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レース SS

【デイトナUSA】レビュー/評価/攻略:劣化移植でもハーフミリオンの大ヒット

投稿日:2018-10-31 更新日:





画像はSS版。

はじめに


アメリカでメジャーなカーレース「NASCAR」がモチーフ。
豪快に車がぶつかるアメリカンなレース。
壁に激突して横転、後続の車が追突して一瞬で車がスクラップ、みたいなのが日常茶飯事。

アーケード版は1994年4月稼動。
記念すべき「MODEL2」基板第1弾タイトル。
登場した時点で最も美しいグラフィックのレースゲーム。
当時の最新3D技術「テクスチャマッピング」搭載。MODEL1基盤「バーチャレーシング」の生ポリゴンから格段に進化を遂げた。

全世界で驚異的な大ヒットを記録。
特にNASCARの本場アメリカでは今でも現役で稼働しているほどの人気。


チェックポイント通過で制限時間延長。1コース完走するか時間が無くなるとゲームオーバー。
当時のアケゲーらしく制限時間が短い。90年代セガ製ACレースゲーの回転率(=ゲームオーバーまでの早さ)は業界最強。

絶妙なゲームアレンジ


ゲームらしいアレンジの割り切った挙動。
ブレーキを踏むかギアを落とすとリアがキュルキュル滑ってドリフト。カウンターを当てても全然収まらない暴れ馬。
全然曲がらない車を変なドリフトで無理矢理ねじ伏せる感じは本作ならでは。


敵車にぶつけてもOK。
ぶつけて曲がった方が速かったりする。ケツにぶつけてもらって加速したり、使い方は色々。
CPUの動きはおとなしいのでストレス無く走れる。


派手にクラッシュしても減速するだけでレース続行。


実際のNASCARはほとんどオーバルコースだが、本作の中級・上級はテクニカルな構成のロードコース。


■初級「スリーセブン・スピードウェイ」(8周)
NASCARらしいオーバルコース。


■中級「ダイナソア・キャニオン」(4周)
高低差のある高速コーナーからヘアピンまで。初級と比べて段違いに難しい。


■上級「シーサイド・ストリート・ギャラクシー」(2周)
サンフランシスコっぽい街並みの南海岸風コース。
高速コーナーから急コーナーの繰り返しと激しいアップダウンが続くテクニカルコース。


上級が激ムズ。アーケード設定では完走したことがない。

歌うBGM

「こんな貧弱な音源で歌なんて出せるわけない」のが常識だった時代に「デイトォナァー!」と歌いまくるBGMは革新的。

英語の歌詞で何を言ってるかわからないが、よく聞くと同じフレーズの繰り返し。この豪快な構成が印象的で耳に残る。
ゲームの雰囲気ともマッチ。

熱唱しているのはセガのサウンドクリエイター光吉猛修氏。
熱唱といっても、ボイスサンプリングを組み合わせて歌っているように表現しているらしい。

 

サターン版の特徴

アケ版から1年後、1995/4/1発売。
国内売上55万本超えの大ヒット。

劣化


AC版は60fpsだがSS版は20fps以下でカクカク。
同年に移植された「セガラリー」は30fpsなので同じ「MODEL2」移植でも見劣りがする。

ハードに合わせた最適化で安定動作:【セガラリーチャンピオンシップ】

当然、ポリゴン数も低下。車は粗いというか原型が無い。
背景はもはやモザイク。眼がシバシバする。
描画が遅すぎてコースが「生える」状態。
モザイクのような粗い背景にいきなりコーナーが現れるため見てから反応するのは無理。

フィーリングだけはしっかり再現されてる。
当時は完全移植できないのは当然、家庭用で練習してアーケードで本番だからフィーリングさえ再現できてれば合格という時代だった。

追加要素


・「サターンモード」追加
性能が異なる10種類の車が使える。制限時間なし。

・5段階の難易度を選べる
敵車のレベル、制限時間に影響。
レベルは敵車の速さだけでなく頑丈さも変わる。

・コースが左右反転する「ミラーモード」追加

 

おわりに


劣化移植とはいえ「セガサターンで3Dポリゴンのレースゲーが遊べる」ことを強く印象づけた名作。

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-レース, SS

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