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対戦格闘 PS1

ドラゴンボール ファイナルバウト【感想/評価】セガサターン派で良かったぁ~

投稿日:2017-09-08 更新日:






ドラゴンボールGT放送時、大々的にCMで宣伝していました。
PS全盛期の発売で「ファイナルバウト」という集大成っぽいタイトルが期待をあおります。

当時はセガサターン派でPS持ってなかったからプレイできないのが悔しかったなー。
PSを持ってる同級生の友達はみんな買ってました。ざまあみろ(笑




パッケージを開けた瞬間、ただようクソゲー臭

まず、取説の操作説明がまー見づらい。

見ずらい上に当時「表記訂正のお知らせ」が店頭で配られたほど間違いだらけなんです。
「魔空包囲弾をきたえておきましょう」と書いてるのに技自体がない(笑

最後にファイナルバウト日本一を決める「最強決戦‘97夏」開催のお知らせが入っていました。
どういう対戦になったのか気になります。なので動画を検索したけど見つかりませんでした。うーん、気になる。

ゲームを始めてみると、ドラゴンボールGT臭あふれる作画のオープニングムービーがなかなかの力作です。

 

おなじみ影山ヒロノブ氏が熱唱する主題歌も良い。
しかし今となってはyoutubeで見ればいい話なのでゲームを買う必要は…

前置きはこの辺にして、さっそくゲームを遊んでみましょう。

 

「セガサターン派で良かったぁ~」と感じる理由

グラフィックが粗い

このキャラ誰?ルフィ?

ドラゴンボールゲーム初のフル3Dポリゴンが売り。
しかしグラフィックは非常に粗いです。顔にも造形にもドラゴンボールらしさがありません。

動きもショボイ。スーファミの超武闘伝から何も進歩してない。
そしてロードは鬼のように長い。

この出来で発売が「鉄拳2」の1年半後なのがツラいところです。

 

カメラかぶってるって!

ドラゴンボールの見せ場といえばやはり原作再現の必殺技。
そのカメラワークが悪すぎて見せ場が台無し。

 

ストーリーモードがない

原作人気に乗っかったキャラゲーなのにストーリーモードがありません。

「ストーリーは「偉大なるドラゴンボール伝説」とかで今まで散々やってきたからもうええやろ」
的なユーザーをナメきった仕様になっています。

かわりに「対戦モード」のCPU戦をクリアするとエンディング。周回するたび隠しキャラが1体出ます。

「すべての隠しキャラクターを倒し、真のエンディングを見ることができるのか!?」
と説明書に書いてあるけどそこまでやる気が出ません。
なので隠しキャラは裏技で出しました。やり方は以下。

・タイトル画面で「右、左、下、上、右、左、下、上、△5回、×9回」

 

キャラが少ない

計18人。
数だけ見るとまあまあですが、半分は悟空とトランクス。作りはほぼコンパチという手抜きぶり。
以下のように、悟空6人&トランクス3人という誰得ラインナップとなっています。

・悟空×6
GT悟空、GT大人悟空、GT超悟空、GT大人超悟空、Z超悟空、超4悟空。

・トランクス×3
GTトランクス、GT超トランクス、Z未来超トランクス。

さらに隠しキャラの名前が「SON GOKOU」「TRUNKS」ってのがまたやっつけ仕事っぽくてたまりません。

 

格ゲーとして粗い

動かすと一瞬でわかる操作フィーリングの悪さ。ドラゴンボール感のなさ。

ドラゴンボールといえば「見るものがヤムチャ視点になってしまう」超高速バトル!地形ごと吹っ飛ばす爽快感!

でも本作にはそんな醍醐味はありません。
具体的に難点をいうと、

・すべての動作がラグい
攻撃、移動、ガード、なにをやってもレスポンスが悪い。

・遅い
地上移動はすり足で遅い。空中も遅い。ダッシュしても遅く、ダッシュ中は攻撃できない。

よって動かしてストレス発散!どころかストレスが溜まります。

 

そしてハメ技のバーゲンセール状態。
キャンセル可能な必殺技を連発するだけでハマります。

例えばセルのグランドスライダー。画面外から延々とセルが飛んでくるだけで試合終了。

実は必殺技すら不要で、「パンチ→歩き」の繰り返しでもハマっちゃう。

 

本作の目玉「BUILD UPモード」も粗い

本作の目玉モードはこの「BUILD UPモード」。
好きなキャラを育成して最強戦士を目指すのだ!

詳しく仕様を解説したいところですが、本モードにそんな価値はないので省きます。

 

1時間で全クリア。
ほぼロード時間とセルの長い勝利セリフでした。

 

このモード、LV補正が極端すぎます。

選択画面でずらーっと並んでいるキャラは右下ほど強いのですが、いきなり格上と戦っても体力バー1mmも減らせません。

でも前述のハメ技を使えば攻撃を受けることはないため、ハメ続ければ延々と経験値を稼げます。
そしてレベルアップした後にもう一度戦うとあら不思議、5発ぐらいで倒せます。
この作業を7グループ、計98人くり返せばクリア。

僕は、使いやすいハメ技であるセルのグランドスライダーを使ってクリアしました。

ただし、後半は自分の防御力が上がらないため敵の1発で体力7割消し飛びます。
開幕にエネルギー弾を撃たれたり空中に飛ばれると敗色濃厚。ハメずにどうやって勝つのか謎です。

 

まとめ:これが超クソゲーだ!

悟空風にいえば「オラこんなクソゲーはじめてだぞ!」
ベジータ風に言えば「これは…スーパークソゲーだ!」

中学生のときセガサターン派で良かったと思える一作。

僕のように当時、PSを持っていなくて本作を遊べず悔しい思いをした方はプレイしておきましょう。
思い残すことがなくなってスッキリしますよ。

「ドラゴンボール FINAL BOUT」の評価

話のネタ度:★★★★
オススメ度:★

総合評価:15/100点







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-対戦格闘, PS1
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