ヤギ雑記ブログ

30代在宅イラストレーター男がゲーム・映画・本を語ります

PS3

Dead Space 2

投稿日:2012-06-17 更新日:

去年はPC新調したので色々なゲームをプレイしたが、その中でもクオリティの高さで特に印象に残っているのがこのゲーム

ホラーとしての完成度
演出
映画「エイリアン」のような雰囲気。プレイヤー心理をコントロールする仕込みが数え切れないほど仕込まれている。
「最初の部屋は出ない→次も出ない→いきなり出る」というような映画的手法がふんだんに盛り込まれている他、
映像は基本的に暗く、様々な光源により明暗が強調されている。明暗表現はリアリティの基本であり、今作の映像が他の最新ゲームに比べて印象的なのはこのため。さらに人間にとって暗さは本能的に恐いものであり、そのような状況下に何時間も置かれることで、じわじわと理性を消耗していく。
また、踏みつけたりしたときの肉を潰したようなグチャグチャ音のボリュームが他の音に比べて大きく、だんだんと気持ち悪くなってくる。
ヒロインが片目をドライバーでえぐられる。にも関わらず、その後も勇敢に立ち回って最後はアイザックを助けに来るタフさ。ヒロインだから無事などというお約束は無い。 

近年のゲームは押し付けがましいイベントシーンがプレイの流れを台無しにするが、このゲームでは適度に挿入して盛り上げてくれる。
流行の、個人的に大嫌いなQTEが控えめ。Eキー連打だけ適度に挿入されているのでちょうどいい。
ガラス割れる音→敵の不意打ちかと思ったらイベント。みたいな緩急のつけ方が上手い。

グラフィック
グラフィックは2011年水準でいえばずば抜けて高いレベルではない。しかしコントラストの演出によってリアリティを感じる。マップの作り込みも良く、暗い密閉空間が続くけど飽きない。宇宙船「石村」を再利用するなど工夫も感じる。
体力、弾数などの表示やイベントリー画面をゲーム中でのディスプレイとして表示しており、これが没入間を引き上げている。

不満点
後半は敵がただただ大量に湧いてくるだけで緊張感が緩んでくる。ボス戦が序盤とラスボスだけ。

戦闘、ゲームシステム
オブジェクト キネシスという遠隔操作のような能力で1m程度のサイズのオブジェクトはほとんど動かせる。この自由度が凄い。ネクロの爪やステイイシス爆弾で攻撃、というような効果的な使い方のほかにも、ライトを引き寄せて暗闇を照らしてみたり、ゴミ箱を敵にぶつけてみたり、意味無いけど面白い。

戦闘は熾烈。敵の配置を覚えないとボコボコに。
暗闇から飛び出したり、ダクトや天井から出てきて挟み撃ちにあったり、物量で押してきたり、バイオでおなじみの不死身敵など、あの手この手で殺しにくる。
弾、回復アイテム、ノード、買い物の自由度が高くて困る。
ベンチのアップグレードがFF10のスフィア盤みたい。
基本的に武器を多く装備すると出現する弾がバラけてしまうのでメイン武器は絞った方が良い。

Hard Core
ゲーム全体で3回しかセーブすることが出来ない上にチェックポイントからのリスタートが無い。入手弾薬、敵の耐久力などはSurvivalistとほぼ同じ。
セーブ3回、リスタート無しはキツい。後半のラッシュや即死トラップで死にまくるだけでなく、弾使いすぎとか、ダメージ喰らいすぎてジリ貧なったとき、敵の配置を覚えてリスタートして仕切りなおすこともできない。リスタートが親切なこのゲームにおいてこれはキツい。
ただでさえホラーの緊張感でヘトヘトになるのに、さらにこれをクリアする人は正気の沙汰ではない。

プレイ日記
特定のusbコントローラをつないでいるとマウスがバグる。デバイス無効にする対策を見つけるまで長いデモを繰り返し見るハメに。
主人公はしばらく丸腰で地獄絵図を突っ切る。
スーツを手に入れてもまるで安心感がない。生身よりはマシ程度の防御力。
前半からラッシュに対応できず袋叩き。ゲットした回復アイテムを使ってなんとか進む。
プラズマカッターだけで進んできたけど、子供ネクロ、赤ちゃん爆弾、黒ネクロ、ラッシュで対応できず死にまくり。ここでラインガンを使ってみたら貫通+範囲攻撃で一網打尽にできた。
その後もリスタートを繰り返しながら回復アイテムの力で進む。ショップを見つけたら回復アイテム(中)を2つ買うような有様。
そのまま進んだ結果、チャプター10に回復アイテム+弾無しで大ピンチ。一体倒しては逃げ、一体倒しては逃げを繰り返して切り抜けた。今考えたらショップまで戻れば良かったんだけど。
後半はひたすら敵、敵、敵。フォースガンを撃ちまくってなんとかクリア。
あー疲れた、しばらくこの世界には戻りたくない。

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-PS3

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