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【SS 名作】サンダーフォースV【評価/攻略】フリーレンジで俺ツエー!でも最後はしっかり難しい

投稿日:2019-05-02 更新日:






サターン専門誌「サタマガ」読者レースで初登場から6週連続1位になった名作STG。

やっとの思いでノーコンクリアしたので、自分なりに本作の魅力を解説します。
シリーズ初プレイなので過去作との比較は省略。

 

後発のPS版でプレイしました。
PS版の変更点は、
・映像・音楽がSS版から若干劣化
・モデルビューワーなど追加要素
・ラスボス弱体化

演出劣化は普通に遊ぶ分には気になりません。でもSS版と比べると背景の処理や効果音がだいぶ違います。
本物にこだわる方にはSS版がおすすめ。



サンダーフォースVってどんなゲーム?

2D横スクロールSTGの名作、サンダーフォースシリーズ第5作目。

3Dポリゴンの横スクロールSTG。
キャッチコピーは「2Dの操作性、3Dの迫力。」

圧倒的な支持を受けた理由はキャッチコピーの通り。
格好よさを追求した3Dグラフィックと、2DのSTGらしい爽快感にあります。

メカ、瓦礫、宇宙、サイバー空間などソリッドな雰囲気を徹底。
その上で、軽快な動きでテンポ良く敵を撃ち落とすシンプルな面白さを磨き抜いています。
後述するフリーレンジで俺ツエー!の爽快感は他のゲームには無いもの。

 

システムの解説

演出と爽快感の魅力を語る前に、まずはシステムを解説。
特別なシステムは武器切り替えぐらいなので、すんなり遊べます。

 

■武器切り替え

武器アイテムを取ると、上書きではなくストックされる形。
状況に応じていつでも切り替え可能です。

 

・ツインショット
初期装備のショット。
ステージ5以降はブレイド に強化。

・バックショット
初期装備。後方にもショットで攻撃。
ステージ5以降はレールガンに強化。

・ウェーブ
地形や敵を貫通するのが特徴。

・フリーレンジ
照準を展開し、入った敵を自動でレーザー攻撃。
照準は360°自由に動かすことが可能。
近距離ほど威力が高くなります。
後述するように、本作最大の売りであり賛否両論の的

・ハンター
ホーミング弾を鬼のように連射。

 

■クロー

自機の周囲を回転する補助装備。
クロー装備数に応じて自機の攻撃が強化。さらにクローが敵弾を防ぎます。
アイテム入手するたび追加され、最大3個装備可能。

耐久力があり、小さい赤球まで弱った状態で敵弾を受けると消滅。
耐久力は時間経過やクロー回収で回復します。

 

■オーバーウェポン

クローの耐久力を消費して、武器それぞれの強力な攻撃を放つ。
ボスを瞬殺できるほど強力なので、クローの耐久力は攻撃に使う必殺技ゲージのような役割です。

 

格好よさを追求した3Dグラフィック

倒したと思ったらドォーン!
どうですこの太さ!

3Dポリゴンを生かした演出がシビれます。
元がサターンなので画は粗いし、半透明エフェクトが無い。
でもその画作りがソリッドな雰囲気で格好良いです。

STGでありがちなキモい敵がいないのも良い。
ウネウネした触手とかを出さずにソリッドな雰囲気を徹底。

いちいち言及するとキリが無いぐらい、端々まで細かい演出が効いてます。
ステージ1終盤に飛んでくる、速度を変えながら糸を引いて絡み合うミサイルの独特な軌道とか。
どの場面をとっても他のゲームとは一味違う作り込み。

 

ハードロック調の疾走感あるサウンドも素晴らしい。
サウンドとステージ展開を同調させているので、動と静のリズムでゲームが盛り上がります。
(反面、たまに間延びが気になる区間あり)

 

一方、3DグラフィックのSTGでありがちですがポリゴンモデルが背景に溶け込む上に画が粗いので視認性が悪いです。
敵弾・敵機体の当たり判定がわかりにくい。なんで撃破されたのかわからないことが多々あります。
こればかりは何度もやられて体で覚えるしかないかと。

 

敵が出現する場所に「DANGER」と表示。
緊張感があって格好いいし、初見殺しを防いでる秀逸な演出だと思いました。
ただし、難易度が上がるほど表示場所が減ります。

 

ボスの攻撃がパターン豊富で個性的。
さらに、倒したと思ったらパーツを分離し「それで勝ったつもりか!」的な感じでより強力な形態になり、強烈な攻撃を繰り出してきます。

 

ステージ5の演出が熱い!
強化支援ユニット「ブリガンディ」を装備して成層圏突破!

デンドロビウムのような大型追加装備をつけて宇宙に上がり、ビームで敵を薙ぎ払う。弾に当たろうが敵に接触しようが高い耐久力でお構いなし。
敵の猛攻でいよいよ大破すると、中から新機体が登場!自慢のフリーレンジが火を吹くぜ!

 

ステージ5ボスは前作の自機との対決する熱い展開。
こちらの強化ユニットとは比較にならないデカさの装備と合体。破壊されても次から次へと新しい装備とドッキング。
メカVSメカの全力を尽くした戦いが味わえます。

 

フリーレンジで俺ツエー!

ボタン押しっぱで敵が溶ける!

武器はフリーレンジ1強。
武器の使い分けが楽しいゲームのはずが、効率を求めるとフリーレンジ一択です。

照準を動かす独特の操作性で、最初は使い勝手の悪い武器のように感じます。
でも慣れると、ゲームバランスをぶっ壊すほど強いことに気づいてしまう。

パターンを覚えれば360°方向に対応可能。
広範囲、高威力。どの角度で撃ってもフル火力が出ます。
敵が出る方向に照準を向けておけば、あとはボタン押しっぱで敵が消し飛んでいく。自機を動かす必要も無いです。

 

ザコだけでなくボスも溶ける!

フリーレンジは接近すると威力が高くなるため、張り付いてオーバーウェポンを撃ち込むとボス瞬殺できます。

ボスは戦いが長引くほど強烈な攻撃を出してきますが、フリーレンジで瞬殺すれば厄介な攻撃に付き合わなくて済みます。

 

フリーレンジはザコ・ボス両対応の最強武器。この圧倒的な攻撃力は他では味わえない爽快感。

ただしフリーレンジにも弱点はあります。
近距離ほど攻撃範囲が狭いので、複数方向から大量の敵に囲まれると対応しにくい。

そんなときは準最強武器ハンターの出番。
ホーミング弾を鬼連射して敵を殲滅。
どんな状況でもフリーレンジとハンターの使い分けで乗り切れます。

 

でも最後はしっかり難しい

「ではフリーレンジでゴリ押しするだけの雑なゲームなのか?」
といえばそんなことはないです。

フリーレンジを使いこなすにも慣れが必要。

ミスしたときは使用中の武器が無くなります。そのためフリーレンジに頼りっぱなしだと、ミスって装備中のフリーレンジを取り上げられたときに立て直せない。

フリーレンジは「照準を置く」必要があるため、敵のパターンを覚えてナンボの武器。
初見では死角の敵に対応できず、すぐミスって他の武器を使うことになります。

ボスを接近オーバーウェポンで瞬殺できるとはいえ、慣れないうちはいつ攻撃を仕掛けてくるかわからないし、当たり判定がデカいので近づくのはリスキー。安易に接近すると攻撃する前に叩き落とされます。

また、
フリーレンジを使っても、後半の5、6面とラスボス戦はしっかり難しいです。

 

元も子もないことを言えば、フリーレンジがバランスブレイカーだと思うなら使わなければいいわけで。
腕に自信がある方はフリーレンジ縛り。ついでにハンターも縛りましょう。

 

ラスボスが強い!硬い!

基盤のような背景が高速スクロールする中に、デカい&高速で動くボスが保護色で溶け込んでもう何が何やら。

硬いからフリーレンジ&オーバーウェポンでも瞬殺できない。
まともにボスの攻撃を受けることになり、はじめてボスとガチの勝負を強いられます。
武器アイテムが出ないから、早めにやられると絶望。

第2形態まではパターン化できますが、第3形態の攻撃がめちゃくちゃ。
回転ノコギリに追われる中、速すぎて見えない平行弾が飛んでくる。運ゲーで回避したと思ったら、今度は見てから反応できないサンダーソードで画面7割をブン!

PS版はこれでもSS版に比べて弱体化してるというから驚き。
ラスボス戦は歴戦のSTGプレイヤーにとっても歯ごたえのある戦いになると思います。

 

まとめ:6週連続1位もうなずける傑作

サタマガ読者レース6週連続1位もうなずける傑作

ソリッドな格好良さを追求した3Dグラフィックと、2DのSTGらしい爽快感で「質実剛健」という言葉が似合う一品。飾り気がない本物です。

STGの中では簡単な方なので、STGの腕に自信のない方にもおすすめ。
フリーレンジの爽快感をぜひ味わって頂きたい。

 

本作が気に入った方へ、次におすすめするのは3Dグラフィック+2DSTGの超大作。








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