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【パワーストーン】攻略/感想/評価:スマブラと同時期にして似たコンセプトを持つ

投稿日:2018-01-20 更新日:




発売当時はスルーしたけど気になっていた作品。今も昔も対戦相手がいない。
続編→【パワーストーン2】

パワーストーンとは

「だれでもできる!なんでもできる!」

1999年。格ゲはZERO3、3rd を筆頭に一部のマニアしか遊べないほど複雑化していた。そういった格ゲとは違う、ライトゲーマーでも楽しめる対人戦を模索した作品。




コマンドいらずの簡単操作で3Dステージを自由に動き回る。
オブジェクトはなんでも投げることが可能(物投げ)。バズーカ砲などのアイテムをジャンプしながら撃ったり、なんでもアリ。
アイテム出現位置やギミックの使い方によって毎回違う展開になるので、あるていど腕の差を越えて遊べる。はずだった。

スマブラと同時期にして似たコンセプトを持つ作品。
よって「スマブラっぽい」と思われがちだが、スマブラ一作目「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」の発売日は1999年1月21日。パワーストーンはその約一ヶ月後、1999年2月25日。決してパクりではない。業界全体がゲームの複雑化の流れを見直す時期だったといえる。

ドリキャス勢としては「スマブラは大ヒットなのになぜパワーストーンは埋もれてしまったのか」と疑問に思う。
しかし実際プレイしてみると3Dの位置把握がやっかいで、アイテムを取るのも一苦労。簡単操作なのに操作が難しい。スマブラを2Dにした理由がよくわかる。

また、ドリキャスはゲーセンのNAOMI基盤とムリヤリ相互展開していた。
到底格ゲ向きとは思えないドリキャスのパッドが使えたり、ちょっとしたガラケーサイズのビジュアルメモリ(メモカみたいなもの)を差し込んでセーブデータを共有したり。
昔も今も、このシステムが天下を取る未来が想像できない。

本作が家庭用っぽいカジュアルな見た目なのに、内容はアーケード移植のような簡素さを感じるのはそのため。裏目に出たと言うしかない。


キャラのクセが凄い。スマブラと比べると敷居の高さを感じざるを得ない。
ちなみに本作のアニメが1999年にTBS系列で放送していたらしい。ガッツリ全26話。それぐらい力作のキャラデザ。



変身後のギャップが見所。変身前と比べると面白い。「このキャラはどんな姿になるんだろう」「なるほど、そうきたか」みたいな。

石取りゲー

「何でもできる」のが売りだが、勝つためにやることはただ1つ「パワーストーンを取る」=石取りゲー。


タイトルになっている「パワーストーン」は、ステージ中に出現する宝石のようなアイテム。



3つ集めると変身して超パワーアップ。
攻撃・防御力が上がりアーマーがつく。メチャクチャな飛び道具を撃てる上に必殺技は全画面攻撃。変身すれば全員が超強キャラ。生身では勝ち目がないのでひたすら逃げて時間を稼ぐ。

石は開幕1つずつ持っている。1発当てて1個奪い、出現した石を取れば3つ揃う。そして最初に変身した方がリードを奪って逃げに徹すれば追いつけない。結局、ライトゲーマーには生きる場所がないのであった。


時間経過と攻撃を撃つたび変身ゲージが減る。
ゲージが無くなると変身終了。石を2個吐き出す。その間、石取りに出遅れるので次は生身側が有利になるという仕組み。


必殺技「パワーフュージョン(PF)」。ゲージ全消費なので終了間近で撃つのがセオリー。ゲージが切れて不発になるとガッカリなので、キャラごとに撃てる技の数を覚えておくといい。


ダウンさせれば相手の石を落として奪うことができる。
生身攻撃の目的はダメージではなく石集めのジャマ。そのため爽快感はイマイチ。

本作のほとんどの攻撃はダウン攻撃だが、素手・近接武器・投げはリーチが短いので弱い。アイテムはランダムだから頼れない。そのため判定がデカい踏みつけと壁蹴り、物投げがメイン。


ギリギリ石取り合戦に負けて目の前で変身されたときの悔しさはリセットを考えるほど。

 

ラスボス「ヴァルガス」が倒せない!

アーケードが元になってるせいか、後半から難易度がはね上がる。後出しのウソ臭い強さなので正面から殴り合っても勝ち目がない。


中ボス「クラーケン」。基本性能が高いけど動きは甘いのでラク。


ラスボス「ヴァルガス」。コイツがヤバい。

攻撃力高すぎ、動き早すぎ


攻撃力がケタ違い。物投げで3割(ゲージ1本半)。一発食らったら戦意喪失。


投げで石2個吐き出してしまう。必死で集めた貴重な石がぁ~。


防御力が高い。変身でボコボコにしてもワンパンでチャラにされる。


ジャンプと踏みつけが鋭すぎ。ピョンピョン跳ね回ってるので何をやっても当たらない。着地をとったと思ったら回避されて反撃で3割。こっちもピョンピョンしたら空投げを決めてくる。ゲーセンで100円入れてこの動きをされたら間違いなくキレる。


近接、物投げ、バズーカはまず当たらない。
頼れるのはピストル、火炎放射。これも当たるかどうか怪しい。スカったら3割確定。リスクリターンが釣り合ってない。

CPUが強すぎ

最短距離で石を取るのは難しい。3Dステージでは2Dの画面で3つの軸を合わせる必要があるわけで。

にもかかわらずヴァルガスは最短で石に直行。この体で足も早い。石取り合戦でも無類の強さ。石出現ポイントに先回りして待っているという反則疑惑あり。
開幕10秒で変身→変身終了で吐き出した石を全部取ってまた変身でウンザリ。


変身後の動きが単調なので見切れば回避できるのが救い。しかし足が遅いキャラは回避困難。


パワーキャラの攻撃・防御力もヴァルガスの前では紙同然。石も取れないのでどうしようもない。

リトライを繰り返すこと90分


ワンタンの足を活かしてひたすら逃げ。ピストルでチクチク撃って、なんとか変身して元気玉。
「このブロリーみたいな無法キャラを倒すためにみんなの力を分けてくれ!」
ギリッギリで勝利。運ゲー。倒すだけなら1ラウンド・ダメージ最大設定にしてワンチャン狙うのがオススメ。難易度下げてもいやらしい動きはあまり変わらない。


クリア・・と思ったらまだあるんかい。
さっきのに比べりゃザコ。走りながら物投げたりピストル撃つだけで完勝できる。しかし遅いキャラだと弾が回避困難。パワーキャラは最後まで不遇。

 

まとめ

1人プレイでは面白さがわかりにくい。奇跡的に勝利したヴァルガスだけが記憶に残る。

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