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【文章・話し方】30代独身男が教養をつけるための読書【書評】

投稿日:2019-12-19 更新日:

文章

新装版「分かりやすい表現」の技術

 

▼紹介

わかりやすい表現とは何か、そもそも「わかる」とはどういうことなのか。

具体的にするために数字を使うとか、目立たせるために太字を使うとか、そんなよく聞くノウハウの根底にあるもの・考え方が理解できます。

 

▼メモ

■日本の標識はハチャメチャ

日本ではハードばかり重視されソフト面が軽視されている。
取説は見るだけで嫌になり、命にかかわる道路標識まで解釈が分かれる。

「分かりやすい表現」は、1割でも誤解する可能性あれば失格。
誰がどう見ても誤読されないように作るのが必須。

だからソフト面の品質管理が必要。

 

■わかる表現=わかった状態にする表現

そもそも「わかる」とは、

バラバラの一次情報を短期記憶である一次記憶で読み取り、二次記憶(好きなように取り出せる脳内整理棚) に上げた状態。つまり未知→既知に移行すること。

二次記憶に入れる(=わかる)方法は、
・整理して意味・構造を理解する:分かるの原点は「分ける」
・一般化して既知にする
・例えで抽象化し、既知と関連づける

こちらが一次情報で二次記憶の状態を作れば、すぐ相手の二次記憶へ情報を送り込める。わかった状態にできる。
だから、相手が一次情報を解釈する手間を作り手が肩代わりする。

相手の情報量、興味のレベルなどプロフィールを設定するほど、二次の状態を想定しやすいので二次へ送り込む精度が上がる。
相手の知らない用語は使わない。相手のペースに合わせることができる。

 

■わかりやすい構造を作る

考えるべきは4つ
・因数分解
・対立関係
・親子関係
・視覚化

わかりやすい構造を作ったら案内する。
テーマパークでは入口で全体マップが配られ、現在地がわかるマップが一定区間に置いてある。相互依存関係があれば順路も示す。

 

優先順位をつける、いらない情報は隠す。

抽象的=とらえどころがない。解釈の手間が発生する。
だから具体化で範囲を定義する。

 

▼感想

改札の出口案内やレジメ、合格発表の掲示板などなどダメな例がいかにもダメで面白い。中でも首都高江戸前入口の看板はギャグの域。

解釈が分かれない文を書くのは難しいです。
形容詞のつけ方1つで関係が変わってしまう。昔書いた文見返すと「なんじゃこりゃ」となるし、今も苦心してます。

 

本書に書いてあるノウハウ自体は、ライティングでよくいわれるノウハウを噛み砕いたものなので目新しさはありません。
でも「わかる」を定義することで、今まで漠然と「見やすく書く」ぐらいにしか考えていなかったことが明確にわかった気がしました。

ようするに、相手の一次フィルターを通り抜けて直接二次に送り込めばいいんですね。

一通りノウハウを知っていると本書がより活きると思います。
知識のつながりを作る、参考書のような立ち位置。

 

おすすめ度:★★★★
こんな方におすすめ:なんとなくライティングのノウハウは使ってるけど、何のためにやってるのかわからなくなってきた

 

まんがで身につく「 伝える力」

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池上 彰 星井 博文(シナリオ) anco(作画)
PHP研究所
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▼概要

入社2年目の迷える新人が、池上さんに出会ってアドバイスを貰うという構成。なので漫画に池上さんが登場します。

文庫版は200万部突破。スゲェ。
文庫版から省略された部分が多いけど、余計な話が無くなりスッキリしたので本書の方が読みやすい。
漫画の途中で要点をまとめてあるので、漫画を飛ばせば要点だけすぐ読めます。

 

▼メモ

■主語を読者に置く
例:
「aがbした」
「aがbしたことは、あなたにこんな影響がある」

 

■簡単に話すのは難しい

簡単に話すには、自分が深くわかっている必要がある。
そのために、自分が何も知らないことを知る。謙虚さが必要。
難しいことを難しく話すなら丸暗記でいい。簡単。

「週刊こどもニュース」が良い訓練になった。
日銀を子供に説明できるか?

 

■使わない方がいい言葉

・そして、それから
・さて、ところで:論理の腰を折る
・順接の「が」:「が」は逆説で使う
・いずれにせよ

・~性、~的:曖昧表現
・カタカナの専門用語、四文字熟語

 

■叱るときはタイマンで、褒めるときはみんなの前で

 

▼感想

人に説明するとき「何でそこから伝わってないねん!」と腹立つことがあります。
本書を読んで、腹が立つタイミングって、自分が深い部分で理解していないことに気づいた瞬間なんだなと思いました。そこを考えるの面倒だから投げたくなる。

相手が子供ならもう出だしから伝わらないでしょう。
「何でわからんねん!」と頭にきたときこそ学びのチャンスなんですね。

 

~性、~的って曖昧表現は大学教授が本当によく使うんですよ。
大学のデザイン論のテストで、
「美術とデザインについて「言語的類似性」と「機能と鑑賞性」について述べよ」
と問われて面食らったことがあります。
テキトーに回答したけど、いまだに何を問われてたのかわからない。

本書を読んで、わからないのは僕のせいではなく教授のせいであることを確信しました(笑

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★

 

読みたいことを、書けばいい。

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術
田中 泰延
ダイヤモンド社
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世に溢れるライティングのノウハウとは違う内容で面白い。
読みやすいのに、1回読んだだけでは食べ切れない濃さ。

文章ではなく「文書」になっていないか?
という問いかけで始まる本書には、文章を書くことについて色んなヒントが詰まっています。

文章を書きたい方は、コツとか調べる前にまずこれを読みましょう。
文章を書くとは一体どういうことなのか。
根本的な部分から揺さぶられ、何度読んでも新鮮な気づきがあります。

 

■メモ

・文章にターゲットもコツも無い。自分にできるのは自分を楽しませることだけ。読みたいけど世界に無いから自分で書く

・新しいことを語るために巨人の肩に乗る。そのためのファクトが文章の背景99%を占める

「読みたいことを、書けばいい。」を読んで以来、何かを調べたり勉強する意味がすっきりわかった気がする。
ようするに「車輪の再発明」を防いで、話を先に進めるためなんだよな。
言い方を変えると「パクりにならないためにパクる」って感じ。

・ターゲットを絞るのはまあ無理。
そもそも「何を書いたか」より「誰が書いたか」が圧倒的に強いので絞ったところで誰も見ない。
唯一、確実に届くのは自分。

・承認欲求を満たす手段として「書く」のはコスパが悪すぎる。だから自分が読んで楽しくなければやってられない。

・普段目にする文章は随筆
随筆は事実・心象で成り立つ。事実に寄りすぎれば研究書、心象ならポエムみたいになる。

・事実が99%重要

・構成は起承転結でいい

 

■感想

何を目指すにしろ「自分が読みたい」が基本。
たしかに、自分が不味いと思う料理を他人に出すかって話ですよね。

 

事実の重要性について気づかされました。
事実の精度が高く具体的なら心象1%乗せるだけで面白い文章になる。それは面接の例でわかります。

普通、ライターの文章術といえばPREPだけど、本書では起承転結でいいと言う。
起=事実から始めよう、ということかな。

たしかに論理のわかりやすさと「読みたい」は話が別。

ところで、
「読みたいことを、書けばいい。」
を絵に置き換えると「見たいものを、描けばいい。」になります。
楽しく絵が描ける気がしてきた!

 

実用性:★★★★★
オススメ度:★★★★★

 

東大で25年使い続けられている「自分の意見」の方程式

 

相変わらず西岡壱誠さんの本は読みやすい。

 

■メモ

自分の意見を作る方程式は以下の4ステップ

①事実:出来事・数字・感情
②問題:どの角度から切り込むか
③自分:立場の表明
④提案:

①~④のどれかが欠けると「悪い意見」になる

例えば、
事実が不確かだと穴ができるし、問題が弱いと意見が出ないし、自分が無いと隠れた前提が入って説得力なくなるし、提案が無いと何が言いたいのかわからなくなる。

 

そもそも、なぜ自分の意見を作るのが重要かというと

・最も効果的な学習方法はアウトプット。だから東大は入試から意見作りを重視している

・これからはお決まりの仕事なんてAIがやってくれる。だから自分の意見持たないと埋もれてしまう

 

■感想

ブログにしろSNSにしろ、これからの時代はまさに「自分の意見」戦国時代ですよね。
自分の視点で価値を見い出し提示し、影響力を高めていくっていう。

 

僕が本書を読んで1番ハッとしたのは、4ステップのうち前半2ステップを「問題の定義」にあてている点。

かのアインシュタインも
「1時間の時間を与えられたとしたら55 分を問題の定義に使い、5分を解決策の策定に使うだろう」
と言ってます。
話がぼんやりするのは問題を定義しないまま意見を言うからか、と腑に落ちました。

 

感情が事実に含まれているのもハッとしました。
たしかに「自分がそう感じた」ことは誰も否定できませんよね。

例えば、モンハンを面白いと感じるかは人によります。でも僕がモンハンを面白いと感じたことは誰も否定できない。

だからその感情を事実として意見を展開するのはアリなんです。

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★

 

ライティング(テク)

共感SNS

共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る
ゆうこす
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僕は最近までゆうこすを知らなくて、ホリエモンチャンネルの右端の娘かわいいなーと思って調べたらゆうこすだったんです。

SNS攻略法が実例をふまえて臨場感たっぷりに書いてあります。
具体例を参考にして今すぐSNS運用をパクれる。

アカウントを本としてみると自分のはグダグダ。ちょっとずつ改善していこう。

 

ゆうこすさんといい、最近著書「セカンドID」を読んだ小橋賢児さんといい、お決まりのレールから外れた後の活躍がまぶしいです。

レールに乗ってると思考停止して自分の「want to」を見直すことなんてないもんなー。

僕も大学時代は思考停止して、気がついたら描きたくもない絵を描いてましたよ。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★

 

「言葉にできる」は武器になる。

「言葉にできる」は武器になる。
梅田 悟司
日本経済新聞出版社
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■メモ

・書けないのは思考が足りないから
言葉は思考の上澄み。
外に出す前に内に向かい、解像度を上げる必要がある。

・まず記憶を全て書き出す
思考と想起を同時にやると思考が進まない。考えてるつもりが思い出している、という堂々巡りになる。
アウトプットして頭のメモリに空きを作ってから思考する。

・T字型で思考を深める
「本当に」「そして」で外部情報を取り込みながら横に拡張し、「なぜ」で縦に掘り下げて抽象度を上げる。この繰り返し。

 

■感想

なぜ文章がスムーズに書けないのか、この本を読んではっきりわかった。
「想起、思考、情報収集」をゴチャゴチャにしてる。だから筆が進まない。

「伝える」のが目的であり、書く話すのは手段。
伝えたいことが曖昧なら、どう表現しても曖昧になる。
だからまず伝えたいことの解像度を上げる必要があるわけだ。
小手先では伝わらない。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★★★

 

ポチらせる文章術

ポチらせる文章術

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ぱる出版 (2019-10-31)
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■メモ

読者がポチらないのは、読んでないから。

ほしい人に、ほしいもの(ベネフィット)を売る。

コピーを作る小手先のテクばかり注目しがちだがそこは2割。
コピー書く前に「提案」を作る段階で8割決まる。

良いコピーはブラウザ閉じても3時間頭に残るぐらい強烈。

 

■感想

これからコピーを学ぶ人にとって時間・費用コスパ最高な一冊。

コピー作りの前に提案作りがある。
提案なしにコピーだけ考えるから何も書けないのか、と腑に落ちました。

 

コピーに関する本って、読んでも本質論や余談が多くて結局使えないってこと多くないですか?

本書はセールスライティング本の中で、最もムダなくノウハウがまとめられています。わかりやすくて濃い。
コピーを作る上で基本・必須知識が詰まっており、具体例を応用すれば今すぐ使えます。

バンドワゴン、カリギュラ、ザイガニック…
この辺の用語をぱっと説明できない人は本書を読む意味があります。

この濃さで1500円は安い。
下手な数万円のnoteを買う前にまずこれを買いましょう。

 

ある程度知ってる人は「ああ、知ってる知ってる」で終わるかもしれません。
でも、知ってても実際できてるかって話。

本書のように適度な分量で、順序だててスッキリまとめてあると非常にありがたい。
これ一冊を教科書がわりにして、自分なりに色々足し引きしていけばすればいわけですから。

僕も本書を何度も読んで自分用のテンプレを作り、ノウハウを知ってるだけでなく使えるようにします。

 

実用性:★★★★★
オススメ度:★★★★★

 

バズる1行

バズる1行

バズる1行

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中山 マコト
総合法令出版
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一度もバズった経験がないのでバスりたくて読みました。

バズる、というかコピーライティングの基礎が書いてあります。

バズった例もあるけど、ライザップにしろダイソンにしろ後知恵・結果論な気が…

重要なポイントはここ↓

■コピーを作る7つのコツ

・ベネフィット提示

・USP
=突き抜けた何か。
客にとってのUSPであること

・独自性
今の時代、USPを作るのは難しい。だから他と比べた相対価値を提示。

・新奇性
カテゴリーを狭めるほど出しやすい。
カテゴリーのくくり方によって無限に提示できる。

・価格
理由+価格。「~だからこの価格が実現しました」の型。
価格ではなく理由で勝負。

・クオリティ
専門家か多数の意見(お客様の声)で権威づけ。

・数字で具体性
数字は丸めない端折らない。一桁まで書く

 

実用性:★★★
オススメ度:★★

 

話し方

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■メモ
・根拠が複数あると説得力アップ 目安は3つ→ピラミッド型で結論へ
・相手にイメージさせる方法は2つ:画像と例え
・簡単に、簡潔に
1ヶ所難しい、ついていけない場所があるだけで読者は離脱する。授業と同じ

 

■感想
メタ認知はペルソナ、話の組み立て方はPREPのことかな。

 

言いたいことが確実に伝わる 説明力

言いたいことが確実に伝わる 説明力 (アスカビジネス)
五十嵐 健
明日香出版社
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TEDのようなプレゼンのノウハウ本。
webライティングと重なる所が多いから読んでみました。

 

■メモ

・主役は聞き手
聞き手の「なぜ」を潰していく

・同じキーワードを繰り返す
孫正義は「1つだけ覚えて帰ってほしいのですが」
のキーワードを繰り返す

・数字を使って具体的にする

・失敗談には状況をプラスに変えた話をセットで

 

■感想

ほぼ知っていることの再確認になりました。

読者の「なぜ」は、書き手としては面倒くさいからつい飛ばしちゃうんですよ。
こっちはもう知ってるから、相手が何を知らないのかを考える必要がある。

でも面倒くさいからといって「なぜ」を飛ばすとダメなんですよね。

僕はたまに自分の書いた記事を知り合いにチェックしてもらうけど、9割は伝わっていません。というか読んでもらえません。
ばーっとスクロールして「よくわかんなーい」で終わり。

web記事の読者はこのノリです。
だから丁寧に「なぜ」を潰して、あの手この手で話を進める必要があるんですね。

 

プレゼンの立ち振舞い部分では
「∞を描くように斜めに動けばずっと前に出続けられる」
というのが面白かった(笑

 

実用性:★★★
オススメ度:★★★

 

博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす 「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。

 

タイトル長っ(笑

質問力に自信が無いので読んでみました。

よく授業とかで「何か質問は?」って言われるじゃないですか。
何も思いつきません。興味が出ません。
どうすりゃいいのでしょう。

 

■メモ

質問力は企画・プレゼン・交渉力、全ての基礎になる。

・自問自答で鍛える
人と話したら、質問したいことだけを10個メモる
クエスチョンノートを作る

 

・他人に質問するコツ
主語を「あなた」にする
5W1h+PREPで具体的にし、3回縦に掘る

「最後にひとつだけ、」
注意を引きつける

「要するに?」「つまりまとめると?」
相手の頭を回転させる

接続詞は方向指示器になるから強調する
フラグになり相手が先を予想しやすい=答えやすい

 

■感想

相手の思考を案内するノウハウはセールスライティングと似ていますね。
やはり根本にある心理学は共通してるんだなと。

僕は他人と話すことがあまりないから、自問自答でトレーニングします。

あと記事や動画見たときにクエスチョンノートを作ります。
たしかにこれをやれば考えが深まりそうっす!

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★

 

稼ぐ話術「すぐできる」コツ

 

起承転結でもなくPREPでもなく結結結結?
これは一体どういうことだ、と気になって読みました。

 

■メモ

・「結結結結」で話せ

起承転結で100点を目指すとダラダラ長くて誰も聞かない。
100点ではなく最速で合格点取りに行く。

例:おすすめする理由3つあります→①②③
理由・具体例は補足でいい。

 

・二択で話せ

「やる、やらない」「稼ぐ、稼がない」「生きる、死ぬ」
二択にすると説得力が出る。相手は選びやすい、考えやすい。
意に沿った2案を提示すれば、どちらも正解。自然に誘導できる。
部下にも選択肢を先回りして二択で聞く。「なぜ」で聞かない。

 

・数字を使う

数字=説得力
「今月は稼ぐ!」では熱意伝わらない。→「今月は100万稼ぐ!」なら伝わる。
それも20回言う。

数字の無い会話は雑談。ビジネス会話ではない。

何気ない会話の中に数字を入れるクセをつけると良い。

 

・デメリットをメリットに変換する
例:「この書類作っといて」→「この書類作っといて。やり方覚えると役に立つよ」

 

・おすすめの本を聞く→その場でスマホ購入が基本
「買います」では甘い。

 

■感想

本書の目次の最初には全部「稼ぐ人は」が入っています。これも「結結結結」ですね。
てか結結結結は正確にいうと「結理理理」だと思いますが。

二択といえば、ローランドさんの「俺か、俺以外か。」が思い浮かびました。
テキトーに言ってるわけじゃなく、考え抜いてたどり着いた言葉なんでしょうね。

 

メリット変換については僕も最近経験しました。

彼女におしゃれなカレー屋に行こうと誘われたんです。
しかし僕はおしゃれな外食なんぞ、金とそこに行くまでの時間の無駄だと思っています。
だから渋っていると彼女も攻め方を変えてきて、
「普段と違う場所に行くのは経験になるよ。話のネタや発見があるかもしれないし」
と言ってきました。
すると途端に「行こうかな。というか行きたい」という気持ちになりました。で、カレー屋行きました。

やっぱり相手の価値観に立ってメリットを提示するのが大事なんだなと痛感しましたよ。

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★

 

短い言葉を武器にする

短い言葉を武器にする

短い言葉を武器にする

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弓削徹
フォレスト出版 (2019-12-06)
売り上げランキング: 7,507

 

著者はノートパソコンの命名者だそうです。
いかにも徹底して添削しそうなお名前ですね。

 

■メモ

・コピー作りのノウハウは会話や会議でも使える
同じ内容でも、フレーズ化で印象づけることが可能。だからフレーズの積み重ねで年収が変わる。

・短い言葉は力をもつ
ツイッターは140文字制限だから影響力がある。
140字なら書ける気がする→140字なら読む気になる。

 

・フレーズの作り方
ニーズを知る
→伝えるべきことを知る
→コピーを作る

テンプレ:「主語+述語」(誰が、どうした)+形容詞

ピッタリくる平易な言葉が一番。

形容詞を工夫する。
形容詞を作るため、常に気になったフレーズをメモ。

仕上げで限界まで削る。

 

・キャッチコピーは直接話すと効果絶大
電車つり広告とか誰も見ないけど、そのフレーズを直接言われたらヤバい。

例えば
「19歳、ダイヤモンドのような1年」という広告はなんとも思わないけど、
「19歳ですか、ダイヤモンドのような1年ですね」と言われたら絶対印象に残る。

9割聞き役に徹し、先読みして1割のフレーズを返す。
先読みには準備が必要。準備とは思いやり。

 

・喋りが上手い人の話は、文章化しても完成度が高い
まずワンフレーズに研ぎ澄ます訓練が有効。

 

■感想

「キャッチコピーは直接話すと効果絶大」というのが目からウロコ。
喋りが上手い人の話は、このキャッチコピー(フレーズ)化の積み重ねなんだなと腑に落ちました。

 

たしかにプロの芸人って生放送でもムダなく喋りますよね。フリートークなのに恐ろしく洗練されてる。

例えば、ボケ・ツッコミがどんなにウケても、決して同じフレーズを二度使わない。
これもネタを作る修練と、少ない持ち時間にどれだけ印象残すかを突き詰めた結果なのかも。

 

僕は書くときこそフレーズを多少意識するようになったけど、話すときは全く意識してないです。
喋りを文書化したらグダグダ。「えーと、いやそのー、うーん、だもんなぁー」ばかり言ってるはず。

 

あと「的外れな質問の受け流し方」が面白かった。

・「それはいい考えですね!」とベタ褒め
・「なるほど、それに関してそこのあなたはどう思いますか?」と他人巻き込んで三角、四角関係にして散らす
・「そのそうりです。そのためには~」と関係ない話へズラす

こういう対応をされたら、自分の質問はズレてたってことですね(笑

 

実用性:★★★★
オススメ度:★★★★

 

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