ヤギ雑記ブログ

30代在宅イラストレーター男がゲーム・映画・本を語ります

【文章・話し方】30代独身男が教養をつけるための読書【書評】

投稿日:2019-12-19 更新日:

文章

言葉を減らせば文章は分かりやすくなる

言葉を減らせば文章は分かりやすくなる
山口 謠司
ワニブックス (2020-03-27)
売り上げランキング: 219

 

▼紹介

一言でいうと「出会うべくして出会った本」です。
なぜなら、自分の文章が冗長になっている自覚があったので。

読んでみると案の定、タブーをやっちまってるなと痛感しました。

 

▼メモ

■コツ

・主語を統一
統一する→1文1つにまとめる。

・肯定型にする
「~以外は使ってはいけない」→「~を使ってください」

・例外を切る
「基本的には」「一般的には」などを省く。

・婉曲表現を省く
婉曲表現=日本人ならではのYES・NOを取りにくい表現。
例)
らしい、かもしれない、と考えられる、ようだ

 

■その他、省けるやつ

接続詞の「が」

逆説:逆転させる効果が強いから勘所だけに使う。無くても通じるのは省く。

・ような、かどうか

・~という
~ていく、~ている

 

■添削のコツ

・句点で改行する→流れの悪い文を丸ごと削る

・もたもたする表現を熟語にする
例)すごくいい→圧巻

・要約でトレーニング
一章を40文字に。

 

▼感想

ブログを続けて文章を書くことに慣れると饒舌になってくるんですよ。

例えば5W1Hを意識するようになると、情報を定義したいから色々盛りたくなる。結果、必要のない情報や主語が増えます。

意識しないのは三流。
意識して二流。
意識した上で削って一流。

だと気づかされました。

 

売れる販売員が絶対言わない接客の言葉

売れる販売員が絶対言わない接客の言葉
平山 枝美
日本実業出版社 (2015-02-19)
売り上げランキング: 45,374

 

▼紹介

ブログ記事を書くときに活かせることが多くて面白い。
服屋に行ったときの経験とシンクロして話がすんなり入ってきます。
特にアフィで何かを売りたいなら参考になるかと。

 

▼メモ

■基本

・メリットの先にあるベネフィットを訴える
「軽い→肩がこらない→疲れないから生活が楽になる」

常に相手目線のベネフィットを考え続けるのが重要。
それができればテクがない新人でも売れる。小手先じゃない。

 

■売れる販売員が絶対言わないこと

「私も持っています」
→「使うとこんな良いことがある」というベネフィットまで必要。

「いらっしゃいませどうぞご覧ください」
→「お客様にとってこんな良いことやってます」という〃。

「お安くなっております」
→安物を買いたいわけじゃない。

「売れております」
→流行りに乗りたいわけじゃない。みんなが持ってるのはむしろマイナスポイント。

「思います」
→自信ない印象になる。「です」と言い切る。

 

■その他

・競合との違いを説明する
相手は幅広い範囲で常に比較している。
競合相手を研究すると自社商品の説明に幅が出る。

・二択にする
曖昧さは相手に頭を使わせる→ストレス。

・全部に「はい」ではなく持論を持つ
自分の価値観を提示すると、長い目で信頼感になる。

 

▼感想

何をやるときも相手のベネフィットを意識するのが原理原則なんですよね。
僕はこれを無視してきたから今までグダグダな人生だったのです(笑

イラストを描くときも「誰を喜ばせたいか」を意識するのが重要だと最近学びました。(相手が自分でも良い)

本書で大事なことを再確認できました。

 

6億円文章術

6億円文章術

6億円文章術

posted with amazlet at 20.02.01
紙 直樹
幻冬舎 (2020-01-31)
売り上げランキング: 12,305

 

▼紹介

「6億円文章術」ですよ。パワーワードすぎる。
そんなタイトルが気になったので読みました。

 

▼メモ

■文章×リストマーケティング=最強

他と比べて、ローリスクハイリターン!
例えば、

・資格
今どきは資格があっても仕事がない。
安い賃金で労働させられる。プログラマーも単価が下がってる。

・投資
ツールに依存。

・物販
リスクと手間に対して旨味がない。

・YouTuber、インスタグラマー
勝ち組が確定しつつあるから、これからやっても勝てる望みない。

これらに対して文章は最強。
なぜなら、

・可能性に天井がない
・収益と手間が比例しない:労働からの脱却
・誰でも場所・資金とか関係なく勝負できる
・ツール、時代に依存しないので継続性が高い
例えばSNSが廃れても文章が書ければ相手にリーチできる。
信用資産が積み上がるから個人をブランド化できる。

ではなぜみんなやらないか、脱落するのか。

・収益化までタイムラグあるから
・副業感覚でナメてる
作業は1日2時間で良いけど、ナメてはいけない。

なので、ちゃんとやれば望みはある。成功しないという他人の意見は95%聞き流せ。

 

■6億円稼ぐ方法

以下の3ステップ

①誰に何を伝えるかと、収益化の方法を決める。狙いを定める
②SNSでターゲットを集める
③商品を売る

 

①収益化の方法
以下の3種類。

・オンラインサロン:「場」の提供
・教材
作るまで手間だか売るのは楽。しかし売り切りなので継続性が低い。
・コンサル
手間暇はかかるが絡みが濃い。深く刺さるから継続性・単価が高い。
よって一番望みがあるのはコンサル。

 

②SNSでターゲットを集める

発信することは3つ
・手法、ノウハウ
・ノウハウに付随する価値観
・時事ネタとかに自分の見解を述べる

反応を見て探りながら方向修正していく。

 

③商品を売る

「3つのない」(読まない・信じない・行動しない)を超える必要がある。

そのために、まず旗を立てる。ゴールを見せる。
後はひたすらギブ&ギブ。
すぐテイクを考えない。ひたすらギブして信用を得る。

 

■なぜ稼げない人がいるのか

稼げない人はノウハウの表層を見る。
稼げる人はノウハウの根底にある「なぜこのノウハウにたどり着いたのか」を考える。
学校で、同じ教科書で勉強しているのに成績に差がつくのと同じ。

稼げない人には特徴がある。

・いきなり30万とか目指す
・完璧主義
・認識、やり方が間違っている

 

▼感想

内容は普通、王道でした。文章術というよりポジショニング戦略の話。
「稼げそうな雰囲気」はめちゃ出てます。

最初に他の稼げそうな方法を蹴落として外堀を埋めるのが面白いですね。

リストマーケで6億稼いでる著者が、資格が必要な仕事やプログラマーを安賃金の労働といって蹴落としている点に注目してください。
ようするにプログラミング教材を12万円で売っているようなインフルエンサーは怪しい。(笑

 

僕は「ブログは稼げる」なんて口が裂けても言わないので安心してください。
二年半、本業以上の労力をブログに投下し続けて、収益は現在月1万程度です。

セールスライティング=文章力みたいな傾向が嫌だし、最近はSEOを意識したタイトルをつけるのも面倒になってきてテキトーなタイトルつけてます。本記事の「30代独身男が教養をつけるための読書」とか意味わかんないでしょ?僕もわかりません。

本には「いいねの数が多ければ良いというものではない」と書いてあります。
とはいえ、僕のツイートは他の同じようなフォロワー数のアカウントと比べて極端に反応が少ないのが悲しい。これはもう、誰にも何もリーチしていないといっても過言ではない(泣

 

おすすめ度:★★
あわせて読みたい:「ポチらせる文章術」

 

言語化力

言語化力 (言葉にできれば人生は変わる)
三浦 崇宏
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 15

 

▼紹介

博報堂から独立し、様々な広告賞を取っているというまさに言葉のプロ、三浦崇宏さんの著書。

 

▼メモ

・「保育園落ちた日本死ね」
普通の人の言葉が力もつ時代。
すぐルールが変わる時代で世代の差はヒエラルキーではない。価値観の違いにすぎない。
だから誰でも発言することに意味がある。

・いかに努力せずに結果を出すか
これが戦略のキモ。物量・資金の差を超えるにはこの方向しかない。(例:柔道)
そのとき武器になるのが言葉。ベクトルを明確にして言い切る→「言い出した人が総取り」できる。

 

■感想の書き方 (例:「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」)

①スタンスを決める

②本質をつかむ
・固有名詞を省く
・時系列は無視
・出来事と現象の因果を書く

逆に「~が~した。~が~した。~が…」と固有名詞を多用して因果と関係ないことを時系列で書くと、小学生の作文みたいになる。

③どう感じたかを掘り下げる
・なぜ5回
・言葉の因数分解

④言葉を整える
「伝え方が9割」は事実だが、重要なのは①②③で作る1割。

 

■言葉のパンチラインを作る

4つのコツ
・短く一行
・意外性
・学び
・明日からすぐできる
(例:「会いたい人に、自分から会いにいってはいけない」)

4つの本質
・視点を上げる:課長なら部長、部長なら社長の視点で
・視点の領域を広げる。一般化
・逆張り
・ゴール(ベネフィット)から逆算:「ドリルを売るには穴を売れ」

 

■その他

・優先順位のランキングを決める
高いのだけ強調する。最も言いたいことを1つ書けばいい。少ない方が伝わる。(例:「保育園落ちた日本死ね」)
まずは自分の優先順位、次は相手の優先順位を考える。2つの重なるところが熱い。

・量質転化のために量を出すのは当然必要
プロは100案作るが、たいてい最初のが選ばれる。それでも100案作って間違いが間違いであることを確認する。これがアマとプロの差。

・100万PVよりTシャツ100枚売るべし
Tシャツ100枚の方がビジネス的に価値が高い。バズる、PV多いだけではモニター見てニヤニヤできるだけ。
相手を行動させるために深く刺さる言葉を作る。

・言葉は組み合わせだから、ピンときた言葉を素材としてストック

 

▼感想

ストックされた言葉が次々出てくるので、単純に「やっぱプロは違うな~」と思わされました。

本書は前半ほど面白いです。優先順位の高いものから並べるとこうなるんですね。

最近、映画の感想を書くときあらすじも書いているけど、本書を読んで「やっちまってるな」と思いました。
本質じゃない、固有名詞とかいらんことばっか書いてるわ。

ところで、例としてあげられている「~日本死ね」に関しては本当に「匿名の一般人」だったのか、「イクメン」で本当に育児環境が良くなったのかは疑問です…

 

おすすめ度:★★★★
こんな方におすすめ:広告の世界でバリバリやってる人のノウハウを知りたい

 

新装版「分かりやすい表現」の技術

 

▼紹介

わかりやすい表現とは何か、そもそも「わかる」とはどういうことなのか。

具体的にするために数字を使うとか、目立たせるために太字を使うとか、そんなよく聞くノウハウの根底・考え方が理解できます。

 

▼メモ

■日本の標識はハチャメチャ

日本ではハードばかり重視されソフト面が軽視されている。
取説は見るだけで嫌になり、命にかかわる道路標識まで解釈が分かれる。

「分かりやすい表現」は、1割でも誤解する可能性あれば失格。
誰がどう見ても誤読されないように作るのが必須。

だからソフト面の品質管理が必要。

 

■わかる表現=わかった状態にする表現

そもそも「わかる」とは、

バラバラの一次情報を短期記憶である一次記憶で読み取り、二次記憶(好きなように取り出せる脳内整理棚) に上げた状態。つまり未知→既知に移行すること。

二次記憶に入れる(=わかる)方法は、
・整理して意味・構造を理解する:分かるの原点は「分ける」
・一般化して既知にする
・例えで抽象化し、既知と関連づける

作り手が一次情報で二次記憶の状態を作れば、すぐ相手の二次記憶へ情報を送り込める。わかった状態にできる。
だから、相手が一次情報を解釈する手間を作り手が肩代わりする。

相手の情報量、興味のレベルなどプロフィールを設定するほど、二次の状態を想定しやすいので二次へ送り込む精度が上がる。
相手の知らない用語は使わない。相手のペースに合わせることができる。

 

■わかりやすい構造を作る

考えるべきは4つ
・因数分解
・対立関係
・親子関係
・視覚化

わかりやすい構造を作ったら案内する。
テーマパークでは入口で全体マップが配られ、現在地がわかるマップが一定区間に置いてある。相互依存関係があれば順路も示す。

 

優先順位をつける、いらない情報は隠す。

抽象的=とらえどころがない。解釈の手間が発生する。
だから具体化で範囲を定義する。

 

▼感想

改札の出口案内やレジメ、合格発表の掲示板などなど、ダメな例がいかにもダメで面白い。中でも首都高江戸橋入口の看板はギャグの域。

解釈が分かれない文を書くのは難しいです。
形容詞のつけ方1つで関係が変わってしまう。昔書いた文章を見返すと「なんじゃこりゃ」となるし、今も苦心してます。

 

本書に書いてあるノウハウ自体は、ライティングでよくいわれるノウハウを噛み砕いたものなので目新しさはありません。
でも「わかる」を定義することで、今まで漠然と「見やすく書く」ぐらいにしか考えていなかったことが明確にわかった気がしました。

ようするに、相手の一次フィルターを通り抜けて直接二次に送り込めばいいんですね。

一通りノウハウを知っていると本書がより活きると思います。
知識のつながりを作る、参考書のような立ち位置。

 

おすすめ度:★★★★
こんな方におすすめ:なんとなくライティングのノウハウは使ってるけど、何のためにやってるのかわからなくなってきた

 

まんがで身につく「 伝える力」

まんがで身につく「 伝える力」
池上 彰 星井 博文(シナリオ) anco(作画)
PHP研究所
売り上げランキング: 58,920

 

▼概要

入社2年目の迷える新人が、池上さんに出会ってアドバイスを貰うという構成。なので漫画に池上さんが登場します。

文庫版は200万部突破。スゲェ。
文庫版から省略された部分が多いけど、余計な話が無くなりスッキリしたので本書の方が読みやすい。
漫画の途中で要点をまとめてあるので、漫画を飛ばせば要点だけすぐ読めます。

 

▼メモ

■主語を読者に置く
例:
「aがbした」

「aがbしたことは、あなたにこんな影響がある」

 

■簡単に話すのは難しい

簡単に話すには、自分が深くわかっている必要がある。
そのために、自分が何も知らないことを知る。謙虚さが必要。
難しいことを難しく話すなら丸暗記でいい。簡単。

「週刊こどもニュース」が良い訓練になった。
日銀を子供に説明できるか?

 

■使わない方がいい言葉

・そして、それから
・さて、ところで:論理の腰を折る
・順接の「が」:「が」は逆説で使う
・いずれにせよ

・~性、~的:曖昧表現
・カタカナの専門用語、四文字熟語

 

■叱るときはタイマンで、褒めるときはみんなの前で

 

▼感想

人に説明するとき「何でそこから伝わってないねん!」と腹立つことがあります。
本書を読んで、腹が立つタイミングって、自分が深い部分で理解していないことに気づいた瞬間なんだなと思いました。そこを考えるの面倒だから投げたくなる。

相手が子供ならもう出だしから伝わらないでしょう。
「何でわからんねん!」と頭にきたときこそ学びのチャンスなんですね。

 

~性、~的って曖昧表現は大学教授が本当によく使うんですよ。
大学のデザイン論のテストで、
「美術とデザインについて「言語的類似性」と「機能と鑑賞性」について述べよ」
と問われて面食らったことがあります。
テキトーに回答したけど、いまだに何を問われてたのかわからない。

本書を読んで、わからないのは僕のせいではなく教授のせいであることを確信しました(笑

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★

 

読みたいことを、書けばいい。

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術
田中 泰延
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 958

 

▼紹介

世に溢れるライティングのノウハウとは違う内容で面白い。
読みやすいのに、1回読んだだけでは食べ切れない濃さ。

文章ではなく「文書」になっていないか?
という問いかけで始まる本書には、文章を書くことについて色んなヒントが詰まっています。

文章を書きたい方は、コツとか調べる前にまずこれを読みましょう。
文章を書くとは一体どういうことなのか。
根本的な部分から揺さぶられ、何度読んでも新鮮な気づきがあります。

 

▼メモ

・文章にターゲットもコツも無い。自分にできるのは自分を楽しませることだけ。読みたいけど世界に無いから自分で書く

・新しいことを語るために巨人の肩に乗る。そのためのファクトが文章の背景99%を占める

・ターゲットを絞るのはまあ無理。
そもそも「何を書いたか」より「誰が書いたか」が圧倒的に強いので絞ったところで誰も見ない。唯一、確実に届くのは自分。

・承認欲求を満たす手段として「書く」のはコスパが悪すぎる。だから自分が読んで楽しくなければやってられない。

・普段目にする文章は随筆
随筆は事実・心象で成り立つ。事実に寄りすぎれば研究書、心象ならポエムみたいになる。

・事実が99%重要

・構成は起承転結でいい

 

▼感想

何を目指すにしろ「自分が読みたい」が基本。
たしかに、自分が不味いと思う料理を他人に出すかって話ですよね。

事実の重要性について気づかされました。
事実の精度が高く具体的なら心象1%乗せるだけで面白い文章になる。それは面接の例でわかります。

普通、ライターの文章術といえばPREPだけど、本書では起承転結でいいと言う。
起=事実から始めよう、ということかな。
たしかに論理のわかりやすさと「読みたい」は話が別。

本書を読んで以来、何かを調べたり勉強する意味がすっきりわかった気がします。
ようするに「車輪の再発明」を防いで、話を先に進めるためなんですね。
言い方を変えると「パクりにならないためにパクる」って感じ。

ところで、
「読みたいことを、書けばいい。」
を絵に置き換えると「見たいものを、描けばいい。」になります。
楽しく絵が描ける気がしてきた!

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★★★

 

東大で25年使い続けられている「自分の意見」の方程式

 

相変わらず西岡壱誠さんの本は読みやすい。

 

■メモ

自分の意見を作る方程式は以下の4ステップ

①事実:出来事・数字・感情
②問題:どの角度から切り込むか
③自分:立場の表明
④提案:

①~④のどれかが欠けると「悪い意見」になる

例えば、
事実が不確かだと穴ができるし、問題が弱いと意見が出ないし、自分が無いと隠れた前提が入って説得力なくなるし、提案が無いと何が言いたいのかわからなくなる。

 

そもそも、なぜ自分の意見を作るのが重要かというと

・最も効果的な学習方法はアウトプット。だから東大は入試から意見作りを重視している

・これからはお決まりの仕事なんてAIがやってくれる。だから自分の意見持たないと埋もれてしまう

 

■感想

ブログにしろSNSにしろ、これからの時代はまさに「自分の意見」戦国時代ですよね。
自分の視点で価値を見い出し提示し、影響力を高めていくっていう。

 

僕が本書を読んで1番ハッとしたのは、4ステップのうち前半2ステップを「問題の定義」にあてている点。

かのアインシュタインも
「1時間の時間を与えられたとしたら55 分を問題の定義に使い、5分を解決策の策定に使うだろう」
と言ってます。
話がぼんやりするのは問題を定義しないまま意見を言うからか、と腑に落ちました。

 

感情が事実に含まれているのもハッとしました。
たしかに「自分がそう感じた」ことは誰も否定できませんよね。

例えば、モンハンを面白いと感じるかは人によります。でも僕がモンハンを面白いと感じたことは誰も否定できない。

だからその感情を事実として意見を展開するのはアリなんです。

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★

 

ライティング(テク)

共感SNS

共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る
ゆうこす
幻冬舎 (2019-05-31)
売り上げランキング: 1,848

 

僕は最近までゆうこすを知らなくて、ホリエモンチャンネルの右端の娘かわいいなーと思って調べたらゆうこすだったんです。

SNS攻略法が実例をふまえて臨場感たっぷりに書いてあります。
具体例を参考にして今すぐSNS運用をパクれる。

アカウントを本としてみると自分のはグダグダ。ちょっとずつ改善していこう。

 

ゆうこすさんといい、最近著書「セカンドID」を読んだ小橋賢児さんといい、お決まりのレールから外れた後の活躍がまぶしいです。

レールに乗ってると思考停止して自分の「want to」を見直すことなんてないもんなー。

僕も大学時代は思考停止して、気がついたら描きたくもない絵を描いてましたよ。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★

 

「言葉にできる」は武器になる。

「言葉にできる」は武器になる。
梅田 悟司
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 730

 

■メモ

・書けないのは思考が足りないから
言葉は思考の上澄み。
外に出す前に内に向かい、解像度を上げる必要がある。

・まず記憶を全て書き出す
思考と想起を同時にやると思考が進まない。考えてるつもりが思い出している、という堂々巡りになる。
アウトプットして頭のメモリに空きを作ってから思考する。

・T字型で思考を深める
「本当に」「そして」で外部情報を取り込みながら横に拡張し、「なぜ」で縦に掘り下げて抽象度を上げる。この繰り返し。

 

■感想

なぜ文章がスムーズに書けないのか、この本を読んではっきりわかった。
「想起、思考、情報収集」をゴチャゴチャにしてる。だから筆が進まない。

「伝える」のが目的であり、書く話すのは手段。
伝えたいことが曖昧なら、どう表現しても曖昧になる。
だからまず伝えたいことの解像度を上げる必要があるわけだ。
小手先では伝わらない。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★★★

 

ポチらせる文章術

ポチらせる文章術

ポチらせる文章術

posted with amazlet at 19.12.18
ぱる出版 (2019-10-31)
売り上げランキング: 1,302

 

■メモ

読者がポチらないのは、読んでないから。

ほしい人に、ほしいもの(ベネフィット)を売る。

コピーを作る小手先のテクばかり注目しがちだがそこは2割。
コピー書く前に「提案」を作る段階で8割決まる。

良いコピーはブラウザ閉じても3時間頭に残るぐらい強烈。

 

■感想

これからコピーを学ぶ人にとって時間・費用コスパ最高な一冊。

コピー作りの前に提案作りがある。
提案なしにコピーだけ考えるから何も書けないのか、と腑に落ちました。

 

コピーに関する本って、読んでも本質論や余談が多くて結局使えないってこと多くないですか?

本書はセールスライティング本の中で、最もムダなくノウハウがまとめられています。わかりやすくて濃い。
コピーを作る上で基本・必須知識が詰まっており、具体例を応用すれば今すぐ使えます。

バンドワゴン、カリギュラ、ザイガニック…
この辺の用語をぱっと説明できない人は本書を読む意味があります。

この濃さで1500円は安い。
下手な数万円のnoteを買う前にまずこれを買いましょう。

 

ある程度知ってる人は「ああ、知ってる知ってる」で終わるかもしれません。
でも、知ってても実際できてるかって話。

本書のように適度な分量で、順序だててスッキリまとめてあると非常にありがたい。
これ一冊を教科書がわりにして、自分なりに色々足し引きしていけばすればいわけですから。

僕も本書を何度も読んで自分用のテンプレを作り、ノウハウを知ってるだけでなく使えるようにします。

 

実用性:★★★★★
オススメ度:★★★★★

 

バズる1行

バズる1行

バズる1行

posted with amazlet at 19.12.27
中山 マコト
総合法令出版
売り上げランキング: 77,339

 

一度もバズった経験がないのでバスりたくて読みました。

バズる、というかコピーライティングの基礎が書いてあります。

バズった例もあるけど、ライザップにしろダイソンにしろ後知恵・結果論な気が…

重要なポイントはここ↓

■コピーを作る7つのコツ

・ベネフィット提示

・USP
=突き抜けた何か。
客にとってのUSPであること

・独自性
今の時代、USPを作るのは難しい。だから他と比べた相対価値を提示。

・新奇性
カテゴリーを狭めるほど出しやすい。
カテゴリーのくくり方によって無限に提示できる。

・価格
理由+価格。「~だからこの価格が実現しました」の型。
価格ではなく理由で勝負。

・クオリティ
専門家か多数の意見(お客様の声)で権威づけ。

・数字で具体性
数字は丸めない端折らない。一桁まで書く

 

実用性:★★★
オススメ度:★★

 

話し方

超一流の雑談力

超一流の雑談力

超一流の雑談力

posted with amazlet at 20.03.08
文響社 (2015-06-12)
売り上げランキング: 50

 

▼紹介

仕事も人間関係もすべては雑談から始まるのに、意識して雑談している人が少ない。「意味のある雑談」をすれば、仕事や人間関係が変わる。
雑談力を高める方法を具体的に解説し、すぐに実践できるノウハウを詰め込んだ一冊。

後で調べたら、Kindle版が無料で読めるみたいです。なんてこった。

 

▼メモ

■雑談の効果

三流:悪印象を与える
二流:印象無し
一流:強い好印象を残す

 

■話す

・まずはちょっとした失敗談で自己開示
・喋りは一文を短く。リズムよく
・入りの話題は何でもいい。話を転がせば話題は変わるから
当たり障りない、誰にでも使えるのが適当。

「オチを作る」=目的を作ってゴールに向かって進む。

ベネフィット(実利)のある話は盛り上がらざるを得ない。

ネットとは違う日経新聞とかをネタにして専門をひとつ掘り下げる。
1つの専門が抜けると信頼度が上がる。

オノマトペを使う。
オノマトペ(擬声語)=擬音語と擬態語の総称
擬音語=音を表現:ギャー、ガシャーン!、ひらひら、さらさら
擬態語=音で表現:ニヤニヤ、デレデレ、ムキムキ

 

■聞く

質問の効果=「自分に興味がある人のことは嫌いにはなれない」

基本はオウム返し+質問。
「なぜ?」は負担デカいので避ける

魔法の質問「なにか特別なことをされているのですか?」
→相手は「そうなんだよ~」と喜ぶ

「つまり~ということですか?」と自分なりに要約して理解度を伝える。

バッググラウンド(背景)のストーリーを想像して聞く。
自分の専門でもない話に直で質問するのは不毛。
だから意図を持つ、目的を持つ。相手の考え方を知る、家族との関係を知る、とか。

雑談の後はメモを作り、記録しておく。
内容をリセットせず、2回目により深い会話をするため。

 

■人間はみんな人見知り

人間はみな人見知りだが、経験値・技術で差がつく。

あのウォーレン バフェットさんいわく、
「才能ある人が目立つのはIQ200だからとかじゃない。「ふるまい」が違う」

ふるまいは練習で身につく。
才能があると思わせたらハロー効果により雰囲気で出世する。後から実力がついてくるので、実際に才能ある人になる。

言語力とコミュ力は別の力。
イギリスでは頻繁にパーティーが開かれる。そこで盛り上げた人が評価される。

 

▼感想

相手の意図を汲み取って、相づちで絡めとり自分の会話プランに乗せていく。雑談こそ、そういう頭脳プレーが楽しめることがわかりました。

といっても僕はここ数年、他人と話す機会が無いので雑談することもありません。他人と話す・聞くかわりに本を読んでいる面があります。

 

背景を想像して聞くのは重要ですよね。

背景を想像せず言葉尻をとって炎上させるマスコミやダメ政治家みたいな奴は、雑談力がない。絡んでも何も出ないし得るものはない。だから無視するに限る。

 

1分で話せ

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
伊藤 羊一
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 144

 

■メモ
・根拠が複数あると説得力アップ 目安は3つ→ピラミッド型で結論へ
・相手にイメージさせる方法は2つ:画像と例え
・簡単に、簡潔に
1ヶ所難しい、ついていけない場所があるだけで読者は離脱する。授業と同じ

 

■感想
メタ認知はペルソナ、話の組み立て方はPREPのことかな。

 

言いたいことが確実に伝わる 説明力

言いたいことが確実に伝わる 説明力 (アスカビジネス)
五十嵐 健
明日香出版社
売り上げランキング: 72,191

 

TEDのようなプレゼンのノウハウ本。
webライティングと重なる所が多いから読んでみました。

 

■メモ

・主役は聞き手
聞き手の「なぜ」を潰していく

・同じキーワードを繰り返す
孫正義は「1つだけ覚えて帰ってほしいのですが」
のキーワードを繰り返す

・数字を使って具体的にする

・失敗談には状況をプラスに変えた話をセットで

 

■感想

ほぼ知っていることの再確認になりました。

読者の「なぜ」は、書き手としては面倒くさいからつい飛ばしちゃうんですよ。
こっちはもう知ってるから、相手が何を知らないのかを考える必要がある。

でも面倒くさいからといって「なぜ」を飛ばすとダメなんですよね。

僕はたまに自分の書いた記事を知り合いにチェックしてもらうけど、9割は伝わっていません。というか読んでもらえません。
ばーっとスクロールして「よくわかんなーい」で終わり。

web記事の読者はこのノリです。
だから丁寧に「なぜ」を潰して、あの手この手で話を進める必要があるんですね。

 

プレゼンの立ち振舞い部分では
「∞を描くように斜めに動けばずっと前に出続けられる」
というのが面白かった(笑

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★

 

博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす 「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。

 

タイトル長っ(笑

質問力に自信が無いので読んでみました。

よく授業とかで「何か質問は?」って言われるじゃないですか。
何も思いつきません。興味が出ません。
どうすりゃいいのでしょう。

 

■メモ

質問力は企画・プレゼン・交渉力、全ての基礎になる。

・自問自答で鍛える
人と話したら、質問したいことだけを10個メモる
クエスチョンノートを作る

 

・他人に質問するコツ
主語を「あなた」にする
5W1h+PREPで具体的にし、3回縦に掘る

「最後にひとつだけ、」
注意を引きつける

「要するに?」「つまりまとめると?」
相手の頭を回転させる

接続詞は方向指示器になるから強調する
フラグになり相手が先を予想しやすい=答えやすい

 

■感想

相手の思考を案内するノウハウはセールスライティングと似ていますね。
やはり根本にある心理学は共通してるんだなと。

僕は他人と話すことがあまりないから、自問自答でトレーニングします。

あと記事や動画見たときにクエスチョンノートを作ります。
たしかにこれをやれば考えが深まりそうっす!

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★

 

稼ぐ話術「すぐできる」コツ

 

起承転結でもなくPREPでもなく結結結結?
これは一体どういうことだ、と気になって読みました。

 

■メモ

・「結結結結」で話せ

起承転結で100点を目指すとダラダラ長くて誰も聞かない。
100点ではなく最速で合格点取りに行く。

例:おすすめする理由3つあります→①②③
理由・具体例は補足でいい。

 

・二択で話せ

「やる、やらない」「稼ぐ、稼がない」「生きる、死ぬ」
二択にすると説得力が出る。相手は選びやすい、考えやすい。
意に沿った2案を提示すれば、どちらも正解。自然に誘導できる。
部下にも選択肢を先回りして二択で聞く。「なぜ」で聞かない。

 

・数字を使う

数字=説得力
「今月は稼ぐ!」では熱意伝わらない。→「今月は100万稼ぐ!」なら伝わる。
それも20回言う。

数字の無い会話は雑談。ビジネス会話ではない。

何気ない会話の中に数字を入れるクセをつけると良い。

 

・デメリットをメリットに変換する
例:「この書類作っといて」→「この書類作っといて。やり方覚えると役に立つよ」

 

・おすすめの本を聞く→その場でスマホ購入が基本
「買います」では甘い。

 

■感想

本書の目次の最初には全部「稼ぐ人は」が入っています。これも「結結結結」ですね。
てか結結結結は正確にいうと「結理理理」だと思いますが。

二択といえば、ローランドさんの「俺か、俺以外か。」が思い浮かびました。
テキトーに言ってるわけじゃなく、考え抜いてたどり着いた言葉なんでしょうね。

 

メリット変換については僕も最近経験しました。

彼女におしゃれなカレー屋に行こうと誘われたんです。
しかし僕はおしゃれな外食なんぞ、金とそこに行くまでの時間の無駄だと思っています。
だから渋っていると彼女も攻め方を変えてきて、
「普段と違う場所に行くのは経験になるよ。話のネタや発見があるかもしれないし」
と言ってきました。
すると途端に「行こうかな。というか行きたい」という気持ちになりました。で、カレー屋行きました。

やっぱり相手の価値観に立ってメリットを提示するのが大事なんだなと痛感しましたよ。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★

 

短い言葉を武器にする

短い言葉を武器にする

短い言葉を武器にする

posted with amazlet at 19.12.27
弓削徹
フォレスト出版 (2019-12-06)
売り上げランキング: 7,507

 

著者はノートパソコンの命名者だそうです。
いかにも徹底して添削しそうなお名前ですね。

 

■メモ

・コピー作りのノウハウは会話や会議でも使える
同じ内容でも、フレーズ化で印象づけることが可能。だからフレーズの積み重ねで年収が変わる。

・短い言葉は力をもつ
ツイッターは140文字制限だから影響力がある。
140字なら書ける気がする→140字なら読む気になる。

 

・フレーズの作り方
ニーズを知る
→伝えるべきことを知る
→コピーを作る

テンプレ:「主語+述語」(誰が、どうした)+形容詞

ピッタリくる平易な言葉が一番。

形容詞を工夫する。
形容詞を作るため、常に気になったフレーズをメモ。

仕上げで限界まで削る。

 

・キャッチコピーは直接話すと効果絶大
電車つり広告とか誰も見ないけど、そのフレーズを直接言われたらヤバい。

例えば
「19歳、ダイヤモンドのような1年」という広告はなんとも思わないけど、
「19歳ですか、ダイヤモンドのような1年ですね」と言われたら絶対印象に残る。

9割聞き役に徹し、先読みして1割のフレーズを返す。
先読みには準備が必要。準備とは思いやり。

 

・喋りが上手い人の話は、文章化しても完成度が高い
まずワンフレーズに研ぎ澄ます訓練が有効。

 

■感想

「キャッチコピーは直接話すと効果絶大」というのが目からウロコ。
喋りが上手い人の話は、このキャッチコピー(フレーズ)化の積み重ねなんだなと腑に落ちました。

 

たしかにプロの芸人って生放送でもムダなく喋りますよね。フリートークなのに恐ろしく洗練されてる。

例えば、ボケ・ツッコミがどんなにウケても、決して同じフレーズを二度使わない。
これもネタを作る修練と、少ない持ち時間にどれだけ印象残すかを突き詰めた結果なのかも。

 

僕は書くときこそフレーズを多少意識するようになったけど、話すときは全く意識してないです。
喋りを文書化したらグダグダ。「えーと、いやそのー、うーん、だもんなぁー」ばかり言ってるはず。

 

あと「的外れな質問の受け流し方」が面白かった。

・「それはいい考えですね!」とベタ褒め
・「なるほど、それに関してそこのあなたはどう思いますか?」と他人巻き込んで三角、四角関係にして散らす
・「そのそうりです。そのためには~」と関係ない話へズラす

こういう対応をされたら、自分の質問はズレてたってことですね(笑

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★★

 

スポンサーリンク




スポンサーリンク

スポンサーリンク




-

執筆者:

関連記事

no image

楽しくなければ成果は出ない【書評】

楽しくなければ成果は出ない 田中 マイミ(著) ▼紹介 先日、こんなツイートをしました。 僕は絵を描くのが楽しいと思ったこと無いです。マジで。 「仕上げ~投稿」は楽しいけど、その短い楽しさは下絵から積 …

「ぼくたちは水爆実験に使われた」 (文春文庫)を読んで思ったこと

こんにちは、ヤギです。 現在はフリーランスの在宅イラストレーターとして仕事しています。 わりとストレスフリーな生活ですが、5年前はブルーカラーの派遣労働で消耗していました。 本記事はその頃の読書メモで …

書評記事まとめ (仮)

もくじ1 ジャンル別1.1 歴史1.2 政治/経済1.3 仕事術1.4 勉強法1.5 自己啓発/哲学1.6 文章/話し方1.7 絵/創作2 個別記事 ジャンル別 歴史  ヤギ雑記ブログ&nb …

【勉強法】30代独身男が教養をつけるための読書【書評】

もくじ1 読書術1.1 死ぬほど読めて忘れない高速読書1.2 1冊3分で読めて、99%忘れない読書術 瞬読1.3 知識を操る超読書術1.4 考える力と情報力が身につく 新聞の読み方2 メモ2.1 メモ …

no image

「知っているかいないか」で大きな差がつく!人生逃げ切り戦略【書評】

「知っているかいないか」で大きな差がつく! 人生逃げ切り戦略 やまもとりゅうけん(著)   ▼紹介 著者はエンジニア系インフルエンサー。 エンジニア、ブログ、オンラインサロンと展開し、少ない …