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30代自称在宅イラストレーター男がちょっと深掘りして紹介する最新ゲーム&思い出のレトロゲーム

アクション PS2

Devil May Cry (HD)【評価/感想】スタイリッシュでクールな銀髪のアイツが初登場

投稿日:2019-03-07 更新日:






「5」発売前、ふと初代がどんなゲームなのか気になったので初プレイ。

ストーリーや設定は「5」につながる。
ダンテが登場する「5」を楽しむためにも、ダンテ初登場の活躍を見ておかねば!



デビルメイクライとは

タイトルは「悪魔も泣き出す」という意味。

大ヒットシリーズの初作。
国内65万本超えの大ヒットで「スタイリッシュ」という単語を定着させた。

ちなみにシリーズの時系列は「3→1→4→5→2」

 

元祖スタイリッシュアクション

当時としては斬新な爽快アクションを実現。

斬りまくって空中にふっ飛ばし、
銃で撃ちまくってお手玉しながら、
ジャンプ斬りで叩き落とす!

銃は自動ロックオン。弾無限で撃ち放題。

空中移動が軽快。
二段ジャンプや壁蹴り、敵を踏みつけて跳ね回るようにジャンプできる。

敵を攻撃するとデビルトリガーゲージが溜まり、満タンになると悪魔に変身する「魔人化」が使える。
その効果はシリーズ中でも最強クラス。
攻撃はもちろん、防御力が大幅アップ&体力が徐々に回復でほぼ無敵。

 

もっさりになった「2」、コンボゲーになった「3」と比べ、
迫力と手応えがある「1」のフィーリングが好きな人も多いんだとか。

 

最初は剣と二丁拳銃しか使えないが、
ストーリー進行に合わせて格闘武器、グレラン、ショットガンなど種類が増える。

豊富な武器を状況に応じて切り替えるのが楽しい!
と言いたいところだが、切り替えの制限が厳しいのでムリ。

ショートカットの武器切り替えは2種類のみ、地上限定でスキがデカい。
遠距離武器のショートカットは無いので切り替えるには毎回メニューを開く必要がある。

そのためリアルタイムで切り替えて戦うのは難しい。
装備した武器でただ殴るのみ。

 

コンボ評価を気にせずクリアするだけなら、
ひたすらジャンプ・ローリングキャンセルでグレラン連射が最強だったりするので問題は無い。

 

スタイリッシュでクールな主人公

最強の悪魔狩人(デビルハンター)、
ダンテのキャラクターも斬新。

全ての仕草がさまになる、
どんな危機的状況でも軽口を叩く余裕を忘れないクールな男。

ぱっと見ワンパンでぺしゃんこにされそうな巨大ボスを相手にしても、怯むことなく挑発を繰り返すのでヒヤヒヤする。

口だけではなく、実力もクール。
サイヤ人と人間のハーフが強いみたいな感じで、悪魔と人間のハーフであるダンテは並の悪魔なんぞ比較にならない強さ。

 

ダークヒーローとしてダンテはあっという間に人気者になり、
バイオハザードや鬼武者のような真面目な主人公とは違う、新たな主人公のイメージを確立した。

 

根本からっ!?

 

「バイオハザード4」のプロトタイプ

当初は「バイオハザード4」として開発されていたらしい。

開発しているうちに、バイオのイメージからかけ離れいったので別タイトルになったんだとか。

 

元がバイオなので、舞台は中世ヨーロッパのゴシックホラー風。

カメラワークもバイオ仕様。
フル3Dだけどカメラ固定で場所ごとに視点が切り替わる方式。
ときにはラジコン操作。

 

「バイオ4」のようなミッション制
全体の道のりを20以上のミッションで区切った形。

分岐は無い。ただひたすら順番にクリアしていく。
フリーミッションが無いので、周回でも全ミッションを通しプレイするしかない。
しかも2週目は強制的に難易度ハードになってしまう。
一回クリアした後はかなり遊びづらい。

 

あらすじ

2000年前、魔界の王が人間界に侵攻した。
その際、正義に目覚めた悪魔、スパーダが悪魔に反旗を翻し魔界を封印。

人間界に残り世界の平和を見守ったスパーダは、人間の女性との間に双子をもうけた。
双子の1人がダンテ。

そして現代。

母親と双子の兄を悪魔に殺されたダンテは、
カタキを探すため悪魔退治の便利屋「デビルメイクライ」を営んでいた。

ある日、
ダンテの店にやってきた謎の金髪美女、トリッシュは、
「2000年ぶりに魔界の王ムンドゥスが復活する」とダンテに告げる。

魔界の王を再び封印するため、ダンテはトリッシュとともに悪魔の巣窟、マレット島に向かう。

 

悪を退治する、わかりやすい物語
ノリはB級アクション映画風味。

そんなことより、リアルタイムレンダデモのトリッシュの顔が酷い。

母親に似てるというより、リアル母親じゃないか。

 

ダンテの前に何度も立ちはだかる謎の剣士、ネオアンジェロ。

どう見てもあの人。
ちょっとデカいけど。

 

薄いボリュームをミッション制でカバー

20以上のミッションに細かく分けてある。

区切りが多いからそれなりのボリュームだと錯覚するが、実際の道のりは非常に短い。

初見で4時間以内にクリア可能。
バイオシリーズはたいてい初見5~10時間なので、その半分以下。

バイオと違って道に迷うことも少ない。
誰がやってもこれぐらいのタイムになる。

 

そんな道のりを20以上に区切ってるから、
ちょっと進んだら終わるようなミッションが多い。

たいてい3分ぐらいで終わる。
初見1分台で終わるミッションもある。

時間がかかるのは、ボスに苦戦してイエローオーブでリトライし続けるか、道に迷ったときぐらい。

 

そんな薄いボリュームを、ミッション制で細かく分けることで上手くごまかしている。
また、これだけ小刻みだとバイオのように長いチャートを進むより自分が今をやってるかを意識しやすい。
1つ1つのミッションでやることが少ないので、嫌でも集中力を維持できる。

薄いボリュームをごまかしつつ、プレイヤーは途中でダレることなくハイテンションなノリ
を維持できる。
上手い仕組みになっている。

 

バイオハザード感が抜けてない

移動速度と射撃の強さがバイオ

移動速度があまりにも遅い。
バイオ以上のもっさり走り。
フィールドが広いせいでバイオより遅く感じる。

キレキレの攻撃モーションで敵をなぎ倒した後、もっさり速度で移動。
同じキャラとは思えないチグハグ感。

バイオのゲームデザインが色濃く残っている印象。
戦闘以外はまだスタイリッシュになりきれていない。

 

スタイリッシュアクションをうたいながら、敵に接近する必要がない射撃武器が強い。
ショットガン、グレランが強すぎる。

前半にグレランを入手してから、
「スタイリッシュグレランアクション」になってしまった。

グレランはマリオネットを一撃で吹っ飛ばす威力、複数巻き込む攻撃範囲。
さらにジャンプ、ローリングでキャンセルしながら撃てばスキを消せる。

デビルトリガーゲージがすぐ溜まるので防御も安定。

キャンセルしながらテキトーに撃ってるだけで安定感が半端じゃない。
グレランを手に入れた瞬間、それまでの強敵はザコになった。

 

アクションと相性が悪い固定カメラ

固定カメラは移動メインのバイオなら良いけど、本作の目まぐるしく動く戦闘とは相性が悪い。

スタイリッシュアクションでキビキビ動くたびにカメラが切り替わるため、どこを攻撃し、どこから攻撃されてるのかわからない。

空中移動の自由度が高いせいで余計に混乱。
高所の足場渡りも位置関係が全くわからずカンで飛んでるような状態。
当然、失敗して落下。また登り直し。

動く足場を移動し、突き出るトゲを避けていく場所では肝心のトゲが映らなかったりする。

 

ボス戦は難しいというより不親切。

カメラワークと紛らわしいエフェクトで、当たり判定がよくわからない。

無敵時間もわかりづらい。
頑張って攻撃してるのに全然効いてなかったりする。

 

ボスは硬く、ダンテは紙防御。
連撃を食らうと体力7割持っていかれる。

しかも戦闘中に使える回復は1個のみ。
ザコ戦と違って回復が出ないため、ワンミスが命とり。

体力が減ったらとにかく回避を頑張り、デビルトリガーを溜めて魔人化して耐えるしかない。

 

ウザボスその1、ナイトメア。

まさに悪夢のようなカメラワーク。

まず初見で意味不明な仕掛け。
何がどうなってるのかわからない攻撃が飛んでくる。
てか意味がわかってもキツい。

ボスに近づかないとカメラがボスを映してくれない。
コアが出ているわずかな時間に攻撃する必要があるため、これは致命的。

しかもコア以外の部分に阻まれると攻撃が通らないので位置取りが重要。
なのにちゃんと映してくれないので位置関係がわからない。

 

ナイトメアとは計3回戦う。

どんどん戦闘フィールドが狭くなり、
最後なんてデカいボスでフィールドが埋まってる状態。逃げ場がない。

ほとんどの攻撃はジャンプで回避できるものの、串刺し攻撃やトゲ飛ばしを食らっていつの間にか体力がピンチ。

必死でコアを出して、グレランでデビルトリガー溜めて、魔人化で体力回復して粘る。
スタイリッシュとは程遠い、忍耐力が試される戦い。

 

まあ何度か戦ってアイテムフル投入すれば勝てるバランス。

しかし倒しても「強かったー」というより「ウザかったー」って印象。
達成感より、ようやく終わったという開放感が強い。

 

ウザボスその2、ムンドゥス第一形態。

急に謎の奥スクロールシューティングゲームが始まる。

異様に操作性が悪い。
攻撃を食らったときの納得感の無さも凄い。

極太ビーム食らって「?」
高度がわかりづらい岩石を食らって「?」
必死で動いてもバラまき弾を食らって「?」
全てに納得感が無い。

魔人化してるのに自動回復しないので、やはりワンミスが命取り。

 

しかも第二形態へ連戦。
第二形態はグレランと魔人化連発で安定するのが救い。

 

絶対に変な水中アクション

水中を移動する場面は本当に意味不明すぎて笑う。

まず、今までずっとバイオ風の固定カメラだったのにいきなり主観視点。
画面に自キャラがいなくなって戸惑う。

しかも地上から操作も一変。
これが今まで経験したことがないほど特殊。

上下反転する上、どうやったら前に進むのかもわからない。
移動の仕方がわかった後は、地上に上がる方法が謎。

登れそうな場所に近づいて水面をチェック。
いやいや、初見では絶対わからないって。

 

攻撃手段は水中銃のみで、モリのような弾を連射。フィーリングが安い。

総じて、地上とは別物で完全に浮いた要素。
アクションの間の休憩、箸休めのような時間になっている。

 

まとめ

PS2初期のゲームなので、さすがに全体的に古さを感じる作り。

グラフィックはともかく、操作性が完全にレトロゲーム。
一部の足場渡り、水中、ナイトメア戦、ムンドゥス戦では心折れかけた。

思い出補正抜きでプレイするのはかなり厳しい。

 

単体の作品としてはおすすめしにくいが、
プレイ中、何度もゴットオブウォーとかベヨネッタを思い出した。
色んな名作アクションのルーツになってる偉大な作品ってことがわかる。

 

「5」までの進化を確認するという意味でも、プレイする価値はある。

以前に「5(体験版)」をやったときは「いつものデビルメイクライで安心感のある仕上がりだなー」ぐらいに思っていたが、
一作目をプレイすると「5」の超絶進化っぷりに驚く。

 

最新作「デビルメイクライ5」が楽しみ↓








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