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PS4 FPS TPS

DOOM(2016)【レビュー/評価】動いて撃って敵を吹っ飛ばすシンプルな面白さ

投稿日:2018-06-11 更新日:









現代的なFPSと真逆

見た目はデッドスペースみたいなSFホラーだけど中身は爽快アクションゲー。

驚かし要素は申し訳程度。スクショだとグロいけどプレイ中はただの汚い花火に見える。

大々的に宣伝出来ない内容なのか日本での知名度は低い。そのかわり日本版でも表現規制無しで遊べる。

敵は地獄の住人「デーモン」&デーモン化された元人間。
あえて古臭くグロテスクなB級デザイン。

そいつらを片っ端から肉片に変える。大人が眉をひそめる内容

武器はガトリング、ロケラン、ショットガン、チェーンソーなど。こちらもあえての古臭さ。

 

昔ながらの「ラン&ガン」スタイル

現代的なカバー・ステルスで撃っては隠れる銃撃戦とは真逆。

マップがオープンな作りで、遮蔽物に隠れても足の速い敵がガンガン回り込んでくる。死角をカバーし続けるなんて無理。

現代のFPSの常識「安易に動くことがリスク」とは逆に足を止めることがリスク

リロード・カバー・スプリントが無いので操作はシンプル。しゃがみはあるけどクリアまでに使ったのは1回だけ。

敵も速いがこちらの移動速度も速い。スティックを少し倒すだけで高速移動。エイムする暇があったら一気に近づいて銃弾を叩き込む方が早い。

動く歩道のような滑らかな高速移動。自分は3D酔いで苦しむ方だけど全然平気だった。酔いやすい人は設定でモーションブラーをオフに。

 

「グローリーキル」

敵は瀕死になると光る。オレンジ色なら間合いOK。そこに近接攻撃を入れるとフィニッシュムーブ発動。引き千切り、四肢をもぎ取り、握りつぶす。
そしてバラバラと大量の弾薬をドロップ。意味わからんけど気持ちいい!

自動回復はない。回復にはライフアイテムが必要。その入手方法がこれ。弾を消費しない上、体力を回復できるので一石二鳥。動作中無敵、距離があっても一瞬で飛び込むので緊急回避にもなる。

例えば瀕死で2体に囲まれ絶対絶命でも、一体にグローリーキルを決めれば体力回復してタイマンに持ち込める。どんな状況でも頑張れば形勢逆転できるのが熱い。

狙わない手はないので、肉塊をちぎっては投げちぎっては投げのプレイスタイルが身につく。

 

一見、大味なゲームに見えてマップ・レベルデザインが非常に緻密。

上手くいってるときは余裕だけど、ちょっと気を抜くとすぐやられる絶妙の調整。必死で最後の敵を倒して喜びをかみしめるこの感じ。

ちなみにゲーム途中でも難易度は変更できる。

 

敵の動きが良い。
CPUにありがちな狭い通路に引っかかったり渋滞することもなく、立体的な動きにしっかりついてくる。生物を相手にしてる感がある。

先に進むにつれて敵の種類が増えラッシュは激しさを増す。マンネリにならないように開所・閉所のバランスがよく練られてる。

 

中盤から耐久力の高い敵がわらわら。
高速突進してくる奴が厄介。終盤は光学迷彩つきで複数出現。

正面で撃ち合っても勝ち目はない。ポータルみたいなワープギミックが増えて地形も複雑に。

複雑ってことは逃げ道も多いわけで。
奥まった場所には決まって回復アイテムがたんまり置いてある。それらを駆使すれば苦戦するラッシュをあっさりクリアできることも。

 

武器はどれも使い勝手が良い。
基本は接近戦だが、遠距離からのロケラン3連射、ガウスキャノン溜め撃ちも強力。

危険なラッシュのタイミングはだいたい決まってるので、要所でBFG9000(後半手に入る最強武器)をぶっ放せばなんとかなる。

 

ボス戦は手に汗握るガチ勝負

面倒なパズル要素がなく、純粋なガチンコの戦いなのが嬉しい。

ロードの長さは少し気になる。チャプタ開始時はともかく、あっさりやられるだけにリトライでもたつくのは気になる。

 

探索

舞台は火星基地と地獄。赤くおどろおどろしい。

全13チャプターほぼ同じようなロケーションだが屋内・外の違いやデザインの変化があるので飽きない。

 

探索要素が多く、現代的な演出重視の1本道レールシューターとは真逆の作り。

オリジナル版「DOOM」のような昔のFPSは、メモリ容量が少ないので1つのマップに工夫をこらしていたらしい。

その工夫の1つがキーカード。
赤・青・黄のキーに対応したゲートが開く。これでサイズの限られたマップを行ったり来たりして使い回すというわけ。

そのオリジナル版のゲームデザインは新作でもリファインされて引き継がれている。

ステージクリア式だが各ステージのマップが広大で複雑。シークレットエリアも多数。本編クリア後はステージセレクト可能なのでじっくり探索できる。

 

全体マップを見ながら右往左往したのはゲームに慣れてない最初ぐらい。
「あ、こっちも行けるな。ここも登れるぞ」なんてやってるうちに先に進める。
自分は探索とか面倒なのは嫌いだけどストレスなく楽しめた。

ただ、FPSだから足元が見にくいので落下死しやすい。ギリジャンが必要な場所もいくつか。たまに初見殺しの面倒な罠もある。

 

ストーリー性なんて投げ捨てる

壊滅した火星基地からスタート。ベッドから起きていきなり戦闘が始まる。ゲーム開始10秒後にはドンパチ。

騒動の原因、自体の収拾を図る2人の人物、主人公の素性は謎。

とりあえず怪しいスーツを着て、状況を説明するコンピューターをぶっ壊す主人公。
ストーリー性なんて最初から放り投げてる。

プレイのノリを邪魔しないようにデモシーンも極力排除。

 

豊富な成長要素

無くてもいいけど有ると嬉しいものばかり。
立ち回りの幅を広げるのに丁度いい強さ。

 

「フィールドドローン」

武器MOD(セカンダリ)を装着。フィールドの決まった場所に浮いてるドローンから入手。

武器MODは武器ごとに2種類。どちらも使いやすく、最終的にはまんべんなく強化できるので好みで選べる。


・ロケラン :3連ミサイル、遠隔起爆
・ショットガン :3連射バースト、爆破ショット

MOD自体も強化可能。敵を倒したり「ショットガン1発で2体同時に倒す」といったチャレンジを達成すると強化ポイントが手に入る。

 

「プラエトルスーツトークン」

スーツスキルを強化。エリートガードの死体から入手。
環境抵抗、エリアスキャン能力、ガジェットシステム、パワーアップの効果、デクステリティ、の5種類から選択。


「アージェントエネルギー」

体力、アーマー、装弾数の3種類から強化するものを選択。各ステージの設備から入手。

 

「ルーントライアル」

石碑のミニゲームをクリアするとルーン(能力)を獲得。3つまで装備可能。
湧き位置、パターンを覚える必要がある。初見でクリアできたのは最初だけ。難易度ノーマルの本編より難しい。

 

まとめ

スナップマップ、マルチについては割愛。

とにかく動きまくり撃ちまくる 敵を片っ端から肉片に変えるシンプルな面白さ。

大味かといえばそんなことはなくゲームバランスは緻密。丁寧に作られた良作。
シングルFPSって全く面白いと思わなかったが本作は楽しめた。






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