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【ペンペントライアイスロン】レビュー/評価/攻略:ロンチの隠れた傑作?ストロークで漕ぎ漕ぎ

投稿日:2018-12-03 更新日:




はじめに


トライアスロンではなく「アイスロン」。
氷の惑星「アイスドプラネット」に住む生き物「ペンペン」が、3つのアクション「走る・滑る・泳ぐ」でレース。

DCロンチタイトル4本のうちの1本。


使うのは主に方向+ボタン1つ。DCコントローラーの機能を完全に無視した簡単操作。
滑る・泳ぐときは一般的なレースゲームのようにアクセル・ブレーキではなく、「ストローク」というボタン「長押し~離す」を使う。
この操作が生き物らしさとスキーや水泳っぽいフィーリングを実現。

なんともいえないキャラデザ


キモカワとも言えない微妙なテイストのキャラ。洋ゲーじゃないのに洋ゲー風味。
実際、元は洋ゲーだと思った人は多いはず。

8体のキャラはそれぞれ得意・不得意がある。大きく分けると二種類。
・チビペン:体が小さい。小回りが利くが、アタックに弱い
・デカペン:体が大きい。小回りは利かないが、アタックに強い


ペンペン達は後に「ブルースティンガー」にゲスト出演。
ゾンビ的な敵と戦うハードなゲームだが、なぜかデパートの「ペンペンスタンプラリー」をこなすハメになるので印象に残る。

本場ハリウッド仕込みのバイオ:【ブルースティンガー】

隠れた傑作?


ロンチにこだって制作期間2か月で発売にこぎつけたらしい。
開発のゼネラル・エンターテイメントは同時に「ゴジラジェネレーションズ」も作ってたというから驚き。

こだわりの原作再現:【ゴジラ・ジェネレーションズ】

結果、なんとも言えないキャラデザでパッケージはいかにもハズれな雰囲気。
ロンチタイトルにVF3やソニアドが並ぶ中、本作を選んだ人は相当な強者だと思われる。

【バーチャファイター3tb】
【ソニックアドベンチャー】


しかし意外や意外、ロンチタイトルはロクに遊べないようなゲームが多い中かなり遊べる仕上がり。
絵が綺麗で動きも滑らか。なんと4分割画面で最大4人対戦可能。短期間で作ったのが信じられないほどDCの性能を引き出してる。
一部のプレイヤーにはロンチの中で一番出来が良いと言われたほど。

 

アイスロンとは

滑る


ストローク (ボタン長押し~離す)で地面を漕ぐようにして進む。
コース脇の深い雪、水たまりに入ると足を取られてロスになる。ボタンを離したりストロークを小刻みにしてスピード調節し、コーナリングで回避。
その他、モグラみたいな生物など様々な障害物がコース上に出現。ぶつかると大ロス。


坂道や氷上でスピードアップ!

泳ぐ


滑りと同じストロークで加速。上下に動ける。
滑りのように厄介なギミックは無い。

走る


ストロークではなく、普通にスティックで移動。アクションは二種類。

・ジャンプ:段差を飛び越える
・アタック:他キャラにタックルをかます。成功すれば相手をダウンさせて自分はダッシュできるが、空振りすると硬直が長い。


イージーコース以外の走りの区間には乱闘地帯「バトルゾーン」がある。
厄介な仕掛けで混戦になり順位が変動しやすい。これが本作における唯一の逆転要素。
ある程度慣れたら滑る・泳ぐの伸びしろは少ないし、マリオカートのようなアイテムも無いためこのチャンスを逃すと逆転は難しい。
逆に先行している側にとっては今までの頑張りが台無しになる危険なエリア。

 

コース


4コース×5モード、計20種類のバトル。

■コース
・おかしのコース
・ひきょうのコース
・おもちゃのコース
・ホラーのコース


■モード
・イージー:ミドルから仕掛けを省いただけ。間延びしてる
・ミドル:イージーに仕掛け追加
・ロング:ミドルにエリア追加。4分超えの長期戦

要するにロングからエリアを省いたのがミドル、ミドルからギミックを省いたのがイージーなので、実質1種類。

全コースでイージー・ミドル・ロングを制覇すると残り2つのモード解放
・どうしゅ:ロングコースで相手が全員プレイヤーキャラと同種になる
・ハナミズ:ミドルコースで高性能だが変な挙動のキャラ「ハナミズさん」とタイマン戦


相手が同種、タイマンになったところで特に何が変わるわけでもない。あからさまな水増し。
むしろ通常バトルより見た目が寂しい。

 

難点:バトルゾーンが粗い


対策方法がわからない、というか無い。運ゲー。
引っかかるとロスが大きすぎる。中盤~後半のバトルゾーンで荒れるとその後挽回できない。
いくらコーナリング、ライン取り、ストロークを頑張っても結局はギミックで勝負が決まる。そのため実質バトルゾーンだけのゲームと化してる。
先行させてトラップを踏ませるとか、一応駆け引きが無いことも無いが・・・


CPUは滑る・泳ぐが苦手なのでテキトーにやっても独走状態。
スピードで競争する楽しみが無いのでバトルゾーンまでが作業。


「おかしのコース」風車エリア。
強風で押し戻される上、扉の前は減速ゾーン。必然的に後続が追いついて乱闘状態。アタックで荒れまくり。ハチャメチャすぎて初見では何が起こってるかわからない。
とはいえ前半に配置してあるだけマシ。この後頑張れば挽回できる。


「ひきょうのコース」ターンテーブル。
ゲーム中最凶の鬼畜ギミック。ジャンプの判定が微妙でなかなか狭い足場に乗れない。
ミドルだとゴール直前なので、ここだけで勝負が決まってしまう。
3分走ってきてターンテーブルに嫌われたときの「今までの苦労は何だったんだ」感は凄まじい。


「ホラーのコース」泳ぎエリア最後の水流。
バトルゾーンじゃないけど酷いのがここ。開発期間の短さが如実に現れた粗い作り。
水流に上手く乗れず引っかかると陸に上がれない。挽回不可能というか完走不可能。中盤までの2分の頑張りがパー。

 

おわりに


DC本体を買ってまでプレイする価値があるかと言われると困るけど遊べる作品なのは確か。
個人的にはソニアドより全然遊べた。

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-レース, dc

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