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アクション PS2

アーマードコア3 サイレントライン【攻略/感想/評価】パーツ数が一気に2倍!シリーズ屈指の遊びごたえがある傑作

投稿日:2018-04-29 更新日:






パーツが200以上増えて計450個に大増量!

発売前にこの情報を見たとき、自分の眼を疑うほどの衝撃を受けました。
大学受験を投げ出すぐらいの勢いで購入を決めた作品。

 

本作の思い出話をすると、
発売日に購入し、高校の制服を脱ぐのを忘れるぐらいワクワクしながらプレイ開始。
数時間でクリアして「あれ、この後どうしよう」みたいな感じになりました。
この頃にはACやってるのは自分だけになっていたので、同級生と新パーツ情報を交換することもできず孤独にプレイ。そのため本作にはあまり良い思い出がないです。

 

とはいえ作品自体は
・シリーズ中で最も重厚な世界観
・一気に2倍になったパーツ数
・シリーズ中トップクラスの高難度。優秀なAIで戦いがいのある敵AC
シリーズ屈指の遊びごたえがある傑作です。

 





AC3SLの特徴

シリーズ中で最も重厚な世界観

■あらすじ

「管理者」が破壊され(AC3)、人類は地上に進出。
地上の未踏査地区に巨大クレーターが発見される。調査に向かった部隊は、謎の機体と衛星砲で全滅。その区域は「サイレントライン」と呼ばれるようになった。

前作「3」と時系列がつながる続編なので雰囲気は相変わらず重い。
より重厚になった世界観とBGMの格好良さはシリーズ随一。

 

OPのクオリティはさらなる高みへ。
主役機は軽二にステルス、カラサワのいんちきアセン。相変わらずの詐欺OPです。
BGM「Silent Line I」はシリーズ屈指の名曲。

 

世界観の他、システムも前作から引き継いでいます。
本作で登場した新システムは以下の2点。

・武器破壊

武器、EXパーツには耐久度があり、一定ダメージで壊れます。
被弾が多い負けている側がより不利になる誰得システム
右ライフルが破壊されて左スナがロック不能になったりしてツラい。

 

・AI機体の育成

AI用ACを作り、アリーナで戦闘経験を積ませて成長させることが可能。
AIの育成要素は「ACFF」に引き継がれます。

 

パーツ大増量で一気に2倍

パーツ数が一気に2倍!

本作最大の売りはパーツ大増量。
いままでは30前後の追加で喜んでいたのに、200以上増えて計450になった衝撃。

 

前作で初登場した左腕武器カテゴリが大量に追加され、右腕並のラインナップになっています。

左銃サイトは右腕・肩武器に依存しているので、組み合わせによっては強力なダブルトリガー(W鳥)が可能。
例えば、サイトの大きい右武器(&fcs)と左スナイパーライフルを合わせると広角サイトでスナが撃てます。

ブレホが弱体化されたこともあり、完全にW鳥が主流になりました。
ブレード好き、指が小さくて2ボタン同時に押せないプレイヤーにとっては本作から数年間ツラい日々が続きます。

 

逆関節の軽量化、四脚の消費EN減少でフレームの選択肢が広がりました。
性能が被ったパーツが増えたので、性能を維持しつつパーツを見た目で選べます。

 

武器は重量・性能を調整した色違いパーツがほとんどで、1カテゴリ1択の状況は変わらず。出番のないパーツが多いので頑張って隠しパーツを収集してもガレージで見失い、そのまま使うこともなく忘れます。

例えば、
右バーストライフルは相手を狙うのが連射の初弾だけという致命的な欠陥で産廃。左バーストは全弾ちゃんと飛ぶから強武器なのに。
しかも苦労して入手する全ミッションSランク報酬は「6連バーストハンドガン」というシリーズ屈指の産廃なのが泣けます。

Eスナ、武器腕マシも予測射撃しないので産廃。

 

要するに、
パーツ数は2倍になりましたが、アセンブル(機体構成)の幅はあまり増えていません。
とはいえフレームの見た目的な選択肢が増えたのは嬉しいです。

 

SLといえばロングOBからの一撃離脱!
新コアパーツによって前作を超える高速戦闘が当たり前になりました。

W鳥の仕様でアセンブルが複雑化し、OB戦闘のハイスピード化が進んだことで「AC2AA」のような「ガシガシ組んでガシガシ動かす」のとは違うゲームになってきた気がしますね。

 

シリーズ中トップクラスの高難度

前作「3」の経験者向け。全体的に難易度高め。

硬い、速い敵が大量に出現。
電磁障害、消火、隠密、衛星レーザー照射など特殊状況も様々。
MT掃討戦から敵ACが登場したり、長丁場になるミッションが多め。
AC戦は複数戦、連戦が当たり前。

 

理不尽さは少ないのですが、激しい攻撃にさらされるため汎用ACではAP・弾が足りなくなってジリ貧。
ミッションに合わせたアセンブルが重要なので、操作だけでなくパーツの知識も必要。

シリーズ初心者が本作から入るのは厳しいと思います。

 

優秀なAIで戦いがいのある敵AC

前作に比べランカー数は減りました。でも量より質。
前作はお粗末だったAIが進化。まっとうな強さなので対戦を楽しめる相手が多いです。

AIは空けたマップの方が強くなるので、優秀なAIとの対戦を楽しみたいなら砂漠や森マップがおすすめ。

 

vs コープスペッカー

W鳥に匹敵する火力、キレのある動き、凄まじいサイティング。
ミッション「アーカイブ強襲」で磁気嵐が止んでから現れるコプスペはアリーナより張り切っているので、Sランクどころかクリアが困難なほど強いです。

本作にはこんな強敵がゴロゴロいます。

 

 

攻略

ミッション

初見殺し的な難しさではなく、ひたすら激戦につぐ激戦。
なので攻略としては「とにかく頑張る」と言うしかないです。

とりあえず、実用的な強パーツの入手方法を書きました。

 

前作で印象的だった複数のレイヴンの共闘(風)ミッションは健在。
最後は自分だけ生き残るハードな展開。

 

特殊ACの火力は凄まじいが機動力と旋回が低いので回り込めば楽勝。

 

vs I-CFFF-SERRE

見た目だけはセラフ並に強そうなラスボス。攻撃は見た目重視。

 

全ミッションに1~4個の隠しパーツがあるのに入手方法はノーヒント。
コンプするには攻略情報が必須。
山のような隠しパーツ、Sランク取りを目指すと長く厳しい戦いになります。

 

隠しパーツの入手方法を全て書くと多すぎてキリがないので、実用的な強パーツの入手方法だけ書きました。
とりあえず強い機体を作りたい場合は参考になるかと思います。

 

・MCM-MI/008(コア):ミラージュ企業ポイント

■旧都市区

「無人要塞鎮圧」
・MHD-MX/BEE(頭):パルス連射ガードメカが出現する部屋天井の通気口の先

 

■環境整備地区

「新設基地制圧」
・PLS-SRA02(横長fcs):天井の鉄骨の上

 

■研究開発地区

「特殊輸送車両追撃」
・CWG-GSL-56(左強ショ) :40秒以内にクリア

 

■資源開発地区

「武装集団排除」
・KWG-ARFL150(左ライ):150秒以内にクリア

 

■新中央区

「新型兵器破壊」
・KSS-SS/707A(左盾):二番目に入る部屋の網の奥

 

■未踏査地区

「未踏査地区探査」
・CHD-MISTEYE(頭) : 1分40秒以内にMT8機以上撃破、その後AC2機撃破

 

アリーナ

vs シルバーフォックス

圧倒的な攻撃力を持つ最強の矛。
ミサ連動ラッシュ、カラサワ連射が鬼火力と鬼ロック。
死角を取るのは簡単ですが巧みな引き撃ちで逃げます。

射撃、ミサイル回避が両方楽しめるお得な相手。こいつに無傷で勝てれば中級者なんだとか。

 

まず垂直ミサイル回避を頑張りましょう。機体を上下左右に振って立体的に。

カラサワはタイミングを盗んで左右に振って回避。近いと連射で焼き殺されるので距離を保って引き撃ち。

慣れたらOBで死角をとってそのまま維持できるように練習。

 

vs フォグシャドウ

非常に優秀なAIを積んだ真人間の正統派。
独特の動きとミサイル、W鳥、デコイ撒きの使い分けが素晴らしい。
その動きの良さでACファンから「フォグ兄」の愛称で親しまれています。

 

フォグ兄視点でリプレイを見ると参考になります。

・ミサ連携で初手をとる
・死角からのしつこい張り付き
・相手が向き直る前に平行OBでサイト外し

と基本を忠実に守って戦っています。「2」「3」のトップランカーにありがちな強化人間ゴリ押しトップアタックとは大違いですね。

 

ただしステルスと閉所には弱いフォグ兄。

 

vs メビウスリング

グレネードの精度が驚異。
片腕レザライなので火力が低いのが惜しいです。

 

vs ネームレス

隠し最強ランカー。色んな武器を持っていますがメビウスリングと同じく器用貧乏。
やっぱり本作はW鳥の組み合わせが重要です。

 

強い新パーツ

最後に、豊富な新パーツの中でも実用的で強いパーツを紹介。
新パーツはハズレパーツも多いですが、ここから選べば間違いないです。

中量2脚のサンプル機体も書きました。アセンブルの参考にしてください。

フレーム

■頭

・CHD-MISTEYE:重量・基本性能・レーダーのバランスが最高
・MHD-MX/BEE:重装ならこれ

 

■コア

・MCM-MI/008
シリーズ屈指の1択パーツ。最高のOB、高い基本性能、OPスロット多すぎ

 

■腕

・MAL-RE/HADRO:軽量機~重量級(&EX実盾)まで
・MAM-RE/TIN:防御が高い

 

■脚

・CLL-SECTOR:軽二。張り付き特化
・MLM-SPINE:中二。066を超える旋回
・CLH-XV-MGHS:防御型中二の決定版
・CLH-04-SOD:装甲特化
・CLM-80-DR:E防重視
・CLF-D3-WIZ:四脚。積載が低すぎるが旋回145を使いこなせば強力

 

内装

■FCS

・PLS-SRA02:
横長サイト。他全てを食う性能。難易度ノーマル&広角武器&サイト拡大OPでほぼ画面全体をカバー

 

■エクステンション

・実盾2種:重量比で超性能
・電池2種:OB使い放題

 

武器

■右手

・MWG-MG/800
SL最強武器の800マシ
。全てにおいて隙なし。

・CWG-RF-160:対AC。新パーツではないがサイトがWSになって強武器に
・MWG-SBZ/48:分裂バズ。24より重量効率が良い
・CWG-BZ-25:速バズ。弾速があるので他のバズより当てやすい

 

■左手

ライフル
・KWG-ARFL150:左手版は2発目以降もちゃんと飛ぶ

スナ
・MWG-SRFL/70:右CWG-RF-160とセットで

ショット
・CWG-GSL-56:左強ショ。近~中距離で削る万能兵器


・KSS-SS/707A:重量比で超性能。軽量腕が重量腕並みの硬さになる
・KSS-SS/863B:実防特化。707Aより軽いのにさらに硬い

 

■中量2脚サンプル機体

フレーム

MISTEYE/008/HADRO/SPINE

 

内装

SRA02/MARE/ROZ/SA77/DD/10(軽デコ)/64S(実盾)
OP :実弾/EN/旋回/ロック速度/サイト拡大

 

武器

MG/800+GSL-56(800マシ強ショ):大会レギュ違反仕様
RF-160+ SRFL/70(ACライ70スナライ):中距離用
RF-160+ GSL-56(ACライ強ショ):近中
MG-500+GSL-56(500マシ強ショ):近
HG-150+ GSL-56(黒ハンド強ショ):近

 

まとめ:行くところまで行ってしまった

ロングOBからのW鳥一撃離脱が当たり前になった対戦バランスは好みが別れますが、1人でプレイする分にはシリーズ屈指の遊びごたえがある傑作。

・前作以上のハードな雰囲気と最高に格好良いBGM。
・パーツ収集のやり込み要素はシリーズ最高のボリューム。
・歯ごたえのある難易度と、優秀なAIで戦いがいのある敵AC

総じて、PS1の初代から進化を突き進めた先の到達点といえる作品。
本作で行くところまで行ってしまったので、シリーズは次作「ネクサス」で方向性を変えます。

シリーズ初心者が本作から入るとさすがにキツいと思うので、まずはシリーズ中で最も初心者向けと評判の前作「3」で肩慣らししておきましょう。

 

ガッカリゲーになってしまった次作↓








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