雑記

好きな曲『miss you』(m-flo)を語る

投稿日:2020-10-20 更新日:

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どうも、19歳でm-floに魅了されたまま30代半ばになった男です。

当記事は、好きな曲「miss you」(m-flo)について思い出話を絡めつつ語るだけの記事です。

 

私にとって、音楽の用途は作業時間の暇潰し。
好きな曲は色々あれど個別のアーティストを追うことは少ないです。

そんな私が唯一ハマったのがm-flo。
そのm-floの最高傑作を問われたら迷わず『miss you』と答えます。
それどころかm-flo に限らず私のベストワンがmiss you。
歳をとるほど音楽に対する感受性が落ちているのでたぶん死ぬまでmiss youがベストです。

 

LISAが抜けた後、コラボシリーズ 「loves」が始まった2003~2005年。
アルバム『ASTROMANTIC』『BEAT SPACE NINE』の流れは神がかっています。

中でも大ボスといえるのがmiss you。当時のライブはmiss youが大トリです。
m-floはこの曲で『come agein』を超えた 。
(ちなみに、miss youのライブ映像は「COSMICOLOR」(横浜アリーナ)のが好き)

 

どんな曲かと問われたら答えに困ります。

歌詞を見ればカップルが口喧嘩しているだけ。
にも関わらず、曲が生み出す世界観はまるで宇宙。銀河鉄道のように宇宙を旅する気分になります。

私は音楽について詳しくないので、とにかく「凄い」としか言いようが無い。

 

素人なりに凄さを語ると、まず☆Takuのサウンドが凄い。

音の一つ一つが宝石のように美しい。
「DJや打ち込み音楽は持っている音で差がつく」という話を聞いたことがあります。それもmiss youを聞けば納得です。

その☆Takuサウンドに乗せてボーカル2人、melody. と山本領平の魅力が限界突破。

2009年、ハリウッド俳優・MIYAVIと結婚したmelody.は2003年当時21歳。
若さあふれる神々しい美しさ。ライブでは見るものを腰フリで悩殺します。

LISAを思わせつつ違う味を持つ女性ボーカルを、「格好いいトレンディエンジェル斎藤さん」こと山本領平がブースト。
m-flo+メロディアスな女性ボーカルに合わせるなら、これ以外に無いドンピシャな歌声です。

 

Wikipediaによると、
「日本にもアメリカにもそれまでなかった、アッポテンポなトラックにスウィートな男性ヴォーカリストとスウィートな女性ヴォーカリストのデュエット + ラップという新たな形を打ち出した楽曲である」
とのこと。

たしかにこんな曲は聞いたことが無いし、miss you後も同じような曲が無い。あったら私の耳が反応しているはず。

 

残念ながら、どんなに良い曲も何度も聞けば飽きるものです。
良い曲ほどヘビーローテするから早く飽きる。

でもmiss youだけは何度リピートしても飽きません。
これはもう、何かしらの奇跡が起きちゃったと考えるしかない。

19歳のときmiss youをソニーストアからWebMoneyでDL購入しました。
ソニーの音楽アプリ「SonicStage」が全てにおいてクソすぎてそのデータは消えたけど、曲は今もずっとリピートしています。

 

m-floにまつわる思い出は色々あります。

大学生のとき、miss youを焼いたCDをズボンのポケットからおもむろに取り出し「この曲良いんだぜ」と彼女にプレゼントしました。
彼女いわく、ポケットから裸のCDが出てくる光景が衝撃的だったらしい。

深夜によく、大声でmiss youを歌いながら誰もいない山道を原付きで走ったものです。
たまに工事の交通整理で警備員がいて白い目で見られたのは苦い思い出。

山道では1人3役で歌いました。
melody. パートは裏声で再現、VERBALパートも反復練習して再現。
普通に歌唱力が問われる山本領平パートが一番再現しにくかった。

miss youを歌える女性に大学で出会って一回だけ一緒に歌えたのも良い思い出。
その人は留学経験があって英語話せるから英語部分を歌うのが恥ずかしかったなぁ~
一応、私の山本領平は似てると評判でした。

携帯のメルアドを『the Love Bug』(m-flo loves BoA) の歌詞を引用して「soft and sweet (名前)@~」にした時期があります。
知り合いの間でネタになったのは確実でしょう。

 

そんな話はどうでもいいとして、miss youはPVも格好いい。

登場人物はメンバーの4人のみ。
白い部屋で常にカメラが右に流れ4人が絶え間なくフレームインするだけの割り切ったPV。
派手なCGも無くあまりお金をかけていない感じです。

ところがこの格好良さはどうよ。

映像的な起承転結をあえて薄くし、カメラが一定速度で右に動き続ける中で心地よく4人の画がリズムを奏でる。
そう、これはまるで音楽のような構成。

『come again』PVのような曲のイメージ映像ではなく、音の映像化。
無限リピート可能なmiss youを体現したようなPVなのです。

PVの最後は、曲の途中でVERBALが消灯して終わります。
消灯しないと無限リピートしちゃうからこの終わり方しかないよね、と納得。

曲といいPVといい、2020年に観ると「17年経っても本当に良いものは良い」と痛感させられます。

 

ちなみに、miss youのカップリング曲はケミストリーとコラボした『Astrosexy』。
カップリングまで神曲だからもうどうしようもない。

 

m-floはLISA離脱以降、色んなアーティストとコラボして多数の神曲を生み出しました。

どの曲にも共通するのは、コラボ相手の魅力を最大限に引き出すこと。

コラボ曲がしっくりきすぎて、私的にはコラボ相手の代表曲が全部「m-flo loves~」です。

melody. はmiss you、 BoAは『the Love Bug』、Soweluは『SO EXCLUSIVE』、日之内エミは『Summer Time Love』、宇多田ヒカルは『Final Distance (M-Flo Remix)』。

 

VERBALは「Loves シリーズにおいて『miss you』が毎回ヒントとなっており、一つの基準になっていた」と述べています。

コラボシリーズ初期にmiss youで基準が上った結果、後に多数のコラボ神曲が生まれたといえます。

 

コラボしたアーティスト達は、今は若い方で40代前後。
センスと若さがまぶしいほどに輝くあの「loves」はもう戻らないのかもしれません。

でも輝きを詰め込んだ曲と、曲にまつわる私の思い出は永遠に輝き続けます。

 

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