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ゲームコラム

FF7R体験版を遊んで思ったこと

投稿日:2020-03-04 更新日:

FF7R体験版が面白かった

いやー面白かったですね、FF7R体験版。

正直、全然買う気なかったけど心が揺らいだ。

まず、気になっていた戦闘システムが良い仕上がりで安心しました。

というのも、FF7Rの戦闘動画を見るとFF13系の戦闘画面となんだか似ている気がして不安だったのです。(僕が最後にプレイしたFFは「LRFF13」

「FF13系のコマンド入力とキャラの行動がズレて手応えがない感じ」なのではないかと危惧していました。

しかし、実際遊んでみるとキビキビと手応えある感じで動いてくれるじゃないですか。
コレコレ、この「操作→反応」のフィーリングが欲しかった。
FF13にはこれが無い、FF15にもたぶん無い。

戦闘が面白ければ、もう8割方成功したようなもんでしょ。

 

その上で、ストーリー演出も期待以上でした。

体験版の限られた尺に、途方も無くスケールのデカい世界観がぶち込まれています。

それを可能にしたのは、圧倒的な密度・テンションの高さと作り込み。一言でいうと濃厚です。

眼と耳、頭に次から次へと快感が押し寄せる。時間を忘れる。
「俺は今まさに、FF7発売当時の「あの頃」に戻ってゲームをプレイしている」
そんな実感が持てました。

 

正直、僕はFF7Rを分割して発売することや、定価が異様に高い(9,878円)ことに懐疑的だったんです。

でも体験版を遊んで、最初から最後までこの濃厚さが続くなら、どれだけ開発に時間がかかって定価がいくら高くても文句を言えないかもしれないと思わされました。

 

では、体験版の感想はここまでにして、以下どーでもいい話をします。

 

FF7は俺の敵

僕にとってFF7は敵であり続けた作品です。

だってセガサターンが負けたのは、直接的にはFF7のせいなんだもの。

PS・SSのハード競争はそれまで拮抗していたのに、FF7の登場ではっきり潮目が変わりました。
その変化は小学生の僕がリアルタイムで感じるほど。

当時の僕は「勝てるわけがない」と伝説ブロリーを前にしたベジータみたいな気持ちになりました。

僕がサターンを買ったのはたしか1995年11月。FF7発売は1997年1月31日。
およそ1年2ヶ月の猶予があります。
僕はその間、PSに勝ってサターンが覇権を握ってくれと祈り、サターン星人頑張れ!と応援していました。

その思いがクラウドの大剣でぶった斬られた。

ゲーム誌や同級生の話題はFF7でもちきり。
ご丁寧に、友達の家に招待されてFF7をプレイする様子をじっくり観せつけられたこともありました。
それを観て俺はどう楽しめばいい?てかそんなことをする奴は本当に友達か?

 

まあ今ならPSも買えばいいだけの話です。
大人なのでゲーム機買うぐらいの余裕はあります。

でも当時は小学生なのでお小遣いが限られている上、ゲーム機2台も買ったら怒られてしまう。

よって、どちらのハードを選ぶかは死活問題です。下手すると後のゲーム人生まで左右する。
つまり当時の小学生には、人生を左右する受験戦争の前に、ゲーム人生を左右するハード戦争があったのです。

結局のところ、3D描画性能の差を考えればどう転んでもいずれサターンは負ける運命だったでしょう。
それでも、直接望みを断って絶望を与えてくれたFF7には負の感情を抱いてしまいます。

 

その後もPS陣営は、スクウェアの「聖剣伝説LOM」「クロノ・クロス」などSFCの人気作品を引き継ぐRPGを含めた、数え切れないほどのヒット作を送り出します。
でも僕は何も遊べない。

スクウェアの他にもバイオ、鉄拳、ペルソナ、ドラクエなど時代を彩る名作の数々が発売されます。
でも僕は何も遊べない。(バイオの移植はあり)

 

いや、サターンにも名作は沢山ありますよ。
でもいくらサターンの傑作を遊んでもスネ夫のラジコンを見せられた後にあやとりで遊ぶのび太のような気分になるのです。
「隣の芝生は青い」みたいな感じで、PSゲームが実体以上に輝いて見える。

そんな僕を見た同級生が「PS売ってやろうか?」と言ってきました。
そして2000円で掴まされたのが、故障したPS本体とオマケのFF9。
FF9のオープニングムービーでフリーズしましたよ。

 

その後、僕はドリームキャストに夢を観てまたセガ陣営についてしまい、ようやく発売日に楽しめたFFは「FF10」でした。

そんなゲーム経歴なので、FF10以前に発売されたPSゲームには「またこんな面白いゲーム出しやがって」と負のイメージが強いです。

 

当時にFF7を遊んだ人がうらやましい

上記のように、FF7にはむしろ負の感情がつきまといます。
反面、思い入れも強いです。

だからフルCGムービー作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」は発売日に買いました。ゲームやったことないのに。

アドベントチルドレンを観ると、やっぱり当時にFF7を遊んだ人達がうらやましくなるんです。
元ネタを知らなくても楽しめるように作ってあるとはいえ、やっぱり元ネタを知ってる方が楽しめるのがわかる。

 

残念なことに「当時にFF7を遊んだ」という経験は後で回収できません。

当時のFF7プレイヤーは、あの簡素なグラフィックから自分なりにイメージを膨らませるわけです。
だから自分の中に、無限に広がるFF7世界があり、それをある切り口で具現化した姿として後の映像作品やスピンオフを楽しめる。

一方僕は、映像作品で固まったイメージを、元となったオリジナルで確認するだけ。

両者は同じようで全然違う。方向性が逆です。
僕には自分の想像で作った世界が無い。受け取って確認するだけになってしまう。

 

その無限に広がる世界は、今からFF7をプレイしても作れません。
少なくとも僕には作れませんでした。

僕は数年前にFF7をプレイしてエメラルドウェポンまで倒したけど何も印象に残らなかった。

だって、FF7より凄い演出・グラフィックの後発ゲームを沢山やってるからピンとこない。ピンとこないままやるからストーリーもわけわかんない。

さらに、先にアドベントチルドレンを観てイメージが固定されているため、FF7をプレイして想像が膨らむどころか後の作品の元になったコンセプトアートを確認している感じになりました。
いくらプレイしても確認作業で世界が狭くなるばかり。外に広がりません。

 

このように「当時にFF7を遊んだ」経験は、いくら僕がFF7の設定や攻略を調べて、ブログで言葉をこねくり回しても得られないものだと思います。
後で回収できない資産ですから、持っている方は大事にしてくださいね。

僕は僕で、セガサターンで出会った作品との思い出を大事にします…

 

まとめ

色々話をしてきましたが、最初に書いたFF7R体験版の感想以外は全部どうでもいい話なので忘れてください。
FF7R発売が楽しみですね!

 

FF7リメイク体験版をプレイした後、無性にFF7旧作がやりたくなってきたので体験版の範囲までやってみました。
開始20分で早くも至高の作品であることを確信。

 

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