当時、なぜ本作を買ったかといえば、アーマードコアみたいなゲームだと勘違いしたから。
淡白なシナリオ
発売日に買ったけど何も記憶に残ってない。今再びプレイしても何も思い出せない。
主人公2人の同時進行シナリオ。
数ステージ消化してようやく感情移入できそうになったら交代。ただでさえ行動基準や目的がよくわからないので魅力を感じづらいのに。遠くから眺める傍観者のような気分。
しかもこの2つのシナリオ、最後までクロスしない。
全体的に淡白。会話を進めるアドベンチャーパートは人気が無く町や基地の生活感が無い。
顔グラが口パクする。キャラデザはアンサガやFF7,8,10などでアートディレクターを務めた直良有祐氏。
フォントはオシャレだが非常に見づらい。昔のWindowsみたい。
戦闘シーンは棒立ち。見応えがないのですぐ全カットするようになる。
ちなみに移動カットは◯、戦闘カットは☓ボタン。統一してくれ。
工業機械のような味気ないデザイン。ACと似てないので当時はガッカリ。
しかし後にACがFMに寄せてきた。デザイン、チーム戦と3つの防御属性がAC5と酷似。
アセンブルの面白さは無い。その時点で買えるパーツでアップグレードしていくだけ。
セットアップとショップが別という昔のAC仕様。組むだけでも一苦労。
機体を組んだ後もアビリティを買う、習得→セット、リンクもセットして・・・とにかく大変。
リンクは攻撃・防御それぞれ設定する必要がある。しかも同時進行シナリオのせいで2チーム分やるハメに。
淡白な戦闘
弾数有限なのにリペア無限。パーツも無限再生。リペア前提なので戦闘がダラダラ長い。そのうち敵までリペアを使う。
リンク前提の調整なのか敵が硬すぎ、避けすぎ。毎ターン、無限リペアで回復しながらリンクで削る。ちまちましたグラフィックと相まって地味。
楽しいのは序盤だけ。先に進むほど手間と戦闘時間が増えてダルい。
テキトーにやってるとステージ7ぐらいで早くも苦戦。難しくなったらシミュレーターで経験値や金を稼げば良いのだが、その分手間も増える。
全29面。ボリューム少なめ。クリア後にやることも無い。
周回可能、フラグを立てたりシミュレーターをクリアすると隠しパーツが手に入るが、それだけ。このシナリオを周回したいとは思えない。当時もクリア後すぐ売った。
まとめ
敵の硬さと無限リペアでテンポが悪い。戦闘準備の煩わしさと魅力のないシナリオも足を引っ張る。
それらを乗り越え、頑張ってクリアしても何も記憶に残らないのが悲しい。