モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション – PS4
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「アイスボーン面白いから買え!」
なんて言っても今さらですよね。
でも言わざるを得ません。
ストーリークリアだけで値段分楽しめたからです。
とはいえ、僕もプレイする前は
「DLCにしては定価高すぎじゃね?カプコン調子乗ってんの?」
「ワールド(無印)やりまくって飽きたけどアイスボーンで復帰して楽しめるのか?」
など気になっていました。
本記事ではその辺の疑問・不安に答えていきます。
正直、モンハンぐらいの人気作品だと僕の記事なんぞに需要は無いので記事を作る気は無かったんです。
でも自分なりに体験したアイスボーンの魅力をお伝えしたいと思い、作ることにしました。
・無印からの復帰勢
・無印未プレイのワールド新規勢
両者それぞれに向けてアピールする点を書きました。
購入を迷っている方の参考になるかと思います。
本記事はストーリークリアまでの感想で、その後のやり込み要素やエンドコンテンツは省いています。
まあどんな仕様であれ、クリア後は詰まるところプレイヤーのやる気次第ですから。あえて語る必要はないかなと。
僕がどんなハンターなのか気になる方は無印の記事をご覧ください。
ワールドがほぼ初モンハンの初心者。今は大剣使いです。
もくじ
無印からの復帰勢におすすめする理由
無印からの復帰勢とは、僕のように無印をある程度やり込んでから手放した人。
いったん飽きているので、DLCにしてはお高い価格設定にプレイする前は「カプコンの商法ふざけんな!」思っていたんです。
でもプレイしたらそんな感情はすぐ吹き飛びました。
・新規のモンスターが多くてボリューム満点
・強敵揃いで歯ごたえ十分
この2点により飽きるヒマがありません。
やっぱりモンハン面白いです。
ボリューム満点
ボリュームは十分。
DLCというより1本の新作をプレイしているような感じです。
ストーリーは、めっちゃ上手い人が初見最速クリアを狙って10時間ぐらいの長さ。
僕は25時間かかりました。
ちなみに、僕はほぼモンハン初見で無印版を発売日に購入したのですが、その無印版クリアと同じくらい時間かかってます。
まっすぐ進めばもっと早くクリアできるかもしれません。
でも装備方針を右往左往しながら普通に楽しめばこれぐらいかかります。
つまりボリュームは無印と同等、合わせて倍増。
ただ時間的なボリュームが多いだけではありません、中身が濃い!
新規参戦モンスターが多いので、次から次へと新モンスターが登場。
使い回し・水増し感がなく豪華です。
アンジャナフ亜種なんて元から変わりすぎで「お前そんな奴だったか?」と驚きます。
ネロミェールも美しい…
このボリューム&作り込みに対して「ボリュームが薄い」と言う人はよほどのモンハンガチ勢か、難癖つけ勢か、揚げ足取り勢かと。
僕にとっては十分。
ストーリークリアするだけで新作1本ぶんの満足感がありました。
やりこみ要素と今後配信されるコンテンツを含めればどれだけ遊べるか見当もつきません。
無印をはるかに超える歯ごたえ
アイスボーンのクエストは、無印版の「下位・上位」を超えるマスターとなっています。
マスターの敵は上位と比較にならないほど強い。
これには無印をクリアしたプレイヤーも苦戦は必至です!
クラッチクローしないとダメージ通らないとか、閃光が効かないとか、敵の耐性強化+攻撃強化でマゾ要素が増加。
わかりやすい隙が無いためずっとモンスターのターン。
コイツらやりたい放題か!と言いたくなります。
しかも敵の体力が多すぎて、効率良く攻撃できないと戦いが長引く。
メインモンスターのイヴェルカーナなんて、無印モンスターを相手にしてる感覚で戦うと何もさせてもらえません。
コイツに比べれば無印のディアボロス亜種なんて可愛いもんですよ。
大剣のようなモーションが遅い武器を持っていると、参戦するゲームを間違えたような気がしてきます。それほどアイスボーンの敵はスピードが違う。
このように、敵の耐性・体力強化でマゾい方向にいってるのは賛否が分かれるところです。
とはいえ、無印をクリアしたプレイヤーなら「歯ごたえ」として楽しめる範囲。
それにDLCなので無印と違う要素があって然るべきかなと納得はできます。
僕は無印から1年半のブランクを埋めるリハビリから始まったので序盤から苦戦しました。
なんせシステムと操作を忘れた上、いきなり無印クリア前提の難易度。
体験版ティガレックスで慣らしていたのに、序盤のシシガミ様みたいな奴にボコボコにされました。
コイツが巨木を使ってブルドーザーみたいに突っ込んできたときは我が眼を疑いましたよ。
でも、サクっと倒せなくても気にする必要はありません。むしろ長く楽しめると思えばお得じゃないですか!
と自分に言い聞かせる日々。
今からでも新規におすすめする理由
ここまで述べてきたように、アイスボーンは無印版をクリアしていったん離れたプレイヤーが満足できるボリュームと歯ごたえがあります。
しかし「無印版もやっていない」という新規の方は
・これからモンハンをプレイし始めて楽しめるのか
・アイスボーンでガッツリ遊んでいる人に追いつけるか
が気になるところかもしれません。
でもご安心ください。
・唯一無二の狩り体験は味わう価値あり
・コツコツやっても1ヶ月あれば追いつける
上記により、今からプレイしても楽しめます。
新規の方、迷っているなら今が買い時ですよ!
唯一無二の狩り体験
モンハンで味わえるのは唯一無二の狩り体験。
僕はモンハン以降、「ゴッドオブウォー」や「ホライゾンゼロドーン」など高品質なアクションゲームを遊んできました。
それらと比べてもモンハンの「生きてるモンスターを相手にしている感」は唯一無二です。
だから「生きてるモンスターを狩った」感も唯一無二。これがモンハンをモンハンたらしめている要素。
この狩り体験は他のゲームじゃ味わえません!
モンスターを斬ると肉を断ち切る手応えが伝わってきます。
どうやったらこんなフィーリングが出せるんですかね。自分と相手のモーションがドンピシャに噛み合って生まれる味。形だけ真似てもこうはならないでしょう。
グラフィックは今見ても美しいです。PS4ソフトの中でもトップクラス。
画面に収まらないモンスターがところ狭しと暴れまわる光景は、もう大自然の驚異というしかない。ただ圧倒されます。
特にアイスボーンの新マップは見応えあります。
PS4を持っているなら、これを体験しない手はないかと。
無印から初めても追いつける
通常、マルチゲームは経験値やレベリングに差がつくと初心者はなかなか追いつけません。
その点、モンハンはカジュアルです。
今から無印をコツコツ始めても、年内にはアイスボーンを遊び込んでいるプレイヤーに追いつけます。
モンハン初心者が無印から始めて、アイスボーンをクリアするのに50時間、やり込みに50~100時間といったところ。
1、2週間ガッツリやれば追いつけるかなという感じ。
武器種にもよりますが戦闘に難しいテクは要求されません。重要なのは慣れと知識。
少しづつ学習して経験を積めば、モンハン未経験で始めてもクリアする頃には立派なハンターになれます。
装備をこだわればキリがありませんが、ベストではなくベターで妥協すればわりとすぐ揃います。
いくら良い装備があっても、敵の攻撃もらいまくってるようでは意味ないので初心者はベターで十分。
よって、
時間がある方は1、2週間ガッツリ。
毎日コツコツな方は1、2ヶ月。
それくらい遊べばマルチの前線で戦えるようになります。
だからといって底が浅いわけではなく、腕の上達も装備もこだわれば底なしに遊び込める。
カジュアルさとガチのやり込みを両立しているのがモンハンの凄い所ですね。
「あとこれさえあれば作れるのに!」って素材を求めて狩り続けて1日終わったり、
狩りマラソンしてるうち他に欲しいものを思いついたり。
こだわればやり込みが終わりません。
ちなみに、今更ですがアイスボーンは無印をクリアしないと遊べません。
無印をすっ飛ばしてアイスボーンからやりたい気持ちもわかりますが、アイスボーンは無印クリア前提の難度なのでいきなりだとキツイです。無印からじっくりやっていきましょう。
狩り中はシームレスに楽しめますが、エリア移動・クエスト前後のロード時間だけは気になります。
本気でモンハンを楽しみたい方には手軽に使える「外付けSSD」がおすすめ。USBにつなぐだけで使えます。
その効果は絶大で、通常はエリアロードに70秒かかるところがSSDを使うと30秒以下に短縮。この差はデカいですよ!
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本編で苦戦した強敵TOP5
最後にオマケとして、本編で苦戦した強敵TOP5を紹介します。
ぶっちゃけ全部苦戦してますが、中でも絶望を味わい、アイテムが枯渇した強敵達。
「苦戦」というのは完全に主観ですから、内容はほぼ思い出話(笑
あと、僕は面倒くさがりなので基本的に準備不足で挑んでます。
たぶんプロモーション映像以上のネタバレは無いので、未プレイの方も安心してご覧ください。
ティガレックス
イヴェルカーナを倒した感想を書こうと思って体験版を始めたのに、その前にティガレックスが強すぎて倒せないのです!
計3時間戦ってようやく撃破。
体験版なのに燃え尽きました。
ずっと暴れてるから隙がありません。
今考えると、装衣を着てクラッチクローで張りつくとか色々やり方がありますが、そんなこと知らないのでひたすら正面から斬ってました。そりゃ苦戦するわ。
本編始める前からさっそく
「俺、アイスボーン無理かも…」
「無印のアンジャナフから出直そうかな…」
と自信を失った相手です。
ベリオロス
やはり思い入れ深いのはこのベリオロス。前半の壁。
なんという瞬発力。一瞬で刈り取られます。
ゲーム開始して「さあこれから狩りまくるぞ!」と意気込んでいるときに3時間足止めを食らい、くじけそうになりました。
ここで「ふざけんな!このクソモンス!」とキレ気味に文句をいうか、
「自分の立ち回りを見直すチャンスをくれてありがとう」と感謝するか。
ヤギという人間の真価が問われている気がしました。
その後、トレーニングエリアで修行して大剣の基本操作と強化撃ちコンボを習得。
そして、制限時間2分前まで続く激戦の後に撃破。
その後はベリオロスに鍛えてもらったおかげでスムーズに狩りが進みました。
今では成長の機会を与えてくれたベリオロスを師匠のように思っており、ベリオ師匠とお呼びしています。
でもこのゲーム、ベリオロスより強いモンスターがいるってマジ?
そんな奴いるかーな?
イヴェルカーナ
そんな奴いました。
イヴェルカーナは中盤の大ボス。ドラクエ6でいうムドーです(?)
とにかくやりたい放題。
反撃さそってバクステからのカウンターとかやめてくれ~
この強さを目の当たりにすると「イヴェルカーナ、たおせるかーな」なんてダジャレも自然に出てきます。
氷やられがセットでついてくるのがヤバいです。ウチケシの実がいくつあっても足りぬ!
まともに攻撃するのはあきらめて「転身&不動」装衣を着込みつつクラッチクロー連打で倒しました。
効率悪いので「何回乗れば倒せるんだ…」と気が遠くなりますが、プレイヤースキルは必要ないし氷やられも無視。
どうしても勝てない、奴の動きにつき合うのが面倒って方にこの戦法おすすめです。
死を纏うヴァルハザク
このヴァルハザク、ダルすぎて二度と戦いたくねぇ~
なんせマルチで害悪呼ばわりされてる「瘴気耐性つけてこない近接」とは私のこと。
すぐ体力半分になって「ウチケシ→秘薬」の二度手間がダルい。
僕みたいに準備を面倒くさがると余計に面倒くさいことになります。
耐性をつけてもカビによるスリップダメージがエグくて、不動で張りついたらゴリゴリ削られてあっという間に落ちました。
古代樹との組み合わせも厄介。辺り一帯カビだらけ!
ラスボス (???)
すぐ倒せると思って21時から始めて、気がつけば深夜2時まで戦っていました。
30分の長期戦を10回やりましたよ。
後半はストロングゼロ飲んでストレスを緩和(笑
行動パターンは単調なので対処しやすいけど、とにかく硬い。
精神的に疲労させて、噛みつきや爪ひっかけてダウン。起き上がりをソニックブームで確殺。このコンボを何回食らったかわかりません。
即死攻撃もあります。
「こっちは何十発と殴ってるのに、あっちは1発当てるだけとはずいぶんと不公平じゃないか!」
と言いたくなります。
でもラスボスが強いと言ってる人を見かけないので、たぶん僕が苦手にしてるだけです。
「倒すまでやってやる!」とこんなに意地になったのは久しぶり。完全に燃え尽きました。
まとめ:復帰&新規問わず気になるなら買おう!
想像以上のボリュームと強敵を相手にして、久しぶりにがっつりゲームを遊んだ気がします。
僕のようにいったん離れたモンハンワールドに復帰できるか、モンハン熱が再燃するか不安な方は思いきって買っちゃいましょう。
ストーリークリアだけでも満足感があるので百時間も遊ばなくても元を取れます。
まして新規なら無印とアイスボーンで大ボリューム×2。
マスターエディションが約6000円で買えるのでお得感ありますよ。
余談ですが、
「カプコンが放つ新しいアクションゲーム、その名はモンスターハンター!」
みたいな記事が載ってる古いファミ通が実家にあります。
あの頃はモンハンが国内最大級のビッグタイトルになるなんて想像してなかったな~
では、この辺で記事を締めます。
マルチの狩り場で会いましょう!
最近はプレイした感想をこまめにツイートしてます。
ブログとは違うリアルタイム感がありますのでツイッターもフォローして頂けると幸いです。