前回、ついにA2と9Sが対峙。物語はいよいよ最終局面。
A2を選ぶ→Cエンド
ここでキャラを選択することになる。
狂った9Sはちょっと…と思ったのでA2を選択。
さすがハッキング無双のナインズさん、強い。
A2は自分を犠牲にして9Sを救出し、ネットワークごと消滅する。機械生命体にも「すまないな…」と一言そえる。
最初はぶっきらぼうな印象だったけど優しい人なんだな。
アンドロイドと機械生命体がいなくなった未来の地上には、かつて激戦を繰り広げた2Bの刀と9Sのポーチが残っていた。
それっぽいのでこれが真エンドだと思ったが、このCエンドと9Sを選んだときのDエンドを見た後、真エンドであるEエンドが出るらしいのでプレイ続行。
9Sを選ぶ→Dエンド
チャプターセレクトから再び最後のシーンへ。9Sを選んでA2に挑む。
A2の攻撃は強力。ハッキング防壁も強い。
チャプターセレクトから始めると回復の量が限られてるので必死。
9Sは、2Bの記憶でトドメを一瞬ためらったA2の隙をつき、2人は相打ちになる。
塔は人類サーバーを破壊するための砲台として作られた。
しかし概念人格は考えを変え、砲弾ではなく機械生命体の記憶の乗せた方舟を打ち上げることにした。新世界に向けて。
そこにはアダムとイヴの意思もあった。
たしかに争いは終わったが、これではA2が救われないからハッピーエンドとはいえない。
A2が救われなければ当然2Bも救われない。
第一、こんなSFモノにありがちなカタルシスエンドでは納得いかん。
C&Dエンドを見る→真(E)エンド
最後に残ったのは、物語の一部始終を見届けたポットだった。
ポットの役目は、ヨルハ計画の最終段階としてデータ消去をすること。
しかしスタッフロール中、ポットが自我に目覚めて大活躍を始める。
急にSTGが始まり、
「創造主(ゲーム制作者)の仕組んだ運命(シナリオ)に逆らうプレイヤー」
という構図が生まれる。
ただの演出だと思ってテキトーにプレイするが…
いつまで続くんだこれ。スクエニしつこすぎだろ。
エンディングテーマのループが終わらないまま、次第に難易度が上がっていく。
恐怖のスクエニ弾幕の前に「もうダメかもしれない」とくじけそうになった。
ごめんよ2B、9S、A2。ゲーム下手な俺が悪いんだ。
やっぱりスクエニの仕組んだ運命からは逃れられないよ。
スクエニ弾幕の圧に押し潰されてしまった。
しかし、ゲームオーバーになっても世界中のプレイヤー達が俺を応援してくれる。チャンスを与えてくれる。
俺はまだ戦える!この世界にムダなことなんて無い!
奮起しても不甲斐ないプレイが続くので、ついには直接助けてくれることになった。
ヒャッハー!みんなの力を得た俺は無敵!
こうして世界中のプレイヤーの力でデータを復元した。
残った義体で復活を待つ2Bと9S。別の場所には髪の長いA2の姿も。
過去のデータなので、3人はまた1周目のようなやり取りを繰り返すのかもしれない。
ポットのいう、
「同じことを繰り返す可能性がある」
「違う未来の可能性も存在する」
とは本作の特徴である周回(ループ)とマルチエンドを意味しているのだろう。
それがオープニングの2Bの台詞、
「全ての存在は滅びるようにデザインされている~その輪廻の中であがくことが生きるという意味なのだ」
に言及されており、最初と最後がキレイにつながる。鳥肌が立つ。
最後にある選択肢が出るが、助けてもらったのに他人は助けないという恩知らずな性格のおかげでセーブデータは無事だった。
クエスト達成率5/60。まだまだ遊べる。
次回、ネタバレ無しレビューで本作を振り返る。