内容のレベルが下がるってことだと考えます。

たしかに文章を添削する過程で、思考も洗練される。大学のレポートや卒論で頭使う感じ。
パワポで図やら何やら装飾に力いれるとそのプロセスがカットされる。だから内容のレベルが下がる。
ってことかと。

 

実用性:★★
オススメ度:★★

 

ゼロからつくるビジネスモデル

ゼロからつくるビジネスモデル: 新しい価値を生み出す技術
井上 達彦
東洋経済新報社
売り上げランキング: 773

 

▼紹介

ビジネス書に似つかわしくない分厚さが気になって読みました。
とにかく分厚いので、持って読むと腕ダルくなります。

アイデアが煮詰まったとき、辞書のように使いたい感じ。

 

▼メモ

ビジネスをやるならビジネスモデルを学ぶ必要がある。
素晴らしいモノを作れば受け入れられて成功するわけではないから。

例えば、
電球を発明したのはエジソンではない。(発明したのはスワン)
エジソンは電球を電灯にして事業化したイノベーター。

事業化に必要なのがビジネスモデル。

 

以下、ビジネスモデルのアイデアを作るヒント。

アイデアは才能ではなく技術であり、「0→1」では生まれない。
必ず模倣、準備段階がある。

・場所
アイデアを考えるには集中する場所が必要だが、オフィスは最悪。
集中には23分必要だが、オフィスでは話しかけられたりして平均11分で途切れる。

・模倣
「参考にする」程度ではなく、完全に自分事として取り込むレベル。
質問力で掘り下げる。

例えば、KUMONはイギリスの刑務所運営システムを元にしている。
このように、離れた場所・分野から模倣するとイノベーションにつながる。

・観察
先入観を排し、構成する要素を分解し、解像度を上げる。
図解すると関係を整理しやすい。

・アイデアの「型」がある
「常識と逆を攻める」方法がその1つ
例:人生は積み上げるもの→人生は積み下げるもの (岡本太郎)

 

▼感想

発明家だと思っている偉人は、実はイノベーターが多い。
そこを勘違いすると成功の本質を見謝るというわけです。
確かに僕もエジソンは電球を発明した人だと思っていました。

自分の場合、本書のノウハウどう使えばいいのかわからないけど、やっぱりブログを収益化するなら収益化できてる人を徹底的に模倣しろって話かな。

あと「解像度」って表現が良いですね。
「具体性」とかよりピンとくる気がする。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★

 

異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考

異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考 (NewsPicksパブリッシング)
佐々木紀彦
NewsPicksパブリッシング (2019-10-04)
売り上げランキング: 6,362

 

▼メモ

日本の閉塞感の原因は縦割り。

教育、終身雇用… 中でもメディア(テレビ、新聞)が深刻。

明治以来、縦割りによって急速に成長してきた弊害が今出てる。
だから「偉大なる素人」の感覚で横串を刺す編集思考が重要になる。

ハーバードなど海外一流大学ではダブルメジャー(2種専攻)が当たり前。
それが日本でできないのも縦割りが染みついてるから。

しかも上記の大学では1専攻につき計500冊の分厚い専門書をレポートし、ディスカッションする。
これが教養の下地になり「つながりをみつける力=編集力」の大きな差になる。

 

▼感想

「100人に1人レベルの得意分野を3つかけ合わせれば無双できる」
とよく言うけど、これも編集思考ですね。
多動力とも重なる。

「これ集めたら新しいネタになるかなー」
とつながりを考えて記事を作ったり、youtubeで色んな動画を観ると編集思考の時代だなーと実感します。

教養が深まり思考の材料が揃う、歳を取ってからが編集思考の本番。
専門のトップを目指すなら遅いかもしれないけど、編集思考に切り替えれば歳をとっても学びの可能性は無限だ。と希望が持てます。
30代過ぎたけど勝負はこれからっす!

 

実用性:★★
オススメ度:★★

 

健康

酒好き医師が教える 最高の飲み方

 

▼紹介

以前「酒やめる」とツイートしたけど結局飲んでるので読みました。

 

▼メモ

・「少量なら健康に良い」は怪しい。少量でもリスク上がる
・酒乱は遺伝
・断酒するだけではダムをせき止めているようなもの。
酒をやめるなら、酒と結びついてる生活・人間関係全てを変える必要がある。

 

▼感想

まとめると、
「リスクはある。でも生きてる限り何にでもリスクはあるから問題にならない範囲で楽しもう」
って話です。

僕は最近ストゼロをやめました。
9%を500ml飲んだらダメージでかい。
毎日5%糖類ゼロなら許容範囲でしょう、たぶん。

僕は酒飲むと「上機嫌→気持ち悪くなって終了」なので酒乱では無さそう。

 

実用性:★★★
オススメ度:★★

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バカとつき合うな【書評】

バカとつき合うな 堀江貴文(著), 西野亮廣(著)   ▼紹介 堀江貴文さん、西野亮廣さんが交互に、24+4パターンの付き合ってはいけないバカを晒します。 僕は自分がバカ側である自覚があるの …