どうも、人狼ゲーム未プレイ、やれば間違いなく最弱クラスのヤギです。
映画「人狼ゲーム」シリーズは作品が沢山あるので、どの作品から観るか迷いますよね。
そこで、全8作を観た僕が各作品の見どころと、おすすめポイントを紹介します。
本記事を読めば、シリーズの魅力や各作品の特徴がネタバレ無しでわかりますよ!
といったな、それは嘘だ。
もくじ
「人狼ゲーム」全8作観てストレスを10時間溜め続けた感想
結論からいうと、僕はシリーズ全作観てストレスを10時間以上溜め続けました。
じゃあなんで全部観たんだ?って話ですが、これはもう「僕はひねくれ者だから」というしかない。
2作目「ビーストサイド」で早くも、「つまんねぇ…ちくしょう!ここまできたら全部観てやるぜ!」みたいなモチベーションになっています。
まず最新2作「ロストエデン」「インフェルノ」を観て、その後に1作目から公開の時系列順に観ました。
当記事は1~6作目を観る中で僕にストレスが溜まっていく様子が見どころ。
視聴を重ねるにつれてストレスが重なり、感想の質が変化します。
よって上から順(公開の時系列順)に見ていただけると、より楽しめるかと。
ちなみにネタバレ全開です。でもネタバレを控えるほどの作品では無いので良しと判断しました。
人狼ゲーム
■あらすじ
「人狼ゲーム」に参加させられた高校生の男女10人。メンバーは村人8人・人狼2人の2チーム+預言者1人に分かれる。昼は人狼だと思う人を1人選んで処刑する必要があり、夜は人狼が村人を1人殺せる。預言者は毎日1人の正体を知ることができる。はたして勝つのは村人か人狼か。生死をかけたゲームが始まる。
シリーズ1作目。
1作目なので、「人狼ゲームはこういうゲームで、参加した人はこんな感じになる」ことをちゃんと描こうとしている。
図書館の本を全て読破した博識なヒロインから、
・これはアメリカで流行ったゲーム
・訓練した兵士でも実際に人を殺すのは難しい
みたいな説明がある。
そんなまったりペースで進むため、1作かけてルールを紹介しただけで終わる。
その先の、ルールを活かした駆け引きはほぼ無い。
ゲームに巻き込まれて取り乱す高校生を観て楽しむ作品といえる。
まあ、普通の高校生が命がけのゲームに巻き込まれていきなり駆け引きを始めたらオカシイので、一作目としてはこの路線しかないだろう。
ゲームが薄い分、高校生の描写は他作品より凝っている。
派手な演出を抑え、カメラは手ブレつき。あえて間延びさせてドキュメンタリー風の臨場感を出す。
これにより、高校生達のやり取りがリアルに感じられる。
ただ、演技力がもう一歩。
ヒロインのボソボソ喋りに「こんな娘いるいる」感が無い。
根暗な女の子ってこんな感じか?女子高生と話した経験が少ないからよくわからん。
むしろ他が変なのかも。
男子高校生ってこんなサラリーマンみたいな感じか?
僕の同級生はもっと小学生みたいでバカっぽかったぞ。
これはきっと都会の偏差値高い高校生だな。
とりあえず、このみがうるせぇからまずこの女を消してくれ。
ゲームの薄さや演技力など色々惜しい点はあるけど、謎ゲームに巻き込まれた高校生を描こうとする意気込みは伝わる。
もはや完全に嘘くさいノリになっている「ロストエデン」「インフェルノ」の後に見たので、最初は真面目に作ってたんだな~と思った。
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人狼ゲーム ビーストサイド
■あらすじ
人狼ゲームに参加させられた10人の高校生。非日常的な体験を求めていた由香は人狼になったことに喜びを覚えていた…
シリーズ2作目。
前作で人狼確定した桜庭ななみちゃんがいよいよビースト化するのかと思ったら、前作無関係の話だった。
前作とは違う方向に振り切っている。
最初に人狼が確定しており、その立ち回りを観る感じ。相変わらずゲームの駆け引きとかは無い。
結果、もう何から何まで意味がわからないという、信じられない作品に仕上がっている。
まず参加者全員のアクが強すぎる。
飛び膝蹴りを食らわすヒロイン
拳銃を観てニヤつく坊主
ギャグのような眉毛を持つブレザー
短パンアロハシャツ
これら全員が頭ぶっ壊れキャラで、1mmたりとも感情移入できない。
ははーん、さてはお前ら全員10周目ぐらいの経験者だな?
人狼ゲームをやりすぎて頭おかしくなっているに違いない。
その頭がおかしいメンバーの中でも、主人公(土屋太鳳)は別次元。
まさにビーストを体現している。
浅野温子のモノマネをやっているのかと疑うほど延々と髪をかきあげ、「はぁ?あぁ?」とボソボソ何かを喋っている。さらに裸足でロック風な謎の歌を歌う。
この不愉快さはヤバい。
もう人狼とか理由とか関係なく、とりあえず不愉快だから選ばれそうなレベル。
歌も「おいはいでみろよぉ~♪」と絶妙に気持ち悪い。
コイツ、絶対クスリやってるだろ。
とりあえず髪を切れ髪を!
そしてどこでロケしてんだと。
すぐ隣が駐車場つきの野球場じゃないか。
10人が殺し合うゲームは孤立無援だから成り立つわけで、こんないかにも人が来そうな場所でゲームはできない。
別にどこで撮影しても良いけど、最後にわざわざロケ地をバラしたらアカンやろ。
最後のシーンがどうしても入れたいなら最後だけ別の場所で撮影すりゃ良いのに。
イースト・プレス (2016-07-17)
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人狼ゲーム クレイジーフォックス
■あらすじ
人狼ゲームに参加させられ、ゲーム中最も厄介で不利な「狐」になってしまった主人公。しかしそんなことはお構いなしに参加者の男に一目惚れし、運命的出会いに没頭する。
シリーズ3作目。
主人公がゲーム参加者の男に一目惚れし、その男となんとか生き残ろうとする話。
こんな可愛い娘に一目惚れされる男がうらやましい。
3作目で人狼ゲーム未プレイの僕もゲームに馴染んでくるはずだが、さらに理解不能になってきた。
前2作でゲームの駆け引きを描いていないまま、さらに新要素を盛ってくるからたまらない。
「狐」「霊媒師」とは何者なんだ?
ゲームにどういう影響を与える?
そんな疑問を一切処理してくれない。モヤモヤだけを残してくれる。
また、今回は投票で選ばれた人が装置によって簡単に死んでしまう。
よって「人を殺すのは難しい」というテーマが消えた。
本作を一言でいうと「タイトルに偽りなし」。
とにかく主人公がクレイジーすぎる。
前作のようにぱっと見でビーストとかクレイジーではない、緩い雰囲気のおとなしい女の子。
しかし、立ち回りと結果を見れば完全にクレイジー。
常人と見分けがつかない感じで頭のネジが外れているサイコパス野郎だ。
まず、こんな状況で一目惚れがどうとか言ってる時点で引く。
他キャラが「あいつは何を考えているかわからない」と言う通り、観客から見ても終始何を考えているのかわからない。
そもそもの基本設定も破綻している。
主人公は「狐」になる。
狐のキャラ特性は、
・1人だけ生き残る必要がある
・村人・人狼チームに属さない
・狐が最後に生き残ると村人・人狼は全滅
・予言者の占い対象になると死亡
・特殊能力なし
つまり、一目惚れした男と2人で残るのは不可能であることが最初からわかっている。
そのルールを理解した上で、主人公は何をモチベーションにして頑張っているんだ?
狐が生き残ると村人・人狼は全滅なので、狐は最も注意すべき存在であり、当然みんなから目の敵にされている。予言者の占い対象になっただけで死亡。
こんなハンデを背負っているのに狐には何も強みがない。
ようするに、狐はぶっちぎり最弱キャラ。こんな役にされた時点で無理ゲー。
しかし主人公はこの圧倒的不利な状況で生き残る。
「天然を装いながら全てが計算づく。めちゃくちゃ頭が良いサイコパス」
「一目惚れとか何とか言いながら、実は場を完全に支配している最強のプレイヤー」
そんな風に見えてくる。
このクレイジーな主人公と壊れた設定の他にも気になることが山ほどある。
人を殺す装置にしては見た目が安物すぎ。
装置の大きさから判断するとミニ四駆サイズのモーターで、チョーカーみたいな細いワイヤーで首を締めている。
必死で抵抗する人間をこんな装置で殺せるわけがない。
周回組がチームを組んでおり不公平。
最初の坊主のような普通の参加者は勝ち目無いやないか。
その上で周回組は策が浅い。本当に勝ち残ったメンバーかこれ。
昼の12時間、君たちは何をやっていたんだ?
夜まで時間あるんだからもっと推理しようよ。紙とペン使ってさ。
今までの状況や台詞を整理したら何か見えてきそうじゃないか。
あるいは交渉を持ちかけ、チームを組んだりして心理戦を仕掛けようよ。
結局、昼に何もしないまま夜になり、無警戒で人狼に襲われる。
コイツらゲームやる気あるようで全く無いじゃないか。
誰かが人狼に襲われているとき周りは熟睡かよ。
いくら疲労しているとはいえ、いつ殺されるかわからない状況で寝れるかね。
昼は自由行動だし、殺される心配もない。そして何もやらずにヒマしているのだから昼に寝ておけよ。
人狼が殺しを働くとき大騒ぎになっているのも気になる。
いくら遠くに離れた部屋でも、夜中のシーンと静かな中で 「人狼は◯◯だー!」と叫んだら聞こえちゃうんじゃないか?この施設は完全防音なのか?
村人と人狼が戦うと人狼が勝つことを前提にしているが、村人が待ち構えて不意打ちで人狼を返り討ちにしたらどうなるの?
どうせ死ぬなら人狼を道連れにしたいし、可能性は十分あるぞ。
ヒモで縛るという暴力行為を認めたらダメじゃね?
そもそも、暴力のラインが曖昧すぎる。
何が抵抗で何が攻撃なのかがわからない。普通に暴力をふるっているように見える場面も多々ある。
罠か何かを仕掛けて、不可抗力を装って昼でも夜でも敵対チームを全員仕留めれば良いのでは。
「おおっとバランス崩した、ごめーん」とか言って屋上から突き落とすとか。
最後もムチャクチャな結末。
でもこれは最強のプレイヤーである主人公の計算のうちだと捉えれば納得できるかもしれない。
それほど本作の主人公はクレイジーなまでに強い。
人狼シリーズ3作観てようやく気づいたのは、このシリーズは心理戦やゲームの駆け引きを楽しむものではないということ。
主役の女優がトガッた役を演じて「こんな演技もできますよ」的に売り出す、若手女優の登竜門のような作風だ。
人狼ゲーム プリズン・ブレイク
■あらすじ
人狼ゲームに参加させられた高校生たちは、色々あって死んでいく。
(あらすじがテキトーですんません)
シリーズ4作目。
これはアカン。アカンものを観てしまった。
ついにゲームがぶっ壊れた。
首輪のワイヤーが切れるのを確認できたんだから、さっさと全員分切れよ!
全員のワイヤーを切ってゲーム終了、以上!
なぜ他の奴のワイヤーは切ってあげないのよ。見殺しは酷すぎるだろ。
それとも、命より1億円を取るハチャメチャなプレイヤーが混ざってる可能性を警戒しているのか?
投票まで何時間あったんだよ。
ホームセンターに売ってるような細っそいワイヤー、昼間の間に全員分切れるって。
実際、相馬くんのワイヤーは10秒ぐらいで切れたぞ。
百歩譲って1人逃して様子見するのを認めたとして、策を実行する前になぜ1人無駄死にさせたんだ?
もう全体的に不愉快&意味不明で頭おかしくなりそう。
このシリーズ、高校生が金切り声でキャーキャー言ってるだけでやってることがずっと一緒やん。
その上で、どんどんゲームが意味不明になり劣化していく。
自分で言うのもなんだが、このシリーズを2作目で見限らずに4作目まで観ちゃうような人はちょっと趣味嗜好が偏っていると思う。
人狼ゲーム ラヴァーズ
■あらすじ
今回の参加者は全員が経験者。新サブ役職「キューピッド」「恋人」が登場して場は混迷。そんな中でゲーム運営側の気配が見え隠れする。
シリーズ5作目。
ヒロインは前3作でビースト・クレイジー・ワイヤー切断反則女ときて、今回は自己中のクズ野郎。
前作でワイヤーを切られたのに、相変わらずおもちゃみたいな首輪を使っている。
でも今回は首輪では死なないことになった。ちゃんと自分の手で仕留める必要がある。
前作も見るに堪えない作品だったが、本作はそれ以上にキツい。
ゲームの意味がわからないのはもういい。諦めた。
前作で言った通り、このシリーズはゲームや駆け引きを楽しむ作品ではない。
しかし、本作はとにかくうるさい。単純にうるさい。
なんだかよくわからないまま、若者が喚き散らすだけ。
演劇集団の練習を観せられているような感じ。
男が全員、アンジャッシュの児嶋みたいになっている。
不自然にいきなりキレる。とりあえずキレる。
「なんで俺なんだよ!無効だよ!児嶋だよ!」
落ち着いたシーンではボソボソ喋り。
ギャーギャーうるさいのと両極端で中間が無いため、全体的に厚みがなくチープに感じる。
最初にさっそくリーダー気取りメガネの不快感が限界突破。
そして、赤ブレザー女がそれに負けじと限界突破。
うるせぇーし、態度悪いし、顔好みじゃないのがツラい。
夜中にも大声で騒ぎすぎだろ。
施設中に響き渡ってるじゃないか。
だいたい、なんだこのリゾート施設みたいな建物は。
外から見ると廃墟だが手入れが行き届いている。こんなもん絶対近くに人いるだろ。
個室にこんな見晴らしの良いデカい窓をつけたらアカンやろ。
夜中に外を出歩く人狼が見えてしまうし、音も丸聞こえだろう。
こんな窓デカい部屋で襲われたら、不可抗力で人狼を窓から落としてしまうぞ。
ゲームの話をすると、
なんで毎回毎回、時間ギリで決めようとするかね。
ギリでやるから後出し情報でとっ散らかり、感情的に決めて、取り乱した奴が選ばれるワンパターンになる。
昼は12時間もあるわけだから、何回か集合して相談したり仮投票やって様子を探るのが普通じゃね?
てか何かやらないとヒマだ。
「せーのっ!」って言う奴は何の権限があってみんなを急かしてるんだ?
そんなアホみたいな号令に乗っかる必要はないだろ。
今さらだけど、指差しで投票するシステムをやめろ。
ぱっと見で誰に何票入ったかわからんし、ちょっと様子見すれば後出しジャンケンみたいなこともできるはず。
勘の悪い僕でもさすがに5作目で気づいてしまったのは「ゲーム外で推理した方が良くね?」ってこと。
これだけもみ合ってスムーズじゃない殺し方をしているから、もみ合った形跡を調べたら1発だろ。特に、返り血なんていくら洗っても取れないから絶対バレる。
この辺で、作品自体に突っ込むのも飽きたのでちょっと違う話をする。
なんで毎年毎年こんな駄作を作っているんだろう、と僕は疑問に思った。
このクソみたいなゲームを開催しているのが誰かってことより、誰がこんなクソ映画を作ってるのかが気になる。
そこで調べたところ、「クレイジーフォックス」以降は、
制作会社:メディアンド
製作・製作会社:アミューズメントメディア総合学院(AMG)
配給:AMGエンタテインメント
となっている。
アミューズメントメディア総合学院は、クリエイター育成を目的とする専門の学校らしい。ゲームやアニメの学科もある。(学校法人ではない)
人狼シリーズは小説もAMG制作。
この情報から推察すると、
「人狼ゲーム」シリーズは毎年恒例の卒業制作みたいなもので、生徒レベルでも作れる話のテンプレートとして使い回されている。
そして、実績が怪しい講師に「もっとギャーギャーとうるさくしろ!バカっぽくしろ!」と教育されている。
という仮説が立つ。
とりあえず、このシリーズは原作・映画ともに学生作品のようなものなので、期待する方が間違っている。
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人狼ゲーム マッドランド
■あらすじ
またまた「人狼ゲーム」が始まる。参加者は、村人が用心棒と予言者2人、人狼1人に、狂人7人。狂人の生存条件は人狼の勝利。
シリーズ6作目。
まず疑問なのは、この条件でどうやったら村人が勝てるの?ってこと。
始まった時点で無理ゲーやん。
でもまあそれは良い。見なかったことにしよう。
前作までで述べたように、このシリーズはゲームの駆け引きとかはどうでも良いのだ。
舞台はまた手入れの行き届いたリゾート施設みたいな場所。
前作と同じ場所じゃね?
前作で述べた「アンジャッシュ児嶋現象」が悪化している。
開始早々に大声を張り上げて、不愉快さはいきなり最高値へ。
とにかく急にキレて叫ぶのをやめてくれ。
しかも本作は演技が過去最悪。うるさいだけでなく不自然。
拉致されてから目覚めてすぐに、「ねぇ!誰っすかアンタら!」「噂って何すか!」
ルールが発表されると、「事情を知ってるやつ!なあ俺だけか!わかってねぇーの俺だけかよ!」
と不自然なキレ方をする。
まさにアンジャッシュ児嶋現象の真骨頂だ。
後半の白セーターが特に酷い。酷すぎてある意味必見。1時間4分から白セータータイムが始まるから観よう。
相変わらずの児嶋現象で、僕はもう開始10分でしんどくなり6作目で初めて途中リタイアした。
でもここまできたら最後まで観たい、やり遂げたい。
だからストゼロを飲んでアルコールでストレスをごまかしつつ意地で再開。
そして、いつものように投票が始まる。
相変わらず投票時間ギリギリで相談している。
19時50分に集まる決まりでもあるのか?
今までの12時間、こいつら全員何してたのよ。
その後、命をかけたゲーム中なのになぜか胸クソ悪いイジメが始まる。
俺は一体何を観せられているんだ…
終盤は前作で述べた「ゲーム外の推理」、現場検証による探偵・刑事ごっこが実際に始まってしまう。
これをやると、もう人狼ゲームである必要性がない。
そもそもの話、お遊びとしての人狼ゲームと、命をかけたサバイバルゲームの相性が悪い。
全5作で述べてきたように、あらゆる面でゲームが破綻している。
だから最終的にゲームから外れた推理をやるハメになる。
最後に、シリーズを制作しているアミューズメントメディア総合学院の生徒(?)に言いたい。
こんな内輪ノリ、コップの嵐みたいな作品でいくら経験を積んでも、面白い映画を作れるようにはならないと思うぞ。
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人狼ゲーム ロストエデン
■あらすじ
見知らぬ場所に監禁された紘美は、同じく監禁されたクラスメイトと共に「人狼ゲーム」に参加させられる。果たして仕組んだのは誰なのか、事件の真相とは。一方、刑事の2人が捜査を開始していた。
シリーズ7作目は10話完結ドラマ。
僕は人狼ゲームについて無知だけど、とりあえず人狼ゲームモノの中で一番評価が高かったので観た。
武田玲奈が主役で俺得。
高校生達は状況の飲み込み良すぎで、なぜかゲームやる気マンマン。そしてクズばかり。
1話目から「コイツら全員◯ねばいいのに」と思わせてくれる。
学芸会みたいな罵り合いが続くだけで正直、つまらない。
目の前で同級生が絞殺されたらもっと取り乱しそうなものだけど、1人目からリアクションが薄い。
尺の3分の1は刑事側で背景を描くが、刑事は全く活躍しない。
本作が人狼モノの中で最も評価高いことから、他がどれだけつまらないか想像がつく。
人狼ゲーム インフェルノ
■あらすじ
人狼ゲームを生き残ったのに、次のゲームに参加させられてしまった紘美。参加者には事件のキーになるクラスメイトが集まっていた。紘美は本当の終わりを目指し、最後のゲームを開始する。一方、事件を追う刑事たちはゲームを支配する男にたどり着く。
シリーズ8作目はドラマ版「ロストエデン」の続きを描く劇場版。
ドラマから続けて観たけどついていけない。
まず、あんな子が水谷君を死ぬほど好きってのがしっくりこない。
玲奈ちゃん、急にどうしちゃったの?
サバイバルナイフで刺殺はさすがにハードル高すぎだろ。
主催者は警察にマークされてる生徒をどうやって監禁したんだ?
警察に協力者がいるとしか考えられん。
結局、刑事の動きは全くの無意味じゃないか。
最後もさ、「動くな!」って銃向けてる相手が凶器持って普通に歩いてんだから威嚇射撃ぐらいしないと。
玲奈ちゃんの刑罰ってどうなるんだろう。心神喪失?
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まとめ:「どれがおすすめ?」と聞かれたら…
「人狼ゲーム」シリーズを観る時間は完全にムダ。
それどころかストレス溜め損になります。
よって、「シリーズでどれがおすすめ?」と聞かれたら、このシリーズを観ないことをおすすめします。
2020年以降、新作が出ても僕は絶対見ません。
映画「人狼ゲーム」観賞が人狼ゲーム敗者のペナルティだったら、僕はゲームを必死で戦うでしょう。
映画配信サービスは他にもあるけどAmazonプライム・ビデオは買い物も便利になるのが利点です。
「人狼ゲーム」とは違う、面白い作品が沢山ありますよ。