アクション RPG PS2

バーチャファイター サイバージェネレーション【感想/評価】頭がボーっとしてきた

投稿日:2020-03-24 更新日:

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このゲームをプレイするうち、頭がボーっとするヤバい領域に入りました。

中盤あたりでリタイアし、悶々とした気持ちを消化するためにこのレビュー記事を書きました。

「バーチャを題材にしたRPGでしょ?面白そうじゃん」
そんな風に気になっている方へ真実をお伝えします。




バーチャを題材にした3DアクションRPG

「バーチャファイター サイバージェネレーション」とは、3D格闘ゲームの金字塔・バーチャシリーズを題材にした3DアクションRPGです。

舞台は仮想空間。
そこにはバーチャシリーズに登場するキャラの魂が存在し、魂に出会うことで各キャラの技を教わります。

宣伝文句いわく、
「バーチャシリーズ10周年記念作品で、本家のノウハウを使うことで実現した高いアクション性とストーリー性・成長要素を盛り込んだアクションRPG超大作」
なのだとか。

 

これ全て嘘です。

実際は、
・バーチャのノウハウは欠片も感じられない
・高いアクション性は〃
・ストーリー性は〃

「アクションRPG超大作」は実態とかけ離れた誇大広告です。

 

パルクール移動が9割

バーチャがモチーフのRPGかと思ったら全然違う。
ただ出来が悪くてストレスフルなアクションゲームでした。

アクションRPGと言いながら、地形を飛び移る苦行に近いパルクール移動が9割です。

戦闘は薄味。
テキトーな感じで敵が湧き、ワンボタンでボコボコ殴るのみ。大味です。
バーチャのノウハウを感じるのはヒットSEと敵の超反応だけ。

ボス戦では「ジャンプ攻撃3段でヒット確認→ガードされたら後ろ走りで反撃をスカす」だけでOK。着地硬直が無いから隙なし。
バーチャキャラの技?そんなの必要ないです。隙が大きいのでむしろ使わない方が良い。

RPG要素(ストーリー、育成)も薄味。

残るのはパルクール移動だけで、その出来が酷い。

頭がボーっとするほど酷いため「どこが悪いのか」を語ることも困難です。
でも頑張って語ってみます。

 

操作性が悪い

パルクール移動の、最大の難点は操作性の悪さ。

まず、カメラワークが不親切です。

カメラ操作は正面リセット(L1)だけ。
進行方向を見るため頻繁に押すのに、そのたびにガクっと動いてしまう。

リセット以外でカメラを動かすにはキャラの方向を変える必要があります。
しかしキャラ正面を進行方向に合わせるのが面倒だったり、カメラ位置調整のためにチョン押しで移動すると穴に落ちたり、引っ掛ける場所が見えない位置にあってイライラ。

謎解きであえて見えなくしているわけではなく、ただカメラが不親切です。

 

このカメラワークに加え、挙動がガックガク。
あらゆる動きが堅く、スムーズさがありません。

ブランコのようにワイヤーで飛び移るときは、慣性無視な方向へ飛びます。
不自然すぎて何回やってもコツがつかめません。

 

失敗すると足場の下に落ちて面倒な工程をやり直し。

ゲーム開始すぐの、チュートリアルがわりのライセンス試験で投げたくなりました。

不自然な挙動&カメラワークで自分のせいとは思えないミスで1からやり直し。穴に落ちれば長いロード後に開始地点からリトライ。
ゲーム開始早々にプレイヤーをふるいにかけます。

 

上記の、

・不親切なカメラワーク
・ガックガクな挙動
・やり直し

により移動が苦行。

 

さらに鍵を見つける謎解き要素があり、面白味のない殺風景な地形を右往左往させられます。
移動のストレスに謎解きのストレスが掛け算状態。

ライセンス試験を乗り越えても、最初に登場するバーチャキャラ・アキラに出会う前に投げたくなります。

 

グラフィックはドリームキャスト以下。
動きから見た目までチープ。画作りも悪くて、出入口が地味すぎてわかりにくい。

ずっと頭上についてくるマスコットキャラみたいな奴がウザすぎます。

コイツがウロチョロするせいで気が散るし先が見づらい。
鉄骨渡りでミスるのは半分コイツのせい。

 

RPG要素なんて無い

RPG要素にも期待できません。

ストーリーが最初からダルいです。
いつごろ盛り上がるのかは未確認。少なくともリタイアした中盤まではずっとダルい。

主人公はバーチャル空間で何かしらを探すトレジャーハンターらしい。
安い子供向けアニメを見せられているかのよう。
一体何がしたくて、何がモチベーションで行動しているのか興味が出ません。

あと、関西人の私から見ても典型的な関西弁キャラの相棒・ハヤミは不愉快。
関西=無神経というキャラづけは腹が立ちます。

 

RPGらしい成長要素にも期待できません。

地味にステータスが上がり、ゲームの進行に応じて技を覚えるだけ。
ステータスと技が反映される戦闘は大味で、成長なんぞ実感できません。

つまりストーリー&育成は味がしないほど薄味。
そもそも本作は移動アクションが9割。戦闘なんて申し訳程度の要素です。

 

まとめ:

時間を浪費し、ストレスを溜めました。

そもそもこのゲーム、ターゲット層が謎です。
バーチャファンなんてオッサン世代だけなのに、完全に子供向けなゲームデザイン。

本作きっかけでバーチャを始める若年層プレイヤーを狙っているとしても無理筋です。
なぜなら子供も遊べないほど出来が悪いから。

開発陣は、これが良いと思って作っているとは思えません。

誰も得しない、頭がボーっとするゲームです。







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-アクション, RPG, PS2

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