ヤギ雑記ブログ

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FIST【感想/評価】フィストを撃ち込みたくなるグラフィック

投稿日:2019-10-28 更新日:





どうも、良ゲーからクソゲーまで楽しむ雑食性のヤギです。

サターン屈指のクソゲーと噂の「FIST」をプレイ。

感想をザックリいうと、ゲームにフィストを撃ち込みたくなりました。
タイトル画面がそういう意味に見えてきます。



伝説の美少女3D格闘

「FIST」とは美少女3D格闘ゲームです。

1996/11/22、SS版・PS版同時発売。
初回限定版にはドラマCD付属。

美少女3D格闘といえば「デッドオアアライブ(DOA)」ですよね。
AC版DOAは1996/10月稼動なので、本作の方が少し後発です。
一方、サターン版DOAは1997/10/9発売なので家庭用では1年先取っています。

 

パッケージイラストは魅力的。
ゲーム中の一枚絵も魅力的。
しかし、

・パケ絵
・一枚絵とアニメ
・ポリゴンキャラ

この3者に全く統一感がありません。

ポリゴンキャラの出来は悪い意味で伝説的。

 

伝説のグラフィック

3Dポリゴンキャラはこれ!
一枚絵の面影がありません。
フィストを撃ち込みたくなるグラフィックです。

開発は後にドリキャスへのバーチャ3移植を手掛ける元気。
当時はまだ技術力が足りないようです。

元気が手掛けたバーチャ3完全移植?↓

SS版はPS版より粗いのに、定価がPS版より1,000円高いのが謎。

 

茶色いニセミッキーマウスのような着ぐるみのキャラ・土月真澄。
小学生が段ボールで作ったような安っぽさが強烈です。

 

顔がみんな同じ。
というか、顔と判別できません。

胴体の上にあるからなんとなく「これが顔かな?」と判断している状態。

本作をプレイすると、ポリゴンで違和感なく美少女を表現したDOAの凄さがわかります。

 

体は、人体のプロポーションを再現する気がありません。

アニメテイストのデザインを、作り込み不十分で粗い3Dポリゴンで起こしているため説得力に欠ける造形です。手はドラえもん。

 

モーションは、バーチャのように武術の動きを取り入れていないため説得力が皆無。

キャラの個性もありません。みんなテキトーに殴る蹴るだけ。

 

どこで戦ってんねん!

キャラも凄いけど背景も凄いです。
かなたに広がる地平線には何もありません。

中景を描けないのは仕方ないとして、手前の地面ぐらいもうちょっと描いてくれよと。

 

オープニングムービーやエンディングなどに挿入される一枚絵は良い出来です。
オープニングにはアニメーターを6人も使ったとのこと。

アニメ、絵、声優が豪華な分、プレイヤーは3Dモデルと2D絵のギャップに苦しみます。

 

オプションモードでは、3Dモデルのキャラを舐め回すように観察できます。

カメラを自由に動かして回転・拡大縮小。制限なしでスカートの中ものぞき放題です。

しかし、このポリゴンキャラにパンチラされても嬉しくない。
(といいつつ、ちょっと嬉しいのが悔しい)

 

格ゲーとしても酷い出来。

レスポンスの悪さを筆頭に、もっさりモーション、手応えのなさ、不自然に浮く空中コンボ、どれをとっても酷い。

 

まとめ

僕は以前、

「PSやサターンのゲームはポリゴンが粗くて未熟といわれがちですが、アレが良いんですよね。
写実的じゃないから想像力が膨らむ、粗いから脳内補完できる。今のゲームには無いロマンが詰まっています。
例えばゴッホやモネの絵は面白いじゃないですか。それと同じなのです。」

とツイートしました。
しかし、さすがに本作はいただけません。

粗いのは良いけど、作り込みが足りないのはダメです。
本作の3Dグラフィックでは脳内補完できず、イメージが2D絵と一致しません。

 

ネタとして遊ぶのはアリです。30分ぐらいは笑えるので。
あとは煮るなり焼くなりフリスビーにするなり、ディスクにフィストを食らわせるなり好きにしてください。

 

違う理由でフィストを握ってしまう3D格ゲー↓







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-対戦格闘, PS1, SS

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