発売は一作目の約3ヶ月後、1996年12月6日。
前作→【戦慄のブルー】
次作→【裁かれし者】
ダムゲーリンク→【シリーズ別リンク】
もくじ
伝説の3部作 2作目
いよいよブルーに乗る!
前作はドム達格上MSにジム&「モルモット隊」ユウ・カジマのパイロット性能で立ち向かうゲームだった。
本作ステージ2からついに魔改造ジム「ブルーディスティニー1号機」に乗る。見た目はGMだが中身は別物。
(前作)
あの頃はツラかった・・・
敵として出てきたときの凶悪な印象と、この化物とジムで必至に戦う経験がフリになってるのでやはり前作からプレイをオススメする。
操作体系はほぼ同じ。
「急停止」追加。ツインスティック対応になった。
基本的な立ち回りも同じ。ジャンプ中に旋回、ライフルで足を止めてダッシュ斬り。
ブルーのダッシュ斬りは縦・横・縦の3連斬り。全部入ると気持ちいい。
胸部ミサイルはジムには無い高火力武器。弾数9発の使い所が重要。
せっかくブルーに乗るから背後視点も欲しかったところ。
自機を映さないコクピット視点だからこのクオリティーを実現できるんだろうけど。
ハイスピードアクション
ブルーの性能に合わせてゲームスピードがアップ。
一作目はまだ連ジみたいな「動かして着地取り」的な要素があったが、本作で完全にハイスピードアクションに垢抜けた。
相手は着地もダッシュも硬直がない上に超反応CPU。とにかく高速で動き回ってかき回して判定を押しつけるみたいな感じ。
特にラストのタイマン戦はスピードも旋回力も凄すぎて目が回る。
オラタン、アヌビス、EXVS、ACFAなど後の高速ロボゲー以上。史上最速のロボゲーなのでは。これをSSで実現したのが凄い。
やっぱり量より質
ボリュームは前作に引き続き少なめ。全5ステージ。
ブルーで俺ツエーできる構成。面倒なクリア条件はない。縦横無尽に駆け巡り、敵機を次々と撃破するのみ。
ただ2作目ということもあって難易度高め。俺ツエーできるかどうかはプレイヤー次第。
敵の猛烈な攻撃にさらされながらミサイル基地を制圧するステージ3、掃討戦といいながら多勢に無勢で高性能ドムを相手にするステージ4はかなりキツい。
■本作のあらすじ(ネタバレ)
不時着したミデア輸送機の救助要請を受けて駆けつけたモルモット隊。
「イフリート改」の襲撃を辛うじて退けるが、蒼い塗装に赤い両肩にヒートソード二刀流で暴れまわる姿に衝撃を受けるユウ・カジマ。
ミデアの積荷はあの蒼いジム「ブルーディスティニー1号機」。イフリートを退けた技量を見込まれたユウは因縁の機体を乗機にする。
ユウとブルーの力で無茶な任務を単機でこなし、ついに「イフリート改」とタイマン対決へ。
激闘の末なんとかイフリート改を撃破したが、油断して棒立ちしている隙にEXAM搭載頭部を破壊されてしまう。
イフリート改のパイロット、ニムバスはブルー以上のチート機体に乗ってるのに「マシンの性能で勝ったことを忘れるな」と言い残し脱出。
連邦のブルーは1機でなくガンダムタイプの実験機を作成していた。
新たな力をめぐる戦いの舞台はそら(宇宙)へ。次作に続く。
とりあえずクリア
3部作全ステージAランクを取れば3作目のエンディングが変わる。
しかしオールAは前作の時点で諦めたのでとりあえずクリアを目指す。
ステージ1「蒼き運命」
クリア条件:敵モビルスーツをすべて撃破→イフリート撃退
まずはチュートリアルがわりのザク戦。
本作のライバル機「イフリート改」がいきなり登場。
前作のブルー並のスピードで鬼のように強い。
ブルー戦と同様、NPCを囮にして死角から攻める。
■魔改造グフ「イフリート」
近距離用機体のグフにドムのホバー移動を合体。顔もドムとグフを足した感じ。
専用ヒートサーベルにケンプファー風ショットガン、ジオンMSにしては珍しい頭部バルカン、各部に発煙弾発射機スモークディスチャージャーを装備。
さらにドムのジャイアントバズ、グフカスの3連装35mmガトリング砲、大型格闘兵装ヒートランスを装備可能。
■超魔改造グフ「イフリート改」
イフリートにEXAMシステムを搭載した試作機。本作に登場するのはコレ。
全身にスラスターを追加。携行武器は無いが両腕にグレネードランチャー、胸部・脚部にミサイルポッドで高火力。接近戦では両腕に持ったヒートサーベル二刀流。遠・近距離ともに無類の強さを誇る。
ステージ2「その名はブルー」
クリア条件:敵モビルスーツをすべて撃破 (+ヘリ護衛)
いよいよブルーに搭乗。俺ツエーを楽しむステージ。
とはいえ単独作戦で護衛対象のヘリが脆すぎるのでAランクを狙うならのんびりしていられない。最強の敵は高射砲。
ステージ3「タイムリミット」
クリア条件:ミサイルコントロール施設5基すべて破壊
ミニマップでターゲットの位置を確認。MSは無視してミサイルコントロール施設を手際良く破壊していく。
遠距離から砲火を浴びせてくるダブデが厄介。胸部ミサイルを撃ち込んで速攻撃破。
ステージ4「ジオン掃討作戦」
クリア条件:敵モビルスーツをすべて撃破
動きキレキレのドムが6機。モタモタしてるとNPCが落とされて常に3機に囲まれるハメに。こうなると勝ち目がない。
1機でも強敵。フィギュアスケートのように地上を滑り続け、超反応で切り返すのでいくら牽制しても当たらない。
特にジャイアントバズ持ってる奴が危険。正面から行くとボコボコにされる。
NPCを囮にして足を止めたところを三段斬り→ミサイル追い打ちで美味しく頂く。
ショルダータックル、起き上がりも攻撃を当てるチャンス。
ステージ5「蒼き運命」
クリア条件:イフリート撃破
目にも留まらぬ超スピード。速すぎて目が回る。
両手にヒートサーベルを持ってるので接近戦が強いのかと思いきや、残弾無限かつ誘導弾の胸部ミサイルがヤバい。
距離を空けるとなぶり殺しにされる。動きに付き合うと翻弄されるだけなので、ここは強引にひたすらダッシュダッシュで張り付いて斬りまくる。
壁に引っかかって半身出した状態で固まることがある。これでやりたい放題!
まとめ
ブルーに乗ってハイスピードアクションに垢抜けた。
眼が回るぐらい速くて硬直もへったくれも無いけど大味じゃない。
コツとか言葉で説明できないし、実際自分でもよくわからない。でもなんかプレイするほど上手くなってる気はする。この塩梅が絶妙。他には無いフィーリングを実現してる。
しかし・・・やっぱどう考えても3作で1作分のボリューム。