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RPG PS1

Diablo (PS)【評価/感想】シンプルゆえの洗練された面白さ

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現実世界の面倒なことを忘れて何かに没頭したい!

そんなときに最適なのがこの作品。

チマチマしたキャラでたった1つのシンプルなダンジョンを潜る。
たったそれだけ。

なのにこの熱中度!
まるで接着剤でくっつけられたかのようにコントローラーから手が離せない。
明日仕事なのに深夜3時回ってもやめられない。

そんな時間泥棒のヤバいゲームを紹介します。



初代Diabloとは

「ディアブロライク」の元祖

「ディアブロライク」と呼ばれるトレハンゲーの元祖。

全16層のダンジョンに挑みます。

戦闘はリアルタイム。
攻撃・魔法ボタンをポチポチと押して攻撃します。

「ダンジョン・カタコンベ・ケーブ・ヘル」の4種類、各4階層の構成。
最下層にいるボスを倒すとクリア。

ダンジョン内で力尽きると問答無用でゲームオーバー。

 

2種類のランダム性が類まれな熱中度を生み出します。

①ランダムダンジョン生成
ニューゲーム(ゲームを作成)で始めるたびにダンジョンの形が変化。
周回するたびに違う展開を楽しめます。

②ランダムアイテム生成
アイテムには2種類あります。
・マジックアイテム:ランダム能力が付く
・ユニークアイテム:固定能力が付く
質の高いマジックアイテムを求めると永遠にトレハンが終わりません。

 

PC版のオリジナルはさらにオンラインの共闘・対戦が画期的。
ゲーマーの夢を叶えた歴史的名作です。

後のRPGに与えた影響は絶大。
本作のゲームデザインを模倣した作品が沢山出て、1つのジャンルになりました。
それらは「diabloライク」と呼ばれます。

 

シンプルイズベスト

ひとつの町、1個のダンジョン。
シンプルな作りです。

ずっと薄暗い画面。闇、廃墟、退廃的なイメージで統一。
初代のゴシックな雰囲気がたまらんというファンは多いです。

今どきのディアブロライクなゲームと違い、イベントも少ない。
育成・ビルドについても深く考える必要はありません。

このシンプルさが良いんです。
気楽に遊べて何も考えず没頭できる。

数年前にプレイしたディアボロ3は、要素多すぎ・やること多すぎで大変でしたから。

ただビルドの幅広さとかは無いです。
最終的にはみんな万能キャラになります。

ダンジョンは迷宮のような作りですが、オートマップが便利なのでダンジョン内で迷うことはありません。
ひたすらトレハンだけに没頭できます。

 

PS版の特徴

PS版は、オリジナルのマウス操作をコントローラー操作に上手く落とし込んでいます。
自動ターゲット、アイテムショートカットで快適な操作を実現。

とはいえ十字キー操作による移動は少々しんどいので長時間プレイすると指痛い。

 

PCゲーを無理やり移植したため粗い部分もあります。

エリア切り替えで長いロード。
それは仕方ないとしても、アイテム画面を開くたびにロード入るのは気になるところ。

また、オリジナルの売りであるオンライン要素は潔くカット。(オフラインの協力プレイは可能)
PC版をやり込んだプレイヤーには「PS版は物足りない」と言われています。

 

では、ただの劣化移植かというとそんなことはありません。

・完全和訳+フルボイス化(英語)
・高速モード搭載
はPS版の進化点。

プレイ開始してすぐ「移動速度おっそ!」と戸惑います。
ダッシュボタンがあるに違いないと思って探すけど無い。

このように初期設定だとゲームスピードが遅いので、さっそくオプション画面でゲームスピードを「高速」にして遊びましょう。
ただ、高速にすると戦闘で敵に囲まれやすくなり危険度アップ。

 

難易度は「ノーマル・ナイトメア・ヘル」の3つ。
もちろん、難しいほどアイテムの質がアップします。

どれだけやり込んでも難易度ヘルはヘル。気を抜くと瞬殺されてしまう。
いつまでもスリルある冒険ができます。

最初はノーマルしか選べませんが、
キャラのレベルを20以上にするとナイトメア、30以上でヘルが選択できるようになります。

 

周回前提の終わらないやり込み

ニューゲームではまず3タイプのキャラ(+セーブしたキャラ)から1人を選択。
タイプは以下の3種類。

ウォーリアー:近接タイプの脳筋
ローグ:弓が得意で魔法も扱える
ソーサリー:魔法特化

 

レベルアップ時、ステータスを以下の4種類に自由に割り振って育成します。

・STR(筋力):攻撃力
・MAG(魔力): マナ最大値と魔法攻撃力
・DEX(器用さ):攻撃力・防御力・命中率
・VIT(体力):防御力・HP

キャラによって最大値が異なります。

 

作成したキャラでいざダンジョンに潜ってみると、ウソかと思うほど山のような敵がひしめいています。
突っ込むとあっという間に囲まれて身動きとれないままボコられてしまう。

 

一見、理不尽でクリア不可に思えますが大丈夫。

というのも、倒した敵は復活しません。
おびきよせて少しずつ数を削っていけばそのうち先に進めます。

しかし、敵が有限ということは「経験値・お金」も有限ということ。
使い道を失敗すると、もうどうにもならない。詰み。

でもご安心を。

キャラを引継ぎ、進行度をリセットして再スタートできます。
クリアする前に「強くてニューゲーム」が可能。
育成した分はムダになりません。

 

何度もやり直せばその都度クリアに近づくのが嬉しいところ。
しかもこのゲーム、必要なものは全て金で手に入ります。

具体的には、

・レア装備
・強力な魔法
・ステータスをアップさせるポーション

これらが全て金で買える。
そのためレベルを上げづらくなっても、金を稼げば戦力アップできます。

 

敵が復活しないということは、装備をトレハンする場合も周回が必要ということ。

レア装備を何度も死にながら必死でゲット
→「もっと良いのがあるかもしれない」
→引継ぎでニューゲーム
の繰り返し。

この「終わらない周回」にハマると時間がいくらあっても足りません。

 

ウォーリアーはやめとけ

ウォーリアーで始めると、中盤から何度も「これ詰みじゃね?」って状況に陥りました。

近接攻撃が不遇すぎます。

7Fからさっそく電撃の嵐にさらされ、身動きとれないまま終了。この段階で「クソゲー」つって投げかねない。
囲まれちゃって何もできないじゃないか。

 

さらに終盤の敵はほとんど遠距離型。
近づいても一定の間を空けていやらしく逃げるサキュバスの大群にはほんと頭にきますよ。

壁に隠れて少しずつおびき出し、壁際に追い詰めてなんとか1体仕留める。
忍耐力が必要なプレイを強いられます。

 

周回の引き継ぎでキャラの種類は変えられないので、最初のキャラ選択は重要。

初心者の方はウォーリアーだけはやめて、ローグを使いましょう。
育成後も結局ローグが強いです。キャラ特性のDEX最大値250が強力。

 

エンディングで主人公がディアブロになってしまいました。
次作「ディアブロⅡ」に続く。

 

まとめ

古いゲームだからと侮るなかれ。
シンプルゆえの洗練された面白さが逆に新鮮。

今の時代、こんなに頭空っぽで没頭できる作品見つかりません。
今からでも遊ぶ価値があります。

「ディアブロ3とか、最近のトレハンゲーはシステムが複雑でとっつきにくい」
と感じた方にこそおすすめしたい作品。

ウィザードリィ、不思議のダンジョンとかが好きな方も間違いなくハマるはず。

PSだけでなくサターンでも出してほしかったですね。せっかく2Dが得意なんだから。






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