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PS2 シューティング

R-TYPE FINAL【感想/レビュー】STGは設定資料集のオマケと割り切る

投稿日:2018-06-02 更新日:






当時、STGというジャンルに全く興味無かったのですが、100機体超えのやりこみ要素に惹かれて購入。
スペースインベーダー以外では本作が初STGでした。

そんな思い出の作品を再びプレイ。
色々なSTGを経験した今の自分の感想としては、肝心のSTG部分が…



R-TYPEシリーズの集大成

計101種類の機体を使える

計101種類の機体を使えるのが最大の特徴。

歴代R-TYPEシリーズはもちろん、外伝「LEO」やアイレム作品の機体・武装のオールスター的ラインナップ。

豊富な機体はゲームの背景になっています。
本作が描くバイドとの最終決戦「オペレーション・ラストダンス」は1世紀以上にわたる戦い。
バイドと決着をつけるため、周回して機体開発を進めるのが目的です。

 

システムは前作「デルタ」を継承しています。

・ドースシステム
フォースの体当たりでゲージを溜めるとフォースの攻撃力上昇。

・スペシャルウェポン
ゲージ消費で全画面攻撃。ゲージが溜まるのが遅く、回転率が悪いので撃つ機会は少ないです。

 

R-TYPERといえばぶっ飛んだウツ設定。
設定を読むだけでズーンと暗い気持ちになる機体をいくつか紹介します。

R-9A (R-TYPE)
人間の脳を機体に積んで機体に直結
もう人が乗る必要なくね?

R-9C (R-TYPE II)
パイロットは四肢を切断され、胴体と頭部のみで搭乗。やっぱり直結で機体と接続。情報収集のためにコクピットを拡大し脱出ポットを強化。
R-9Aよりはマシ・・・なのか?

R-9 Ø (R-TYPE III)
14歳の肉体に幼体固定処理された23歳の女性を機体に直結。

 

こんな機体乗りたくねぇ~

機体開発を担当する「TEAM R-TYPE」は途中から狂い始め、バイド細胞を使ったシリーズは開発が進むほどバイドそのものに近づいていきます。

 

条件(プレイ時間、到達ステージ、パスワード等)をクリアするとに機体開発が進みます。

最初はすぐ新機体が使えるようになって楽しいのですが、半分超えたあたりから開発が大変。「一定時間以上プレイ」が厄介で、長いときは1機1~2時間、全機出すには30時間かかります。
1時間で3、4周できるのでひたすら周回プレイの繰り返し。けっこうな忍耐力が必要です。

種類が多いだけで使い道が無い機体が多いのもツラいところ。
樹形図のような系譜で進化するため、大半の機体が下位互換。
レーザー威力・波動砲レベルの互換が半分近いです。
バリア・サーチ・火炎放射・パイル・デコイ波動砲、バイド機や可変機は設定が面白いだけで弱機体。

 

「R’s MUSEUM」

「R’s MUSEUM」

開発した機体モデルと詳しい設定が見られる、機体の博物館。

ある意味、本作のメインモードです。
沢山並んだ機体と解説情報を眺めながらニヤニヤするのが本作の醍醐味。
系列が埋まる毎に石碑が追加されます。

 

最後に出る3機体は全機体の装備と互換性がある設定。
フォース・波動砲・ビットを自分好みにカスタマイズ出来ます。ギガ波動砲&サイビットで最強機体の完成。
この究極機体を目指して開発を進めましょう。

 

ストーリーネタバレ

ストーリーネタバレ(諸説あり)

26世紀の人類が「外宇宙の敵」に対抗するたに作ったのがバイド。些細なトラブルでバイドは暴走してしまうが、人類はかろうじてバイドを異次元に飛ばすことに成功。

しかしバイドは22世紀の地球に渡ってきた。22世紀の人類はバイドに対抗するため、バイドを取り込んでRシリーズを進化させていく。
(エンディング1)

そのうち機体は完全にバイド化。地球に帰ろうとするが人類に敵と判定されて攻撃を受ける。
(エンディング2)

 

地球を離れて宇宙を彷徨い続け、最後にたどり着いたのが26世紀の地球。
つまり26世紀の外宇宙の敵=R-99でループしている。
(エンディング3)

ちなみにエンディングはなぜか場に合わないボーカル曲。
椎名へきるが歌う「PROUD OF YOU」。

 

肝心のSTG が面白くない

売り文句の「アドレナリンシューティング」とは真逆
全体の印象としては、なんだかダルいSTG。

冴えない画面と鳴っていることすら気づかないBGM。
爽快感も新鮮さも無いです。

ステージ構成が単調。
ただ撃つだけで良い場所と、明らかに殺しに来る難所がはっきりしすぎ。
敵が出てこない、何もする事が無い時間が多く、難所まで長い区間をダラダラと進みます。

一撃死&戻り復活。復帰は一定間隔の中間ポイントから。
難所はわからん殺しで一瞬で終わり、復帰するたびに単調な場所を通ることになるのがダルいです。

 

スクロールが遅く、進行のテンポが悪い。
プレイ動画を倍速にしても遅いぐらい。

 

迫力のないボス戦。
ダメージが通るまで時間がかかるのでこれまたテンポが悪いです。

ドプケラドプス前の水中に入るデモはカット不可。
リトライする度に見るハメになります。しかも高難度のドプケラ第二形態はゲーム中最強クラス。

 

どんより暗い画面で背景と敵・自機が同化。
当たり判定有り・無しの見分けもつきません。

Rシリーズとしては簡単らしいのですが、難易度を最低にしても難しいです。
開発が進めば機体性能でゴリ押しできるのが救い。

 

1周7ステージ構成。
ステージ分岐があり、マルチエンディング(3種)。

ステージ数は過去最高の16ステージですが、分岐のパターン違いなので少なく感じます。

 

 

まとめ:STGは設定資料集のオマケ

STGは設定資料集のオマケと割り切れば遊べます。

でも機体をコンプリートするには相当な根気が必要。
正直、機体開発の時間稼ぎのために周回する暇があったら他のSTGを遊んだ方が良いような気がします。

SLGにジャンルを変えた「R-TYPE TACTICS」の土台を作ったのが本作最大の功績。






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