高校生のとき珍しく同級生の家に遊びにいった。そのとき本作で教えてもらったのが「コンボ」という概念。
カプエス2の特徴
全体的にお祭りゲーらしい明るく豪華な雰囲気。
派手なUI、騒がしい英語ナレーション。「キープロッキンベイベー!」
BGMはテンションが高い良曲揃い。サントラは今でもよく聴く。
特にロンドンステージ「This is true love makin’」がお気に入り。
ステージも派手で見応えがある。ねぶた、中華レストラン、砂漠、氷河、大阪城など。それぞれ特徴的な演出つき。
ドット絵のテイストはまばらで統一感がない。特にSNK側の出来が微妙。魅力が薄い。
モリガンとか完全に浮いてる。
チームを選ぶだけで一苦労
レシオ配分、グルーブ選択、全48キャラで組み合わせは膨大。チームを選ぶだけで途方にくれる。
選んだら選んだで複数キャラの立ち回りを覚える必要があるので大変。
基本コンボは目押し。超必は三段階。1キャラだけでもとっつきにくい。
6種類の「グルーヴ」。
カプコン、SNK、それぞれの格ゲーから3つずつシステムを引用。
オリコン・ブロッキング・MAX発動といった特徴的なものから、ダッシュ性能・回り込み・小ジャンプのような基本動作まで変化する。
選択したグルーヴによってキャライラストも変化する。
カプコン系なら西村キヌ氏。SNK系なら森気楼氏。どちらのイラストも格ゲー史上最高クラスの輝きを放っている。うーん、甲乙つけがたい。
攻略
対戦経験が少ないので攻略について言えることはあまり無い。
とりあえずCサガットは明らかにお手軽強キャラ。どのグルーヴもサガットがSランクに入ってるのは笑う。
立・屈強P&強アパカ対空でオーソドックスに強い。
コンボも[小足2~3→グランドタイガー]みたいなお手軽さで大ダメージ。
当時はよくわからないからKグル・レシオ4覇王丸にしてた。
同級生に教えてもらったのは飛び込み~竜巻昇竜ぐらいの基本コンボだったけど「こんなの実戦で使えるわけーねだろ」と投げて結局、覇王丸の強Pブン回し。
当時、格ゲーは強い技と技をぶつけ合うだけのゲームだと思ってた。
隠しキャラ「神人豪鬼」。
チート特大弾の斬空2連。波動もデカい。大迫力の専用超必つき。
そのかわりノーマル豪鬼以上の紙性能。レシオ4でも1並の体力。
もう1人の隠しキャラ「ゴッドルガール」。
豪鬼に比べると少々インパクトに欠ける。やはり弾がデカくて体力が紙。
まとめ
スト2以降、複雑化してきた2D格ゲーの頂点のような作品。
やる気と対戦をやり込める環境があれば最高の一作。
マブカプ2は今でもラフに遊んでるけど、カプエス2はガチすぎてちょとなー。