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PS2 シューティング

R-TYPE ファイナル【感想/評価】STGは設定資料集のオマケと割り切る

投稿日:2018-06-02 更新日:






発売当時の2003年、100機体超えのやりこみ要素に惹かれて購入しました。
スペースインベーダー以外では本作が初シューティングゲーム(STG)です。

そんな思い出の作品を再びプレイ。

僕は2003年から色々なSTGを経験しました。
ちなみに一番好きなSTGは「ダライアス外伝」です。

そんな今の自分にとって、本作は肝心のSTG部分がイマイチでした。



101種類の機体を使える、R-TYPEシリーズの集大成

本作最大の特徴は101種類の機体を使えること。

歴代R-TYPEシリーズはもちろん、外伝「LEO」やアイレム作品の機体・武装のオールスター的ラインナップ。

 

豊富な機体はゲームの背景になっています。

本作が描くバイドとの最終決戦「オペレーション・ラストダンス」は1世紀以上にわたる戦い。
進化し続けるバイドと決着をつけるため、人類も1世紀かけて機体開発を進めています。

進化の終着点となる最後の3機体は、フォース・波動砲・ビットを自分好みにカスタマイズ出来ます。ギガ波動砲&サイビットで最強機体の完成。
この究極機体を目指して開発を進めます。

 

機体開発は、条件(プレイ時間、到達ステージ、パスワード等)をクリアすると進みます。

最初はサクサク新機体が使えるようになって楽しい。でも半分超えたあたりから開発が大変です。
特に「一定時間以上プレイ」が厄介で、長いときは1機に1~2時間かかります。
1時間で3、4周、ひたすら周回プレイの繰り返し。かなり忍耐力が必要です。
全機出すのに30時間は必要。

 

種類が多いだけで使い道が無い機体が多いのもツラいところ。
樹形図のような系譜で進化するため、同系統の下位互換が多いです。

バリア・サーチ・火炎放射・パイル・デコイ波動砲、バイド機や可変機など面白そうな機体はたいてい弱機体なのもツラい。

 

これ乗りたくねぇ~

機体開発を担当する「TEAM R-TYPE」は途中から狂い始め、バイドそのものな機体も登場します。

 

R-TYPERといえばぶっ飛んだウツ設定。
設定を読むだけでズーンと暗い気持ちになる機体が登場します。

R-9A (R-TYPE)
人間の脳を機体に積んで機体に直結
もう人が乗る必要なくね?

R-9C (R-TYPE II)
パイロットは四肢を切断されて胴体と頭部のみで搭乗し、やっぱり機体と直結。
情報収集のためにコクピットを拡大し、脱出ポットを強化してくれました。
R-9Aよりはマシ…なのか?

R-9 Ø (R-TYPE III)
14歳の肉体に幼体固定処理された23歳の女性を機体に直結。

システムは前作「デルタ」を継承しています。

代表的なシステムは以下。

・ドースシステム
フォースの体当たりでゲージを溜めるとフォースの攻撃力上昇。

・スペシャルウェポン
ゲージ消費で全画面攻撃。ゲージが溜まるのが遅く、回転率が悪いので撃つ機会は少ない。

 

「R’s MUSEUM」

開発した機体モデルと詳しい設定が見られる、機体の博物館みたいなモード。

ある意味、本作のメインモードです。
作った機体と解説を眺めながらニヤニヤするのが本作の醍醐味。

 

ちなみに本作の機体ラインナップは、シミュレーションゲームにジャンルを変えた「R-TYPE TACTICS」の土台になりました。

 

以下、ストーリーネタバレ(諸説あり)。
ちなみにエンディングはボーカル曲、椎名へきるが歌う「PROUD OF YOU」。

 

26世紀の人類が「外宇宙の敵」に対抗するために作ったのがバイド。
些細なトラブルで暴走したバイドを異次元に飛ばし、人類はかろうじて難を逃れた。
しかしバイドは22世紀の地球に渡る。
22世紀の人類はバイドに対抗するため、バイドを取り込んでRシリーズを進化させていく。

 

・エンディング1

波動砲の反動で半壊した自機はコントロールを失い、空間を漂い続け彼方へと消えていった。

・エンディング2
地球に帰ろうとするが、完全にバイド化した機体は人類に敵と判定されて攻撃を受ける。

・エンディング3
地球を離れて宇宙を彷徨い続け、最後にたどり着いたのが26世紀の地球。
(26世紀の外宇宙の敵=R-99でループする。)

 

肝心のSTG部分がイマイチ

機体開発に重点を置いたせいか、肝心のSTG部分がイマイチ面白くないです。

売り文句の「アドレナリンシューティング」と真逆
STGとしてはイマイチ。爽快感も新鮮さも無い、なんだかダルい凡作です。

 

・冴えないグラフィック

どんより暗くて冴えないグラフィック。
前作「デルタ」の方が断然格好いいです。

背景と敵・自機が同化し、当たり判定有り・無しの見分けもつきません。
難易度の高さは半分以上これのせい。

 

・鳴っていることすら気づかないBGM

 

・単調なステージ構成

ただ撃つだけで良い場所と、殺しにくる難所がはっきり分かれすぎ。
やる事が無い時間が多いため、難所までの区間がダルすぎます。

しかも一撃死&戻り復活で、復帰は中間ポイントから。
難所はわからん殺しにより一瞬で終わり、復帰するたびに単調な場所を通ることになるのがダルいです。

スクロールが遅いのもダルい。プレイ動画を倍速にしても遅いぐらい。

 

・迫力がないボス戦

ボスはダメージが通るまで時間がかかるのでこれまたテンポが悪いです。

ドプケラドプス前の水中に入るデモはカット不可。リトライの度に見せられてなおさらテンポが悪い。
しかもドプケラ第二形態はゲーム中最強クラス。

 

・STG部分のボリューム感は無い

ステージ数は過去最高の16ステージ。
とはいえ分岐のパターン違いが多く、バリエーションが少ないです。

単調なステージ構成と相まって、機体のボリューム感に対してSTG部分はスカスカ。

 

まとめ:設定資料集のオマケ

イケダミノロックさん(高田馬場ゲーセンミカド店長)が配信で、
「R-TYPE FINAL 2で盛り上がってるけどさ。みんな忘れてるかもしれないけどファイナルはクソゲーだからね。どうせ出すならデルタ2にしてくれ
と言ってて、「ほんまそれ」と思いました。

STGは設定資料集のオマケと割り切れば遊べるかも。
ただ、機体開発の時間稼ぎでダラダラと周回する暇があったら他のSTGを遊んだ方が良いと思います。






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